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『負けないで!』は勝つことではありませんよね

未唯へ。ついに花粉の季節に入りました。くしゃみが出てしょうがありません。オーガニックでも落ち着いて、本を読めませんでした。それでも4冊読みましたが。

今日は外に出ないようにして、なるべく鼻を上にしていました。これがくしゃみが出ないコツです。つまり、寝転がって本を読んでしました。幸いにも、今日も30冊借りてきたので、読む本には事欠きません。

その中の一冊の本について書きます。『負けないで!』371.42エダは、去年末にエコットに講演に来られた枝廣淳子さんの書かれた本です。発行日は3月7日です。2月ぐらいの彼女のブログで、「いじめに関する本を書いた」という記述があったのを思い出しました。豊田市中央図書館の新刊書の早さは本当にすばらしいですね。

内容としては、環境ジャーナリストという面ではなく、教育心理学者としての面に近く、娘の「あかり」さんのために書かれたものです。この間のセミナーに来られた時に、豊田市の駅に迎えに行った時に、本当に一人で行動されている感じを受けました。旦那さんとかお子さんの理解の上で、これだけ活動的に動かれているのですね。これも一つの家族の姿です。枝廣淳子さんは色々なポケットを持っていますね!

いじめを「自分にしかない自分の価値を認め、受け入れ、小さな自信を持つきっかけになったら」というのはすばらしいアプローチです。また、「人間って、基本的に一人で生きていくもの。」「「自分は自分」っていられるようになったら・・・たぶん、いちばんラクだよね」を皆が持つことが、社会を安定させていく原動力になると思います。

私の場合は「孤立と孤独」を基本にしています。生まれてきた、この小さな存在でありながら、全宇宙の認識して、生きていくための基本です。その「孤立と孤独」から未唯たちを支えるために「絶対的な愛」を生み出した。「人間一人では生きていけない」という言葉は、コミュニケーションの本には全て書かれているが、その時に思うのは、「何人なら生きていけるか」です。「人間一人では生きていけない」という言葉の中に、相手を利用してやろうという思惑を感じてしまいます。

昨日も秋田空港へ送ってもらう時に、販売店の人から親戚の娘さんと父親の葛藤を聴いたばかりです。子どもと親の関係はやはり、お互いに「宇宙の旅人」の認識を持たないといけないと思います。
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