山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北陸・関西・中四国への旅 レポート <第24回>

2014-12-02 03:33:24 | くるま旅くらしの話

【今日(12/2)の予定】 

道の駅:愛東マーガレットステーション → その先未定なれど奈良県入りの予定。

【昨日(12月1日:月)のレポート】  天気:曇り後雨  走行275km

<行程>

道の駅:農匠の郷やくの →(R9・R312)→ 道の駅:あさご →(R312・R9)→ 道の駅:農匠の郷やくの →(R9・R176)→ シルクのまちかや →(R176・R175・R27)→ 道の駅:舞鶴港とれとれセンター →(R27)→ 小浜フィッシャーマンズワーフ →(R27)→ 瓜割名水 →(R27・R303)→ 道の駅:熊川宿 →(R303・R161)→ 道の駅:藤樹の里あどがわ →(R161)→(R161他)→ 道の駅:愛東マーガレットステーション(滋賀県東近江市)(泊)

<レポート>

 今日はとんだ一日となった。天気に翻弄されたのである。昨日までは雨に脅されたとはいえ、結果的にはさほどのことはなく、概ね予定通り目的を達してきたのだが、今日の予報は特に相棒にとっては脅威の最たるもので、何しろ雪が降るなどという文語やマークがTVに映っているからである。自分的にはスタッドレスなど履かなくても日中の走行に支障が出るほどの冷え込みにはならないと思っているのだが、相棒の頭の中では、日本中が凍結して車の走行がままならぬといった情景が映し出されるらしいのである。ま、用心に越したことがないけど、あまりそれが過ぎるとバカバカしい話となってしまう。それでも、この頃はバカバカしい話を通り越したレベルの天災が勃発しているので、まじめに考えることにした。

 ということで、今日の予定の出石城下町行を取り止め、小浜辺りに泊ることも止めて、日本海エリアか逃れて、ともかく琵琶湖側の方まで行くことにして、安全を期することにしたのである。先ずは夜久野の道の駅を出て、給油をすべく逆戻りとなるのだが、一度朝来の道の駅近くの油価の安いスタンドまで行き、給油の後再びR9を戻り走って、相棒が良質の靴下を買ってくれるという加悦の道の駅まで行くこととなった。朝来には有名になり過ぎて関係者が困惑しているという竹田城がある。今日は雨降りで、さすが観光客の姿は見当たらなかった。R303からも遠望できるのだが、見上げるだけなので城の遺構が確認できる程度で、まあ、とんだ所に造ったもんだと思う程度である。その城跡は今日は霧の中だった。その後、ひたすら福知山方向へ走り、途中から酒吞童子伝説で名高い大江山の裾を巻いて走るR176を通って、加悦の道の駅に到着。今は与謝野町となっている加悦はちりめんの産地として有名で、先日重伝建指定エリアを訪ねたばかりである。今日は自分の足の状態を心配した相棒が絹と木綿を組み合わせた特製の靴下を買ってくれるというので従うことにした。相棒の話では、夜履いて寝ると温か過ぎて脱ぐくらいだという。足が冷えて困っている自分にはありがたい話ではある。早速今夜から試してみようと思った。

   

霧の竹田城遠望。これでは何だかわからないと思うが、左の一本松の右側の方が城の遺構である。天空のイメージはそれなりにあると思った。

 加悦の道の駅を出たあとは、宮津から由良川の橋を渡ってR27に入り、舞鶴の道の駅に寄り相棒が意を決したらしくカニを買う。本来は大きい奴を買いたいのだろうけど、自分がカニにはあまり乗り気でないので、遠慮しているのか手を出さずにいるらしい。今日も買ったのはメスのセコガニの方だった。先日ここを通った頃がカニの解禁時期だったので、高過ぎると敬遠したのだそうだが、今日はそれよりももっと高くなっていたとか。店の人に訊いたら、相場というものがあり、今日は高い相場の日だったとか。どうも納得しかねる顔をしていた。その後は小浜のフィッシャーズマンワーフにより、ここでは昼食用の寿司類と夕食用の鯖寿司をゲット。昼食は、少し走って瓜割の滝の水汲み場で。幸いに水汲みの間は、雨は大したことなかった。時刻は14時近くになっていた。

 大した休憩もとらずに直ぐに出発して、琵琶湖方面に向かう。今津に出てR161を取り敢えず今日の宿を予定している琵琶湖大橋の袂にある道の駅:びわ湖大橋こめこめプラザに向かう。少し時間に余裕があるので、途中高島市の安曇川の道の駅:藤樹の里あどがわに寄り休憩。この道の駅には魅力的なものがたくさん販売されていた。たとえば鮒のなれ寿司。これは高価で敬遠。鯖寿司も多種並べられており、小浜で買ったのを後悔した。しかし、断念しきれずにもう一個追加購入して、明後日の夕食用にすることにした。高価な(?)道草だった。

 その後、琵琶湖大橋の方に向かったのだが、16時少し前で、もし大風などが吹いた時は、琵琶湖の傍は危険ではないかという相棒の懸念を察して、湖東の山側にある東近江市の道の駅:愛東マーガレットステーションまで行くことに急遽変更する。ここの道の駅には昨年も泊っており、安全の環境としては琵琶湖の傍よりは優れていると思った次第。しかしまあ、その後のナビのガイドには往生した。わざわざ集落を突っ切る細い道を何度も通らされ、最後は八日市町の繁華街を通り抜けさせられて、相当に疲れた。それでも17時には到着して、やれやれと安堵した。この頃から風が強くなりだして、この先が思いやられる空模様となったようである。

 夕食はセコカニと鯖寿司。勿論日本酒も加わって、嵐の前の一夜はちょっぴり豪勢な晩餐となった。このような食事をし続けたら、糖尿君は本気で怒りだすだろうなと思いつつ、今日は、ま、いいやと思った。車が少し揺れるほど風が強まり出したようである。

コメント
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