山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

再び信州を訪ねました

2013-09-17 16:27:51 | くるま旅くらしの話

  7月に信州の霧ケ峰・美ヶ原高原への旅をしたのですが、もう一度その後の様子を見たくなり、特に今回はマツムシ草やウメバチ草の花が見たくなって、思いが膨らんだのでした。9月になっても依然暑さの方は退却の兆しを見せず、朝晩は微かに秋が近づいているのが窺えても、日中の暑さは真夏のそれと大して変わらない状況が続いています。前回美ヶ原の高原美術館での夜、寒さに震えて眠れなかった悔いが残っており、今回はその挽回をしたいとの思いもありました。又、信州で予てから気になっている、枝垂れ栗の自生している場所というのも一度は見たいなと思っており、それが高原からは比較的近い場所なのを知り、是非行ってみようと思い立ったのでした。何しろ今年は、北海道行を取りやめたこともあって、前回の信州行以降家の周りを歩いているばかりの毎日なものですから、溜まっているストレスやフラストレーションを発散させる必要もあったのです。とまあ、あれこれ思いを巡らしつつ、急遽出発の決断をしたというわけです。11日に出発して、15日の帰宅となったのですが、本当はあと2~3日は旅を楽しむつもりだったののに、台風という悪の権化がやって来て、巻き込まれてはたまらんと、尻尾を巻いて逃げ帰ったという次第です。短い期間でしたが、心に残る出会いにも幾つか恵まれました。

 先ずは大ざっぱな旅の行程などを紹介したいと思います。

第1日(9月11日:水)

自宅 →(R354)→ 道の駅:北かわべ→(R354他)→ 藤岡IC →(上信越道)→ 小諸IC →(R18・R152)→ 道の駅:マルメロの駅ながと(泊)

 家を出発したのは10時半過ぎでした。今回もR354を使って高崎まで行こうと考えての出発でした。この道は、いつも古河市郊外の渡良瀬川を渡った先で、道を間違えてしまっているので、今回はナビを新しくしての挑戦でした。これは上手く行って良かったのですが、その後ナビを裏切って途中から別ルートにしたのがたたって時間を大幅にロスしてしまい、結局は上信越道の藤岡ICから高速道に切り替える羽目になりました。高速道に入った時は、既に15時近くになっており、当初は美ヶ原の高原美術館にまで行って泊ろうと考えていたのですが、とても無理となり、小諸ICを出てから辛うじて黄昏時の道の駅:マルメロの駅ながとに着き、そこに泊ることになりました。只の移動ばかりの疲れの溜まる一日の走りでした。

 第2日(9月12日:木)

道の駅:マルメロの駅ながと →(R152・ビーナスライン)→ 霧ケ峰・富士見台駐車場 → 池のくるみ湿原 → 霧ケ峰自然保護センター付近駐車場 → 八島湿原散策 → 道の駅:美ヶ原高原美術館(泊)

 今日は高原の野草たちの花を見る予定です。9時過ぎに道の駅を出て、前回と同じR152を通って霧ケ峰に向かいました。坂道を登って、大門峠からビーナスラインに入り、霧ケ峰高原の広い展望を楽しみながらゆっくり車を進めました。もうニッコウキスゲなどの花は見られず、穂を出し始めた芒(すすき)の群れが高原を渡る風に白い穂をなびかせていました。少し走って、前回ニッコウキスゲの群落を見るために停まった、富士見台という所の駐車場に再び車を停め、少し歩くことにしました。ここからは富士山が見える筈なのですが、今日は雲が霞んでいて、眺望がきかず残念でした。丘に登る道の傍にマツムシ草が一株花を咲かせているのが見つかりました。この分なら、美ヶ原に行けば未だ十分に花を見ることが出来るのではないかと安堵しました。少し歩くと、ミヤマラッキョウの濃い赤紫の花が点在していました。黄色いアキノキリンソウや白いヤマハハコの花も見られました。注意して見ると、リンドウの紫の花が草むらの中に咲いているのが見つかりました。この分だとこれから先がおおいに期待できるなと心強くなりました。

 富士見台の駐車場を出て、未だ行ったことがないくるみ池湿原を覗いて見ることにしました。ここは八島湿原よりも低地にあり、規模も小さいようです。行ってみると、散策用の歩道が整備されておらず、駐車場も未整備でした。かなり暑くなり出しており、散策は止めて近くに咲いていたツリフネ草や道端に無造作に咲いているノコンギクなどをカメラに収めました。この湿原は本格的な装備をして入らないと野草の花たちを見るのは難しいようです。諦めて、レストハウスなどのある霧ケ峰自然保護センター近くの駐車場に行き、少し休憩することにしました。先ほど道の駅で買って来たジャガイモを茹でて、昼食に供することにしました。これは自分専用で、相棒は別メニューです。1時間ほどかけて昼食の準備をした後は、軽くそのジャガイモを賞味して、その後はしばらく午睡です。外に出ると暑いのですが、車の中は高原の風が良く通って、良い気持ちで惰眠を貪りました。旅の中でいつでもどこでも午睡が楽しめるのはくるま旅の特権です。目覚めて13時。次の目的地は八島湿原散策です。

 10分ほどで駐車場に着きました。平日なので空いているのかと思ったら、観光バスなどが何台も来ていて大盛況なのに驚かされました。今の季節、この湿原がそれほどに人気があるとは意外なことでした。後で知ったのですが、東京の方からの小学生や中学生の子供たちが遠足というのか、強歩訓練というのか、車山の方から歩いて、ここがそのゴールに設定されているようで、その後は湿原を巡る周回路の途中で、大勢の子どもたちに出くわして、野草の観察にはかなりの障害を感じたのでした。木道を走ってはいけないという注意の立札を無視して、走り回る子供たちを見ていて、先生たちの考えに大いなる疑問を感じた次第です。貴重な湿原の散策道を強歩訓練のコースやゴールとして使用するのは如何なものなのかと、都会の先生たちのセンスに疑問を抱かざるをえませんでした。ま、そのことは措くとして、湿原にはこの時期の花が何種類か見られ、大満足でした。トリカブトやオヤマボクチ、サラシナショウマ等々たくさんの花をみましたが、それらについては追って紹介することにします。

 八島湿原の後は、今日の宿を予定している美ヶ原高原美術館の道の駅に向かいました。湿原の散策路の半ばあたりから少し雨の粒が落ちて来て、濡れはしないかと心配したのですが、ここはセーフでした。美ヶ原に向かう途中の空は、少し黒雲が増えて来ており、今夜が騒動にならねばよいがとちょっぴり不安を覚えました。16時少し前に道の駅の広い駐車場に到着。店はまだ開いていましたが、間もなく終了となり、駐車場には数台の車を残すだけとなりました。周辺の散策は明日にすることにして、今夜は快適な涼しさを存分に味わって眠ることを最優先させることにしました。寒くないようにと今回は布団も寝巻きもしっかり用意して来ました。早やめの夕食の後、少しばかりTVを見て、あとはもう寝るだけです。涼しさや寒さを期待して来たのですが、今夜の高原はなかなか涼しくならず、前回の時よりも暑さが膨らんでいる感じがしました。調子が狂ったとはこのようなことを言うのかもしれません。おかげで寝付くまでに少し時間がかかりました。夜半から風が強くなり、風の音に怯えるタイプの相棒は、上のベッドでは眠れないとかで、下のソファに移動したりして、眠った後も安眠の夢は破られ、落ち着かない一夜となりました。

 第3日(9月13日:金)

道の駅:美ヶ原高原美術館 → 牛伏山公園散策 → 美術館駐車場 →(ビーナスライン・R142・R20他)→ しだれ栗森林公園(辰野町)→(県道・R153・R19)→ 重要伝統的建造物保存地区:平沢(漆工町)(塩尻市)→(R19)→ 道の駅:木曽川源流の里:きそむら →(R19)→ 道の駅:日義木曽駒高原 →(R19・県道)→ 道の駅:三岳(泊)

今日のメインの目的は二つあって、その一つは自生していると聞く枝垂れ栗を見ること。もう一つは比較的新しい時期に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された塩尻市楢川町にある漆工芸の平沢地区を訪ねることです。どちらも初めてのことなので、野次馬としては興味津々なのです。

先ずは枝垂れ栗の方ですが、美ヶ原高原を出てビーナスラインを走り、和田峠から旧道を通ってR142に出て、下諏訪から岡谷に向かい、R20を少し走って左折して県道に入り、辰野町の方に向かいました。ナビ任せなので、地図のイメージが湧かず何だか善し悪しの感じがしましたが、スムースに「しだれ栗森林公園」という所に着くことが出来ました。山の中なので、車の通行がどうなのか不安があったのですが、その懸念の全くない良い道で、しかも途中からは一方通行の道となっており、至便の通行でした。

しだれ栗森林公園は、栗だけではなくキャンプ場なども併設されており、自然とのふれあいを大事にする施設であることが判りました。その中では何といってもしだれ栗が主役で、これはまあ、山の半面にかなりの広い面積に亘ってその樹木が自生しており、その数は100本を超えているのではないかと思いました。しだれ栗とは、文字通り栗の木の枝が垂れ下がっているものであり、何とも不思議な感じがします。桜や桃や柳などには枝垂れのものが珍しくありませんが、栗の木となるとこれは珍しいと思います。枝が垂れているので、栗の木の株は遠目には丸い恰好で目に映ります。傍に行ってみると、確かに栗の毬(いが)がついており、それは思ったよりも小さい形をしていました。管理事務所の方の話では、実は柴栗くらいの大きさで、播いてもなかなか芽を出さないので増やすのが難しいとのことでした。これらの不思議な栗の話については、別途書きたいと思っています。

珍しい栗の木に感動した後は、R153に出て、塩尻まで行き、そこからR19の木曽街道に入って、少し南下して旧楢川村の道の駅に寄り、重伝建(=重要伝統的建造物群保存地区)の平沢地区の資料を頂き、そこに向かいました。平沢地区は漆工町としての指定を受けています。木曽の漆工芸は江戸の昔から有名ですが、話には聞いていても、その昔の残る町を訪ねるのは初めてのことでした。町外れの駐車場に車を置いて散策することにして、町並みを覗き歩きました。さすがに漆器具工芸品の店の看板が多く見られて、古い建物も並んでいましたが、通り全体はひっそりとしており、どこで漆を使った作業などが行われているのかは全く判らず、見当もつかない鎮まり方でした。とある店を覗いていたら、そこのご主人と思しき方に声を掛けられ、店の造りの内側の方も見せて頂けることになり、ご案内を頂きました。間口は狭いのですが、その奥は深くて、漆工作業の蔵があり、漆器製作の話なども聞かせて頂いて、大変勉強になりました。これらの話についても、追って別途書きたいと思っています。

探訪を終えた後は、今日の泊りはメイン道路のR19沿いにある道の駅は避け、県道を少し横に入った木曽町の道の駅:三岳にすることにしました。幾つかの途中の道の駅などに寄りながら南下しました。温泉に入ることも考えましたが、この辺りの温泉は皆料金が高いので、もう一日我慢することにして、寄るのを止めました。三岳の道の駅は、最初は静かだったのですが、夜中9時頃までスケボーで遊ぶ子供たちがいて、少し眠りを乱されました。しかし、その後はトラックなどが入って来ることもなく、安眠を得ることが出来ました。

 第4日(9月14日:土)

道の駅:三岳 →(県道・R19)→ 道の駅:奈良井木曽の大橋 →(奈良井宿散策)→(R19・県道)→ 道の駅:今井めぐみの里 →(県道)→ 安曇野みさと温泉ファインビュー室山 →(県道)→ 道の駅:アルプス安曇野ほりがねの里(泊)

 今日の目的もメインが二つあって、その一は久しぶりに奈良井の宿場町をじっくり探索すること。もう一つはとにかくどこかの温泉に入ってムサイ顔の髭や頭をさっぱりさせることです。

 三岳の道の駅は、朝になって外に出て見ると20台を超える車が泊まっているのを知り驚きました。昨日の夕方は、自分たちの他は2~3台しかいなかったのに、どうしたことなのかと不思議に思いました。トイレに行った時に関西から来たという方に声を掛けられ、天気のことを訊かれましたが、それによると今日はこれから御嶽山に登るとのことで、予報はどうなのか、大丈夫なのかということでした。うっかり気づかなかったのですが、御嶽山に登るには、この道の駅は一番近くて、前泊の基地としては最適の場所だったというわけです。それにしても3000mを超える山を日帰りで往復してくるというのですから、うっかりすると山の事故も多くなるはずだなと思いました。今のところ、御嶽山に登る考えはありません。

 今日から3連休が始まることになり、もしかしたら奈良井の宿場町は来訪者が多くて、駐車場が混むのではないかと気になり、早やめに行った方が無難だと考え、先に奈良井宿に行ってから朝食にすることにして、6時半過ぎに出発することにしました。ここからは30分ほどの距離です。早朝の木曽街道は空いていて、7時を少し過ぎた頃には奈良井の道の駅の駐車場に着きました。ここの駐車場は以前は狭くて使いにくかったのですが、今回はそれがかなり改善されていて、ありがたく思いました。

 朝食を済ませ、TVのニュースなどを見ている内に、何だか眠気を覚え出して、どうせ未だ町中は営業活動を始めてはいないだろうと思い、少し眠ることにしました。相棒は間もなく出掛けて行ったようです。このような観光地では、一緒に歩きまわることは、お互いに窮屈なので、夫々自由に行動することにしています。今日の午前中一杯はここで過ごし、その後は木曽街道沿いの蕎麦屋で昼食をする予定です。自分的には奈良井の宿場町はもう何回か来ており、さほどに興味関心は多くはなく、どちらかといえば表通りから外れた裏側の方を覗き歩きたいという考えなのです。と、いうことでそれから10時過ぎまで贅沢な朝の昼寝?を楽しみました。

起き出して遅まきながらの散策に出発しました。予想通り、いつの間にか駐車場は満車に近くなっていました。奈良井の宿場町は木曽街道というのか、中山道の木曽エリアでは最大の宿場町ではなかったかと思います。今でも昔の街並みがほぼ変わりなく残されており、昔を偲ぶには大いに力になる場所だと思います。勿論ここも重伝建に指定されており、それに相応しい保存活動が継続されているのを感じます。メインの通りを少し歩いて、横道がある度にそこへ侵入しながらお寺や神社などを覗き歩きました。替玉神社というのがあり、面白い名だなと思いました。由緒書などがないためどんな謂れがあるのかは解りませんでした。恐らく、旅の厄病ごとなどを善事に取り替えてくれるという様な神様ではないのかなと思いました。しばらくそのような歩き方をしていたら、メイン通りの店の中から相棒に声を掛けられ、焼き団子を食しました。自分は財布を忘れていたので、好都合でした。その後、お六櫛を売る店に寄り、店の方からお六櫛の今昔などについてあれこれ話を聞かせて頂きました。今の世では、このような櫛を殆ど使わなくなってしまっているのを、店の方ならずとも寂しく思いました。嫁御への土産にと相棒はお六櫛を買い求めていました。

その後は一人で車に戻って相棒の帰りを待つばかりです。12時半近くになってようやく相棒が戻り、昼食は予定通り街道筋の蕎麦屋で食べることにして出発です。5分ほど走って、「ながせ」という看板が目に入り、そこで食べることにしました。夏蕎麦とかいう新そばを賞味しました。自分は蕎麦は盛蕎麦に限ると思っており、蕎麦屋に入った時のメニューは決まっています。この夏蕎麦は、腰が十二分にしっかりしていて風味もあり、なかなかのものでした。

その後は温泉を探すだけです。今夜の泊りは安曇野市堀金の道の駅:アルプス安曇野ほりがねの里に決めており、その近くの温泉ということで、安曇野みさと温泉ファインビュー室山というのを選びました。塩尻からはナビ任せで、サラダ街道と呼ばれる道をしばらく走り続けました。途中に、道の駅:今井めぐみの里というのがあり、ちょっと寄ってみることにしました。この道の駅には季節の野菜や果物が溢れんばかりに並べられて売られていました。相棒はブドウを一箱ゲットしたようです。その後の、ナビに従って温泉まで辿り着くまでの時間の長かったこと。地図を見ていないので、どの辺りを走っているのか見当がつかず、着くまでは不安がらみの運転でした。

温泉は、小さな山の頂上らしき場所にあって、何やら宿泊施設の一部が日帰り温泉となっていました。すべすべした泉質で、久しぶりの温泉を満喫しました。帰りは、道の駅:アルプス安曇野ほりがねの里迄15分足らずで、あっという間の到着でした。16時30分。もう今日はこれで終わりです。来る途中倅からメールがあり、台風が近づいているけど、帰りはいつになるのかとの内容でした。さてどうするか、しばし迷いました。TVの予報を見ると、どうやら関東エリアを通過するのは確実のようです。せっかく来たのだから、明日は小布施の方を回り、その後は草津温泉に抜けてお湯を楽しもうと思っていたのですが、こりゃあ考えものだなと思いました。とにかく決めるのは明日の朝にしようということにして、先ずはゆっくりすることにしました。堀金の道の駅は、旅の車やその他の車を合わせて、広い駐車場がほぼ満車の状態でした。この辺りは町の中心部のようで、近くに体育館や文化施設などが幾つかあるらしく、それを利用する人たちの声が夜遅くまで賑やかに響いていました。

第5日(9月15日:日)

道の駅:アルプス安曇野ほりがねの里 →(県道)→ 安曇野IC →(長野道・上信越道)→ 横川SA →(上信越道・関越道・北関東道)→ 真岡IC →(R294)→ 自宅  <総走行距離:809km>

 昨夜は遅くなって雨が降り出し、夜明けごろまでかなり降ったようでしたが、起き出した6時頃には小ぶりとなって、やがて止みました。外に出て見ると、一面雨雲の塊が空を覆っていました。これじゃあ、大雨になるだろうし、明日はこれに風が加わって、地方道では不測の事態が起こるかもしれないなと考え、思い切って旅はこれで止めることにして、一路家に戻ることを決断しました。しかし、ここの道の駅には、豊富な野菜や果物が売られており、開店も7時からなので、それらを手に入れてから出発しようということにしました。

 7時少し前には、早くも店のドアの前に行列が出来るといった状況でした。自分も10分ほど並んで待って、エノキダケやネギなどを買いました。その後、相棒も何種類かの野菜や果物を手に入れたようです。一番欲しかったのはセロリなのですが、未だ出荷前のようで、棚に並んでいませんでした。もう一度秋に来なければと思いました。長野産の野菜や果物は、原発の汚染には無関係だと思いますので、安心です。

 7時30分出発。安曇野ICに入る前に給油を済ませて、長野自動車道に入り、その後は、上信越道、関越道、北関東道とずっと高速道を利用して走り、栃木県の真岡ICを降りて、R294に入り、我が家に着いたのは、12時40分ごろでした。途中かなりの雨降りのエリアを通過しましたが、我家の辺りは雨が止んでいて、所々青空が見えるという按配で、何だか騙されたような気分となりました。守谷市エリアは、あまり天気の悪いことが少ない場所なので、台風も来るのをためらっているのかと思うことにしました。

 実にあっけない幕切れとなって、残念ですが、ま、こんなこともあるだろうと忘れることにしました。旅で拾った幾つかのテーマについて、追ってエッセーなどを紹介したいと思っています。先ずは、ざっとの報告でした。

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