村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

伊勢物語は 面白い

2012-06-16 00:47:09 | お勉強
6月15日の金曜日
第三金曜日は「伊勢の会」三カ月振りである
いつもの中華屋で待ちあわせた
昼の定食を食べ、ビールも飲んだが
一人1,200円だった

伊勢物語は平安前期 9世紀から10世紀の歌物語
モデルの業平は825~880

今日は31段から41段を読む
32段 むかし、物おもひける女に、年ごろありて、
いにしえの 
しづのをだまき繰り返し
昔を今になすよしも哉
といへりけど、
何とも思はずやありけん

もとカノに何年か経って 会った
いにしえの「しづ」という布をつくる糸巻きのオダマキをくるくる巻くように
かつて仲の良かった私たちの間柄をたぐりよせて元のような恋人になれる方法はないものだろうか

そう言ったが何とも思わなかったのだろうか返事もなかった

まあこんな意味かと私は思った

伊勢物語は面白い 今日読んだ、どの段も
千年以上前のいにしえから、
男性は心がか弱く
女性は気持ちがはっきり、くっきりしている


しづや しづ
しづのオダマキ繰り返し
昔をいまに知るよしもがな

文治二年1186年だったか 静御前が鎌倉で舞ったと言われる歌が
この歌だ


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