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1969年のポップス ⑬ クラシックスⅣ「トレイセス」「24 Hours of Lonliness 」

 

 クラシックスⅣの”ストーミー(Stormy)”に続く7枚目のシングル”トレイセス(Traces)”です。米国では1969年1月にリリースされ3月には最高位2位にランク、”ストーミー”以上のヒットになりました。”ストーミー”をさらに甘くしたようなソフトなサウンドです。

 ギタリストのJ・R・コブ(J.R.Cobb)は1960年代半ばに、後にクラシックスⅣとなるクラシックスに参加、デニス・ヨーストはドラマーでしたが、すぐにリード・ヴォカルになりました。アトランタでの最初のレコーディング・セッションでJ・R・コブはプロデューサーでソングライターのバディー・ビューイ(Buddy Buie)と出会い、パートナーを結び、クラシックスⅣのほとんどのヒット曲(ストーミー、トレイセスなど)を作曲しました。

 

 

 

 クラシックスⅣ全米5位のヒット曲”ストーミー”のB面、”24 Hours of Lonliness ”です。B面でリリースするのがもったいないと思うほどの良いナンバーです。

 

 

 

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1969年のポップス ⑫ クラシックスⅣ「ストーミー」

 

 

 

  米国のポップ・グループ「クラシックス4(Classics 4)」は、グループ名「Classics」で1965年に結成され、1966年にキャピトル・レコードから”Poliyanna"でデヴュー。1967年にはダイアモンズ(The Diamonds)で1957年に大ヒットしたドゥー・ワップ・ナンバー"Little Darlin'"をリリースしました。3枚目のシングル曲”スプーキー(Spooky)”とは全く違う、フォー・シーズンズのそっくりさんのようなコーラス・サウンドで微笑ましくなります。

 ”ストーミー(Stormy)”は、米国ではクラシックスⅣの6枚目のシングルとして1968年8月にリリースされ、11月には最高位5位にランクされました。日本では1969年1月に発売、TBSラジオ「東芝ヒットパレード」では1月17日に18位、1月31日には10位にランクされました。日本ではヒットしませんでしたが、個人的には「マイ・ベスト・ポップス10」に入るほど好きなナンバーです。

 

 

 

 クラシックスⅣのテレビでの演奏で”ストーミー”です。デニス・ヨーストのスモーキーなヴォーカルと都会的でソフィスティケートされたサウンドが一番の魅力です・

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