goo blog サービス終了のお知らせ 

哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

社会人ごっこ

2016年09月16日 | yyy53自分・ごっこ


自分はサラリーマンごっこをしていると思っているサラリーマンもいるかもしれません。その人は、サラリーマンは仮の姿であって自分の正体は違う、と思っているのでしょう。たとえば自分の正体はニートであるとかオタクであるとか思っている人かもしれません。サラリーマンは、ごっこ遊びだよ、と言いたくなるでしょう。しかしそれは幼児のする真正のごっこ遊びではありません。本音を隠すあるいは他人の前で偽装するという、必要な場合大人であればだれもがするあたりまえの行動です。








拝読ブログ:

しまじろうのわお!(2016年9月10日放送分)の感想



拝読ブログ:

50年



コメント

人間の大人はしない

2016年09月15日 | yyy53自分・ごっこ


言語による現実世界に住む大人は、もう、ごっこはしません。社会人は社会人ごっこをしているではないか、サラリーマンは実はサラリーマンごっこをしているだけだ、というような、社会批評的な、シニカルな言い方がありますが、誤解を招く表現です。まじめにごっこ遊びをすることができるのは、言語習得過程の幼児しかいません。猿もごっこ遊びはしない。人間の大人もしません。








拝読ブログ:

漢字の引き方



拝読ブログ:

「健さん」



コメント

身体の中に世界

2016年09月14日 | yyy53自分・ごっこ


言語を話す人間以外の動物、二歳以下の幼児、猿などは身体で感じ取った経験に直接もとづいて行動します。言語を使う人間は違います。言語化された現実世界を身体の中に保持し、その世界の内部で行動を作り出します(拙稿24章「世界の構造と起源」)。








拝読ブログ:

ポケモンGOで逮捕者



拝読ブログ:

他人に対する無関心



コメント

現実世界の認知が完成

2016年09月13日 | yyy53自分・ごっこ


成長過程での言語習得は、単なる記憶量の増加ではなく、現実世界の認知が完成する過程と捉えることができます(拙稿18章「私はなぜ言葉が分かるのか?」 - 哲学の科学Ⅳ)。








拝読ブログ:

ポケモンGOでも話題のARについて



拝読ブログ:

本日の「ア」の追加説明です。



コメント

現実を認知するルーティン

2016年09月12日 | yyy53自分・ごっこ


小学校二年生くらいになると、ごっこ遊びをしなくなります。身の回りのことを、言葉で言い表せるようになります。つまり言語によって、子供は、現実世界を理解した、現実感覚を獲得した、といえます。身体で感じ取る経験を言語化することで現実を認知するルーティンを獲得した、といえます。








拝読ブログ:

上がらぬモチベーション



拝読ブログ:

せめて“最低限”を理解したい



コメント