山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

旅と健康

2007-09-12 07:12:18 | 宵宵妄話

旅から戻り10日が経ちましたが、この間義母の心身の体調が優れず、受診のための病院通いに運転手役を買って出て、何度か守谷から千葉までを往復しました。この状況は未だしばらく続きそうです。

旅と健康については、旅を可能にするための基本要件であることを何度か書いたりしていますが、今ここに来てそれを又実感しています。

健康というのは、勿論自分自身のことが第一ですが、自分だけではなく、家族や身内更には親しい友人までもが健康であってくれないと、心休まる旅の実現は難しくなります。

私自身は、糖尿病の宣告を受けてからもう20年近くになろうとしており、糖尿病が不治の病であることを認め、節制に努めているお陰で、現在は至って健康を自認しています。一病息災を大切に考え、その時が来るまで糖尿君とは仲良く付き合ってゆこうと思っております。そして糖尿君のご機嫌をとるために、毎日8kmほどを歩いています。これは旅に出掛けたときも心がけていますが、移動をしている場合はどうしても歩きが不足してしまい、後でその挽回が大変です。そのようなこともあって、最近はやたらに動き回る旅のあり方を避けるように努めています。

私どものくるま旅の目標期限は一次目標としては80歳、そして最終目標としては88歳を願っています。そのために車のナンバーも、つくばナンバーの誕生に合わせて「88-55」に変更しました。80歳まで何の障害もなく旅が続けられるとは考えてはおりませんが、80歳を目標とした以上は、先ず自分自身の健康管理に徹底を期すことが大切と考え、節制と体力保持に努めています。健康管理は、頭の中で考えているだけではダメで、何よりも実践、地道な実践の積み上げが大切なのだと、幾つかの取り組み項目を決め、毎日その実践を心がけています。旅先で80歳を超えるご夫婦などに出会ったときは、自分たちの目標としている方がここに居られるのだ、ととても嬉しくなり、励みになります。

くるま旅というのは、健康であることが最重要要件ですが、同時にくるま旅をすることが直接その人の健康維持・増進に役立つという効果を秘めています。密かに思っているのですが、もし80歳までくるま旅が出来たら、88歳までのくるま旅は必ず実現できるに違いないと。何故なら、80歳を過ぎてからのくるま旅は、高齢者を活性化させる最高の良薬となるに違いないからです。これは是非実現させてみたいものです。

さて、しかし今は自分のことは措いて、厳しい現実がやって来ています。義母の場合は老人特有の病なので、これから長期戦となることを覚悟しています。私どもの長期間のくるま旅は、これからしばらく難しくなることと思いますが、与えられた運命は甘受し、その時にできる一番大切なことに全力を尽くすようにしたいと考えています。

旅から戻ってからの落ち着きのない毎日の中で、やはり人が生きて行く上で一番大切なのは、心身の健康なのだと、しみじみと考えている次第です。

コメント
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