goo

7.2 社会に向かう 4/5

 (つづき)

7.2.3 存在を賭ける

 社会を変えるためには、自らを使い切って、存在そのものを変えないといけない。あわせて、会社を使い切ります。

 会社は使い切るものです。

 夢さえあれば、それをかなえてくれる人は出てきます。それがインタープリターです。大会社であれば、社会の動きを知ると同時に、社会を変えていくことも役割です。そのために、存在をかけます。

 社会は大きく見えるけど、DNA的を見ていけば、根本が見えてくるものです。自分の観点、専門領域から、社会モデルを作って、仮説・実証を繰り返せばいいです。社会に通用するものでないと、会社でも通用しない。

 個人・会社・社会が織り成す世界を見ていきます。私自身の目的は、生まれてきた理由を探すためです。だから、個人・会社・社会の区別をつけられないし、つける必要はありません。複雑なものは複雑なままに理解しましょう。もう一つ、大きな武器はDNA的発想です。


 変革のプロセスを図式化したのが、四葉のループです。

 四葉のループはローカル×グローバル、考える×行うを組み合わせたサファイア空間を多元化したものです。個人⇔グループ⇔全体間の遷移の方向を表しています。中核となるのは、グループのループです。

 四葉のループは多元構造を持っています。内側は個人で、外側は全体です。その間に複数のグループのループが存在します。グループのループが回転するエネルギーに引きずられて、内側と外側ループが回転し始めます。

 個人の意識の中に、自分の内側と外側、考えることと行うことの循環ができてくれば、個人は変わることができます。これを順繰りに上げていくことで、変革は容易に行えます。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 7.2 社会に向... 7.2 社会に向... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。