哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

人生保持→行為形成

2010年06月28日 | xx2私にはなぜ私の人生があるのか

Rubens_theconsequencesofwar

以上の拙稿の仮説が正しいとすれば、人生保持機構は、家族や仲間の視点から見てとれる将来の自分たちの姿を(存在感を伴う現実として客観的に)想像して、その想像に対して自分の身体がどう反応するかを感じとることで、現在の自分の行為を形成する機能としてできあがっているはずです。

たとえば生まれた子供と暮らす自分の姿を想像することで身体が暖かくなって心地よいと感じとった場合、子供を作る行為はポジティブに評価されて、促進される。その想像が心地悪く、背中がひんやりする感じがする場合は、ネガティブな反応が起こって、忌避される、という具合でしょう。これが人生保持機構の働きです。

拝読ブログ:春日武彦「17歳という病」

拝読ブログ:アウシュヴィッツ

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