写真は
歌川広重
名所江戸百景
真間ママの紅葉モミジ
手古那テコナの社モリ
継ツギはし
手古那とは
万葉の時代の少女の名前、
紅葉の間から見える空
雁が飛んでいる
眼下に鳥居、手古那の社がある
鳥居の右奥の橋が継橋
奥の山は筑波山
男体山と女体山
と二つの峰が目印
こうして言われないと
何を見るともなく
ぼうっと見ていて
何が書いてあるかを
気にしないものだ
山部赤人
吾も見つ
人にも告げむ葛飾の
真間の手児奈が
おくつきところ
( 私も見ましたよ、
あの美しかったという
真間の手児奈の墓を。
帰ったら人に教えてや)
■ 葛飾の
真間の入り江に
うち靡く
玉藻刈りけむ
手児奈し思ほゆ
( 真間の入り江で
なびく玉藻を刈っていた、
美しい手児奈が
思い起こされたまらない )
高橋虫麻呂
■ 勝鹿の
真間の井を見れば
立ちならし
水汲ましけむ
手児奈し
思ほゆ
( 真間の井戸を見ると、
昔ここで楽しく水を汲んでいた、
美しい手児奈が
思い起こされたまらない )
詠み人知らず
■ 葛飾の
真間の手児奈を
まことかも
吾に寄すとふ
真間の手児奈を
( 葛飾の真間の手児奈は、
私に心を寄せてに違いない。
あの、真間の手児奈がだよ)
■ 葛飾の
真間の手児奈が
ありしかば
真間のおすいに
波もとどろに
( 葛飾に真間の手児奈が居た頃は、
あまりの美しさに
磯部の波もとどろいたものだ )
■ 足(あ)の音せず
行かむ駒もが葛飾の
真間の継橋
やまず通はむ
( 足音をさせない馬さえいれば、
毎晩この継橋を渡って、
手児奈のところへ
通えるのになぁ )
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眼下に鳥居、手古那の社がある
鳥居の右奥の橋が継橋
奥の山は筑波山
男体山と女体山
と二つの峰が目印
こうして言われないと
何を見るともなく
ぼうっと見ていて
何が書いてあるかを
気にしないものだ
山部赤人
吾も見つ
人にも告げむ葛飾の
真間の手児奈が
おくつきところ
( 私も見ましたよ、
あの美しかったという
真間の手児奈の墓を。
帰ったら人に教えてや)
■ 葛飾の
真間の入り江に
うち靡く
玉藻刈りけむ
手児奈し思ほゆ
( 真間の入り江で
なびく玉藻を刈っていた、
美しい手児奈が
思い起こされたまらない )
高橋虫麻呂
■ 勝鹿の
真間の井を見れば
立ちならし
水汲ましけむ
手児奈し
思ほゆ
( 真間の井戸を見ると、
昔ここで楽しく水を汲んでいた、
美しい手児奈が
思い起こされたまらない )
詠み人知らず
■ 葛飾の
真間の手児奈を
まことかも
吾に寄すとふ
真間の手児奈を
( 葛飾の真間の手児奈は、
私に心を寄せてに違いない。
あの、真間の手児奈がだよ)
■ 葛飾の
真間の手児奈が
ありしかば
真間のおすいに
波もとどろに
( 葛飾に真間の手児奈が居た頃は、
あまりの美しさに
磯部の波もとどろいたものだ )
■ 足(あ)の音せず
行かむ駒もが葛飾の
真間の継橋
やまず通はむ
( 足音をさせない馬さえいれば、
毎晩この継橋を渡って、
手児奈のところへ
通えるのになぁ )
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