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韓国ドラマ「恋にめばえて」(SBS 1998年 全24話)」

 
 
 
 
 
 韓国ドラマ「恋にめばえて」のオリジナルタイトルは「ロマンス」です。
 
 眼鏡姿の地味なイ・ヨンエと、いかさない中学校の先生イ・ギョンヨンの大人なラブコメディ。シットコムのようなナンセンスな笑いもあり、アットホームな家庭の香りも漂い、学校の生徒たちとの温かい触れ合いも描かれていました。
 
 背も低くてハンサムでもないおじさん顔のイ・ギョンヨンが、イ・ヨンエとファン・スジョンの間を行ったり来たり。二人の美人女性を相手にどっちつかずの選択で右往左往するのでヤキモキしました。科学一筋の純粋で子供っぽいイ・ギョンヨンに苛立ちながらも理解して優しく包み込むイ・ヨンエです。
 イ・ヨンエは学生時代民主派活動家として家出し、同じ活動家のチョ・ミンギと愛し合った過去があります。チョ・ミンギは長い刑務所生活、イ・ヨンエは一年に1回面会に行っては辛くて泣き明かすという心の傷を持っています。
 「波」「北の国から」「インビテーション」と同じように晴れ晴れとしない憂鬱そうな女性を演じましたが、ドラマが進むにつれイ・ヨンエの持つ温かさがにじみ出て、劇中の彼女に感情移入して応援してしまいました。
 
 「ホジュン」の印象が強いファン・スジョンですが、ボーイッシュな頑張り屋の女性として登場。恋をして次第に女っぽくなり、キム・ホジンとイ・ギョンヨンを悩ませてしまいます。
 キム・ホジンは笑い顔が優しい青年で、好感の持てる慰め役でした。傷ついたイ・ヨンエの話し相手になったり、ファン・スジョンを慰めたりで、あまりセリフで説明せずに心の葛藤のシーンが多かった分、キム・ホジンの出番にはほっとさせられました。
 
 イ・ヨンエの家族、イ・ギョンヨンの家族、ファン・スジョンの家族、プロダクション事務所、学校と、それぞれの話が散りばめられて芸達者な脇役たちがとっても良かったです。科学クラブの生徒たちがはつらつとしていて良く描かれていました。物理の法則をイ・ギョンヨン先生がラップで説明するシーンは見ていて楽しかったです。
 ナ・ムニは元教師のインテリな母親で、落ち着いた演技。見直してしまいました。キム・ヒョンジャ節も全開。シットコムのイ・ヨンボム、アン・ヨノンも面白い。
 チョ・ミンギがほんの少し1回だけイ・ヨンエの元恋人として出演していました。
 
 
 恋にめばえて(SBS 1998年 全24話)
 
 演出 ク・ボングン
 
 脚本 イ・ソニ
 
 出演 イ・ヨンエ イ・ギョンヨン ファン・スジョン キム・ホジン ヤン・グムソク イ・ヨンハ チャン・ヨン キム・ヒョンジャ ナ・ムニ アン・ヨノン イ・ヨンボム チョ・ミンギ リュジン カン・ヘジョン
 
 
 
 
 31歳のイ・ヨンエは初恋の傷を負ったまま兄の経営する出版社を手伝っている。 本当は純粋だが愛嬌もなくて気難しい性格である。
 36歳のイ・ギョンヨンは中学校科学教師として勤務。そして顔のない作家として印税を全部奨学金事業に使う篤志家である。 真摯で責任感の強い人柄で行動は熱血漢で汗を流し、見かけは田舍臭い。科学一筋で恋愛もして来なかった。
  イ・ヨンエの兄嫁ヤン・グムソクは同僚のイ・ギョンヨンとの見合い話を勝手に進める。イ・ヨンエは誠実だが理想とは程遠いイ・ギョンヨンが気に入らずに、もう会わないと宣言するが、その後も何かとでくわしくては彼のペースに巻き込まれていく。
 一方、芸能プロダクションの新入社員のキム・ホジンは、何かとフォローしてくれる先輩のファン・スジョンに好意を持つ。
 放送作家になることを夢見るファン・スジョンは、進学が危ぶまれた自分に奨学金を援助してくれたあしながおじさんの存在をキム・ホジンに打ち明ける。
 イ・ヨンエの兄の不手際で部屋を追い出されたキム・ホジンはイ・ヨンエの家に下宿。一方、ファン・スジョンは奨学金の援助者イ・ギョンヨンと対面を果たす。イ・ヨンエと結婚間近かだったイ・ギョンヨンはファン・スジョンに恋をしてしまうのだった。
 イ・ヨンエとイ・ギョンヨン、ファン・スジョンとキム・ホジンの2組のカップルの関係は複雑に交錯していく。
 
 16話までは面白かったのに、多分視聴者から好評で延長したのではないかと思われ、17話以降イ・ヨンハの家出話など(会社倒産、家出という役柄が多いイ・ヨンハ)があって、間の抜けた何でこうなるのという不自然な展開になったので採点を6点にしました。
 
 採点10点満点中/6点
 
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私のお気に入りの民衆歌謡③

韓国音楽には民衆歌謡というジャンルがあります。1980年代の民主化運動の流れで各大学の歌声グループが歌った民衆歌謡。コンサートで、集会で、学校で、街で、工場で、歌い継がれた民衆歌謡の数々。

 当ブログでは特に民衆歌謡のカテゴリを作らず、韓国音楽のそれぞれのジャンルにちりばめながら、紹介してきました。
 「私のお気に入りの民衆歌謡」のカテゴリを作って、散らばっていた民衆歌謡をまとめることにしました。
 ブログを始めた2012年5月はイ・ミョンバク政権でした。そしてパク・クネ政権へと。
 1980年代吹き荒れた民主化は古臭くなって打消され、民主化以前の社会へ逆戻り。大財閥・大企業中心の政治を行った結果、国民の格差が広がり、大学院を卒業しても、正規の職につけないという世の中になってしまいました。
 社会正義を扱ったドラマもなくなり、韓国も日本と同じ道を歩んで行くのかしらと半分あきらめの気持ちで、私の願いも込めながら、皆の関心のない民衆歌謡を取り上げて一人奮い立っていたのでした。
 12月のローソク集会からムン・ジェイン大統領が誕生しました。1980年から30数年が経ちました。「国民が皆格差のない社会で暮らしたい」という本当の意味での民主主義を今回の選挙で勝ち取ったのだと思います。
 ノチャサ、キム・ミンギなどの民衆歌謡をアップしていて本当に良かったと思っています。報われたようでとってもうれしいです。
 
 
 
 
 ”のどの渇きで” キム・グァンソク
 
 
 ”のどの渇きで”を聴くと鳥肌が立つような感動を覚えます。3期目のムン・ジェイン民主派大統領で韓国の民主主義は大きく発展するでしょう。日本は逆に韓国の軍事独裁政権のような「物が自由に言えない」時代に後戻りしています。
 
 
 
 
”並んであるかなくても” ソン・ビョンヒ
 韓国から「あきらめないこと」を学びました。そして若い力がその国を良くしていくんだと。
 

 


 

”タボックネ”  ヤン・ピョンジン
 ヤン・ピョンジンは不屈のフォークシンガーです。”タボックネ”は民衆歌謡には入っていませんが口伝歌謡ということでアップしました。
 
 
 
 
 
”松よ松よ青い松よ” ノチャサ
 民衆歌謡の代表として「歌を捜す人々(ノチャサ)」がいます。1989年発売のノチャサ2集が100万枚近くも売り上げたのは時代を反映していたのですね。このアルバムには”人は花より美しい”のアン・チファンの作品が収録されています。この”松よ松よ青い松よ”もそうで、アン・チファンは作詞作曲家としても超一流なのだなあと感じました。
 
 
 
 ”ふたたび光化門で” ウリナラ
 
 2008年のローソク集会の時に作られた歌。米国の輸入牛肉反対の大規模な集会でした。1986年に20歳の人は民主化の闘いをし、20年後に20歳の人が”ふたたび光化門で”を歌い、10年後、20歳の人は再び民主主義を取り戻す。
 日本では共謀罪廃止、安保法案廃止、憲法9条改悪反対の集会に中年ばかり。若い人は何してるの?
 
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イ・ジョンヒ「君よ」「パヤヤ」

 

 

     ”クデヨ”を初めて聴いたのはきれいな声のイム・スジョンで。https://youtu.be/HVQW2UoX41g
 「コンサート7080」のオリジナルのイ・ジョンヒを聴いて驚いています。現役の歌手じゃないのでしかたありませんね。1983年第5集を最後に歌手をに引退。結婚して渡米しました。2015年29年ぶりに「コンサート7080」に出演して、歌手で復帰しました。
 イ・ジョンヒは1979年TBC海辺歌謡祭で”あなたを想う”で入賞した後歌謡界にデビューし1集を発売しました。1980年に2集”クデヨ”を発表し彼女の最大のヒット曲になりました。
 
 
      「クデヨ(君よ)」
 
 風も冷たい日 夕方に彼とただ二人で会ったね
 睦まじかったこの時間が経てば
 私一人去って行かなければならなくて
 *通りには外套一つ二つ
 闇は灯りの中に降りて
 睦まじかったこの時間が経てば
 私一人去って行かなければならなくて*
 **君よ 君よ 泣かないで
 愛は 愛は悲しみだという
 君よ 君よ 私を見てよ そして笑いましょう**
 *~* **~** 
 
 
 
 

 

 

 ”パヤヤ”はイ・ジョンヒの1集収録曲です。
 
    パヤヤ
 
 パヤヤ パヤヤ 星を見ながらあなたを想う 
 パヤヤ パヤヤ 歌いながらあなたを想う
 *水鳥が飛ぶ海を見ながら 未来を語ったあなた
 道に散る落ち葉を踏みしめ 去ってしまったあなた
 パヤヤパヤヤ 私は今でもあなたを想っている
 パヤヤパヤヤ いつまでもあなたを想ってる*
 *~*
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池袋演芸場中席 (5月11日~20日)

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   三遊亭白鳥           「最後のフライト」
   
   松旭斎美智・美登       奇術
   
   初音家左橋                    「紙くず屋」
   
   柳家はん治           「妻の旅行」
   
   柳家小菊             俗曲
   
   柳家権太楼           「短命」
 
 
 
 三遊亭白鳥の落語を聞くために池袋演芸場昼の部へ行ってきました。土曜日なので満員で補助いすも出てさらに立ち見の客まで。(1時30分から仲いりの3時まで聴きました。)
 
 白鳥は「最後のフライト」でした。”今日で三日目、昨日までは受けなかったのに今日は受ける、ネタ出しは寄席がいい”と笑いをとっていました。
 小学校の教室で言うことを聞かない生徒のしんちゃんを注意する先生。他の生徒もしんちゃんのいいなり、あげくの果てに”大きくなったら権力をもって、やりたい放題やるんだ”という始末。先生がしんちゃんをしかっていると、場面変わって大人になったしんちゃんが夢にうなされている。そばの秘書が”安倍総理どうしたんですか。”と声をかけると大人になったしんちゃん(安倍総理)が目をさますという展開。
 さらに沖縄に演説にいくのに、経費削減のため、秘書もつかなけりゃ、飛行機も超格安航空会社。ボロボロ飛行機に搭乗すると、一回定年になった70才位のおばあさんがスチュワーデス。しかもそのおばあさん、マスクをとると実はしんちゃんの小学校時代の担任。しんちゃんが悪いことばかりしているので、しかりにきたのだ。
 しんちゃんに”言うことをきかないと爆弾をだして爆発させるわよ”と言う。間違えて爆発してしまい、飛行機に穴が開いて機体が傾いてしまう。
 白鳥が”観客参加型の新しい落語です、機体が右に傾いたら皆さんは体を左に、左に傾いたら体を右に傾てください”と言うと、それまで笑いの渦だったので客席が言う通りするのが楽しかったです。沖縄に無事着いてオチとなります。
 白鳥らしいナンセンスさのかたまりで。籠池だの松井だのくすぐりと風刺がいっぱい。共謀罪が成立してしまう今、こういう題材を落語にして、爆笑につぐ爆笑にしてしまう白鳥はすごいと思いました。
 
 松旭斎美智・美登は、気の強そうなスナックのママと娘という感じで、奇術がショボくて、客いじりも私はきらい。
 
 初音家左橋はまくらが古臭くて、噺もそれほど面白くなかった。
 
 柳家はん治はまくらなしで、桂三枝の新作落語「妻の旅行」。これが私が好きでなかった昔の新作落語のような噺で、ウトウトしてしまう。
 
 柳家小菊は初めて聴いたのですが、綺麗で華があって、三味線も唄も上手。都々逸がおつな感じがでていて秀逸。今寄席に出演している俗曲の方で一番良いのでは。途中三味線の糸が切れてしまうというハプニングがあったのですが、つけかえるあいだも話術が達者であきさせないというのも立派です。
  
 柳家権太楼は好きな人は好きなのですが、私は苦手で今日は印象が変わるかと思ったのですが、やはり今まで通りでした。 
   (Kanndorao)

    

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池袋演芸場(5月11日~20日)中席夜の部 お仲入りより

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  (夜の部 お仲入りより)
 
  三遊亭天どん         「たらちね」    
  
  林家正雀            「松山鏡」
  
  林家あずみ(三味線漫談)
  
  林家たい平           「井戸の茶碗」
 
 
 
 
 池袋演芸場5月中席(5月11日~20日まで)は夜の部主任が林家たい平です。時間ができたので、途中お仲入りから聞きました。
 
 三遊亭円丈の弟子の三遊亭天どんを聴くのは初めてで、新作落語と古典両方を演じるとのこと。客に「たらちね」は聞き飽きたかどうか、手を挙げてもらい、あらすじと落ちを一分で説明するという、新作の三遊亭円丈の弟子らしい始まり方でした。
 長屋の大工に嫁いでくる、言葉の丁寧すぎる娘さんが外国人と日本人のハーフで、英語と丁寧すぎる日本語を半分半分交えて話すので、何を言っているのかさっぱり分からないというナンセンさに噺を変えてしまったのが面白かったです。古典落語を現代に噺す時に、成功しているかどうかは別にして、こういうふうな変え方があるのかと参考になりました。
 
 「松山鏡」は最近正蔵で聴いたばかりですが、まくらの小噺が古臭くて、噺も正蔵のほうが面白かったです。、           
  
 たい平の弟子の林家あずみはあいかわらずで、新しい噺を仕入れてほしいです。    
 
 
 午後8時から30分間林家たい平の落語を楽しみました。まくらもたっぷりで、人情話の「井戸の茶碗」を一席。くすぐりもいろいろ入って、笑いもいっぱい、最後にはほろっとさせて、たい平落語を堪能しました。 
 2003年に同じ池袋演芸場で、まだ一般的な有名人でないときに林家たい平の落語を聞いてファンになりました。池袋演芸場での、落語「干物箱」の面白かったことを今でもよく覚えています。
 ヒューマニズム溢れる落語家林家たい平。頑張りすぎなのがたまにキズ、全国各地を巡って忙しいので健康には十分に気をつけてほしい。
   (Kann Dorao)
 
  
 
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私のお気に入りの民衆歌謡②

進歩陣営(民主派)の風、風、風が吹きました。

 キム・デジュン、ノ・ムヒョンに続く進歩陣営のムン・ジェインが大統領に選出されました。2008年から9年間続いた保守政権を民主政権に変えたのは圧倒的に韓国の若い力です。
 ムン・ジェインの当選に本当に驚き、そして感動で胸が震えています。公正な世の中、正義が通る世の中、常識が通用する世の中、保守、進歩の垣根を越えた国民のための政治を行っていくそうです。
 
 
 人が先にある世の中 
 国民が主人公である世の中 
 子供達に恥ずかしくない世の中 
 普通の人の常識が正義になる世の中 
 自分の選択に責任を負う世の中 
 真実が偽りに勝つことができる世の中 
 お金が人より大切でない世の中
 (ノ・ムヒョンの言葉)
 
 一部の豊かな人々のための政治ではなく、普通の人々が幸せに暮らすことができる政策で、韓国が良い方向に変わっていく予感で胸がいっぱいです。
 
 民衆歌謡とはプロテストソングで、主に社会運動に関わる歌を総称する表現です。 労動運動,・祖国統一運動,・人権運動,・政治運動など主題別で多様です。
 韓国の民衆歌謡は主に 1980年代に数多く作られました。民衆歌謡は当時の世相を反映し、 それぞれの運動の主題を歌いました。近年作られた歌も民衆歌謡の仲間入りをしています。
 
 
 
”あなた(イム)のための行進曲” ソ・ヨンウン
 
 集会で歌われるシンボル的な歌。こぶしを握って歌っている画像もありますが、穏やかな”あなた(イム)のための行進曲”もまたいいかなと。
 
 
 
 
 
”切り株” キム・グァンソク
 としたグァンソクの”切り株”を聴きながら、ムン・ジェイン当確を知って涙が出ました。グァンソクも喜んでいることでしょう。
 
 
 
 

 

 闇は光に勝つことができない 광화문 소등
 
 人命よりお金が大切という、常識を超えた過大な積載で数百人の犠牲をだしたセウォル号惨事。人々の悲しみや怒りがこれからの韓国を変えていくのでしょう。
 
 
 
 

 

 
”岩の島” キム・ウォンジュン
 
 民衆歌謡でありながら子供たちまで歌える”岩の島”。韓国音楽の広さを感じる温かい歌。
 
 
 
 
 
 常緑樹 ヤン・ヒウン
 2007年ノ・ムヒョン政権の時のKBS「開かれた音楽会」は民衆歌謡の特集が組まれることも多々あって、他にも「南北の窓(北朝鮮との交流」「KBSスペッシャル(歴史、拷問された人々の今)」などが放送されていました。
 
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韓国ドラマ「輝けウンス」(KBS 2016年 全120話)

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 現在KBSで放送中の「輝けウンス」はアットホームなドラマです。韓国では平日夜8時25分に放送されているKBS1帯ドラマ(月~金曜日連続ドラマ)で、この時間枠は明るい家庭的なホームドラマが中心です。
 3家族がそれぞれの結婚で結ばれて、過去の確執から放たれて、めでたしめでたしという展開のドラマだそうです。
 テンジャン(朝鮮味噌)会社を舞台に、クリーニング屋、医者と投資家の金持ち一家の家族たちがそれぞれ関わっていきます。
 パク・チャンフンとヤン・ミギョンのほのぼのとした大人の愛の行方が楽しみです。男性アイドルグループ「ZE:A」のキム・ドンジュンが、出来の悪い息子で出演しています。優れた味覚を持つ役どころです。「不朽の名曲」で斬新なダンスとアレンジを楽しませるキム・ドンジュンですが、俳優としても向いているかもしれません。ただ背が低いので長身の兄と並ぶ奇妙な感じです。兄役がキム・ドンジュンと同じような背丈の俳優なら良かったのに。
 ヤン・ミギョンが太ったのか、顔がプリプリしていて最初戸惑いました。
 お金持ちのおばあさん役は目立たないわき役の俳優で、お金持ちに見えないのが残念です。キム・ヨンオクなら良かったのに。
 
 
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韓国ドラマ「その女の海」(2017年 KBS 120話)①

 
 
 5月1日からKBSで始まったドラマ「その女の海」は最近では珍しくTV小説ドラマでは面白そうです。その場の心境や状況を低く落ち着いた声のナレーションが語り、2010年以前のTV小説のような懐かしさを感じます。
 クッパ屋と製麺会社のドラマらしいのですが、前々回の「私の心は花の雨」もクッパ屋とパン製造会社の話でした。自分の赤ちゃんをお金持ちの娘としてすり替えた悪意に満ちたドラマだったので、「その女の海」は1話観ただけですがほのぼのとしていたので、ほっとします。
 今後怖い展開になるのでしょうか。朝からハラハラするのは、体にもよくないですね。70年代をたくましく生き抜いた庶民のストーリーにしてほしいと思いますが、果たしてどうでしょう。
 
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