原始時代の人間が、人生の目的について深く悩んだとは思えません。今晩の食料が足りないとか、夜中にたき火が消えてしまって狼に襲われるのではないかとかの悩みに忙しくて、人生について考えることはなかったはずです。飢餓の心配がなく夜は安心して眠れる生活になって、はじめて人間は人生について考えるようになった。
もちろん現代でも、今週中に子供の手術代を稼ぎ出さなければならない孤独なシングルマザーにとっては、人生の目的などは何の意味もない。人生の幸福について考えることができる人生は、それだけでもうかなり幸福な人生なのです。多くの人がこういう人生を送ることができるようになったのは、人類の歴史でもつい最近のことです。
拝読サイト:ネアンデルタール人はしゃべった?化石から喉頭模型を作成
拝読サイト:美しい日本、由緒正しい日本人はどこへ?