つまり私たちは何を語ろうとも言葉を語る以上、必ず、それだから明日のために、あるいは今日これから、こうすべきだ、という話を仲間に語っているのです。これが(拙稿の見解では)人類の言語の基本的な構造です(拙稿18章「私はなぜ言葉が分かるのか?」
)。
したがってそういうことであれば、私たちに明日はない、とか明日のことを思わない、とかいうことを言葉でいうこと自体、矛盾であるといわざるを得ません。
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