村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

平成25年村雨庵初釜

2013-01-06 23:15:28 | 村雨庵 稽古 
今日は村雨庵の初釜だ

待合は丸山応立マルヤマオウリュウ筆
丸山派四世
明治8年に59歳で亡くなった



本席は太田晦巌オオタマイガン筆 「春」
大徳寺489世の晦巌常正マイガンジョウショウ1876-1946である
号は大梅窟

外は晴れ
昼12時前にすでに殆ど集まっていた
人によっては1時間早く来てくれて感謝である
参加者は12名、晴着を召してしずしずとお出まし
の割には元気な声があちこちで聞こえる

一人ひとり挨拶のあと
初炭、食事、菓子
濃茶、後炭、薄茶

薄茶の最中に年賀の扇子と懐紙など渡す
福引は籤を引き一番のひとから好きなものを取る
私のお古の茶碗とか水指など
ささやかな道具が景品だ
今日は2個ずつ用意した
一度目はビリでも 二度目は一番になる
毎回くじ運の悪いカズさんがやはり12番をひいていた
道具が少しでもかたずいて嬉しい

濃茶の茶杓は成瀬宗巨の「蓬莱」
薄茶の茶杓は黒地に松葉の金蒔絵 
主菓子は千草庵のはなびら餅 
菓子器は一閑塗の縁高
干菓子は諸江屋の紫雲と鶴屋吉信のこはく水仙
菓子部のサカチカさんが黄身羽二重を作ってくれた



竹、梅の大きな型で作ったもの人数分に切り分け薄茶の菓子に
松はお土産として切り分けお持ち帰り

写真の菓子器は九谷焼
干支の絵皿
まんなかに巳の絵が書いてある


明日は七草だ
なるべく早く起きよう

七くさや袴の紐の片むすび 蕪村


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