村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

松老雲閑

2016-02-24 23:35:25 | 村雨庵 稽古 
松老雲閑
『臨済録』序
松老雲閑。曠然自適。
松老い雲閑かにして
曠然として自適す。

「老いた松の如く、U+9592かに流れる雲の如き心境で、おおらかに心に任せて悠々と生きること。無爲閑道人の妙境界」禅林句集

老いたる松は
些細なことにはジタバタせず
堂々と根を張る立ち姿は
悟りきったように見えるではないか
そうして
流るる雲のように
風にまかせ
自然にまかせ
悠々と心閑かにいる

日常に俗事に日々囚われる
小さなちいさな私よ
自然を見よ
松の老木を見よ
そして
絶学無爲閑道人
もう学ぶところのない境地に
たどり着いた人の妙味を
味わえ


今日は水曜稽古
掛けては見たが
禅語は難しいのだ
上記は
村雨庵の個人的解釈だが
お弟子達にはそう言っておこう
後は
おのおの各自で
修行したまえ



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