未唯への手紙

未唯への手紙

個人の活性化

2012年03月01日 | 3.社会
個人の活性化

 個人の活性化は自分の中でできることです。それが生活編の中身そのものです。それにしても、人間はなぜ、こんなに弱いのか。考えないで済まそうとするのか。組織はどうにかなりそうです。地域の活性化も危機感から立ち上がってくるでしょう。

 個人の危機感が一番難しい。危機感だけで走ったら、幸せにはなれません。考えることをどのように求めていくのか。それらの元として、先にサファイアを作りました。これはローカルとグローバルをつなぐものです。循環させるものです。これがない限りは、継続はできません。それぞれの役割が明確になりません。

サファイアがベース

 サファイアは名古屋に来て、販売店を見て、足りないものは何かを見たときに出来上がったものです。ローカルで自分たちのやりたいことをやっていくということ、足りないもの・必要なものをグローバルに求めるということ、グローバルは自分たちが作ったモノをローカルに展開するかという機能です。この循環をもとに他の循環とつなげていく。それがないと、全体が変わらない。

 これらの関係をここの説明ではできないので、7つのジャンルからの項目を関係づけるという未唯空間を作りました。未唯空間全体の思い、そのものを説明するものが必要かもしれない。今は、詳細と説明のための概要ができました。なぜ、こうなっていくのかの説明を丁寧に説明できるものです。

 細かいことではなく、全体をどうするのかはトポロジストの能力です。全体を理解するための資料は作るけど、先ずはそれを信じてやってもらいたい。そこから答を出していく。

 個別編として、サファイア循環みたいなテーマごとでいるかもしれない。サファイア循環がなぜ、できたのか、それをどう展開してきたのか。未唯空間についても、それができた経過と、それの理論的なことと、それをどう適合して考えてきたのか。4つの機能そのものは、サファイア循環から出てきました。

個人の環境

 重要なのはThink Locallyですが、それがどうやって、可能になるか。ローカルの単位がドンドン、変わってきています、小さくなってきています。地域、店舗、個人の単位です。それがないと、活性化は維持できません。

 研究開発部門で、技術者を対象にしたときに、環境を作ることによって、いかに彼らが活性化したのか。それで、副所長からは「いい仕事をした」と言われました。これを社会でどう展開するのかが、名古屋に来た理由です。

 社会の活性化のための道具は揃ったけど、市民の意識は相変わらずです。この意識をどう変えていくのか。そのためにどういう手順を取るのか。

なぜ、本はあんなに在るのか

 ライブラリ一つとっても、図書館だけでなく、なぜ、本があんなに存在するのか、その大量データを皆に伝えていくのか。そのためのフィルターをどうしていくのか、そこから、どういう答を求めるのか、そこまでがライブラリです。

 そういう意味ではコンテンツはあるし、ヨコの連携はあります。この入り組んだロジック、関係性をどう皆に分かってもらって、どう行動してもらって、そこから変わっていく。これは複雑性です。

皆が考えられる手段

 それを表現できたら、これが一番の成果かもしれません。皆が考えられる手段を提供できるのだから。答は進化します。逆にすると、事例に過ぎないということです。

無限次元空間

 無限次元空間には人が居ないのだから、その概念です。

カントの世界

 カントで持って、内なる世界の理論化のヒントをつかみましょう。カントの書き方も魅力的です。

 「純粋理性批判」は先の先を行っているから、社会に受けられなかったのは確かです。その後に、説明資料を書いて、訴えた。その意味では、相談する相手は本だけです。

市民との合意形成

 消費税にしても、15%だろうと、30%だろうとどうでもいい。どんな社会を作っていくかを合意形成するかです。今のままで、単純にお金を出せばいいという市民ではまずいでしょう。

 合意形成は正当だけでは決まらないし、カリスマだけでは決まらない。そんなものは余分です。市民が納得するだけの学習した上で、合意形成をしないといけないし、社会そのものは変えていかないといけない。

 実際、行うのはパーティです。市民コミュニティは同じ主旨を持った人間を集めて、連携していくかです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿