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てらまち・ねっと



 今度の日曜日、21日に投開票の長崎県知事選は内閣の支持率が落ちている中で行われる。

 民主側は何人かの候補を一本化し官僚出身の候補だけ。
 自公は前副知事。
   他に共産ほか合計7人とにぎやか。

 実質与野党対決。
 民主党の推薦候補が敗れたら、続投を決めた小沢一郎サイドは不利とあってか、
   「福田衣里子が握る『小沢の命運』
     長崎知事選で地元にベタ張り」
  とも報道されている。

 しかし、終盤の予測では「自公候補がリード」。
    先週の岐阜市長選じゃないけど、1対1の構図ならわかりやすいけど・・・

 ともかく、最後に逆転できるか・・・

 (追記) 2月20日ブログ
       ⇒◆長崎知事選、町田市長選/民主候補に大逆風/鳩山・小沢のスキャンダル

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長崎県知事選/公式ページ から




●↓ 長崎県知事選挙  2010年02月04日告示  2010年02月21日投票  から ↓


●長崎県知事選7人が届け出 現職引退で新人の混戦へ
       2010/02/04 10:03 【共同通信】
 任期満了に伴う長崎県知事選は4日告示され、いずれも無所属新人の7人が立候補を届け出た。3期で引退する金子原二郎知事の後任の座を争う選挙で、21日に投票、即日開票される。

 届け出たのは、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦、元共産党県委員長の深町孝郎氏(67)=共産推薦、前副知事の中村法道氏(59)、元県議の押渕礼子氏(71)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、元運送会社員の松下満幸氏(62)、会社役員の山田正彦氏(44)。

 金子県政を支えてきた自民党が、金子氏の事実上の後継者である中村氏を全面的に支援するのに対し、民主、社民、国民新各党は橋本氏を推薦。与野党対決の構図を軸として、激しい選挙戦が見込まれる。

●長崎知事選、東氏が出馬断念表明
    2010年1月8日 読売新聞
 知事選(2月4日告示、21日投開票)への立候補を表明していた元ルーマニア大使の東良信氏(61)が7日、長崎市内で記者会見し、出馬の取りやめを正式に発表した。東氏は、民主党が擁立した元農林水産省職員の橋本剛氏(40)を支援する。民主党系の候補が一本化したことで、今後の選挙情勢に影響を与えそうだ。

 東氏は理由について、橋本氏との間で政策合意に至ったためと説明。「複数回にわたり政策を議論し、理解を深めた。長崎を変えるのに、同じ主義主張(の候補)が分裂的に行動するのは不合理。橋本氏とともに長崎を変えていく決意をした」と述べた。

 橋本氏は、東氏が掲げたマニフェストを全面的に取り入れるという。東氏は「自分で(県政を)何とかしたいという感情はあるが、(出馬すると)長崎を変えられる可能性が低くなると考えた。自分の支持者に、自分と橋本氏の思いが同じだと伝えていきたい」と話した。

 会見には、同党県連の渡辺敏勝幹事長が同席。東氏の出馬断念に関し、「非常に心強い。金子県政の流れを変えるという気持ちが、2人の間で一致した結果」と語った。

 一方、これまで立候補の意欲を見せていた同党県議の高比良元氏(57)も同日、本紙の取材に対して「民主党の推薦がないと勝算が見込めない」などとして、出馬しない方針を明らかにした。

 知事選にはほかに、市民団体事務局長の深町孝郎氏(67)(共産推薦)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、県議の押渕礼子氏(71)、前副知事の中村法道氏(59)が立候補を表明している。

●選挙:長崎県知事選 21日投開票 政党色薄め、人気者頼み
        
毎日新聞 2010年2月15日 東京朝刊

 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
 21日投開票の長崎県知事選は「政治とカネ」問題で鳩山内閣の支持率が急落する中、与野党対決の構図となり、今夏参院選の前哨戦として注目されている。民主党の推薦候補が敗れれば、続投を決めた小沢一郎幹事長の求心力低下につながる可能性もある。

 昨年の衆院選県内4小選挙区で全敗した自民党は反転攻勢の好機とみるが、政党支持率の上向かない「自民」を前面に出すのには及び腰。互いに政党色を薄めた選挙戦を展開している。【阿部義正、高山祐、木下訓明】

 ■民主
 知事選は4日に告示され、現職の不出馬を受け新人7人が乱立。与党3党が推薦する前農林水産省室長、橋本剛氏(40)と自民、公明の「旧与党」が支援する前副知事、中村法道氏(59)による事実上の一騎打ちの様相となっている。

 「知事が代われば、長崎は変わります」

 10日、長崎市の個人演説会場。民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)の声が響いた。衆院選で自民重鎮の久間章生氏を破り、政権交代の象徴となった福田氏は、告示前から応援で県内を奔走。「政治とカネ」の逆風を「エリー人気」ではね返す作戦だ。

 民主党は04、07年の参院選でも公認候補が当選し、県内国会議員は独占状態。自民候補に肩入れしてきた金子原二郎知事(65)が不出馬を表明し、「負けるはずのない情勢」に乗って知事選初の独自候補を擁立した。

 だが、告示日の4日に小沢氏が不起訴となったものの逆風はやまず、直後の毎日新聞の全国世論調査で69%が小沢氏の幹事長辞任を求めた。「事業仕分け」で活躍した蓮舫参院議員が7日に佐世保市に入って「長崎で(県政の)仕分けを実現させる」と訴えるなど、知名度の高い議員を送り改革イメージの回復を図る。

 14日には隣の佐賀県選出の原口一博総務相が長崎市で県内自治体の首長らと「地域主権」をテーマに意見交換。ある首長は「出席しないと目立つから顔を出した」と語り、知事選に絡む「締め付け」と受け止めたことを示唆した。

 一方で、鳩山由紀夫首相と小沢氏の長崎入りは固まっていない。敗れた場合の責任論への波及を党執行部が警戒しているためだ。小沢氏は14日、福岡県久留米市で記者団に「今年最初の知事選なので、勝利すれば心理的に勇気づけられる」と語る一方、「国政に直接影響を与えることはない」と予防線を張った。

 ■自民
 自民党は金子氏の不出馬で出遅れ、民主候補への「相乗り」まで模索したが、最終的に金子県政の後継候補として中村氏を擁立した。ただ、中村氏は政党の推薦・支持を受けない「県民党」を掲げ、自民党も所属国会議員や秘書を大量動員する「党営選挙」には乗り出していない。政党色を薄めつつ、アピール力のある著名な議員に絞って応援に投入する手法は民主党と重なる。

 告示前日の3日、小泉純一郎元首相の次男進次郎衆院議員が長崎市で街頭演説し「民主党は衆院選でクリーンさを感じさせたと思うが、今はどうか。皆さんが民主党に求めた姿ですか」と訴えた。12日には「ヒゲの隊長」として知られる元自衛官の佐藤正久参院議員が長崎県大村市の海上自衛隊大村航空基地前に立ち、「民主に『みそぎは終わった』とは言わせない」と強調した。

 今後も、党県連から要請のあった石破茂政調会長、舛添要一前厚生労働相らが長崎入りし、「政治とカネ」問題を中心に民主批判を強める構え。相手の「敵失」頼みの選挙戦が、衆院選大敗から党勢を立て直せていない危機感を映してもいる。

 自主投票で臨む公明党も中村氏への支援に軸足を置いている。

●福田衣里子が握る「小沢の命運」/長崎知事選で地元にベタ張り
        2010年02月13日 掲載
●候補者のタマの悪さを挽回
 民主党のアイドルが奮闘している。今月21日投開票の長崎県知事選のため、福田衣里子衆院議員(長崎2区)が地元でフル回転しているのだ。

「金子知事の不出馬で12年ぶりにトップが代わる注目選挙です。立候補者も7人と乱立。元プロレスラーの大仁田厚まで出馬しています。

 ただ、実質的には民主党が推す元農水省室長の橋本剛氏(40)と、自民党と公明党が支援する前副知事の中村法道氏(59)の一騎打ち。民主党は、告示前から前原国交相や赤松農相、“事業仕分け”で名前を売った蓮舫参院議員といった幹部クラスを投入している。

 中でも集票を期待されているのが、地元で抜群の知名度と人気を誇る福田議員。党からは『国会に出ないで地元にベタ張りしろ』との指示が出されているようです」

 福田本人も今月3日付のブログで<明日からは、いよいよ闘いが始まります>と書き、気合を入れていた。

 それはそうだろう。彼女の踏ん張りは、新知事選びに影響を与えるだけではない。小沢幹事長の命運も左右するのだ。

「民主党は昨年の衆院選で長崎の4つの小選挙区を独占しています。民主VS自公という知事選の構図は、当時と同じ。そんな状況で敗北すれば、小沢幹事長の進退問題に跳ね返ります」(政治評論家・小林吉弥氏)

 世論調査では7割前後が小沢の幹事長辞任を求めているが、これは瞬間風速に過ぎないし、投票行動への影響は未知数。しかし、県知事選は夏の参院選を占う有力な指標になる。そう見る関係者は多く、党内からも「長崎で負ければ、“やはり小沢ではダメだ”となる」との声が出ている。

「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから、勢力は拮抗している。それだけに小沢周辺はヒヤヒヤでしょう。しかも、民主推薦の橋本候補は評判がイマイチ。元官僚らしからぬ風貌もマイナスです。どうも民主党にはイヤなムードで、最後は“福田頼み”となりそうです」(地元関係者)

 6月に完成する新議員会館の部屋割りで、福田は小沢の斜め前と決まった。見た目や年齢からは想像できないが、彼女もれっきとした小沢ガールズの一員である。親分のピンチを救えるか――。

●参院選へ戦術模索 長崎知事選 国会議員を総動員 民主 保守引きはがし 自民 「新生」アピール
       西日本 2010年2月15日

●自公支援の中村氏が一歩リード 長崎知事選中盤情勢調査
        2010年2月15日16時12分
 21日に投開票される長崎県知事選で、朝日新聞社は13、14の両日、県内の有権者を対象に電話による情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて中盤情勢を探った。元副知事の中村法道氏が一歩リードし、元農水省改革推進室長の橋本剛氏が激しく追っている。投票態度を明らかにしていない人が4割おり、情勢は変わる可能性もある。

 3期12年務めた金子原二郎知事は引退。事実上の後継候補となる中村氏を、自民、公明が支援している。橋本氏は民主や社民、国民新から推薦を受けている。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、中村氏は自民支持層の8割をまとめ、民主支持層の2割、無党派層の4割に食い込んでいる。女性の支持が厚く、年代別では50代以上で他候補をリードしている。橋本氏は民主支持層の支持が6割、無党派層の支持も2割にとどまっている。

 元プロレスラーの大仁田厚氏は無党派層から一定の支持を得ているが、広がりが見られない。元県議の押渕礼子氏、元共産党県委員長の深町孝郎氏らは苦しい。

 情勢調査と同時に実施した世論調査で、知事選の投票先を決める際、民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題を重視するか聞いたところ、「重視する」は42%、「重視しない」46%だった。

     ◇
 調査方法 13、14の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、長崎県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1485件、有効回答は1011人。回答率68%。

●中村氏と橋本氏競る、長崎知事選で本紙調査
        2010年2月15日 読売新聞
 読売新聞社は21日投開票の長崎県知事選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。自民、公明両党が支援する前同県副知事、中村法道氏と、民主党などが推薦する元農水省改革推進室長、橋本剛氏が競り合い、他の候補者を大きく引き離している。ただ有権者の約2割は態度を決めておらず、情勢は流動的な面もある。

 中村氏は自民支持層の8割弱、公明支持層の9割弱を固めた。無党派層の3割強にも浸透。年齢別では、30代以上の年齢層で支持が厚かった。

 橋本氏は民主支持層の5割強、社民支持層の約7割を固めた。年代別では20歳代の支持が5割に上り、鳩山内閣を「支持する」とした人の5割弱を固めている。

 「鳩山首相や小沢民主党幹事長の『政治とカネ』の問題を投票の判断材料にするか」との質問には、4割強が「する」と回答した。

 調査は12~14日、同県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1604世帯のうち、1008人から回答を得た(回答率63%)。

●中村、橋本両氏が競り合い 与野党対決の長崎知事選
      2010/02/14 18:26 【共同通信】
 任期満了に伴う長崎県知事選(21日投開票)は終盤戦に入り、無所属新人7人のうち自民、公明両党が支援する前副知事の中村法道氏(59)と、民主、社民、国民新各党が推薦する元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)が競り合う展開となっている。

 事実上の与野党対決で、民主、自民両党本部が幹部らを相次いで応援に投入。参院選の前哨戦としてだけでなく、民主党の「政治とカネ」問題などに対する反響の強さを測るバロメーターとしても注目されており、結果は今後の政局にも影響を与えそうだ。

 3期で引退する金子原二郎知事の後継といえる中村氏は、県職員として約36年間に培った経験や人脈を生かして、即戦力になると強調。農林漁業などの業界団体もバックアップしており、出身地の島原半島や県北部などの農村部を中心に支持を固めている。

 橋本氏は、若さを前面に掲げて「県政継続は衰退への道。大掃除が必要だ」と改革姿勢を強調。閣僚と一緒に街頭演説を繰り返して政府、与党との連携をアピールし、連合長崎の支援も得て長崎市など都市部での浸透を深めている。

●2010知事選ながさき:意中の候補は誰 4大事業への賛否は? 
        2月15日13時0分配信 毎日新聞
 金子原二郎知事が推進してきた「4大事業」(九州新幹線長崎ルート▽石木ダム建設▽国営諫早湾干拓事業▽県庁舎移転)。21日投開票される知事選を前に、4大事業に対する主な候補の考えを記者会見や公開討論会、アンケートなどを基に改めてまとめた。有権者にとってどの候補が「意中の候補」となるのか。【阿部義正】

 ■長崎新幹線
 3候補が反対、2候補が推進。橋本剛候補(40)は「必要だが、あり方による。将来的にフル規格にしていく可能性があるか、中国の高速鉄道と海路でつなぐことができるかが重要」。一方、深町孝郎候補(67)は「在来線を活用する現計画は新幹線とは言えない。無駄遣い。フル規格はさらに負担が膨らむ」と反対している。

 ■石木ダム建設
 2候補が反対する一方、中村法道候補(59)は「佐世保市の水事情を考えると必要なダム」と推進の立場。また、橋本候補は「反対派と対話ができていないのは問題」、大仁田厚候補(52)は「ダムがいいのか、他の方法がいいのか、もっと比較検討すべきだ」としている。

 ■諫干開門
 開門調査の必要性について深町候補は「裁判の判決でも示されており、ただちに実施すべきだ」と賛成する。一方、3候補は反対し、押渕礼子候補(71)は「干拓地の農業に悪影響が大きい」。また、大仁田候補は「佐賀県の主張も踏まえ、両県民が納得できる回答を出すべきだ」。

 ■県庁舎移転
 いずれの候補も慎重姿勢。押渕候補は「一時凍結。現在地がいいという声が多く、考え直さないといけない」。中村候補は県幹部として移転計画に携わってきたが、「建設ありきではない。県民の意見を聞いた上で対応を決めたい」としている。

 ◆質問
 (1)九州新幹線長崎ルートは推進?
 (2)石木ダム事業は推進?
 (3)諫干の開門調査はした方がいい?
 (4)県庁舎は移転した方がいい?

 ◆主な候補者(届け出順)
 ◇橋本剛候補(40)無新
(1)○
(2)△
(3)×
(4)×
 ◇深町孝郎候補(67)無新
(1)×
(2)×
(3)○
(4)×
 ◇中村法道候補(59)無新
(1)○
(2)○
(3)×
(4)△
 ◇押渕礼子候補(71)無新
(1)×
(2)×
(3)×
(4)×
 ◇大仁田厚候補(52)無新
(1)×
(2)△
(3)△
(4)×

 ※(○は「賛成」、×は「反対」、△は「検討中」)
 知事選ではこのほかに、松下満幸候補(62)=無新=と、山田正彦候補(44)=無新=が立候補している。
〔長崎版〕

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