梅の花
立ちよるばかり
ありしより
人のとがむる
香にぞしみぬる
『古今集 よみ人しらず』
二月のお茶のお稽古お休み
お茶碗と古筆の研究会もお休みだと
会員にメールをした
一日おいて
「承知しました。お元気ですか」と返信を頂いた
そして今日は
和漢朗詠の梅を掛けて
自服なさったとのこと
誰の書だったのだろう
自服したお茶碗は何だったか
想像してみる
わが家に梅の木は無いが
梅の香りはわかる
仕方ない
しばしは想像の世界で
お茶を楽しむか
写真は昭和57年昔の新聞だ
加藤唐九郎がつくった志野茶碗
のち紫匂と立原正秋が名づけた
今年になって和菓子は食べたが
お茶を飲んでない気がする
明日でも自服しようと決めた