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ペヨンジュン3部作[初恋]⑤ サントラCD

 

 

 ドラマで流れていたこの曲は、サントラCDには収録されていなかった。残念。「ストラトヴァリウス」というフィンランドのロックグループの”Forever”という曲。1996年5thアルバム「EPISODE」に収録されている。

 ブログのおかげで普段何気なく聞いていたサントラを改めて聞きなおしている。新しい発見もあって楽しい。
 
 「初恋」サントラも、全体通して聞くととても良い仕上がりのCD。4曲はドラマでもよく流れていた歌で、フュージョンのような演奏や、プログレっぽい演奏、ギターの演奏もある。スキャットバージョンも3曲入っていて、音楽として十分に楽しめるし、ドラマの情景も浮かんでくるから2度楽しめる。特に8曲目と10曲目がお気に入り。
 
01 初恋 テーマ曲 イム・ジフン
02 私がお前のみを(ラブテーマ)チャニョクのテーマだと思うのだけど ファン・チフン
03 いつかは君を(チャヌのテーマ) フュージョンのような演奏 ヒンヤリ感
04 君に出会うまで(エンディングテーマ) ファン・チフン
05 風が吹けば ギター演奏
06 なつかしき日に(ヒョギョンのテーマ) パク・ェウォン プログレっぽい
07 完全な悲しみ 演奏
08 回想 良い曲だ 男性の低い声のスキャット アコーディオンの伴奏
09 なつかしき日に オーケストラの演奏 情景が浮かぶ
010 さびしい道 スキャット
011 君に出会うまで スキャットバージョン
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ペヨンジュン3部作「初恋」④

ペ・ヨンジュンが終盤、胸のすくようなカッコ良さを見せるのに、DVDやサントラのジャケットは今一つ良くない。見る気を失せるようで、もったいなかった。

 
出演イメージ 1
 ペ・ヨンジュン(チャヌ) ペ・ヨンジュン作品の中で一番カッコイイ。アンチャン風高校生から猛勉強して大学へ。度重なる理不尽な出来事の中でも、一家を支える頃には頼もしい青年へ。終盤実業家としてドラマを盛り上げる。
 
 チェ・スジョン(チャニョク) 長男として頑張るのだが、有力者の娘ヒョンギョンと恋に落ち
 
てから人生が狂っていく。心優しく絵が上手でイメージ 10美大をめざしているのだが。ヒョギョンがチャヌでなく、チャニョクに魅かれたのはわかるような気がする。
 「ジェラシー」1992年MBC(チェ・ジンシルと共演) 「恋をしましょう」1999年KBS 「王建ワンゴン」「海神」「テジョヨン」で大型古代時代劇の不動の地位を確立、 (時代劇版ターミネーターになっていく) 「戦友」「プレジデント」
 
 
 
 イメージ 14
イ・スンヨン(ヒョンギョン) 純粋な人、その純粋さでチャニョクを一途に愛するので、両親の怒りを買い、チャニョクが大変な目に合ってしまう。 
 「われらの天国」(1991年MBC) 「砂時計」(1995年SBS)(社会部女性記者として、さっぱりしていて良かった) 「シンデレラ」(1997年MBC)(ヘウォン役が素敵) 復帰作「愛と野望」(2006年SBS) 出演作多いのに意外と見ていない、大好きな女優なのに。
 
 
 イメージ 15
 パク・サンウォン(ソクジン) 実業家チョン会長の息子 ヒョギョンを見守り続ける良心の人、建築家なので事業は継がないだろう。
「砂時計」(1995年SBS) 「あなたそして私」(1997年」)MBC(高視聴率をマークした愛するチェ・ジンシル主演作品) 「白夜」(1998年SBS)  「黄金時代」(2000年MBC) 「土地」(2004年SBS) 「太王四神記」(2007年MBC) 「憎くてももう一度」(2009年KBS)
 
 
 イメージ 16
 チェ・ジウ(ソクヒ) ソクジンの妹、苦学生チャニョクを愛するサッパリとした女性。 実業家のお嬢様とは思えない社会派。
「幸せは我々の胸に」(1997年SBS) 「情熱Love in有情」(1999年KBS) 「真実」(2000年MBC) 「新貴公子(」2000年MBC) 「美しき日々」(2001年SBS) 「冬のソナタ」(2002年KBS) 「天国の階段」(2003年SBS)  バラエティー「一泊二日女優編」素顔で、普段のチェジウも素敵で美しい人でした。永遠の女優ですね。まだまだ人気あります。
 
 イメージ 17
 キム・インムン(チャヌの父トッペ) うだつのあがらない父だが子供思いの父。理不尽な暴力に泣く。「砂時計」(1995年SBS) 「折り鶴」(1998年KBS) 「ホテリアー」(2001年MBC)(ペ・ヨンジュンの父) 「東洋劇場」(2001年KBS)
 うだつの上がらない演技が天下一品。大学卒業後国家公務員をしていたので、インムンさんしか出来ない独特な演技は納得ですね。好きな俳優さんです。2011年4月にガンで亡くなる。ご冥福をお祈りいたします。
 
 イメージ 18
 ソン・チェファン(チャノク) 少し知恵遅れの役見事でした。KBS演技大賞授賞式では知性あふれる優しそうなソンチェファンを見ることができました。「あなたが私を呼ぶ時」(1997年KBS) 「東洋劇場」「妻」(2003年KBS)
 
 
 
 
イメージ 2
  イ・ヘヨン(シンジャ) 一生懸命生きてる人、「恋の予感」(1997年MBC)のイヘヨンのイメージが強い。元気があって困難にも負けない。彼女ならなにがあっても乗り越えられそう。足がすごくきれいです。「ワンチョ」(1999年MBC)女の子なのに乞食で、きたない。けど、やっぱりイ・ヘヨン元気。バラエティー番組「一泊二日」にも出演。素のヘヨンはクールな女性でした。
 
 
 イメージ 3
 ペ・ドファン(ドンパル) 安心感はあまりないが、義理がたい男ドンパル 鼻をくすぐるくせが面白い 「人生画報」(2002年KBS) 「土地」 「山向こうの南村には」(2007年KBS)農村を舞台にしたゆったりとしたドラマ。ベトナム人の奥さんを大事にするが、ちょっとせこいリンゴ農家役。
 
 
 
 イメージ 4
 キム・テウ(ヒョンギ) 「涙が見えないように」や「神話」でもいい人。キムテウは永遠にいい人であって欲しかったが、映画の世界へ行って少し不気味な人になってしまっている。 
 チェ・ギョンファン(イジェハ) 体が大きく、貫禄があるのでチェチェンマフィアのボスや時代劇では大きな役職もつ大臣などを演じている。「白夜」「ホジュン」「オールイン」
 
 
 ユン・ミラ(ヒョンギョン母) 今や売れっ子母親役 「妻「[噂のチル姫」イメージ 9「頑張れクムスン」「ソル薬局の息子達」
 ソン・ヒョンジュ(ジョンナム) 「砂時計」「HappyTogether」「薔薇色の人生」では私の大好きなチェジンシルを辛いめに合わせたから嫌いです。 
 チェ・ジョンウォン(スジン) 「女人天下」では王妃にも逆らわず、きついキョンビンにも逆
 
 
らわず、時が来るのを待つチャンビン。優しそうな顔立ち。イメージ 11 
 アン・スンフン(ワンギ) 一番許せない奴。しかし「情熱」では人の良い刑事で、「折鶴」ではト・ジオンの転職先の先輩で、悪い人ではなかった。
 
 ユン・ ジノ どうしても気になる人がいる。暴力シーンにはいつもかかせない、ボスの横に立ってる背の高いヒョロッとやせた人。1990年代のKBSドラマの、どの暴力シーンにもいるし、チンピラで脅すシーンにもいる。「明日は愛」では違うチンピラ役で2回も出てきた。最近は見ないので、何故だか気になる。
 
 採点8点
 
 
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ペ・ヨンジュン3部作「初恋」③ 脚本家チョ・ソヘ

 
脚本家 チョ・ソヘイメージ 1
 
「初恋」「若者のひなた」「折鶴」「母よ、姉よ」「メリーゴーランド」など
 
 チョ・ソヘは「愛の挨拶」でペ・ヨンジュンを見て、「若者のひなた」のキャスティングに抜擢した。ソッジュ役はペ・ヨンジュン以外には考えられない。KBS演技大賞で新人賞を受賞、一躍スターになったペ・ヨンジュンの恩人でもある。
 
 「初恋」以降、仕事仲間として深い親交があったが、チョ・ソヘは2006年5月に急逝する、ペ・ヨンジュンは「大王四神記」の撮影中であったが、深い悲しみの中、弔問に訪れた。
 
 ブログ「初恋大好き!アラピンのお部屋」さんからの抜粋です。チョ・ソヘ「著書 もっと知りたい初恋の世界」の中のインタビュー記事の文より。
 
 
 ”チョさんの作品の中には、知能にハンデをもった人物が登場するのは何故か”という質問に対して答えた内容です。
 
 ”神様が「頭脳」に障害がある人々には、代わりに完ぺきな「心」を授けるんだそうです。「子供は大人の師匠だ」と言う言葉がありますが、彼らの胸の中にある美しい心こそ、現代を生きていく非障害者である私たちには、大事な「師匠」だという考えが常にあります。” チョ・ソヘのこのような美しいお話を紹介してくれて、アラピンさんありがとうございます。
 
  このインタビューで、腑に落ちたことがあります。なぜ「初恋」「若者のひなた」には、こんなに暴力描写が多いのか。私なりに考えてみました。
 
  人間が作る世界には善と悪、喜びと悲しみが共存しています。 ・世の中には善なる人、悪なる人、善と悪の間で、打算と心の弱さで右往左往する人たちがいます。
 
 悪の象徴として、暴力で人を支配し傷つける暴力団。善の象徴として、障害をもった、神が授けられた美しい心を持つ人。善と悪を行き来する「若者のひなた」でのイ・ジョンウォン、「初恋」のギターの先生ソン・ヒョンジュ。
 
  「初恋」「ひなた」に通じる過剰な暴力とヒンヤリとした世界は、チョ・ソヘ作家のこのような社会観、人間観から作られたものと考えれば納得できます。
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ペヨンジュン3部作「初恋」④

ペ・ヨンジュンが終盤、胸のすくようなカッコ良さを見せるのに、DVDやサントラのジャケットは今一つ良くない。見る気を失せるようで、もったいなかった。

 
出演イメージ 1
 ペ・ヨンジュン(チャヌ) ペ・ヨンジュン作品の中で一番カッコイイ。アンチャン風高校生から猛勉強して大学へ。度重なる理不尽な出来事の中でも、一家を支える頃には頼もしい青年へ。終盤実業家としてドラマを盛り上げる。
 
 
  チェ・スジョン(チャニョク) 長男として頑張るのだが、有力者の娘ヒョンギョンと恋に落ちてから人生が狂っていく。心優しく絵が上手でイメージ 10美大をめざしているのだが。ヒョギョンがチャヌでなく、チャニョクに魅かれたのはわかるような気がする。
 「ジェラシー」1992年MBC(チェ・ジンシルと共演) 「恋をしましょう」1999年KBS 「王建ワンゴン」「海神」「テジョヨン」で大型古代時代劇の不動の地位を確立、 (時代劇版ターミネーターになっていく) 「戦友」「プレジデント」
 
 
 
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 イ・スンヨン(ヒョンギョン) 純粋な人、その純粋さでチャニョクを一途に愛するので、両親の怒りを買い、チャニョクが大変な目に合ってしまう。 
 「われらの天国」(1991年MBC) 「砂時計」(1995年SBS)(社会部女性記者として、さっぱりしていて良かった) 「シンデレラ」(1997年MBC)(ヘウォン役が素敵) 復帰作「愛と野望」(2006年SBS) 出演作多いのに意外と見ていない、大好きな女優なのに。
 
 
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 パク・サンウォン(ソクジン) 実業家チョン会長の息子 ヒョギョンを見守り続ける良心の人、建築家なので事業は継がないだろう。
「砂時計」(1995年SBS) 「あなたそして私」(1997年」)MBC(高視聴率をマークした愛するチェ・ジンシル主演作品) 「白夜」(1998年SBS)  「黄金時代」(2000年MBC) 「土地」(2004年SBS) 「太王四神記」(2007年MBC) 「憎くてももう一度」(2009年KBS)
 
 
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 チェ・ジウ(ソクヒ) ソクジンの妹、苦学生チャニョクを愛するサッパリとした女性。 実業家のお嬢様とは思えない社会派。
「幸せは我々の胸に」(1997年SBS) 「情熱Love in有情」(1999年KBS) 「真実」(2000年MBC) 「新貴公子(」2000年MBC) 「美しき日々」(2001年SBS) 「冬のソナタ」(2002年KBS) 「天国の階段」(2003年SBS)  バラエティー「一泊二日女優編」素顔で、普段のチェジウも素敵で美しい人でした。永遠の女優ですね。まだまだ人気あります。
 
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 キム・インムン(チャヌの父トッペ) うだつのあがらない父だが子供思いの父。理不尽な暴力に泣く。「砂時計」(1995年SBS) 「折り鶴」(1998年KBS) 「ホテリアー」(2001年MBC)(ペ・ヨンジュンの父) 「東洋劇場」(2001年KBS)
 うだつの上がらない演技が天下一品。大学卒業後国家公務員をしていたので、インムンさんしか出来ない独特な演技は納得ですね。好きな俳優さんです。2011年4月にガンで亡くなる。ご冥福をお祈りいたします。
 イメージ 18
 ソン・チェファン(チャノク) 少し知恵遅れの役見事でした。KBS演技大賞授賞式では知性あふれる優しそうなソンチェファンを見ることができました。「あなたが私を呼ぶ時」(1997年KBS) 「東洋劇場」「妻」(2003年KBS)
 
 
 
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  イ・ヘヨン(シンジャ) 一生懸命生きてる人、「恋の予感」(1997年MBC)のイヘヨンのイメージが強い。元気があって困難にも負けない。彼女ならなにがあっても乗り越えられそう。足がすごくきれいです。「ワンチョ」(1999年MBC)女の子なのに乞食で、きたない。けど、やっぱりイ・ヘヨン元気。バラエティー番組「一泊二日」にも出演。素のヘヨンはクールな女性でした。
 
 
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 ペ・ドファン(ドンパル) 安心感はあまりないが、義理がたい男ドンパル 鼻をくすぐるくせが面白い 「人生画報」(2002年KBS) 「土地」 「山向こうの南村には」(2007年KBS)農村を舞台にしたゆったりとしたドラマ。ベトナム人の奥さんを大事にするが、ちょっとせこいリンゴ農家役。
 
 
 
 
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 キム・テウ(ヒョンギ) 「涙が見えないように」や「神話」でもいい人。キムテウは永遠にいい人であって欲しかったが、映画の世界へ行って少し不気味な人になってしまっている。 
 チェ・ギョンファン(イジェハ) 体が大きく、貫禄があるのでチェチェンマフィアのボスや時代劇では大きな役職もつ大臣などを演じている。「白夜」「ホジュン」「オールイン」 
 
 
 ユン・ミラ(ヒョンギョン母) 今や売れっ子母親役 「妻「[噂のチル姫」イメージ 9「頑張れクムスン」「ソル薬局の息子達」
 ソン・ヒョンジュ(ジョンナム) 「砂時計」「HappyTogether」「薔薇色の人生」では私の大好きなチェジンシルを辛いめに合わせたから嫌いです。 
 チェ・ジョンウォン(スジン) 「女人天下」では王妃にも逆らわず、きついキョンビンにも逆
 
 
らわず、時が来るのを待つチャンビン。優しそうな顔立ち。イメージ 11 
 アン・スンフン(ワンギ) 一番許せない奴。しかし「情熱」では人の良い刑事で、「折鶴」ではト・ジオンの転職先の先輩で、悪い人ではなかった。
 
 ユン・ ジノ どうしても気になる人がいる。暴力シーンにはいつもかかせない、ボスの横に立ってる背の高いヒョロッとやせた人。1990年代のKBSドラマの、どの暴力シーンにもいるし、チンピラで脅すシーンにもいる。「明日は愛」では違うチンピラ役で2回も出てきた。最近は見ないので、何故だか気になる。
 
 採点8点
 
 
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ペヨンジュン3部作「初恋」②

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   1話進むごとに面白くなっていく展開 
 
 それと同時に暴力も激しくなって行く。ここまでするのと思うくらい凄惨なリンチシーンもある。
 まだ家も貧しい。さらに不幸が続く。暴力もエスカレート。灰色の家に低い屋根裏。 私が苦手なドラマ挫折の理由が3拍子揃ってきた。
 けれども、ペ・ヨンジュンがどんどんカッコ良くなっていくから、最後まで見なきゃ駄目だ。
 重要な人物もいる。チョン会長の息子ソクジン(パク・サンウォン)彼はこのドラマで良心をもつ人の役割だ。彼がいてこそドラマが動いていく。
 
 イメージ 2チャヌ(ペ・ヨンジュン)の学友ヒョンギ(キム・テウ) もてない君だけど温厚でいい人だ。
 チャヌを好きなソクヒ(チェ・ジウ)(ソクジンの妹)も社会悪を憎む志の高い人だ。
 
 
 
 そしてずっとチャヌク(チェ・スジョン)を一途に想うシンジャ(イ・ヘヨイメージ 3ン)も明るくたくましい。小さな店だが共同経営する洋品店をスジョン(チェ・ジョンウォン)とキリモリしている。
 親友ドンパル(ペ・ドファン)はチャニョクをどこまでも助けて行く。絶対裏切らない義理がたい男だ。
 
イメージ 4 シンジャ、ドンパル、スジョンが出てくるとホットするし、ソクヒ、ヒョンギが出てくると爽やかになる。
 心配なお姉さんチャノク(ソン・ェファン)も売れない歌手と結婚し子供も出来る。
 
 
 将軍(チャングン)と言う名のとってもいイメージ 5い子。チャニョクに似たのか性格のいい子だ
 ペ・ヨンジュンが活躍する終盤になると、次が見たくてたまらなくなる。だから史上最高の高視聴率65.8%マークしたのが本当にわかる。ペ・ヨンジュンが実業の世界で手腕を発揮して
 
 
 
企業ものにドライメージ 6マが移っていくが、「行くとこまで行け!」と思わず膝をたたいて興奮して見てしまう場面もある。
 
 心優しいチャニョクと勇敢で積極的なチャヌ、兄弟それぞれ性格も生き方も違うが、お互い信頼しあう兄弟愛は見ていて美しい。
 ラストは余韻を含む。視聴者が、登場人物がそれぞれにどの方向へ進めば良いのか、考えさせられて終わる。それが脚本のチョソヘの魅力なのかもしれない。
 
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ペヨンジュン3部作「初恋」①

 
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    「初恋」   KBS1996年66話
 
 
 演出 イ・ウンジン
 脚本 チョ・ソヘ
 主演 ペ・ヨンジュン チェ・スジョン イ・スンヨン
 
 ドラマ鑑賞を途中挫折した理由
 
 チャニョク(チェ・スジョン)とヒョンギョン(イ・スンヨン)の高校生姿がどうも似合わなくて、チャヌ(ペ・ヨンジュン)のなんだかダサイカッコウもへん。頭の悪いお姉ちゃんチャノク(ソン・チェファン)もどうも苦手。うだつの上がらないお父さんトッペ(キム・インムン)にもイライラ。イ・スンヨンの父や、叔父は権力をかさに、チャヌ一家を執拗に暴力でおどし、痛めつける。
 この辺で見るのをやめる。
 
(5年経った。再度視聴に挑戦)
 
 時が経ち、ソウルへ一家は出てくる。チャヌが大学へ入学しソクヒ(チェ・ジウ)やヒョンギ(キム・テウ)と知り合う。幼馴染のシンジャ(イ・ヘヨン)もソウルへ出てくる。父トッペ(キム・インムン)はチャノクと屋台を始めるが、またまたヤクザに暴行を受けて屋台を壊される。
 チャニョクとヒョンギョンはお互いの愛を確かめ合う。ヒョギョンの叔父ワンギ(アン・スンフン)は執拗にチャニョクを追い掛け回す。何とか逃げ切るが、ワンギは家に押し入りトッペを入院させる大怪我を負わせる チャニョクは親友ドンパル(ペ・ドファン)にかくまってもらい、チャヌは父の手術費用を工面するためにカジノで働く。
 
ここまで16話だが、だんだん面白くなってきた。ワンギの執拗な暴力に腹が立つし、チャニョクが見つかってしまうのではと、ハラハラする。ペ・ヨンジュンがカッコ良くなってきた
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私の人生を変えた「冬のソナタ」⑥

 美しい「冬のソナタ」を見たあと、韓国ドラマを多く見てきたが途中挫折したドラマも随分ある。

 貧乏を描いた不幸が続くドラマ。暴力描写の多いドラマ。白黒のような田舎っぽいドラマなど。 
 ペヨンジュン「初恋」がそうで、視聴率60%と知ってはいたが、どうして?と途中挫折した。新しいドラマがトレンディ化する中で、いよいよ見るのが無くなったので、5年ぶりに「初恋」に挑戦。。。。だんだんと。。。お、面白かったー。最終視聴率60%!やっとわかりました。
 ペヨンジュンカッコイイ、私がペヨンジュン3部作と勝手に決めている「若者のひなた」「初恋」「裸足の青春」の中で、一番カッコ良かったのではないかと思う、今日この頃だ。
 
 
 イメージ 1イメージ 2イメージ 3
 
 
 
   ペヨンジュン3部作
 
 「若者のひなた」 KBS1995年56話 演出チョン・サン 脚本チョ・ソヘ 主演イ・ジョンウォン ペ・ヨンジュン ハ・ヒラ チョン・ドヨン ホ・ジュノ ホン・ギョンイン パク・サンミン
 
 「初恋」 KBS1996年66話 演出イ・ウンジン 脚本チョ・ソヘ 主演ペ・ヨンジュン チェ・スジョン イス・ンヨン チェ・ジウ パク・サンウォン ソン・チェファン イ・ヘヨン
 
  「裸足の青春] KBS1998年16話 演出キム・ヨンギュ 脚本イ・チャンギュ 主演ペ・ヨンジュン コソ・ヨン キム・ムセン パクク・ニャン イジ・ョンウォン
 
 今からでも遅くないので見逃がしたドラマ、途中挫折したドラマを見ようと思う。
 
 
 「冬のソナタ」のあと 硬派のドラマにも出会えた。「砂時計」「白夜」「第五共和国」は1970年代後半から1980年代の私たちがバブルに踊って楽しんでた頃、韓国ではこんな出来事があったのかと、思いっきり頭を殴られたようだった。そして北朝鮮という国の国民をこんなに悲惨な目にあわせる国家の在り方を心から考えるようにもなった。韓国の前大統領の死を心から悲しむ私もいる。そして理不尽な事には怒る私もいる。だけどユン・ソクホのように、なるたけ、美しいものだけを見ていたいとも思うのだ。 それもこれも「冬のソナタ」に出会えたから。出会えてなかったら、今頃私どうしてたのでしょう。
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私の人生を変えた「冬のソナタ」⑤

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   ペ・ヨンジュン、チェ・ジウの他に、もう一人とても大切な人がいる。
 
永遠の弟、善き人のパク・ヨンハ、彼がいたからこそ、主役の二人が輝き、素晴らしいドラマ「冬のソナタ」があるのでしょう。サンヒョクは彼以外に誰がいるでしょうか。
 
   パク・ヨンハが突然逝って2年経とうとしている。突然の訃報に私のみならず熱烈なファンはそれこそ、息子が、恋人が亡くなったようで、どれほどショックが大きかったでしょうか。でも、同じように悲しみを共有できるファンの繋がりがあったから、どうにかここまで、こられたのではないでしょうか。命日6月30日には3回忌の法要が行われる。日本からも多くのファンが訪れるでしょう。日本でも追悼の催しが行われるのでたくさんのヨンハファンが集まるでしょう。
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サンヒョクはチュンサンが現れて愛するユジンの心を奪われてしまう。山で迷ったユジンを見つけたのはチュンサン。「道に迷ったら北極星ポラリスを探すんだ」とユジンに教えるチュンサン。初雪の日に皆に内緒で初デートをするチュンサンとユジン。
 サンヒョクはチュンサンが事故で亡くなったと聞いても、ユジンを慰めることもできない。10年後でもユジンの心の傷にふれようとしない心優しいサンヒョク。
 反対にミニョンは、心の傷チュンサンを忘れるように、ユジンに半ば強引に説得するイメージ 2
  山でユジンを助けたチュンサン、亡くなった人を忘れるようにと強引なミニョク。どちらにもサンヒョクは負けてしまう。
  お酒を飲んで酔って平均台のように歩くサンヒョクがとても愛しい。
 
  (パク・ヨンハ作品) 「愛の花咲く教室」(1995年KBS)好きなドラマなので、あとで書きます。 
 「ずっと会いたい」(1998年MBC) 日本でのDVDは、パク・ヨンハがでているところを集めたものですが、MBCの演技大賞総なめの面白いホームドラマなので、ぜひ1話から273話までを発売してほしい。KNテレビで全話見ましたが、毎回楽しみでホームドラマの傑作です。キム・ジスとユン・ヘヨンの「永遠の弟君」パク・ヨンハ。
 このドラマは香港でも大人気で、クムジュさん役で出演したユン・ヘヨンはいまだに香港へいくとクムジュさんと呼ばれるそうです。
 
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私の人生を変えた「冬のソナタ」④

 
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 「冬のソナタ」はまるでヨーロッパ映画のようで、主役のペヨンジュンの声もフランス語を聞いているようで、他の韓国ドラマとははっきり言って違う。
何もかもが美しいのだ。ペヨンジュン、チェジウが美しい。音楽が美しい。映像が美しい。脚本が美しい。なにより、美しい涙を流す。泣くのではなく静かに涙を流す。
 
「会う約束してたのに会いにいかなきゃ どうしても伝えたいことがあるの」 チュンサンが事故で亡くなったと聞き、取り乱すユジン。「どうしよう思い出せないの、チュンサンの顔を思い出せない」
 
チュンサンからのプレゼントのカセットテープ。チュンサンの声と美しいピアノの「初めて」の曲が流れる。
 
10 年後初雪の中チュンサンに似た人が。驚いて我を失うユジン。
 
マルシアンでミニョンに会う。顔も声もそっくり、ユジン混乱する。ミニョンの中にチュンサンを見る視線の始まり、涙を流す。
 
雪のスキー場へ。雪だるま、木の枝の雪をはらう仕草、足跡、チュンサンとの初雪の初デートを思い出し、ユジンの視線はミニョンへ。カメラでミニョンを写す写す写す。
 
「結婚したらどんな家建てたい?」「好きな人ができて本当に住むのなら、形としての家ではなく 好きな人の心が一番すてきな家でしょう」ユジンが答える。自分と同じ感覚を持った女性だ。ミニョンはうれしくなる。
 
心を打つセリフがある。 
ミニョンが「酒を飲んで涙を流すのが死んだ人の為かな、寂しさをごまかすためでしょ」
ユジン「言いすぎです」
ミニョン「いいえ、亡くなった人の一番の贈り物は忘れてあげること」
ユジン「誰かを心から愛したことありますか?今まですぐそばにいた人が突然消えてしまう。わかりますか?周りは変わらないのにその人だけがいない。その寂しさがどんなものかわかりますか?それで涙を流すのが間違っていますか?」
 
「冬のソナタ」を見直すたびに、あまりにも美しいので、その世界へ入ってしまう。見終わると現実の世界へ戻らないといけないのに!戻るのが大変です!
 
 
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私の人生を変えた「冬のソナタ」③

 「冬ソナ」が私の人生を変えたのだから、もっと多くの女性達の人生を変えたことでしょう。ペヨンジュンの初来日、あの日、あの時、あの場所へ日本中から集まった5000人もの女性達(男性も?)、歴史に残る出来事でした。多分身の回りには、お話することも出来ずに、ペヨンジュンのことを思って悶々と切なくすごしているか、話をしたって「韓国好きなら韓国へ行っちゃえばいいんだよ」などと冷たい仕打ちにあったりしたでしょう。私はあの方へ会いに行った5000人の人たちへ、心から敬意を表したいです。
 そして日本も変えました。街も変えました。大きく変わったのは何と言っても、大久保通り、職安通りでしょう。以前は得体のしれない怖い街だったのに、今ではハッピー通りに。韓国市場の前には大型の観光バスが止まって、私も含めて連れ立って歩く女性たちの幸せそうな顔、顔、顔。ヘンボケヨ!KーPOPの影響で若い子たちも随分増えました。
 
 
   ユン・ソクホ監督は実験的映像を駆使した作品がいくつかありますが、難解でなかなか乗り気がしない作品もあります。「夏の香り」「秋の童話」「冬のソナタ」の作品は、ユンソクホの世界が見事に花開いた傑作。
 KBSドラマには独特のヒンヤリ感があるのだが、「冬ソナ」は透き通っていて美しい。透明感があります。カメラが本当にすばらしい。脚本も、ドラマ特有の、貧しさ、いがみあい、憎しみなどを描いてない(意地悪はあるけど)。監督、俳優、脚本、カメラ、すべてが揃っていて、完全な作品。日本中いやアジア中の女性達が熱狂する「冬のソナタ」が出来上がったのですね。
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