周防内侍
春の夜の
夢ばかりなる
手枕に
かひなく立たむ
名こそ惜しけれ
今日は水曜稽古
二月最後の週稽古
大炉の点前の復習をそれぞれがする
椿の花がたくさん咲き出した
貝母を切ったので花をいれてみて欲しい
花を見積もって花入れに生ける
霧を吹いて完成
気分がスッキリするでしょう
今日の掛けものは
光悦筆
宗達下絵
複製だが
読みの勉強になる
和歌は
藤原定家
春の夜の
夢の浮橋とだえして
峰に別るる
横雲の空
『新古今和歌集』
(巻第一 春歌上 38)
夢の浮橋とは、
夢の中のあてにならない通い路、
または儚い夢。
とだえしてとは
夢が途絶える・儚い夢から目を覚ます。
峰に別るるとは
別れる、離れ離れになる。
だそうだ
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