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てらまち・ねっと



 昨日の午後、月曜日の新聞折込で市内に全戸配布する「新しい風ニュース」を印刷していたら、岐阜で会議をしていた連れ合いから電話。
 「地震じゃない?」 「かなり長く揺れている!」

 私「ここは、まっくたなんともないよ。」
   (輪転機が動いて、身体も立ち歩いていたからか、何も感じなかった)

 つれあい「テレビの速報を見て」

 TVをつけて、すぐに電話を返した
  「宮城で震度7の大地震。関東・東北は大津波警報」と伝えた。

 輪転機を回しながら、津波の激しい様子を見た。
 被災された皆さん、関係者のみなさん、こころからお見舞いを申し上げます。
 
 そのうち、「福島第一原発、緊急停止」と流れた。
 20数年前から「脱原発運動」をやって、勉強会もやっていたから危険を直感する。
 原発は、緊急の場合は「自動的に停止」するように設計されている。
 そのとき、冷却する系統が作用しないと、どんどん反応が進んでどんどん高熱になる循環・・・原子炉の暴走・・・メルトダウン・炉心溶融・・・・

 その後、夕方、所要で出かけたりしていて戻っても、テレビは各地の被災状況の続報。

 夜中。
 原発の冷却用のバッテリーが無くなる、補充用の外部電源をつなごうにもつなげることができていないとの旨のニュースが流れた。
 
 朝、3時前に目が覚めたのでテレビをつけた。
 3時前、「原子炉格納容器内の圧力が高まってきたので、圧を逃がすことになる」可能性が高いことが発表された。

 放射能を外に出すわけだ。
 「風は西から東に吹いている」ことも決断の理由のように説明されている。
 
 昨夜来、米軍が原発事故のサポートに入っている情報があり、政府の秘密裏の動きが気になる。

 今朝3時のロイターは、
 「クリントン同国務長官は『在日米空軍が原子力発電所に非常に重要な冷却剤を輸送した』と述べた。」と流している。

 重大な事態が近づいてる気配。

 そんな今、新潟・長野で「震度6強」の地震発生の報。
 しばらくして、栃木で地震の報道。
 続けて、長野で「震度6弱」の報道。
 広範な地殻変動が起きているのだろうか、と素人は考えてしまう。

 とりあえず、ブログはここで出しておく。

 なお、私の「新しい風ニュース」は今日、インターネットにアップする予定だったけど、明日に延期する。

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●米国、東北地震で被害受けた原発に冷却剤輸送=クリントン国務長官
      ロイター 2011年 03月 12日 03:08 JST
 [ワシントン 11日 ロイター] ヒラリー・クリントン米国務長官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所に、冷却剤を輸送したことを明らかにした上で、今後も支援を続ける考えを示した。

 同国務長官は「在日米空軍が原子力発電所に非常に重要な冷却剤を輸送した」と述べた。

 「日本は原子力発電への依存度が極めて高く、非常に厳格な技術的基準を設けている。しかし地震により一部の発電所に圧力がかかっており、冷却剤が不十分となっている」と説明した。

●福島第1原発、冷却機能停止=放射性物質放出の恐れも-周辺住民に避難指示
      時事(2011/03/12-03:01)
 三陸沖の大地震で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機で、11日夜、原子炉の冷却機能が停止した。同1号機では原子炉格納容器内の圧力が上昇、東電は原子炉の破損を防ぐため、圧力を逃がす操作の検討を始めた。この操作により、外部に放射性物質が放出される恐れもある。

政府は11日、原子力災害非常事態宣言を発令、半径3キロ以内の両町住民5862人に緊急避難を指示。半径3~10キロ圏内の住民4万5345人に対しても屋内待機を指示した。県によると、3キロ圏内の住民全員が避難を終えた。経済産業省原子力安全・保安院と東電によると、同原発は運転中の1~3号機すべてが地震直後に自動停止した。非常用ディーゼル発電機が故障し、2号機は冷却機能を停止したため、電源車を派遣し、復旧作業を進めている。

 一方、1号機では、通常400キロパスカルの格納容器内圧力が、600キロパスカルまで上昇。格納容器が破壊される恐れが生じたため、東電は圧力を逃がす操作を検討。操作に伴い、外部に放出される放射能の量や影響を調べている。2号機の原子炉冷却水の水位は、燃料棒の最頂部より約3.5メートル高い位置で維持されている。水位が低下すると燃料棒が露出し、放射能漏れの恐れがあるという。

 また、福島第2原発(同県富岡町、楢葉町)も1~4号機が自動停止。東京電力によると、1号機の原子炉格納容器内の圧力が上昇し、午後5時35分に非常時に炉内に冷却水を注入する「緊急時炉心冷却装置(ECCS)」が自動起動した。

保安院によると、冷却水は確保されているとみられるが、2、4号機は冷却のため海水を取り入れるポンプの動作確認が津波の影響でできなくなっているという。東京電力によると、福島第2原発の排気筒クレーン操縦室で作業員1人の死亡が確認された。同第1原発では、タービン建屋内にいた同社社員2人の所在が確認できないという。

●社会  福島第一原発 圧力上昇で空気放出へ
        NHK 03/12 03:33
 海江田経済産業大臣は記者会見し、福島県にある東京電力・福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉が入った建物内の圧力が高まっているため、建物内の空気を外部に放出する予定だと東京電力から報告があったことを明らかにしました。この作業に伴って、建物内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、量は微量とみられるということです。また、陸地から海への風向きを考えると、すでに実施している施設から3キロ以内の避難や、3キロから10キロ以内の屋内退避で住民の安全性は保たれるとしています。東京電力では、放出する時間については事前に知らせるとしています。住民に対しては落ち着いて対応してほしいと話しています。

●地震:放射性物質出る恐れ 福島第1原発
    毎日新聞 2011年3月12日 2時09分(最終更新 3月12日 2時45分)

福島第1原子力発電所 東京電力によると、今回の地震の影響で、福島第1原発1号機の原子炉圧力が上昇していることが分かった。原因を調べている。

 炉内の圧力が高まると格納容器が損傷を受ける。このため、同社は炉内の圧力を外部に逃がす操作の実施を検討している。実施すると、放射性物質が外部に出る恐れがある。

● 福島第1原発3号機、冷却装置の電源停止か
       日テレ  2011年3月12日 1:51
 原子力安全・保安院によると、「東京電力」の福島第1原子力発電所の3号機で、原子炉内の燃料を冷やす作業ができなくなる見込み。早ければ12日午前0時頃に冷却装置の電源が全て止まるとみられていたため、既に冷却作業ができなくなっている可能性もある。

 現在、復旧させるための電源車が現場に向かっているという。福島第1原子力発電所では、既に2号機でも原子炉内の燃料を冷やすことができなくなっている。こちらは現在、電源車による復旧作業が行われているという。

 保安院は、いずれにおいても直ちに放射能が漏れる可能性はないと説明している。

 一方、「東北電力」の女川原子力発電所では、火災が確認されていたが、既に鎮火され、放射能の漏れなどは確認されていないという。

●福島原発炉内蒸気、外に逃す作業検討 放射能漏れの恐れ
      朝日 2011年3月12日1時52分
 東日本大震災で、炉心を冷やす緊急炉心冷却システム(ECCS)が動かなくなった福島第一原子力発電所の1号機について、東京電力は12日未明、原子炉格納容器の圧力が高まっているため、容器内の放射能を含む蒸気を放出する作業を検討していることを明らかにした。実施すれば、外部に放射能が出る可能性があるとしている。

●【地震】福島第1原発1、2号機 電力供給不能に
     朝日 (03/11 23:16)
 経済産業省原子力安全・保安院などによると、福島第1原発の1号機と2号機は外部からの電力供給ができなくなりました。非常用ディーゼル発電機が動かず、緊急炉心冷却装置などが動かせない極めて異例の状態です。このうち2号機は電力供給がストップしたため現在、炉心の冷却が行われていません。

現状では周辺環境への放射性物質の流出などは起きていませんが、政府は、半径3キロ以内の大熊町、双葉町の住民586人に念のため避難を指示し、3キロから10キロの住民5万1207人に屋内退避を指示しました。

東京電力は、多数の電源車を現場に派遣して電力のバックアップを急いでいます。この地震では、福島を含む合わせて11基の原発が揺れを検知して自動停止しました。福島第2原発1号機では原子炉の格納容器内の圧力が上昇し、緊急炉心冷却装置が作動しました。宮城県の女川原発では、タービンのある一部施設の地下から煙が出て自動消火装置が作動しました。

一方、茨城県によると、東海第2原発では、3基ある冷却ポンプのうち1基が動かなくなりました。ただ、ほかの2基が作動しているため、今のところ問題はないということです。いずれも放射性物質漏れなどの異常は検出されていません。

 防衛省によると、北沢防衛大臣から原子力災害派遣命令が出たことを受けて、陸上自衛隊の中央即応隊で、原子力災害や化学災害に対応する専門部隊の中央特殊武器防護隊24人が、大宮駐屯地から午後9時ごろ、化学防護車4台で福島第1原発に向けて出発したということです。

●地震:原子炉の冷却機能に異常 福島
      毎日新聞 2011年3月11日 20時00分
福島第1原発3号機建屋
 経済産業省原子力安全・保安院によると、東北沖大地震によって原子炉を自動停止した東京電力福島第1原発1、2、3号機(福島県大熊町)は、非常用ディーゼル発電機が使用できなくなり、すべての電源が喪失して原子炉を冷却できない状態になっている。

 東電は、同原発1、2号機について放射能が施設の外部へ漏れる危険性があるとして、同日午後5時、原子力災害対策特別措置法15条に基づく緊急事態(15条事象)を保安院に通報した。保安院は原子炉の状況を調べている。

 15条事象は、原子力施設の周辺地域で放射能や放射線漏れを検出したり、原子炉の停止が不可能になったときなどに適用される。気象条件などを基に、どれほどの地域に放射能が広がる可能性があるかを予測し、住民に対し屋内退避や域外退避などを指示する。【酒造唯】


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今朝は、早朝に起きて薪ストーブの「灰」を処理しに外に出たら、うっすら雪化粧。そのあと、明日発行のニュースの原稿の点検をじっくり済ませてから、ブログをこのテーマにした⇒◆最高裁の殺人事件上告審の判決/実名報道と匿名報道の姿勢の違いが歴然 ⇒http://bit.ly/fqdpiM
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