カラー写真もつけた2005年12月15日朝日新聞の記事 "薪ストーブ人気 じわり" は、ユニークでした。
薪ストーブに興味のある方には、必見。
岐阜県内版だから、広く紹介しますね。
業者を宣伝するつもりはないのですが、薪ストーブにも時代の流れ、開発の歴史があることが分かります。
● どういうストーブか
ダッチウエストジャパン
「このストーブには、まったく新しい燃焼技術「リーンバーン燃焼」が採用されています。リーンバーンとは、自動車などにも採用されている希薄燃焼のことで、通常よりも少ない燃料で高い燃焼効率を得られるシステムです。
このリーンバーン燃焼によって、キャタリティックを使用することなく、キャタリティック使用時と同様の燃焼効率とクリーンな排気を可能にしました。また、薪の消費量もキャタリティック同様に少なく、少ない薪で長時間燃焼をすることが可能です。さらに、このストーブには自然対流システムも備えられており、室内空気が自然な形でストーブに取り込まれ、ストーブ自身が発する輻射熱に加えて、穏やかな暖かい対流空気をお部屋に送り出します。
オプションの「ファン・キット」を付けることにより、強制対流システムに切り替えることも出来ます。」
リーンバーンヒーター <エンライト>
● 記事本文
飛騨地方のしゃれたレストランや若い夫婦の間で、薪ストーブの人気がじわりと広がっている。建物全体が暖かくなるのはもとより、心地よいインテリアとしても重宝される。さらに今年に入り、自動車エンジンなどにも採用されている燃焼効率がよいリーンバーン(希薄燃焼)方式の新型ストーブも登場。注目を集めている。(山内明)
高山市総和町1丁目にある北イタリア料理の店「ラ フェニーチェ」で11月下旬、最新型のリーンバーン方式の薪ストーブに初めて火がともった。
同店は今年7月にオープンしたばかり。薪ストーブ販売施工店「Bee」(飛騨市古川町幸栄町)の志田悟さん(48)のアドバイスもあり、設計段階から薪ストーブを置くことを決めていた。高山市出身で、神戸などで修業してきたオーナーシェフの西野勝也さん(45)は「リーンバーン方式だったら環境にも優しいし、何よりも店の雰囲気を良くしたかったから」と話す。
オープン当初からこのストーブが注目され、客から「いつから使い始めるんですか」などと質問されることも度々。「店のいい宣伝にもなりました」と喜ぶ。
◇ ◇ 西野さんの店と同じリーンバーン方式のストーブは、薪ストーブの輸入販売会社「ダッチウエストジャパン」(北海道帯広市)が、今年1月から販売している。北米地域で昨年初めに発売されたものだ。
1時間に出る煙の量は1・3~1・5グラム程度で最小限に抑えられている。一方で連続燃焼時間は10~14時間と従来型の倍以上もある。
これまでリーンバーン方式を薪ストーブで使おうとすると、燃料として燃える煙成分(すす)が薄いため、着火しづらく、燃焼が不安定という問題点があった。
最新型は、より多くの空気を高温にして、さらに煙成分を4次燃焼まで再燃焼させることで、少ない煙成分で長時間の安定した燃焼を可能にした。火室に耐火セラミックを使ったり、セラミックファイバー製の再燃焼ボックスを火室の後部に組み込んだりと、新技術が生かされた結果だ。
同社の沢渡幸一さん(36)は「これこそ次世代ストーブだ」と胸を張る。
◇ ◇
山口竜史さん(29)、ルミさん(30)夫婦は、01年秋に飛騨市古川町黒内に念願のマイホームを建てた。木をふんだんに使った家は吹き抜けの天井で開放感があるが、冬場はとても寒かった。
そこで、「家中が芯から暖かくなるし、雰囲気も申し分ない」と02年冬に薪ストーブをつけた。竜史さんは名古屋出身で薪割りの経験は無かったが、今ではすっかり春先の日課に。長女の優歩ちゃん(4)、開世ちゃん(2)の目にも、お父さんがたくましく映る。
竜史さんは「ストーブのおかげで自然と触れあった生活をしている気がする。最近はこのあたりの若い夫婦の家で薪ストーブをつけているところが多いんですよ」と話す。
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以前に入力しておいた分を、これ幸いにと、利用します。
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私のところの薪ストーブの紹介
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