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てらまち・ねっと



 自然薯栽培は楽しい。
 しかも、パイプ栽培は楽。
    ただ、パイプから外れて芋が縦に伸びることもあるし、ややコツがいる。
 それに比べて「波板」栽培は、本当に「楽」。
 収穫もパイプよりもずっと楽。
 パイプの中に土を入れる作業はちょっと手間がいる。
 波板の場合は、この土入れもラクラク。

 ところで、今年は早くも自然薯を植えた。
 「桜の咲くころ」「桜が咲いてから」が植え付けの標準とされている。
 岐阜市の北に当たるこのあたり、今頃が咲き時。
   今年は、少し遅れている実感。

 とはいえ、今年は春が忙しいことが分かっていたので、種イモを早く注文し、その時に「いつもより早くしていただきたく」とお願いした身勝手。
 そして、種イモが届いて5日ほどした日、いつもより早めの3月28日に種イモの植え付けを済ませた。

 なお、このブログの自然薯栽培のエントリーには、毎日、数十のアクセスがある。
 秋冬の収穫時期やこの春の植え付け時期は、毎日、百以上のアクセスがある。

 今の雰囲気は、植え付け(の仕方)情報のようだ。
 そこで、今日、写真を載せる。

 (このブログの自然薯栽培のエントリーだけを見るには)
 カテゴリー ⇒ 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培
 毎年の春の植え付けの様子も出しています(毎年の4月あたりを見る)=私の植え付け方法の変遷も(笑)
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まず、前年の残りの分を収穫。
板は長さ180センチ。イモの長さが想像できるでしょ。
この日は、全部で20数キロあった。


   
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

植え付け場所は、「連作」とならないように、
前年から2メートルほど横にずれた位置。
毎年このようにずらしてきている。

この日までに2度、耕運してある。
まず、管理機で溝を開ける。
深くしておいた方が上に盛る土の量が少ないので、あとが楽ですよ。



波板を予定間隔(20センチ)に、ざっと並べておく



出始めのときに角度が決まる。
その角度によって畝の高さが決まる。
   (正確には「『板の長さ』と『板の間隔』」によって決まる)
うちの波板は、長さ180センチが54枚、150センチが24枚



上端20センチほどは土をかけない
本来は、無菌のきれいな「山土」を板の間に入れる、とされている。
うちは、手抜きで、畑の土をそのまま使う。
ただし、有機物や石など固形物が入らないようにする。
     


一番最後はこんな終わり方。
この傾斜で並べてきたというわけ



ひととおり並べた
  


25センチの箸に、
下から10センチ(最初にかけるときの土の位置)、
さらに5センチ上にマーク(種芋を植えたあとにかける土の位置)しておく。



箸を手で持ち、土をかける
板の上端から10センチから15センチほど下にした
    (板の上端の間隔は20センチ)
      


  


畝を成型するために土を盛る
   


種芋
ゴテゴテのいかにも「自然薯の種イモ」の風格
(早く注文するほど、良い種イモが来る)


    


箸の元にイモの先端を置く。
うちは、1枚の板に「2本」置く。
右左と交互に置くようにしている
イモが長いから、多少のイモの重なりはでてくる
   

  


前年の細いイモも植えた
(それでも数百グラムから500グラムはある)
  


別の場所で、昨年の4月に「ムカゴ」を播いて育成した「自家苗」。
結構、長くできている。肥料は無しだったのでスリム。
小さいイモ、短いイモは別のところに植える
    




保湿のために、送られてきた種イモの緩衝材だった木屑を上に散布



両側を再度、耕運した



管理機で畝の仕上げ



植え終わった状態



翌日、施肥をしてから、箸を抜いてから、黒マルチで畝をすっぽり包んだ。
肥料は、昨年までは、ひと畝あたり「種粕20キロ1袋」だけだった。
今年は、
  「米ぬか15キロ2袋」(マルチの前に畝の下の方にふった)
  「種粕20キロ2袋」(マルチの後に、マルチ横にふった)

(うっかり、デジカメの設定が変わっていたので色が変な写真)
   

なお、マルチは、
最初の年はマルチ無し、そのあと数年ほどは黒マルチ、
昨年まで、確か2年は「白黒マルチ」。

でも、白黒マルチは春の地温が低くなるようで、
野菜苗にしても、自然薯にしても生育がとても遅い。
それで、今年は、迷わず黒マルチで行くことにした。
しかも、すっぽりがけ。

このあとは、1ヶ月後あたりに芽が出ると思うので
マルチから発掘、その前後に支柱のセット。
それが済めば、後はほとんど何も必要ないという”ラクチン”な栽培方法。

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 畑で波板で作る自然薯。
 昨年12月末に掘って以来、今シーズン2度目。
 掘ろう掘ろうとおもいつつなかなか手がつかず。
 昨日、好転に誘われて、素手で30分ほど掘った。
  幅25センチ長さ180センチに切った1枚の波板に
  2本の種芋を置いたので、この波板10枚ほどを掘った。
  一部には、痛みもあったけど、
 大物の続出で快感は抜群。
   160センチの長尺ものもあった。
  ・・これだから、自然薯堀は面白い。

 今年の植え付けは諸般の事情で3月末を予定。
 種芋屋さんにもそのようにお願いして、調整済み。

 次は、残りを掘って、小物は次の種芋に回すことにする。

 今日のブログは、そんな昨日の「芋ほり」の様子。

( このブログの同分野・カテゴリー ⇒ 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培 )

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縦180センチ 横90センチのベニヤ板の上に並べた自然薯
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

●一番上の波板の上においた5本短いので
今春植え付けの種芋にまわすことにした(5本で1.5
キロ)
●板の一番上。2番目に重かった。1本2.2キロ
●板の上から2番目。今年の最大。1本2.6キロ
      (2本に分枝)で、長さ140センチ
●その下。今年一番長い芋。長さ160センチ。1本1.0キロ
 計14本か。

開始前



最初から大物



2番目も しめしめ



●3番目  一番の大物の予感



●株元
・右の2本は基本位置。
・一番左は、下に外れて縦に伸びた芋
    (50センチほどで、楽に掘れた)
・左から2番目は、前年の種芋。
   栄養が抜けてフニャフニャになって残っている。



●今シーズン・一番長い芋



まだまだ太い



横に外れた芋も



そろそろ終わりしようか



最後はぐちゃぐちゃの株だった
夜はこの芋を食べたけど、キメが細かくとても美味しかった


板の上にメジャー


一番長い芋・・・・160センチ


一番重たい芋・・・・140センチ




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 今年の自然薯は初堀が年末になった。
 12月27日に。
 1/3ほど掘ったけど、出来はとても良かった。
 味も歯ざわりもOK。 
 今年造った地下の野菜貯蔵庫にそのまま入れるだけなので保管もとても楽。
 
 30日に蕎麦屋さんに届けた。
 12月に発行されたプレジデントの「そば名人/25店」の一人に上がっている「助六」の小林さん。
 ブログの最後に、雑誌を紹介しておく。

 それと今年(厳密には昨年)の発見。
 「簡単皮むきグローブ」という手袋があって、サトイモの皮も楽々むける優れもの。しかも、安値。
 これで、自然薯の皮を扱ってみたら、抜群に楽だった。
 楽だしムラがない。
 この情報はブログ末に。
    幾種類もあるので、それなりに知られていた「アィディア商品」かもしれない。

 今日のブログは、その自然薯堀の様子。
 波板栽培だから、「掘る」というより「出す」だけの感じでこれも楽々。
 なお、パイプ栽培にした「ヤマイモ」はまだ土から出していない。


 立体栽培、アパート栽培とでも

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

収穫が終わって、家に持って帰ったところ。
ベニヤ板は幅90センチ、長さ180センチ。
これから芋の長さを想像して・・・



芋を洗って整理する前に、早速、昼ごはんにすりおろした
(卵入り)



洗いが済んで板は長さ180センチ 幅90センチ


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まず、棚・ネットの撤去から
  

  


初日のこの日は1/3ほどを掘ってみることにする



一番端は、自家苗の『ヤマイモ』を植えた
モグラにあちこち食べられているのがシャクだけど、大物
  


出来がいい予感 
  


いつものごとく 自然薯の高層アパートのよう。
真ん中の写真の上のほうにある細いニョロニョロは種芋のカス。
これが栄養となって新しい芋の元が伸びる
    
 

この日、一番長い芋 長さ150センチ。
太さも10センチ近くある。
(右の写真)二番目の大きさの芋は長さ150センチ、太さも10センチ近く
    


どうしても、変形芋もある



板から外れる芋もある
深さ60センチほどで、掘るのをあきらめ 折って採った
  


収穫途中の畑の様子



自然薯の芋を軽く洗う


「出荷用」と、傷や痛み、不良部があるものは「自家用」にと分ける
  


この日の1本での最高の重さは
自然薯で「2.0キログラム」 長さ約90センチ


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千葉・柏「竹やぶ」阿部孝雄──伝統の本流を懐に、その先を隆々と生きるパイオニア

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静岡・島田「藪蕎麦 宮本」宮本晨一郎──磨きこまれた珠玉のごとき、当代そば職人の鑑



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─美濃の風土を自然体で取り込む、心意気のそば


    

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長野・小布施「せきざわ」関沢賢治──土作りから始め、球形の美味に迫る

長野・松本「野麦」藤岡崇喜──トータルな「食」の連関の中で、そばをとらえる

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大阪・大正「そば切り 凡愚」真野龍彦──人とモノとそばが、明滅する光のように交錯する時空間

大阪・谷町「そば切り 蔦屋」蔦谷健介──本質に一層迫る、「浪花前」そばの発信基地

兵庫・丹波篠山「ろあん松田」松田文武──丹波篠山の自然を素描する、清明なそばと料理

奈良・福智院町「玄」島宏之──交響曲のようにそばを奏でる、変幻自在の技と感性

京都・鞍馬口通「手打ち蕎麦 かね井」兼井俊生──あやしいまでの陰影を放ち、京の都と共振する

●「土」へと回帰する衝撃の味わい
茨城・常陸太田「慈久庵」小川宣夫──里山再生の道に邁進する、本質を求める意志の男

山形・村山「あらきそば」芦野又三──土着の王道を往く、ごっつい板そばのダイナミズム

岩手・平泉「地水庵」伊東信治──祖型を軽やかに手放し、味わいを切り開く前衛

岐阜・日光町「胡蝶庵 仙波」仙波 浩──粗挽き生粉打ちそばの規矩を打ち立てた「石臼の鬼」

岐阜・下呂「蕎麦料理 仲佐」中林新一──困難を超克する、そばを打つために生まれてきた男

●一流そば職人の志を受け継ぐ次世代の注目株
続・美味伝説。名人の「系譜店」を食べ尽くす
東京・小平「吟」──偉大なる父「村屋東亭」渡邊維新氏の轍を追って

神奈川・たまプラーザ「風来蕎」──日々挑戦。「車家」の教えに挑む気鋭店

千葉・稲毛「そばいち」──住宅街に静かに佇む、名店「こいけ」の血脈

東京・東村山「土家」──「無庵」譲り、粋でなごやかな空間づくりが映える

群馬・中之条「吾妻路」──いつも心に「凡愚」が。心に刻んだ「そば屋の心得」

静岡・藤枝「かわかつ」──地産地消の精神。京都「なかじん」の魂、ここにあり

京都・桂浅原町「隆兵そば」──「ろあん松田」から翔ぶ、京料理との融合

●「出羽の国」発、「浪花」着
超絶極太打ち「アテ蕎麦」物語
「あらきそば」「そば切り 凡愚」「そば切り 蔦屋」に脈々と流れるおいしい風景。
時空を超え、「そば切り 山親爺」に到達した驚きの新しい味覚を知る

●百花繚乱の弟子200人。
「竹やぶ」阿部孝雄の遺伝子が飛び立つ
・「手取川 竹やぶ」「竹やぶ」が生んだ職人の傑作
・「鬼怒川 竹やぶ」味覚中枢に響くような腕の冴え
・「じゆうさん」バランスのとれた安定感のある展開
・「打墨庵 加瀬」阿部氏の総体を受け継ぐスケール感
・「季より」いまからがスタート。素直な感性を生かす
・「清山」、「玉笑」、「春風荘」、「しもばしら」……、弟子達は「竹やぶ」の因子を取り込み巣立っていく


●皮むき用ゴム手袋
   

簡単皮むきグローブ ムッキー(ポテトグローブ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●アイメディア「皮むきグローブ」
 アイメディア「皮むきグローブ」

・・・・・・・・・・・・・・・・
●包丁いらず皮むき用手袋
 包丁いらず皮むき用手袋


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 自然薯を4月5日に、ヤマイモを翌日6日に植えた。
 最初、今年初めて試みた「全面マルチ」の扱いに迷ったけれど、ツルは順次、大きくなっている。

 長いツルは3メートル以上伸びている。
       もちろん、数十センチ、というツルもあるけれど。
 
 ともかく、自然薯やヤマイモは、支柱がないと自分たちのツルどうしで支えあって、上の「空」に伸びていく力強さがある。
 がそれにも限界があるので、ある程度の誘引もする。

 特に、今年、自然薯は箱型の棚づくりにしようと進めているので、時々、ツルを横に導いている。

 ヤマイモは、縦1メートルほどの仮の支柱だけなので、すでにその上に伸びているツルも絡んでいる。
 これではいけないことは分かっている。

 5月末、やっと、本支柱を立てた。
 今年は、「竹」。
 
 それらの作業とツルの伸び具合の様子の報告。

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 先日5月31日
自然薯の畝
ツルは互いに絡み合って 垂直に伸びようとする
  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


    


  


ヤマイモの畝
    


自家養成の苗作りに 指頭のような小芋をもう一度育てるところ



自家養成の苗作りに むかご を蒔いたところ
  


昨年のこの時期、どの程度だったかの比較・・・・

  2009年7月9日 ブログ ◆自然薯の育ち具合  から

6月2日
ここまで出揃えば、大丈夫


のびてきましたねぇーー
  


6月17日
ネットが生きてきた



今年、先日 5月31日
ヤマイモの畝の支柱作り
竹で作ることにした。30センチ埋める予定で



18メートルの畝。
3等分のところに4組の支柱。
竹の長さは、仮支柱と平行部分160センチ、そこから上に180センチ。



上端に紐を張る。
次に「幅 3.6メートル、長さ18メートル」のネットをV字形に張って終わり。



昨年より、急な支柱になった。
台風や重みで垂れ下がった去年よりは良いかも、との思い。




ヤマイモ/伸びたツルをほぐして、ネットに這わせる
  


自然薯のたな
箱型のたなだから、「筋かい」の支柱を立てた



自然薯/伸びたツルをほぐして、ネットに這わせる
畝の元には 種粕 20キロ 1袋をふる
  


    


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 今年の連休は、どこにも行かなかった。
 昨日も終日、畑仕事。
 自然薯は、ツルが伸び始めているので、支柱を立てないといけない。
 そこで、思案。

 今年の自然薯の支柱は「竹」でいくことにしている。
 昨日は、その作業。
 今朝7日の朝の写真を加えて、出来上がりを紹介。

 なぜなら、昨日のブログのアクセス、自然薯や山芋の波板栽培、パイプ栽培関係のエントリーのアクセスが「数百」あったから。
 今時期、連休で植え付けをする人、
 うちのように支柱を立てる人、いろいろと情報の探索があるのだろうと思ったから(笑)

 今日7日は、朝から、雨の中、発酵油粕を野菜に施したりして、
家に返ってからのブログ。

 そうそう、今年は、畝の全面を白黒マルチで覆うやり方に挑戦していた。
 前回の4月25日のブログでは、マルチに穴をあけて芽を出すところまで報告した。
 ・・・・その後、マルチ中で芽がヒョロヒョロに伸びないか、
 ・・・熱で焼けないか・・・そんな懸念が尽きない毎日が続いた。

 思い切って、方針転換を決めた。
 5月1日、マルチを切開。
 下から出ている芽もあったし、焼けている芽もあった・・・ 

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マルチに穴を開けて芽を出したのは4月25日だった
 4月25日ブログ⇒ ◆パイプ栽培のやり方/ヤマイモ/ムカゴの植え付け/自然薯/マルチからの芽出しも成功

5月1日
    
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


意を決して カッターで スーッと 
(もちろん、芽に気をつけて)



出てますよ、出てますよ。マルチの下で
  

マルチは、ビニールテープで引っ張ってつないでおく。
小さいカマボコのパイプで畝のマルチを押さえた。


同日、切開後の眺め



5月4日
  



昨日5月6日。
芽も伸びてきたので支柱を立てないといけない時期
    


今年は竹支柱にしようと考えていた。
昨年、ハウスパイプの直管を支柱材にしたら、
台風で曲がってしまったから。

2009年11月3日ブログ ⇒
◆自然薯やヤマイモ(山芋)のムカゴの秋/雌花(実)をはじめて認識した今年  から

・・・・・
10月8日朝7時過ぎ
台風は明け方前、東海地方の南岸あたりで上陸
北北東に抜けたらしい。
ここらあたりは、意外に風が弱かった。
とはいえ、自然薯は支えの竹支柱が外れて、
ダラリと倒れ掛かった
   



昨日6日の朝から、竹の準備
  


畝の南側(左)と北側(右)に、
油粕20キロ一袋をずつ計2袋。
スジ状に撒いてから耕運
  


出来上がった 自然薯用の棚。
天井の幅は、3.6メートル用のネットを使って
「約3メートル」に仕上がった。
高さは、竹の結束など手の届く高さのリミットとして
「約2メートル」に。
スジカイなどは、また、暇をみてセットする。
    


縦ネットは約150センチ。
下は直管でネットを引き下げ、
ラセン杭2本に短いパイプで「固定」。



今朝は、もう、ネットを上り始めていた
    


●次は、自家育成の種芋を植えた畝



もう伸びている。
長く太いツルは80センチほどになっている。
  


種粕を片側に20キロ



昨年の反省。
上記のとおり、
台風でダメージを受けた「ハウス・パイプ・直管」の材。
支柱づくりは今年の「竹」よりはずっと簡単だけど。
 2009年5月13日ブログ ⇒ ◆自然薯の支柱を建てました  から

・・・・5月8日


今年の支柱はつぎ。
今年は、幅22センチほどのトタン(トタン山でいうと6ないし7)に
3個ずつ種芋を載せている。
トタンの長さは150センチと180センチの2種類。
 一畝だけなので畝が大きい。
 畝が高い分、垂直部分のネットは約90センチと短くした。


 その上に逆・合掌風1.8メートルの出、そんな形態にした。
 秋の稲の乾燥に使っていた「ハサグイ」という3脚の支柱をベースにして
 3.6メートルのハウス用直管パイプ支柱を使った。
 40センチは地中、パイプの真中から植えは交差させた。
  


だから、自家種芋の畝は、
去年と同様のイメージで、
ただし、斜めの支えは「竹」で細工することにした。
なお、作業は後日になるので、
80センチのツルには仮支柱を添えておいた。


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 報告が遅くなったけど、前回の波板でなく、パイプ栽培の今年のやり方。
 ムカゴも植え付けた。
 今年、初めて挑戦するのは、全面マルチした種芋の植え付け畝からの「芽出し」。
 
 不安はあった。
 昨日、初めて「芽が外に出た」ので、安心して報告できる。

 4月7日ブログ ⇒ ◆自然薯の定植/波板栽培/今日は自家養成の種芋をパイプに植え付け/ヤマイモも

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前日までに予定場所を耕しておく(草など有機物のない場所で)
4月6日
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


4月7日。
昨年の4月に、
ムカゴや小さい種芋、ヤマイモ他を置いた場所を発掘



    


昨年秋に下に落ちたムカゴから発根した極小イモや
小さい種芋はもう一年、養成する
  


使える種イモを並べて数などを確認
  


●パイプの準備
 土の私の入れ方
1. 写真右側の斜めのパイプ。皿で土をすくう。
2. 次のパイプの写真。皿を上にして、手でふたをしつつ、トントンと土をつめる。
3. 次。再度、皿で土をすくい、皿を上げて、トントン。
4. 5から6回を繰り返すと1本分できる。



土を入れたパイプを並べ、溝を掘る
  





●ムカゴや小さいイモを育成するのは 畦波シート。
  


●続きに、
ヤマイモ系などを波板で少し作る



●次はパイプを埋める角度と位置の想定



  


  


●パイプの受け皿の真ん中に、目印として箸を立て、土をかぶせる。
箸には、先(下)から「10センチのところ」にマジックで印、
さらに5センチ上のところにマジックで印、
残りは、一番上まで5センチ。

マルチをしない場合は、この5センチ部分を地上に出しておく。

パイプの受け皿には、まず、下から10センチの印まで土をかぶせる。
    


●イモを置く作業。
まず、畝を整える





波板で、ムカゴから来年の種芋を養成するところは、
適当に、トタンの頂点の少し下に並べた



波板を横に並べた部分は、大きなイモを置いた



パイプのところ
箸2本があるけど、その元にイモの先端、つまり発芽、発根部を置く。



  


最後は覆土して、畝を整える
 





●ここまで、4月7日。
そのあとは、白黒マルチをかけておいた。

以下、新しい手法に挑戦中。
「マルチをすっぽりかけてしまうやり方」

説明では、「芽が出てきたらマルチを突き上げるので、そこを切開する」と・・・

 昨年は、いかにも、それで発芽をフォローでるきか不安で、
 両側からマルチを張り、上面をビニールテープでつないでおいた。

 今年は、1枚のマルチで包むやり方に。

 ・・その後、時々、注意して調べていた・・
 植物の芽らしい突き上げは、何回か感じた。

 昨日24日、植え付けから約20日後になるが、3つの穴を開けてみた。
     


 出た! 出た!



次のふくらみ。
3番目のときに、
マルチを少しつまみ上げて、カッターナイフを入れればよさそう
と気づいた
  


●今朝、4月25日の様子



ということで、今の畝の状態 (一番左の畝)。 
(右は夏野菜用のマルチ)

今日のブログで紹介したヤマイモ等は、
すでに芽が出ているものもあったから、先にマルチを突いた

購入苗の自然薯のほうは、
発芽しているものは少しだったから、まだ先になる。
マルチを奨励している産地の説明書では
「1ヶ月」ほどしたら突いてくる、とある。

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 一昨日4月5日に、自然薯の定植をした。
 波板79枚。1枚あたり2本の種芋。
 昨年は3本と欲張ったので、今年は自粛。
 その植え付け風景を紹介しよう。

      百姓仕事は本当の楽しい。

 一昨日から昨日の決定。
 今日7日は「自家養成の種芋をパイプに植え付け」をする。
 昨夕、昨年の春に植えた「小芋」や「むかごからの苗」を数えたら
 以前使っていたパイプ60余本とちょうど合いそう。

 ということで、波板栽培に続いて、パイプ栽培の様子も記録しよう。
 後日、アップする。

 前シーズンの収穫風景は3月21日のブログ(前半)
   ⇒ ◆自然薯の波板栽培のまとめ/パイプ栽培より簡単/ヤマイモ/昨年の収穫の様子

 後半は3月22日 
   ⇒ ◆波板栽培の自然薯/後半

 カテゴリーは ⇒ 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培

 ● なお、栽培管理は まどかくん ⇒ 寺町畑 ●

(追記 2010年4月25日
     ⇒ ◆パイプ栽培のやり方/ヤマイモ/ムカゴの植え付け/自然薯/マルチからの芽出しも成功 )

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いよいよ植え付け。天気予報は「終日曇り」と絶好。
 前年の自然薯の作付け場所から5メートルほど横に移動した場所にする。

3月から何度か耕した場所、
この日もまず耕す。

今年は昨年より板の傾斜を強くする方針。
溝の深さは55から60センチ程度に。
畝立て用の管理機は2往復。
   
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


巻尺を当てておいて、板を20センチ間隔で並べておく。
  


最初の出始めを作る
    


このあとは、土を数センチ乗せて、ならして、板を置く
この繰り返し。
メジャーで20センチは確認しながら進む
    


済んだところには箸を目印に立てる。
箸には、
「下から10センチ=土の深さ=種芋を置く高さ」の赤マジック
「」その上5センチ=種芋の上に乗せる土」の赤マジック
さらに箸が数センチ土の上に出る長さ
 つまり、合計で「20センチ程度」の箸か棒が良い。
 立てる位置は、板と板との中間にした
    


「縦」と「横」から見ると
  


最初と最後の方の計1/3には、150センチの板を置いた
中間の2/3には、180センチの板
  


一番最後まで来た
  


今回の場所は、畝の右側の土の有機物(草など)をきれいに除いてから耕し、
「この土を板の間に入れる用」に使った。
表面をここで再度耕した。
畝たて
  

    
 

注文した種芋
「これぞ 自然薯!」という感じの種芋だ
    


種芋を板1枚に2本あて仮置きし、きれいに並べた。
箸の元に種芋の発芽部を持ってくる。


最後は、自家のヤマイモの種芋を置いた



箸の上の印までの覆土
  


畝を整えて、幅180センチの白黒マルチですっぽり包んだ
    

昨年まではマルチを パイプ支柱で押さえた
今年は、マルチの端を(マルチ・トンボとともに)
土で押さえただけにした。

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 昨日、自然薯やヤマイモの栽培のこと、というより昨年の収穫の様子を載せた。今日は、そこでの予約どおり、収穫の後半のこと。

 その関係の検索などからのアクセスが70~80件、ページ閲覧では「自然薯やヤマイモ」関係のいくつかの閲覧数が300以上あったらしいことがこのgooブログから報告されている。

 「てらまち・ねっと」がおもしろい、ってわざわざ昨日のブログで紹介してくれた人もいるようだ。

 ともかく、暖かいところは、桜が咲いて、もう種芋を定植し始める人もいるのだろう。
 
 このあたり、ジャガイモの定植は「春のお彼岸」ごろといわれている。ちょうど今ごろ。
 俗に適期といわれるこのころにジャガイモを植えても、たいてい4月上旬の遅霜で、地上に出てきた芽が「(霜で)焼ける」。
 そのことで枯れてしまうわけではないけど、望ましくは無い。

 自然薯やヤマイモの場合、イモから地上に芽が出てくるのに日数がかかるから、「桜が咲いたころから葉桜のころが植え付け時」と表現されるのは、地上に芽を出すころにはもう遅霜の心配はないよ、そんな意味なんだろうと想像している。

 昨日のブログで、私の畑の今年のイモは粘りが劣り、色変わりする傾向を書いた。波板と波板の間の土に「濡れ」に近い湿りがあるところがずいぶんあった。そんなところのイモは、ダメ。

 昨年夏の長雨が原因なんだろうかと思っている。 

 春になって、気分一新して、新しい自然薯作りに入ろう。

 昨日の前半のブログ (過去の毎年の植え付けの様子にもリンクあり)
   ⇒ ◆自然薯の波板栽培のまとめ/パイプ栽培より簡単/ヤマイモ/昨年の収穫の様子

 ● なお、栽培管理はまどかくん ⇒ 寺町畑 ●


(追記) 2010年の植え付け
     ◆自然薯の定植/波板栽培/今日は自家養成の種芋をパイプに植え付け/ヤマイモも

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自然薯と平飼の自然卵



2回目の収穫、12月13日の様子の続き
    


パイプ栽培、波板栽培の痛快さは、もちろん、たしか。
  


いいねぇ!!
    


変わり芋もある   ゴツイ芋



繁殖力旺盛なのか、下に伸びつつ、
傾斜に逆らって、上にも伸びて、
板のふちまで行ったら、重力で下におりて、
下の波板に届くと、
今度は板の傾斜のままに下に伸びた自然薯。



やっぱり、波板が私の好み
ずっと以前の畑栽培から、数年前にパイプ10本を買って転換、
次の年に50本の、計60本のパイプ。
今は、畑の横にまとめて置いてあるだけ。
  


2回目の収穫は夜の試食で。



とはいうものの、土に水気が多くてだろうイモに腐りが出ている。
このまま土の中に入れておくと、悪い部分が減ることは無く、
逆に悪い部分が増えていく可能は高い。


そこで、全部ほりあげ、選別して、
良いものを保存することにした。
翌日12月14日が3回目の収穫

まず、畝(うね)の両サイドの土をスコップで切り、
次に、「波板部分」だけを主として手で発掘。
    

一番の大物は 「種芋1個」から「枝分かれた2本 計2kg」



悪いイモもあるのが今年のうちの畑の特徴
もちろん、こんなことは初めて。


初めて自然薯やヤマイモを作る人のために
自然薯の地下の生理の学習

親イモ・種芋から「真下に伸びた根」が板(パイプ)に当たって
いやおうなく板(パイプ)の傾斜にそって下に伸びる、というわけ。
  

種芋と新芋と根の関係
このことの理解が栽培を進めるにあって重要

昨日、リンクをつけておいた 2006年4月27日のブログから 再掲。

 この図は、偶然に聞きつけて教えてもらった講習会(後日、紹介)での説明資料。政田農園のパイプの販売の店舗に置いてある説明チラシにも、解説本にも同様の図がある。

 案内の縦棒の位置も分かる。地表下の小さいイモは、タネイモ。
タネイモの力でツルと放射根を伸ばし、直下に新イモを伸ばす。これを受け皿でキャッチして、バイプの中へ誘導するという原理を理解したい。

 写真の説明を転記する。
「主吸収根の成長の状態 つるのつけ根より8から12本発生して図のように分布する」
「約1/3 深さ5から10cmに平行形に伸長」
「約1/3 地面から見て角度45度の八字形に伸長」
「約1/3 真下の方向直下形に伸長」


12月14日の収穫日のうちの畑(上の図解に対応するよう写真を反転)

【黄色い粒】 種芋を包んだ鹿沼土。昨年の植え付けの様子参照 【春に植えた種芋】 真ん中の上、やや斜め水平に茶色のカスカスになっているのが「種芋(切芋)」
【地上部のツル】 真ん中の上で、種芋から出ているのが地上部のツルの元

【収穫する新芋】 種芋(切芋)から出た「収穫物」になる根は、真下に伸びて、板に当たると下方向へ。左下方向に伸びている少し太いのが収穫物。
 なお、8月までは、細い根が伸長するだけで、新生芋は、夏に茂った「葉やツル」の養分が地下に送られる9月、10月に一気に肥大するらしい。
   

※パイプ栽培で、親芋、種芋を「パイプの中」に植えたくなるけど、ダメ。「畝の上に水平に置く」こと


春に「むかご」を受け付けてあきにできる小さい種芋が「1本苗」。
それを次の年に植えることになる。

でもそれでは効率が悪いので、秋に収穫した「成果物」、つまり食用の芋を春に、細かく切って、それから発芽させるのが「切種芋」。

 自然薯・ヤマイモは、切っても、「上=頭方向・頭側に発芽」する習性があるそうだ。だから、上下間違えないようにと「目印」をつけて並べておいて、湿気と保温しつつ保管すると、芽が出てくる。それを植えつける。

 「俗に言われる『首を植え』ても良い芋にならず」、芋の先端=お尻も良い芋にならないらしい。

昨年、初めて挑戦した、「自家・切種芋」
発芽が購入切種芋(昨年は全部、切種芋しか手に入らなかった)より遅かったけど、とりあえずはできた ホッ





保管作業のために並べてみる
(長い板は180センチ、短い方は150センチ)




まず、良い芋を
5キロ単位で2列、3段に埋めた


    


 いま、季節は春。
 一昨日3月20日の夕方、
植え付け予定位置の場所を整えた。

うちの場合は、波板と波板の間に入れる土を、その場の畑の土を使う(という手抜きだ)から、有機物をできるだけ除く。
 枯れ草とか。
 

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 自然薯やヤマイモの栽培がブームとして広がっている。
 種芋やさんは、「今年は、建設業などからの参入が多くて、種芋が大口で予約がくる」と早く注文を締め切ったという。

 このブログ、ここのところ毎日、その関係のアクセスがたくさんある。

 昨年の秋から12月ごもアクセスが多かった。それは収穫の季節だからなのだろうと思った。
 今の時期、また増えているのは「植え付けシーズン」になったからに違いない。

 みなさん、いつごろ、どのように植えてよいのか、試行錯誤されているのだろう。

 このブログ、昨年の11月3日に ◆自然薯やヤマイモ(山芋)のムカゴの秋/雌花(実)をはじめて認識した今年  を投稿して以来、飛んでいた。
 議会も金曜日で終わり、余裕もあるし。

 そこで12月の収穫の様子の写真を載せよう。
 収穫の写真は、波板栽培やパイプ栽培の場合の参考になるから。

 植え付けは、桜の花が咲いてからといわれる。
 この何年かの経験から、あまり、あせって早く植えても仕方ないような気がする。
 このあたりの開花は通常4月上旬なんだけど、今年は、来週の予想。

 種芋は4月上旬に送ってもらえる。
 それで、昨日、やっと、植え付け予定位置の片づけを済ませた。
 草や枯葉をきれい除いてから、トラクターで細かく混ぜておいた。
 植え付けまでにあと2回、ロータリーをかける予定。
 
 有機物を除くのは、波板と波板の間に入れる土を、その場の畑の土を使う(という手抜きだ)から。
 原則に忠実に、専用の山土などを使う場合は、有機物をすきこんでもかまわないだろう。

 そうそう、畑をやっている人や初めての人は「石灰」を使がちだけど、「石灰は禁物」なんだそう。
 私のところは、30年来、石灰は使っていない。有機農業だから。


(植え付けの様子) 

 ●「ヤマイモ」を、初めて「パイプで栽培」
     2006年4月27日 
        ⇒ ◆パイプ栽培のヤマイモの定植。前編。自然薯(ジネンジョ)でも長芋(ナガイモ)でも。

 ● 初めて「自然薯」栽培・「パイプ」で。「ヤマイモ」も栽培
     2007年4月20日 
        ⇒ ◆今年は山芋でなく、ほんものの自然薯を栽培。やっと植え付け。谷中滋養農園

 ●「自然薯」だけにした。「パイプ」に初めて「波板」の栽培を試した
     2008年4月30日ブログ
        ⇒ ◆自然薯のパイプ栽培・波板栽培 /今年は有名な蕎麦屋さんに頼まれて契約栽培も

 ●「自然薯」だけの「波板」だけ、にした 
     2009年4月14日ブログ
        ⇒ ◆自然薯を植え終わった/パイプでなく波板栽培/今年も試行錯誤しながら

 カテゴリー 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培

 今日のブログは、収穫の前半。
 明日22日に後半を載せる。
 なお、昨年から、「切り芋」での「自家種芋」にも挑戦している。
 昨年植えた、その切種芋からの出来具合も明日載せよう。


(追記) 後半3月22日 ⇒ ◆波板栽培の自然薯/後半

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自然薯の波板栽培  土の中ではこんな様子
初収穫の日(南側から見た写真) (後述)




2回目の収穫(横=東側から見た写真) (後述)
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)



2009年11月10日
「むかご」集めように、株の足元に「寒冷紗」を敷く


11月23日
ツルと葉のネットをたたいて「むかご」を落とし、選別
    


いよいよ試し堀り/12月7日
ネットをはずし、マルチをはずして、8ヶ月振りに土を外に出す
    


一応、できているので ホッ
イモの乗ったトタン板(波板)をどけて、次の板へ
    


一番上の写真のところを、北側から見た写真




そのイモの上部の「植え付け部分」は、このよう。
「波板1枚」に「種芋3個」を
「『川の字』で波板方向に並べて置いた」から「3本」ある。


 見た目はまあまあだけど、
出来が悪い。
腐りやカビが出ている芋が目立つ


だめなイモは捨てる。こんな状態


水洗い。
右の写真の手前は長さ180センチの波板、
向こうの3枚は長さ150センチの波板
  


最後は、土をかぶせておいた



夜は、早速、試食
粘りがすくないなぁ、の感想。
色変わりもしやすい



もう少し掘って状況を確認しようということで、
12月13日に2度目の堀上げ。
  


畝の姿
  


土を落として板を発掘
  


横から見ると



  


植え付け部分
  

     (続く)


出しで倍にのばす程度では ゆるくならない


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 ここのところ、このブログには、「自然薯」「ヤマイモ」「むかご・ムカゴ」などの検索で訪れる人が、毎日50~150件ほどあるらしい。
 ・・ということもあり、2ヶ月半ぶりに自然薯やヤマイモ(山芋)栽培のこと。

 もともと、ヤマイモは長く作っている。
 が、自然薯は、まだ、5年ほど。
 今年は、自然薯の雌花の(実)を9月に初めて認識した。 
 この実がどうなっていくのか、興味津々。

 そもそも、自然薯はムカゴの数が少ないと感じている(真実は知らないので慎重な表現)。
 植えて、実質2年目、正味3年目以降のイモにはムカゴがたくさん着くことは経験済み。
 今年も自然薯のムカゴの着果は、200株の立派な畝の姿にもかかわらず、「探す」程度。

 これに対して、ヤマイモ(山芋)は、今年の春に植えたとはいえ3年目のイモ。
 ムカゴはたくさん着いた。しかも、花は7月のはじめから、ムカゴは8月中には着き始めた。

 とはいうものの、ここのところ、ヤマイモは数株から一人生えの株を放置している、その程度しか作っていない。
 なぜかといえば、自然薯と交配して、「自然薯」の系統が崩れたら困るから。

 だから、ムカゴも2年前は両方で4キロほど取ったけど、今年はヤマイモのムカゴもほんのわずか。
 一応は、自然薯のムカゴも落としてみようとは思っているけど、見た具合、ほとんど採れないだろう。
 
 来年以降は、ムカゴ採り用の2年植えっぱなしのエリアを作ろうかという気持ちもある。

 そんな、自然薯やヤマイモのここのところの様子。
   (今日11月3日の様子は、後刻、畑に行くので、追加でアップする予定)

2009年8月16日
◆自然薯は支えをしないと倒れそう/ヤマイモにはムカゴがたくさん着いた

 雌花の解説があったページ ⇒ 山芋・自然薯の育て方

(追記) 快晴とはいえ、冬型の冷たい強風の中で、自然薯のツルの棚が大きく揺れていた。
 その写真を文末に。
 今年春に植えた「ムカゴからできた株」の様子も。

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位あたり

自然薯の様子
2009年8月30日
     
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


同日、自然薯の雄花



9月29日  自然薯のムカゴ 
自然薯は花がたくさん咲くのに
ムカゴがほとんど着かない(探して撮った)



同9月29日
ヤマイモはムカゴがよく着く
  


同9月29日 
ヤマイモのムカゴは 大きいし早く育つ  
自然落下するムカゴも
  


10月7日 台風の直撃のおそれも予報されている。
ヤマイモのムカゴは、台風の前に人力で落とすことにした。
株元に寒冷紗を広げて、ツルを揺すって落とした
    


10月8日朝7時過ぎ
台風は明け方前、東海地方の南岸あたりで上陸
北北東に抜けたらしい。
ここらあたりは、意外に風が弱かった。
とはいえ、自然薯は支えの竹支柱が外れて、
ダラリと倒れ掛かった
   


朝、支柱を戻したが、
台風の過ぎた日の昼は戻しの風で何度か支柱が外れた。
夕方、風が止んだときに、しっかりと直した。


10月18日
上の7日朝と同じ部分の写真
   


同10月18日
ヤマイモには風の支障がない



10月27日
ヤマイモは 枯れ上がった
11月では早いことは分かっているけど
試し堀りして
「新米にヤマイモ、自然卵のご飯」といきたい衝動



同10月27日
自然薯の 雌花の実
   


同日の自然薯のムカゴ
 たくさん着くヤマイモと違って、探して撮る



10月31日の自然薯の雌花



(追記) 11月3日の様子
 春にムカゴを植えた1年生の株
ムカゴから育てても、次の年はこのていど。
食用になるのは来年の秋。



 雌花の実



黄葉が始まってます
(左下の緑色の濃い畝は11月中旬に定植する予定の「イチゴの苗床」)



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 今年の長雨、日照不足。
 トマトは7月なのに畑で実が溶けていくし、スイカもカボチャも実が溶けていった。普通は、今頃からツルがまた伸びだして2番成りがたくさんできるのに、今年は本体が枯れてしまっているから、2番成りは、ウリでわずかに見られるだけ。

 ナスも花が流れてしまっていて実がつかず、最近やっと花盛りが復活。

 そんな畑で、自然薯のツルや葉は、グングン伸びている。
 「救荒作物」なのかも知れない。
 7月に、重みで垂れ下がった北側を、竹で支柱をつっかい棒して補強。
 最近、南側も垂れ下がってきたので、昨日、つっかい棒。

 ところで、先日、照会。

 【問】 「昨年、掘らなかったので、今は、ムカゴもたくさんでき、上も茂っている。支えるのも大変。芋は根で栄養をとって太ると思うので、ツルや葉は全部とってしまおうと思うけどどうでしょう??」
 とのこと。

 【私】 「ちょっとちょっと、そんなことしたらイモは、まったく採れませんよ。
 自然薯や山芋は、8月までは土の中で、収穫物になる細い根が長く伸びつつけているだけ。
 9月10月になって、地上部の葉や茎でつくって蓄えた栄養を、一気に地下の根に送ってイモを太らせるもの。
 今、地上部を切ったら、何も採れませんよ、消えてしまいますよ」
 
 ということでうちの自然薯と山芋の最近の様子。
 ムカゴは、植えて2年目以降の株にたくさんつく性質がある。
 だから、植えて一年目の自然薯の株のムカゴはあまり期待しない。
 ヤマイモは、一年目でもムカゴはまあまあ着く。

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 ヤマイモや自然薯の根は次のように伸びる。
 栄養を吸う根も確かにある。
 でも、これは「その年の収穫予定の長い根」を太らせる栄養でなく、葉を展開させる栄養。
2006年4月27日のブログ
     ⇒ ヤマイモを植えました/前編

 この図は、偶然に聞きつけて教えてもらった講習会(後日、紹介)での説明資料。政田農園のパイプの販売の店舗に置いてある説明チラシにも、解説本にも同様の図がある。
 案内の縦棒の位置も分かる。地表下の小さいイモは、タネイモ。タネイモの力でツルと放射根を伸ばし、直下に新イモを伸ばす。これを受け皿でキャッチして、バイプの中へ誘導するという原理を理解したい。
 写真の説明を転記する。
「主吸収根の成長の状態 つるのつけ根より8から12本発生して図のように分布する」
「約1/3 深さ5から10cmに平行形に伸長」
「約1/3 地面から見て角度45度の八字形に伸長」
「約1/3 真下の方向直下形に伸長」


ムカゴや花はどれも16日今朝の写真。
うちで今年の春植えた「ヤマイモ」。
ムカゴが着いている。
  

 数年前からの一人生えの「ヤマイモ」。


ムカゴがたくさん着いている
    


 今年植えた「自然薯」はまだ、花も咲き続けている。
  


 これらのことから、自然薯より、ヤマイモのほうがムカゴたくさん着く印象を持っている。

前回は7月9日のブログで報告した。
  ⇒◆自然薯の育ち具合

(7月9日のブログの冒頭を再掲)
下の2枚は、7月4日の写真です。
この日、どのあたりからか あの自然薯の花の芳香。
咲いているところは見つけられなかったけれど・・。
3.6メートルのパイプで作った棚。伸び具合はまあまあ
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)



(参考)
 209年4月14日のブログ
    ⇒ ◆自然薯を植え終わった/パイプでなく波板栽培/今年も試行錯誤しながら

 2009年5月13日のブログ ⇒ ◆自然薯の支柱を建てました



南側
支える前(昨日15日)


竹で支えた後(昨日15日)
  


北側 (7月後半に竹で支えた)
  


真ん中の様子
株元。16メートル畝に200本。


上野7月4日、40日前の写真と比べてください。
ツルと葉の部分が ふさふさ どっしりと、とっても重くなっている。


ツルの上は、ジャングルか草原か。
今は、トタン板やパイプの中で、
太さは紐程度も無いような、
ながーい、ながーいイモの本体が伸びていっているはず。

この中空に蓄えた栄養が、
9月10月で一気にイモを太らせる。
もちろん、ムカゴもたくさんつける。
おもしろいヤマイモや自然薯の生理。


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 4月に植えた自然薯。
 今年は、去年のイモを残した「自家産の種芋」が数十本。
 あとは、業者さんから送ってもらった「切り種芋」。

 本当に、「切りイモ」で素人が発芽させることが出来るか、ハラハラ。
 でも、それしか種芋がないから、一か八か、その気持ちでスタート。

 5月中旬過ぎに、これなら大丈夫だろうと、予感できた。
 とはいえ、220本植えて、6月で、200本を超えているあたりの数。
 100%ではない。
 正確に数えてはいないし、遅れても発芽はしてくるのだろうけど・・

 そして、もうすぐ、あのかぐわしい自然薯やヤマイモの花の季節。
 私が知る野菜の中では、一番芳香がする。
 というより、他に、香りの強い「野菜の花」ってあまりなさそうだけど。

 ともかく、遠くからでも、感じるそのかおりは最高だ。
 身体と気分と頭がリフレッシュする。

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(参考)
 209年4月14日のブログ
    ⇒ ◆自然薯を植え終わった/パイプでなく波板栽培/今年も試行錯誤しながら

 2009年5月13日のブログ ⇒ ◆自然薯の支柱を建てました


下の2枚は、7月4日の写真です。
この日、どのあたりからか あの自然薯の花の芳香。
咲いているところは見つけられなかったけれど・・。
3.6メートルのパイプで作った棚。伸び具合はまあまあ
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)




植え付けして20日ほど過ぎたころから順を追って確認。

5月3日
まず一本、立ち上がってきた



5月10日
少しずつ芽が出始めている



5月19日
発芽が増え来る。このころ、やっと安心できた


ムカゴも発芽   もともとのヤマイモが一番生育がいい
  


6月2日
ここまで出揃えば、大丈夫


のびてきましたねぇーー
  


6月17日
ネットが生きてきた



6月26日
密植栽培の痛快さ
  

勢いのいいこと、どんどん伸び広がる自然薯のツル
  


6月27日
    


7月4日
  


7月9日の今朝は、もっと茂っていたけれど
雨だったから写真は、4日の分まで
    

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 この春、このブログの自然薯に関するエントリーへのアクセスが
毎日50から100ほどあり、昨日は200件あまり。
 一番は、  カテゴリー 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培

 インターネットを利用して、3月4月は植え付けのこと、今は支柱のことなどについての情報収集が多いと見受ける。

 ・・・うちの先日の自然薯の作業も支柱づくり(5月8日)。
 そのことの記録。

 これで、自然薯のほとんどの作業が終わったことになる(ムカゴなどの管理はともかく)・・・

 それから、自然薯を頼まれたおいしい蕎麦屋さんのこと、全国の各地のことについて報道などを紹介。
 いろんなイモ、いろんな栽培があるものだ。

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2009年4月14日ブログ
    ⇒ ◆自然薯を植え終わった/パイプでなく波板栽培/今年も試行錯誤しながら

4月22日 全形のイモを種芋にしたところは、出芽が早い
  


5月3日



5月8日


今年の支柱はつぎ。
今年は、幅22センチほどのトタン(トタン山でいうと6ないし7)に
3個ずつ種芋を載せている。
トタンの長さは150センチと180センチの2種類。
 一畝だけなので畝が大きい。
 畝が高い分、垂直部分のネットは約90センチと短くした。


 その上に逆・合掌風1.8メートルの出、そんな形態にした。
 秋の稲の乾燥に使っていた「ハサグイ」という
 3脚の支柱をベースにして
 3.6メートルのハウス用直管パイプ支柱を使った。
 40センチは地中、パイプの真中から植えは交差させた。
  


5月12日
上の写真のように1メール以上伸びているツルもあるし、
出てきたばかりのツルもある。
切りイモはまだ出芽していないようだ
 


蕎麦屋さん
4月初め 最後の納入


豪快な 円空そば


更科そば と 田舎そば
  

温かいそば


配達料がわり? のサービス
ワサビ漬け と ワラビ
  

ちなみに ここで蕎麦を食べた人のブログ
とろろそば&さんやほー 2009-05-04


●1メートル自然薯 収穫本番  朝日 2008年12月10日

 赤土に埋まった波板を丁寧に掘り起こすと、1枚の上にまるまると成長した3、4本の自然薯(じねんじょ)が姿を現した=写真。「持って、重みのあるものが上物。粘りがあっておいしいですよ」。北村卓三さん(58)が、長さ1メートルほどの自然薯を手に笑顔を見せる。今年の出来はまずまずという。

 寒さの訪れとともに安田町正弘の中山地区で、収穫が始まっている。地区の老人クラブが、休耕田などを利用して約28年前から始めた栽培。今ではすっかり「自然薯の里」として知られている。

 天然の自然薯は、地中深く根を下ろすため掘り出すのが大変だが、ここでは、種芋をトタン板などの波板の上に乗せ、土をかぶせて栽培。根は板に沿って横に成長するため、波板を掘り起こすだけで簡単に収穫できる。先人たちが考えた栽培方法は今では各地でも取り入れられている。

 現在、地区では15戸ほどの農家が栽培しており、お歳暮用などとして1キロ当たり3千円ほどで全国に出荷される。(川原崎茂)


4月17日 NHKニュース
石川県の勧める栽培
    

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 自然薯を、昨日、やっと植えました。
 その様子の速報です。

 (参考) 2009年4月1日ブログ
    ◆自然薯の収穫/植え付け前に全部掘る/種芋用も

 2008年4月30日ブログ (パイプ栽培のことはこちらに)
    ◆自然薯のパイプ栽培・波板栽培 /今年は有名な蕎麦屋さんに頼まれて契約栽培も

 なお、次回のブログ・カテゴリーではいろいろな栽培の解説にリンクして、概観したい。

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まず事前作業。
3年間放置したところを掘って片付
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


パイプを入れっ放っしだったことすら忘れていた。
イモはパイプの中に向かって伸びている。
長年うちで作ってきた ヤマイモ。
  

夜はスライスで食べてみた。
味も食感も「ヤマイモ」。
やっぱり、自然薯を食べたらヤマイモは落ちる


こちらは、昨年のパイプや板から外れて伸びた自然薯をほりあげた。
下に伸びているから掘るのは大変。
トタン板の長さは150センチ


いよいよ、自然薯の定植準備
このあたりは、先週の仕事。
昨年植えたところから横に2メール半ほどずらして作る。
波板のトタンは、今年は、長さは180センチ、
幅は既製品を1/3に縦に丸鋸で切った「21センチ」。
ここに、イモを3本おく。
昨年は2本だったけど、今年は集約栽培にする。
板と板の間隔は20センチから50センチとのこと。
うちは、昨年同様、20センチ間隔にする。
先に20センチ間隔で板を並べておくと、作業性が良い。


ただし、昨年は板と板との間の土が4から5センチしかなく、
少ない感じだった。
だから、板の底(=溝の底)を深くして、
板の傾斜を幾分強め、板間の土の厚みを増すようにした。
傾斜が緩すぎると、「土圧」が足らなくてイモが太りにくい
との見解もあることだし。
  

最初の部分
板間の土は山土などを入れると良いとされている。
が、そんな手間は無いので、その場の土を使っている。
石や有機物はできるだけ入らないように注意する。
石灰は禁物との解説もあるし、事前の肥料は施さない。
  

波板栽培も2年目だから慣れた。
2年前までに買ったパイプ60本は今年は使わない。
「全部 波板」だ。
はるかに楽だから・・
  

全部で76枚の波板を20センチ間隔でセット。
ここまで2人で約3時間。76×3=約220本分。
    


管理機の土寄せを「片側寄せ」にして2回り。
手で うね を 成型
  


植え付け深さの目印の竹箸は
10センチと20センチにマジックで印。
手前は「波板はこういう状態」との写真イメージ用
  


今年初めてやることの一つは
を鹿沼土とモミガラくん炭で「種イモ」を包むように植えること



以下は、昨日4月13日の植え付けの様子。
今年は、3月31日の堀上げ後、
4月になってから栽培の数量を決めた。
そんな頃はどこも、「1本苗」は売り切れ。
それで、切りイモを萌芽状態で送ってくれるところにお願いした。
    やまいもまつり さん

  

それと自家産の種芋。
3月31日に掘って、種用に保存した細いイモ。
テストとして、長いイモは1メートル


だから変則な並べ方になった
  

一部は収穫したイモで、自家産の切り種イモを作ってみた。
切って半日、陽に当てて、石灰をつけから、
鹿沼土とモミガラくん炭の中に入れておいたもの。
わずかに白いものも発生
  

  

イモの下は10センチの土。
イモの上は5センチとも10センチともいわれる。
今年は10センチ弱。
自然に沈んで、もう少し下がるだろうとの見込み


足元に醗酵済み菜種粕20キロ。
ここに白黒マルチも埋め込む


150センチのマルチ2列は支柱で抑え込んだ
  


次は、ヤマイモ と 育成用のムカゴの播種
保管したイモ


簡単に床作り
  

こちらは本命ではないので雑然
    

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 2月ごろから、このブログの「自然薯」関係のカテゴリーのエントリーへのアクセスが毎日20から30件、多い時は70から80件ある。
 皆さん、春の植え付けに向かって情報収集しているのだろうと想像していた。

 私も、どうしようかと思いながら、かつ、なかなか手が回らないので、
昨日やっと、全部収穫。
 小さい芋は春の植え付け用に回すように分けた。その種芋は土の中に並べて保存。

 昨日の作業の終わりは夕方になった。
 だから、今日は朝のうちにヒヨコの引越しをさせてから、
 まず、収穫した自然薯を水洗いし、蕎麦屋さん用も自家用も調整する。

 そのあと、ヤマイモと自然薯の育成用の場所を掘ってみて、使える種芋がどれくらいできているかを検討。
 今年植えつける全体の数を決めて、足らない分を計算し、購入しようと思っている。
   (まだ、種屋さんにあるかな??)

 ともか、今シーズンを経ての結論。
   「パイプ栽培はやめて、全部波板栽培にしよう」

 理由は、作業が簡単かつ確実ななこと、
     150センチ板なら伸びすぎはまずない
     資材費も安い・・・

 なお、栽培のことで問い合わせなどいただいた方がありましたが、
 メールのアドレスが3月末ころから  tera@ccy.ne.jp に替わりましたので変更してくださいね。

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ここのところ7位あたり


 2008年4月3日の植え付けの様子
  ⇒ ◆自然薯のパイプ栽培・波板栽培 /今年は有名な蕎麦屋さんに頼まれて契約栽培も
作業前の「自然薯のうね」
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

波板栽培
前回の続きは、波板をどけるだけですぐに出てくる
バッチリで 気分良し
  


波板栽培をやったことのない人には想像しにくいので画像で。
細い一番先が前年の種芋の発芽点。
ここに種芋の先端を置いた。
反省は、
「2つの種芋は、もう少し中に寄せてよい。板から外れないためにも」



私も波板は、昨年の植え付けが初めて。
間隔が狭すぎたと思ったのは、土をおいてから。
でも、しっかりと自然薯はできている。
ここまでびっしり作らなくても、ね
  


全体像を知るために
波板の上=畝のセンターだけ残してみた
    

全部の土をどけると 
    

150センチの波板から伸びすぎて
地中へ伸びた芋は掘るのが大変



中には、上に登って、下に降りて、暴れん坊の個性的な芋もある


板の現状のまま、並べて比較してみた。
左のほうが種芋が大きい。
自然薯はヤマイモと違って乾燥しやすいので被覆する
波板1枚に3本(3列)植えても良いような気もする


大きい種芋から出来た新しい芋は大きくなる、
その傾向は当然だ



ここからは、パイプ栽培の方の収穫
  


115センチとか130センチのパイプでは
伸びすぎ続出で掘るのに苦労した


パイプ栽培の分
コンパネは長さ180センチだから・・・
直角に曲がった芋は 伸びすぎた芋


ムカゴ
来年はもっとたくさん作りたいとの声もあるので
これで2年越しの育苗をしようかと拾って集めた


全部掘ってから選別。
種芋用、蕎麦屋さん用、自家用それぞれ。


長さ1メートル以上の「種芋」なんて贅沢かな。
この自家生産の種芋のところは、波板を「180センチ」にしようと話している
何しろ、パイプや板から伸びすぎたら面倒極まりないから。
ちょうど今、芽が出始めている。
種芋は湿ったところで保管が必須。
20センチほど土をかけ、その上に布団をかけておいた
  


夜の食事は前回の残りの自然薯をすりおろした。
だし汁はカップ1杯だけの濃厚さ


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