村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

草の庵

2020-10-21 23:00:30 | 村雨庵 稽古 

世の中は稲刈るころか草の庵  芭蕉

今日は朝がた障子屋さんが
茶室の障子を取りに来て
貼替て綺麗になったものを
夕方届けに来てくれた
貼り替えただけでも
清潔な感じで明るくなった
昼間は障子がなくなって
垣根がよく見えた
端の方の
建仁寺垣がだいぶ傷んでる
茶事もしないので
庭に出ることはないのだが
いずれはなおさないと
壊れるだろう
そう思うと胸が痛い
古い家ゆえあちこち
手をいれていかないと
ならない
お弟子様が稽古に見えて
家に新しい風を入れ
空気が変わる
人が家に出入りしてこそ
厄を祓ってくれてもいるのだ
と思う
コロナで自粛生活をしていた頃は
確かに家の空気が澱んでいた
コロナ以前に戻るには
きっと何年もかかるだろう
その時をじっくり待とう

今日のお菓子は秋の色と言う
浮島
それとハロウィーンの顔が
焼き印してある
カボチャ饅頭

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