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『未唯での手紙』「仕事」のプロセス

私の仕事のプロセスは、①皆の思いを私の思いに(仮説)⇒②私の思いを皆の思いに(見える化)⇒③思いをカタチに(実証)という3つで構成されています。これは東富士時代に手法としてまとめました。当時は部の全ての業務を対象にして、システム化を行っていました。

この最近のネットとポータルでは、④カタチに思いを(展開)のプロセスが増えています。

それぞれのプロセスでの要件としては、
①仮説では「情報入手」=要するに不平不満の把握
②見える化では「ヒアリング」=こんな世界はいかがですか
③実証では「パートナー」=智恵で作ってくれる人
④展開では「Act Locally」=基本を押さえながら指数的な拡大
がポイントです。

これをネットに置き換えると
①ブロードバンド化を安くしたいという要望
②ブロードバンドでつながった世界でこんなことができるという提案
③月2.5万円以下で10MBEなら、自主的に切り替えられるという読み
④期限を決め、代替手段を含めて、個々の店舗を切り替える決意
となります。

次に、ポータルでは
①システムはあるけど使えないし、皆バラバラという状況
②情報共有とプッシュ型のすごさの提案
③個人認証にポータルをバンドルすることでインフラになるという読み
④表現したいコンテンツがあれば、個々の販売店でマニュアル化してもらい、それを拡大する。
となります。

これらを市民参画に置き換えると
①フィンランドと日本の状況の比較から市民参画の必要性
②分科会での検討を行ったが、市役所に思いがつながらない
③インタープリターの世界だけでエコットが決まった
④エコットを最大限活用して、一般市民が参画できるようにする
となり、③までで出来なかった分、④からの仕事になる。

こう見てくると、仕事に比べて、市民参画は分が悪いですね。ここから再構成が本当にできるのか? 市役所もこの間の審議会の委員選択のように、面接で自分たちのコントロールしやすい人間だけで固めようとしている。Think Locally, Act Locallyでいこうとしている。

だから、④を切り開くしかない。パートナーが欲しいですね。
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