ライオンには食欲はあるかもしれないが、食欲という概念は持っていない。結果的に食べる運動はするでしょうが、食欲を満たすために食べるとか、栄養を取るために食べるとか、というような目的概念は持っていません。もちろん、栄養とか、食事とかランチとかいう概念も持っていません。
ライオンは、動物の生理として体内の血糖値が下がると餌食を襲う運動シミュレーションが活性化するような身体の仕組みになっているだけでしょう。ライオンは(拙稿の見解では)目的を持って行動しているわけではない。自動的に身体が動いてライオンの身体がなすべき仕事をこなしてしまうだけです。空気が重力と熱力学の法則にしたがって九州のほうへ渦巻いていく台風と同じことです。
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