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◆ソフトボールほどに育ったメロンの実/ミニトマトやキュウリ、いんげんは食べ始めている。
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◆昨日の午後に抗がん剤を点滴。そのあとは「左肩から腕に突然襲ってくる激痛」は全く無い。素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったから/入院4日目
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◆今日は「抗がん剤カバジタキセル」の投与/なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません/入院3日目。
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◆日本緩和医療学会/がんの患者さんの多くは医療用麻薬の使用を恐れている /麻薬中毒のイメージから敬遠され、痛みを我慢して過す方も少なくない
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◆小沢一郎/不起訴で検察審査会行きは間違いなし/新しい議員会館・小沢フロア・「小沢ガールズ」
●政権交代
/
2010-02-05
小沢一郎氏の不起訴が正式になった。
とはいえ、この案件は『市民団体の告発』によるものなので、
「不起訴」になった場合は、告発者は「検察審査会」に訴えることができる。当然そうなるのだろう。
審査会の「起訴相当」の議決が2回あれば、自動的に「起訴」になる。
(私の経験) ⇒
◆不起訴不当の速やかな議決/岐阜検察審査会/裁判員制度のプラス効果か
秘書を起訴したこともあって、「この件は、まだ、これから」という人もいる。
インターネットのそんなニュースを見ていたら、衆議院の議員会館が新しくなるところ、その部屋割りが決まったという。
小沢氏周辺は「小沢ガールズ」で固めたという話題が持ちきり。
(関連) 2010年2月3日ブログ
⇒
◆小沢と検察、これで終止符か/不起訴の可能性と報道されている
2010年7月19日ブログ
⇒
◆小沢一郎と検察審査会/民主党の内紛/「勢力争い」より、公約の実現に「精力を注ぐべき」
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6位、7位あたり
2月5日 朝7時のNHKニュース から
↓ 東京地検特捜部長の会見 ↓
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
●小沢氏不起訴、地検特捜部長の一問一答
2010年2月5日00時02分 読売新聞
4日の記者会見での佐久間達哉・東京地検特捜部長と報道陣との主なやりとりは次の通り。
――小沢氏は嫌疑不十分で不起訴ということだが
「共謀には共犯者の行為を通じて自らの犯罪をする意思が必要。有罪を得るだけの証拠が足りなかった」
――検察内部で積極論と消極論があったのか
「個々の検察官によって証拠の見方は違う。お互いに確認しながら一つの結論を引っ張ってきた」
――虚偽記入の動機は
「土地購入の原資を隠すことが目的」
――原資は解明できたのか
「原資が何も分かっていなければ、起訴とならない。(土地代金の原資となった)4億円は陸山会の前に一度、小沢議員に帰属している。どういう金かは公判で明らかにする」
――この4億円の一部はゼネコンからのものか
「それは言えない」
――小沢氏が記者会見で説明した原資は違うのか
「今日の時点では否定も肯定もしない。必ずしも小沢議員の説明をそのまま認定しているわけではない」
――今後、陸山会以外の(小沢氏関係の)政治団体は追及するのか
「具体的なことは念頭にない。現時点で立件すべきものは立件した」
――小沢氏の供述調書は公判の証拠として出すか
「一般論としてはそう。これから検討する」
●小沢氏の発言要旨
時事 2010/02/04-21:23
民主党の小沢一郎幹事長が4日、自らの資金管理団体の政治資金規正法違反事件について、党本部で記者団に語った内容の要旨は次の通り。
私の政治団体に関連することで、国民の皆さま、また、同志の皆さまにご迷惑とご心配をお掛けしたことを心からおわびを申し上げる。私は不起訴という知らせをいただいた。公平公正な検察当局の捜査の結果と受け止めている。
一方、私の事務所で会計を担当していた者が起訴になったことは大変残念だ。石川(知裕衆院議員)は国会議員だが、国会議員としての職責に関連して責任を問われているのではない。起訴の内容も収支報告書の形式的な点についての責任を問われているということを理解、認識をしていただきたい。
-党としての石川議員への処分は。
私自身の政治団体に関連しての問題だ。きょうは、検察の捜査の結果が出たという時点であって、(処分は)今後、考える問題だ。
-責任については。
(資金管理団体の)代表者だから最終的責任は私にある。
-進退については。
私が今、代表から指名されている幹事長の職責を返上しなければならないとは考えてない。
-民主党の信頼回復に向けどう取り組むか。
予算を早期成立させ国民生活を安定させるという国会の責任と、参院選に国民の支持を得て、過半数目指して最善を尽くすという自分の任務に全力で努力し、国民の信を取り戻すべく頑張りたい。
-検察との闘いに勝利したか。
勝利とか敗北とかという問題ではない。ゼネコンから不正な金をもらったという報道が続いたが、そんなことは一切ない。断固承服できないという意味で強く主張してきた。
●【小沢氏不起訴】「十二分の証拠」が壁 あぶり出された政治家の嘘
サンケイ 2010.2.4 22:45
東京地検特捜部が小沢一郎民主党幹事長を不起訴処分にしたのは、民意で政権交代を牽引(けんいん)した大物政治家に対しては、百パーセント有罪にできる「十二分の証拠」がなければ、訴追を断行すべきではないという検察当局の判断があった。1年に及ぶ捜査は高い壁に阻まれたが、その一方で政治資金を「すべて公開している」と主張し続けた「政治家の嘘(うそ)」が捜査の過程であぶり出された。
「献金の収支をすべてオープンにしているのは私だけ。にもかかわらず検察権力の発動は公正を欠く」
小沢氏と特捜部の攻防の始まりは昨年3月にさかのぼる。公設第1秘書の大久保隆規被告(48)が逮捕された翌日、小沢氏は「オープン」という言葉を何度も使い、痛烈な検察批判を展開した。
問われたのは政治資金収支報告書に記載された「表の金」。身内の検察OBからも批判が相次いだ。それでも、特捜部が捜査を継続させたのは、「裏の金」の糸口をつかんだからだ。水谷建設の裏献金疑惑だ。
岩手県の胆沢(いさわ)ダム工事の受注謝礼として、平成16年10月に衆院議員の石川知裕(ともひろ)被告(36)に5千万円を渡したなどとする証言を、水谷建設元幹部らから得た。「授受」直後には小沢氏の資金管理団体「陸山会」が事件の舞台となった土地を購入していた。特捜部は「裏献金」が土地代金に含まれているとの仮説を立てた。
土地購入の経緯を調べると、購入直前に5千万円などの単位で陸山会の口座に計4億円が入金され、この中から土地代金約3億5千万円が支払われていた。その直後、定期預金を担保に4億円の融資を小沢氏名義で受けていた。土地代金の原資4億円は収支報告書に記載されていなかった。
特捜部がもっとも注目したのは、この複雑な資金操作だ。「裏献金」を隠すために不必要な融資を受け、土地代金の原資と装ったのでは-との疑念を深めた。
実際、石川被告は「資金の出どころを隠すための「偽装工作」と認めた。陸山会の「慣習」として小沢氏の指示を否定したが、不動産を購入する際の預金担保の融資は6年に小沢氏の強い意向で始まっていた。
小沢氏は当初、土地代金の原資を「献金」(19年2月)と説明していたが、疑惑が表面化すると「融資」(昨年10月)に変わり、融資前の購入が発覚すると「個人資金」(今年1月)と二転三転させた。
さらに、石川被告は「虚偽記載や偽装の融資は小沢先生の了承を得ていた」とも供述した。
こうした状況から、特捜部は「有罪を得られる十分な証拠はそろった」として検察首脳との最終協議に臨んだが、結論は「十二分の証拠が必要」だった。
主に障害となったのは(1)石川被告から虚偽記載の動機につながる「裏献金」を認める供述を得られなかった(2)「了承」より強い「指示」の供述が得られず、小沢氏の積極的関与を立証できなかった-の2点。
ある検察幹部は「小沢氏は選挙で選ばれた影響の大きい政治家。100%有罪にできる証拠がないと起訴すべきではない」と語る。
昨年3月の捜査では強い世間の批判を浴びたが、今回の捜査は世論調査で7割が支持した。立件のハードルを上げたため、またしても「秘書の犯罪」で終わったことは、その期待を裏切る形になった。
ただ、今回の捜査は「すべて公開」「融資で購入」という小沢氏の偽りを鮮明に浮かび上がらせた点で意義があった。(河合龍一)
●【小沢氏不起訴】“次の舞台”は検察審査会 申し立て検討し起訴も
サンケイ 2010.2.4 20:59
民主党の小沢一郎幹事長は4日、嫌疑不十分で不起訴処分となった。しかし、これで小沢氏への刑事処分が完全に終わったとはいえない。小沢氏は刑事告発されており、告発人が不起訴処分を不当として検察審査会(検審)に審査を申し立てた場合、次の“舞台”に移る。昨年5月以降、大幅に権限が強化された検審の議決によっては、検察官が決めた処分に縛られることなく、起訴される可能性もあるからだ。
兵庫県明石市で平成13年、花火大会の見物客11人が死亡した事故で、神戸第2検審は1月27日、明石署の元副署長を「起訴相当」とする議決を出した。神戸地検が4回にわたって不起訴としたのに、これが覆され、裁判所の指定弁護士が元副署長を強制的に起訴することになった。
この議決の冒頭、検審は検察官の立場に理解を示しつつ、「有罪か無罪か」という従来の検察の立場ではなく、「市民感覚の視点から、公開の裁判で事実関係および責任の所在を明らかに」する立場を取ったと明言した。ある裁判官は「刑事裁判の機能と目的を変える宣言」と指摘した。
ただ、新たな制度のもと、仮に起訴となっても、組織で公判を担う検察官ではなく、国から「19万~120万円」の報酬を受けた弁護士が、膨大な証拠を読んで供述をつきあわせ、補充捜査を適宜行った上で起訴し、公判を維持できるのかどうか、実際の運用には課題も多い。
小沢氏側をめぐる事件の中で、別の検察幹部は「検察は100%有罪でないと起訴などできない」と語り、明石の事故で神戸地検幹部は「有罪判決が受けられる確信がなければ起訴しないという従来通りの姿勢を維持する」とコメントした。こうしたスタンスは、従来の刑事裁判では極めて正当で、だからこそ、無辜(むこ)の人を裁判にかけてしまう可能性がある「起訴」という権限は、検察官が独占してきた。
しかし、検審の権限が強まり、「起訴すべき」とする議決が2回あれば、強制的に起訴される。しかも、神戸第2検審の議決にあるように、刑事裁判の法廷は「有罪か無罪か」を判断するだけの場ではなく、事実関係解明と責任追及の場となりうる。「市民感覚」の名の下で、刑事裁判の姿が変わりつつある今、小沢氏の審査が申し立てられた場合、検審はどう判断するか。(酒井潤)
●野党、石川議員の辞職勧告提出 幕引き阻止へ小沢氏喚問も
<2010/02/04 23:14 【共同通信】</a>
自民、公明両党とみんなの党の野党3党は4日、東京地検が起訴した民主党の石川知裕衆院議員の辞職勧告決議案を衆院議長に提出した。不起訴となった小沢一郎幹事長についても「限りなくクロに近い灰色だ」(谷垣禎一自民党総裁)として証人喚問を要求し、政治責任の追及姿勢を強める方針。攻勢を維持したい党幹部からは「幕引き」を許さず、民主党のイメージダウンを図ろうとの思惑もうかがえた。
谷垣氏は記者会見で鳩山由紀夫首相の政治資金問題の捜査と合わせ「政権トップ2人の元秘書らが5人も逮捕、起訴されたのは極めて異様だ。監督責任と道義的責任が問われている」と指摘。石川議員らの処分は「大きな疑惑の一部にすぎない。脱税などの疑惑捜査はまだ続いている」との認識を示し、真相解明を求めた。
公明党の山口那津男代表は前橋市で「幹事長自身の説明責任が求められる」と指摘。共産党の志位和夫委員長も記者会見で「検察の手が及ばない政治的責任を含め究明するのが国会の責任だ」と強調した。
●自公、石川議員の辞職勧告決議案を提出へ
朝日 2010年2月4日12時11分
●新議員会館、6階は「小沢ガールズストリート」の様相
朝日 2010年2月4日5時3分
民主党は3日、6月に完成する新しい衆院議員会館の部屋割りを決め、所属議員に通知した。小沢一郎幹事長の側近や昨年の衆院選で当選した女性議員たちは小沢氏に近い部屋になり、小沢氏に批判的な議員たちは別の階や別棟を指定された。部屋割りには小沢氏との「距離感」が如実に表れた。
新たな衆院議員会館はこれまでと同様、第1と第2の2棟。地上12階地下5階建てだ。衆院の議院運営委員会理事会の調整を経て、各会派ごとに部屋割りを決める。
新会館になっても現在と部屋番号が変わらないのが、第1議員会館605号室に事務所を置く小沢氏。これまでと同じく、山岡賢次国会対策委員長、元秘書の樋高剛副幹事長が両隣の部屋を占める。小沢氏が非小沢グループから一本釣りした細野豪志副幹事長や、小沢氏が目指す国会改革などを任せている海江田万里衆院議員も集められた。
さらに「小沢チルドレン」と称される若手議員のうち、小沢氏の覚えがめでたいとされる小宮山泰子、青木愛の両氏に加え、昨年衆院選で初当選した田中美絵子、山尾志桜里、福田衣里子、小原舞、櫛渕万里の各氏も同じ階に。6階は「小沢ガールズストリート」の様相だ。
対照的に小沢氏と距離を置く議員たちが集められたのが第1議員会館の8階だ。仙谷由人行政刷新相、前原誠司国土交通相、枝野幸男元政調会長のほか、野田佳彦財務副大臣や玄葉光一郎衆院財務金融委員長らが集結。「七奉行」と呼ばれる議員のうち5人が同じフロアとなり、いつでも会合が可能になりそうだ。
衆院事務局によると、新たな議員会館は議席数に応じて各会派に割り当てられ、部屋割りは会派に任せられる。民主党の場合、各グループごとに議員を集めており、鳩山由紀夫首相のグループは第1議員会館4階、菅直人副総理兼財務相のグループは5階に主な議員が割り当てられた。
ただ、昨年の衆院選で大量当選した小沢氏系議員は各所に配置されており、党内の他グループからは「監視されるかもしれない」(議員秘書)との声も上がる。
一方、小沢氏側の土地取引問題をめぐって「議員辞職すべきだ」と公言していた村越祐民衆院議員は、現在の第1議員会館3階から、本会議場に行くには最も距離のある第2議員会館の最上階隅の部屋に。党内には「小沢氏を批判したから飛ばされたのでは」との憶測が出ている。
新たな議員会館は衆参共に6月に完成、7月から使用される。参院民主党の部屋割りはまだ決まっていない。(山下剛)
●新議員会館6階、小沢ガールズで花ざかり
サンスポ 2010.2.4 05:03
東京・永田町の国会議事堂裏に建設中の2棟の新衆院議員会館の部屋割りが3日、決まった。
新しい第1議員会館の6階が小沢一郎民主党幹事長(67)の“帝国”の様相で、今の議員会館でも小沢氏の部屋の周辺には昨年8月の衆院選で当選した“小沢ガールズ”の部屋が割り当てられているが、これが“パワーアップ”。
加えて“側近議員”もガッチリ周囲を固めている。
小沢氏の部屋番号は新会館も現在と同じ「605」。並びをみると、すぐ隣の「604」が秘書出身の樋高剛副幹事長(44)、そして小沢ガールズの田中美絵子氏(34)の「603」と続く。逆隣の「606」には山岡賢次国対委員長(66)、小宮山泰子氏(44)を挟んでガールズの青木愛氏(44)が「608」。これは、現在と同じ配置だ。
さらにガールズでは、部屋番号こそ変わったものの山尾志桜里氏(35)が同じ6階で「613」、「619」福田衣里子氏(29)と「621」小原舞氏(35)が新たに加わり、これまで6階だった三宅雪子氏(44)や早川久美子氏(39)は11階に変わった。
もう一つ見逃せないのが側近の配置。「小沢氏の信任厚い」(民主党関係者)といわれる細野豪志副幹事長(38)が小沢氏と向かいの「620」になった。
政治評論家の有馬晴海氏は「現在は小沢ガールズの管理が主な狙いと考えられる配置だが、今度は細野氏や伴野豊氏(49)=616=ら副幹事長を近くに置いて、“ニュー小沢人脈”になっている」と解説する。
一方、8階は反小沢の“牙城”に。小沢氏と距離を置く「七奉行」のうち5人が集結するのだ。前原誠司国交相(47)、仙谷由人国家戦略・行政刷新担当相(64)、野田佳彦財務副大臣(52)、枝野幸男元政調会長(45)、玄葉光一郎衆院財務金融委員長(45)だ。
議員会館の部屋割りは、まず議院運営委員会で各党が集まって政党別の部屋の配分を協議し、その後各党内では国対委員長が割り振る。
「部屋割りは議員から希望をある程度聞きながら、国対委員長が党内の人間関係を考えて決めていく。七奉行もなるべくまとまってという希望があったかもしれないが、7人全員固めてしまうとマスコミの格好のターゲットになるので、あえて5人にしたのでは」と有馬氏。新議員会館への引っ越しは7月の予定だ。
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