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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

群行動としての言語

2015年07月19日 | yyy46人類言語はなぜ万能なのか

逆にいえば、このような認知行動を仲間との群行動として実行する手段として効率的であったから言語が発生し進化した、といえます。



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言語の予測構造

2015年07月18日 | yyy46人類言語はなぜ万能なのか

人間は、自分たちの行動(たとえば外出する)に影響を及ぼす現実の変化(雨が降るか)を予測する必要を感じます。その予測に応じてこれからの行動を対応させる(傘を持つか持たないか)必要があるからです。行動に影響を及ぼす因子(雨模様)に注目し、それがあたかも仲間の人間であるかのごとく(擬人化)その気持ちに乗り移って(憑依)行動を予測し(雨が降りそう!)それを仲間と共有する(メールする)。そのような認知行動を表現できる効率的な構造を人類言語は持っています。



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将来予測を表現する構造

2015年07月17日 | yyy46人類言語はなぜ万能なのか

人類は、その生活を支える最重要な栄養補給と繁殖に関して、この仲間との連携による精密かつ長期的な予測能力に大きく依存しています。人間の物事を知りたいと思う欲求は進化上、認知に関するこの集団的予測能力の淘汰圧で作られてきたものと推測できます。そうであるとすれば、仲間との運動共鳴を表現する人類言語の構造が、そのような認知の欲求すなわち仲間と共有する現実の将来予測を表現する構造に収束していくことは当然であろうと納得できます。



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長期的に予測

2015年07月16日 | yyy46人類言語はなぜ万能なのか

人間は(拙稿の見解によれば)仲間との運動共鳴を使って、現実世界の変化を精密かつ長期的に予測する。ここで精密とは多くの因子の相互関係を描写することであり、長期的とは数時間後あるいは数日ないし数ヵ月後の結果を予測することです。人類以外の動物はこれをしないので、目の前の事態だけに注目し、時間的にも数秒後ないし数分後くらいしか予測できません。



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仲間と認知を共有

2015年07月15日 | yyy46人類言語はなぜ万能なのか

言語で認知される事柄は仲間と共有されますが、言語では認知されない事柄は共有されません。言語で認知される事柄は、時間と場所、それが起こった理由、それが引き起こす予測などコンテキストを伴って記憶されます。心理学でいうエピソード記憶となります。一方、言語では認知されない事柄は定かな記憶を作らないか、記憶ができてもコンテキストを伴わず断片的な身体感覚の記憶としかなりません。



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