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5.2 ローカルとグローバル 10/10

 (つづき)

 ポータルから変革を起こす

 複雑性の考えでは、変革は周辺から起こります。グローバルがローカルを支援して、ローカルを活性化すれば、それがグローバルに反映されて、グローバル自体が変わっていける。

 その際に、押し付けはダメです。グローバルのACTからローカルのACTに直接つながるのは、押し付けになります。環境問題でも、「Think Globally, Act Locally」もTG⇒AG⇒TL⇒ALが正解です。

 グローバルのACTからローカルのACTでは、システムを作る人が偉い人になる。メーカーは、その傾向が強い。作っても、使われなくては意味がない。使う方から考えましょう。


 販売店は多様です。多様性を生かします。

 基幹系システムは「作ったものを使ってもらう」という発想なので、画一的になる。作業の標準化が前提です。効率化はできるけど、販売店の役割を固定にして、変えることはできない。標準化の弊害です。

 ポータルは「使ってもらう」ことで、販売店の多様性を活かします。多様になるほど、変化するものは販売店で作りこんでもらう。ゆっくりやっていても、早く対応できます。事例が活用できます。

 本部で作り上げるよりも、20店舗で作った方が確実に早くできます。スタッフ一人で作るよりも300人のお客様の力を借りた方が多様なニーズに対応できます。多くの力と智恵を使うのが集合知の世界です。


 操作性も大きな要素になります。超アナログ発想が必要になります。

 販売店は将来方向がつかめなくなっている。システムについても、アナログからデジタル化してきたが、パソコンを使いきれていません。アナログの方向が魅力的に見えて来て、パソコンを捨て始めた販売店もあります。

 情報系システムではデジタルを前提にしています。販売店の気持ちとのギャップは大きい。そのギャップを埋めるのは、サファイアシステムの超アナログ指向でしょう。

 超アナログは「使う」ことを目指し、お客様の声を「聞く」ことを可能にします。そのために、自然に使えるシステム、グループでの知恵を発揮できるやり方を採用します。リテラシーなしに実現するのが、超アナログです。
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