村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

放下着  芳賀幸四郎先生

2009-08-02 23:52:01 | 村雨庵 稽古 
今日の掛け軸は
芳賀幸四郎先生の 放下着 ホウゲジャク


「一切を放下せよ。」という禅の悟りの境地を表している
筆者は芳賀幸四郎

1908年1月山形県寒河江に生まれ- 1996年8月6日歿
日本史学者。東京教育大学名誉教授であった。

もう十数年も昔
梅窓院でグリーンアカデミーの講座があり、
毎月一度だが何年か先生の講義を拝聴した
禅語の茶掛 一行物
という本を書かれておられ、
続や続々・・・私目の本棚にも何冊もある

活字で禅語の解説を読んでも 良くわからない
芳賀先生のなまのお話を伺う事で 
御本人のエネルギーにふれる事の重要さを知ったものだ


南方録に
 掛物ほど第一の道具ハなし、
客・亭主共ニ茶の湯三昧の一心得道の物也、
墨跡を第一とす、其文句の心をうやまひ、
筆者・道人、祖師の徳を賞翫する也、  とある

掛物はその茶会を計るものさし
どのような茶会かそれを見ればわかるとも・・・
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