山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第3回>

2018-05-28 06:09:27 | くるま旅くらしの話

【今日(5/28)の予定】 

道の駅:七戸 →(R4・R102)→ 道の駅:奥入瀬 →(R102)→ 石ヶ戸 → 奥入瀬渓流散策 →(R102)→ 温湯温泉 → 道の駅:いなかだて(泊)

 【昨日(5/27)のレポート】 天気:晴れ

<行程>

道の駅:なかせん →(R105・R46)→ 角館武家屋敷駐車場 →(城下町散策)→(R46)→ 道の駅:雫石あねっこ →(R46)→ 盛岡IC →(東北道・八戸道)→ 一戸IC →(R4)→ 三戸町・竹林農園 →(R4)→ 道の駅:七戸(泊)

<レポート>

 明け方前に少し雨が降ったようで、しばらく断続的に雨粒が天井を叩く時間があったようだ。でも起き出した6時頃には雨の気配は全く無くなっていて、少し冷気を含んだ空には雲は少なく、今日もいい天気となる予兆を思わせるものがあった。出発の前日に風邪をひいたらしく、咳が止まらず昨夜は邦子どのに迷惑をかける有様となった。熱が出る気配はないので、その内に収まるのだろうと、あまり気にしないことにしている。

 朝食が済んで出発までにはかなりの時間があるので、付近を散策しようと出かける。道の駅のすぐ脇には斉木川が流れていて、そのどこかからカジカカエルの鳴く声が聞こえていた。静流なのであろう。春の桜の季節には、この堰堤にも花が溢れて素晴らしい景観となる。しばらく堰堤に沿って歩いたあと、道路の反対側の八乙女公園の方へ行って見ることにした。もう何度も歩いている道である。玉川の橋を渡ると、脇に何やら道案内の掲示板があるので行ってみることにした。長野神社のことが書かれた道案内だった。2kmほどこの道を上ると、堂山という正面の山の頂に、その昔そこにあった長野神社の跡があるという。なるほど、それでこの地区の地名が長野となっているのだと判った。上がるのには少しきつそうなので、それは止めて引き返すことにした。朝のこのような気まぐれな散策が、思いもかけずの発見につながることがあり、これもまた旅の楽しみの一つなのである。

 車に戻り出発の準備をして、しばらく開店した販売所を覗く。 その後は、今日のメイン訪問先の角館にむかう。途中イオンにて給油を済ます。少し走って武家屋敷の駐車場に車を止める。邦子どのは、待ってましたとばかり飛び出して行った。自分はブログ関係のデータなどを少し整理することにして、それが終わった後で出掛けることにした。

 多分邦子どのが行っていると考え、先ずは西の宮家の中で手づくりの創作草履を作られている千葉さんを訪ねる。行って見ると、やはり予想は的中して、なにやら話し中だった。久しぶりの挨拶を交わす。千葉さんと知り合いになってからもう10年以上が経っている。千葉さんは創作草履を作りながら、多くの観光客が訪れる角館の町の一角で、世の中の人々の様子をじっと見つめておられる人なのだと自分は思っている。その見識の源は鋭いものがある。邦子どのは千葉さんの大ファンで、家でも草履を愛用している。健康志向のアイデアが草履の中に数多く折り込められている。

 挨拶の後は一人気ままに町中を散策する。しばらく経って、邦子どのから電話があり、昼食をすることになり、桜の里という店で自分は比内地鶏の親子丼、邦子どのは親子丼と稲庭うどんのセットになったものをオーダーしていた。久しぶりの親子丼は美味かった。昼食の後は再び別れて、散策の後車に戻り仮眠をする。12時半過ぎに邦子どのが戻り、一休みの後角館を切上げることにする。

 まだ、13時前である。今日の予定の雫石の道の駅は、ここからは1時間足らずで着いてしまう。その後どう過ごせるか見当もつかない。ということで、予定を変更して、高速道を利用して七戸の道の駅まで行くことにする。七戸の道の駅は新幹線が開通して以来何かを便利となり、くるま旅の者には助かる場所である。それに今回の旅では是非再会を果たしたいと思っている三戸町の竹林農園の愛子さんにも会えるかもしれない。

 ということで、とんだ大変更となった。角館を出た後は、R46を一路盛岡に向かい、盛岡ICから東北道に入り、途中岩手山SAで休憩をしながら、八戸道に入り一戸ICで降りて、R4を北上して三戸町の竹林農園の直売所に着いたのは16時頃だった。愛子さんは不在で。隣の娘さんが経営する店の店員の方に電話をして頂き、お出でになれると聞いて安堵する。今は農事の忙しい時であり、迷惑をかけるなと思ったけど、これは仕方がない。愛子さんと知り合ってからもう10年以上が経っているのだが、この方は邦子どのの大切な知人で、この地を通る時には必ず挨拶をしなければならない人となっている。4年前にお会いした時は、膝や腰が痛いと厳しい体調を話されていたので、心配だったのだが、畑から車でこられて下りたその姿は、颯爽としていて、元気そのものだった。驚くほどの動きには、あとで聞いた話では、膝に人工関節を入れるという大手術をされて、その結果もう大丈夫となられたとか。その後1時間ほどあれこれ興味ある楽しい話を伺った。帰りにはご自分のサクランボ畑でとれたという珍しいサクランボの蜂蜜を頂戴し、感激した。その他野菜なども頂いて恐縮した。帰りにも寄らせて頂くことを約束して、出発となる。

 その後は只管北上を続け、18時少し前に道の駅:七戸に到着。今まであった広場に何やら新しい建物を建設中で、雰囲気が変わっているのにすぐ気付いた。何だか落ち着きのない感じとなっている。詳しいことは明日にすることにして、夕食の準備などに取り掛かる。今日はこれで終わり。 

コメント
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