現実世界の存在を大前提にすれば、当然、リンゴがここにあるからリンゴが目で見える、ということになります。リンゴの科学を進める場合、リンゴがここにあるからリンゴが観測できる、というところからまず議論が出発するでしょう。そして網膜に映る映像から脳神経系はどのようにしてリンゴが存在することが分かるのか、という近代認識論から引き継いだ現代認知科学の問題が出てくる。それはそれで科学として重要な課題になっています。
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