村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

梅の香り

2021-02-07 23:11:49 | 短歌・俳句の事

梅の花
立ちよるばかり
ありしより
人のとがむる
香にぞしみぬる
『古今集 よみ人しらず』

二月のお茶のお稽古お休み
お茶碗と古筆の研究会もお休みだと
会員にメールをした
一日おいて
「承知しました。お元気ですか」と返信を頂いた
そして今日は
和漢朗詠の梅を掛けて
自服なさったとのこと
誰の書だったのだろう
自服したお茶碗は何だったか
想像してみる
わが家に梅の木は無いが
梅の香りはわかる
仕方ない
しばしは想像の世界で
お茶を楽しむか

写真は昭和57年昔の新聞だ

加藤唐九郎がつくった志野茶碗
のち紫匂と立原正秋が名づけた
今年になって和菓子は食べたが
お茶を飲んでない気がする
明日でも自服しようと決めた

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の宿 | トップ | 天満大自在天神 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

短歌・俳句の事」カテゴリの最新記事