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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

シトロエンC4 WRC2010 完成画像

2013-07-20 | CITROEN C4 WRC

遅れましたが、完成画像集であります。

キットが発売されたのは一年以上前ですが、今のところエレールの最新の1/43プラ・キット。
長年43キットを発売し続けているエレールですが、このキットは今までとは大きくグレードアップした製品です。
そのキットの素性を知るべく、なるべく余計な改造などせずキットのパーツのみで仕上げるつもりで完成させました。

実際、自作パーツはドアの内張り、ロールケージ、アンテナぐらいのもので、ほぼFrom the Boxを実現。

それで分かったキットの問題点などをまとめておきます。

一番残念だったのは、サイドのウインドーですね。構成上、多少の段差が出来るのは仕方ないと思ってましたが、段差だけでなくセンターピラー部分には隙間まで出来る合いの悪さです…。
次作るとしたら、窓は絶対切り出して窓枠にピッタリはめ込むようにしたいと思いました。

それ以外では大きな問題は見当たりませんが、ヘッドライトやグリルのメッキ表現が大変なので、メッキ部品やエッチングとかメタルシールみたいなものが付属していたらと思いますが、コストを考えるとしかたないですかね…。

何にしても、千円そこそこのキットでルネッサンスの素晴らしいデカールが付いてこのクオリティーであれば、これは素晴らしいキットであると言って間違いじゃありません。

願わくば、ほかのWRCカー、ルマン出場車やロードカーなど、もっともっと精力的にリリースして欲しいものです。

 

 

 

 

 

製作に関しては、相変わらず失敗しまくりで、デカール溶かしちゃったり、塗装にクラック入ったり、窓に貼ったミラーフィルムはゴミ噛んでて汚くなるし、まあ完成度は低いです。

実車に対する思い入れの少なさもあり、満足度も60%ぐらいかなあ…
それでも、貴重なレッドブルのデカール貼りが楽しめたし、このメーカーのキットの可能性も感じられて良かったです。

デカール替えキットとか、別売デカールが手に入ったらまた作ってみてもいいかな、と思えるキットでした。

 


最後の小物たち/C4

2013-07-15 | CITROEN C4 WRC

いや~蒸し暑い日が続きますね!

毎日ビールで水分補給してまっす!

ここ数年愛用してます、サーモスの真空断熱ステンレス・タンブラー。
サーモスの製品はポッドや蓋付きマグ、アイスペール等で有名だと思いますが、このオープン・タイプのタンブラーも意外に使える代物です。
上が解放では保冷効果低いかと思われますが、なかなかどうして一時間やそこらはビールが冷たいまま飲めます。
まあビールなんてそんな時間掛けて飲むわけではないのですが、ちびちび飲んでてもぬるくなる心配がないのでノンビリ飲めますよー。
気の抜けたビール、なんて言いますけどワタシ的にはビールが残念なのは気が抜けたよりもぬるくなってしまうことなんですよね…。

お陰で飲む量が減って健康にいい…筈なんですが、最後まで冷たいまま飲めるのでおいしくてまた飲み過ぎちゃったりw
結局、相変わらず飲んだくれてますー。

本当はガラスのタンブラーが涼しげでいいんですけどね、この保冷能力には敵いませんねえ。
氷入れておくと、朝になっても溶けずに残ってますよ。

 

C4は、完成に向けて最後の小物たちを作ります。

上下合体、タイヤ取り付けまではボディーをがっつり持たないといけないので小物パーツは付けられませんが、それらの作業が終わって台座に固定、ボディーの手垢を拭き取ったらようやく小物が付けられます。

逆に、ボディーに突起物を付けてしまうと、それ以後は荒っぽい作業が出来なくなるので、ここまで来るともう後戻りはできないなーって気分になります。

これはキットのアンテナ・パーツ。
今回の製作は、キットの素性を知るべくなるべくキットのパーツを使って仕上げたい…というコンセプトがあったのですが、さすがにこのアンテナは使えないなー、ってことで

せめて、根元部分だけでもキットのパーツを生かしましょう。
ピンバイスで穴開けて…

伸ばしランナーを通します。
一番前に付くアンテナは、やや太いこん棒状のアンテナなのです。

ワイパーは今回、ウインドーにモールドされてるものを塗り分けたので必要なし。
あとはドア・ミラーと、ボンネット・キャッチ・ピンですね。

ボンネット・キャッチ・ピンにはいつも悩まされます。
自作パーツで正確に再現するには細か過ぎるパーツなので、いつもテキトーにごまかしてるんですが…

そもそも、実物がどんな形状なのか良く分かってないことに気付いて、調べてみました。

まあ要は、こうゆう製品をボンネットに付けているわけでして

取り付けた状態がこんな感じ。
ボディー側に心棒を刺して、ボンネットを閉じた時それが頭を出す場所にベースになる金具を貼り付けて、その金具にカンヌキになるピンがセットされてます。
ピンにはプルリングが付いていて、カンヌキを通したあとリングを心棒に引っ掛けておくとピンが勝手に抜けない…のかな?
振動で引っ掛けたリングは簡単に外れそうにも見えますけど…どうゆう仕組みになってるのか、実物見たことないのでイマイチ分かりませんorz

これは最近の製品で、ベースの金具からピン自体は外れないようになっていますが、昔はピンが外れて紛失しないようにリード線が付いてましたね。

で、こんなものを自作で再現しようとすると…

うーむ、どう見てもオーバースケールな上に、ヒドイ出来だわ…

ベース部分は0.3mmのハンダ線をリングにしてつぶして円盤状にしたもの。前方後円墳みたいな形には出来てません。
心棒は、細い金属線をヘアピン状にしたもの。それにちょっと太目の金属線で作ったピンを通して、細目の金属線で作ったプルリングを付けました。

あ、よく見たら実物と比べてピンとプルリングの位置関係がおかしいね。
これはピンを長くしてベース金具のシルエットをごまかしてるのと、リングをピンの上に乗るようにするとパーツが浮き上がり過ぎて不自然だからです。(そもそもオーバースケール過ぎるのが原因ですが…)

これ、ベース部分だけでもエッチングでそれらしい形のパーツがあったらいいのにねえ。ん?どっかからそんなパーツ出てるのかな?
まああったとしても、こんな細かいパーツうまく作れませんけど!

まあいいや、ヤッツケでも出来ちゃったらオッケーです。やり直す気力もないし。
こんな小汚いパーツでも、前後計4個作るのすんごい大変だったんだから…。

ヘッドライトの反射板はメタルック、グリルはハセガワのミラーフィニッシュで表現。
これらも一筋縄で行かない難しい作業になってしまって、汚い仕上がりになってますが、気力の限界であります。

もうどんだけ苦労したか、書く気力もないわ…。

反省点が山積みとなって、取りあえず完成とします。
後日、完成画像をUPしますので、しばしお待ち下さい。

 

 


七月だし

2013-07-02 | CITROEN C4 WRC

毎年、この時期はサッカーやウインブルドンなどのスポーツイベント、またテレビ番組の改編期ということもあってドラマやアニメの最終回見なきゃなんて思って、すっかりテレビっ子になっちゃってるオッサンであります。

コンフェデはブラジル優勝しましたねえ。やっぱり強い。W杯王者のスペインでも全く歯が立たなかったから、日本負けるのも仕方ない。
終わってみれば日本も健闘したと言えるんじゃないかな?イタリアとはいい点の取り合いしたし、モチベーション低下したメキシコ戦は参考にならないしね。
しかし、ブラジル・タイムの放送は辛すぎる。来年のW杯が心配です。

波乱のウインブルドン、ナダルの初戦敗退に続いてフェデラー、シャラポワなど楽しみにしてた目玉選手が早々に敗退しちゃってガッカリなんですが、日本勢、42歳伊達公子の健闘や錦織の堂々とした戦いっぷりは楽しませてもらえました。

日本のテレビですけど今期は毎週見るようなドラマは見つからなかったな…。
アニメは、「進撃の巨人」と「悪の華」を全話見てます。おもにネットで見させてもらってます。いずれも漫画原作ですけど、こうゆうダークな作品が地上波向けでアニメ化されるとか、時代も変わりましたねえ。

 

ということで、結局相変わらず模型に向き合う時間が激減しておるわけですが、7月になっちゃったし更新しとかないとね。

最初にやっておくべき作業なんですが、完成間近になってようやく気が付くというウッカリさんです。
台座固定用のボルトナットを埋め込み、ボディーシェルとシャーシを接着せず固定できるようにネジ止めにしました。
ボンネット内は空っぽなので、エポパテやジャンクのプラパーツで埋めてネジが刺せるようにしてます。

ネジ止めの位置は慎重に決めたつもりだったのに、ややシャーシが後ろ過ぎて、タイヤの位置がホイールハウスと合わなくなってしまった。

ネジの位置を変更するのは面倒なので、思い切って車軸のピンを切り取り、ピンの位置を少しずらした場所に穴を開けてシャフトを通しました。
ついでに、車高も少し落としました。

シャフトは、木製を使います。
この短いシャフトはホームセンターや百均でも安く売られていてなかなか重宝します。金属製のシャフトに比べて加工しやすく意外と丈夫なのが良いです。

なかなか良い佇まいになりましたw

でっかいリア・ウイングを付けると気分が上がります。
ファミリーカー・ベースのマシンだけに、このウイングの違和感は、逆にカッコイイですよね。

ポルシェ・ターボのリア・ウイングを初めて見た時の衝撃を思い出すなあー。

1975年の春のことでした。(遠い目)

 


内装とか/C4

2013-06-21 | CITROEN C4 WRC

またまた更新さぼっちゃってて申し訳ない。
更新というか、模型製作そのものをさぼってました。
二週間ぐらい、一切さわってなかったかな…。

なんの目的もない、下手の横好きってだけの趣味ですからねえ、ある時ふっと「止めちゃおうかな。」ってなってしまう日も来るかも知れないけど、そうゆう人も多いと思うけど、自分は止めないだろうなあと思ってましたが、
意外と、止めちゃう時って、こんな風になんとなく模型にさわらなくなって…いつの間にか…
なんて感じでやってくるのかも知れない、と思ってみたり。

まあ私は、作りたいキットはまだまだあるし相変わらず在庫は増えていくので、まだしばらくはそんな日はやって来ないと思いますけどね。

 

内装はキットのパーツに、ドア内側とロールケージ後半部分を自作しただけ。
一体成型の窓パーツの厚みがあってロールケージが当たってしまうので窓パーツのルーフ部分を相当削りましたが、前半部分は諦めました。
結局、ミラーフィルムとシェードのせいで内装はほとんど見えませんから省略しても全然オッケーですわ。

シフトレバーとサイドブレーキレバー忘れてるな。まあ見えないし無くてもいいようなもんですがw

さすがに、もう飽きてきたのでさっさと完成させて次に行きたい気分なのです。

 


色々難しかった、窓。 /C4

2013-06-06 | CITROEN C4 WRC

窓関係、何とか終わりましたが…。

結論から言いますと、色々難しくてうまく出来ませんでした。

このキット、難点があるとすると窓パーツかも知れません。
フロントからサイド、ルーフエンドまでは一体になったパーツで内側からはめるようになっていて、リア・ウインドーとテールライトは一体式の外貼り。

この、リアの透明パーツが今ひとつフィットしません。ボディー・パーツもリアエンドは分割式なので、これを接着する時に透明パーツも一緒にすり合わせしておく必要があったかも。

特に、テールライトがサイドに回りこむ部分、実車はボディーとツライチにフィットしているのに、かなりの段差が出来てしまいます。ヤスリでガシガシ削ってボディーに合わせましたが、隙間は残ります。

テールライトはインストではクリアーレッド一色で塗れとしか指示がありませんが、実際は白い部分があるので白メッシュのデカールを貼った上で塗り分けました。

リア・ウインドーの黒フチですが、デカールを内側から貼って、さらにミラーフィルムを貼ったんですが、チリが入ってしまいミラーフィルムを剥がしてやり直そうとしたらデカールまで剥がれてしまって(当然)
仕方なく、フリーハンドで手描きしてやり直しました。

このミラーフィルムでありますが、ハッキリ言ってとても使いにくいものでした。
糊付きですが、実車用と同じく霧吹きで接着面を両方濡らしておいて糊を柔らかくして貼るタイプなんですが…
この糊がかなり強力でして、相当濡らしておいても粘度が高くすぐに固まってしまうので、貼り直そうとして一度剥がすと接着面が汚れてしまって二度と使えませんね。

水貼りといっても、デカールを貼るのとは全然違う作業になります。貼り付けてから位置をずらして修正するのもすばやくやらないと接着面が乱れて見苦しくなってしまうし…

しかも、とても薄いものではありますが、やはり金属シートに近いものがありまして、柔軟性は皆無と言っていいです。
二次曲面には追従しますが、三次曲面には全く馴染みません!
このリア・ウインドーのようにほんの少し丸くなっているだけで、中心部分は浮きやすくなってしまいます。
それに、どんな小さなチリ・ホコリが入っても、大きな浮きが出来てしまいます。

デカールや塗装の段差でさえ、境界線には浮きが出ます。

出来るだけキッチリの大きさに切り出して、それを最適の位置に貼り込む作業だけでも大変なのに、チリ・ホコリを完全に排除するなんて無理ですし、多少の妥協はせざるを得ませんでした。

正直、二度とやりたくない作業であります・・・。

あと、エレールだから仕方ないと思いますけど、実車のサイド・ウインドーはかなりのフラッシュ・サーフェスなんですが、この内ハメ式の窓だと段差が大き過ぎますね。
窓枠とほぼツライチぐらいがリアルだと思うんですが、このキットの方式では無理ですね。
窓枠ごと透明パーツにするとかの思い切った設計が必要かと思います。

あと、サイドの黒枠デカールですが大き過ぎて貼ったら外から全然見えない。意味ない。
ここも塗装にしようかと思いましたがもう面倒なので、デカールを切り貼りして小さめにしました。

そう言えばフロント・ウインドーは窓枠まで透明パーツにモールドされてましたが、コレは却ってクドイですw

白いラインは細切りデカールを貼って、適当に作ったグレーでシェード部分を塗装しました。
白ラインはちょっと太過ぎたかな…でもあんまり細い細切りデカールって貼りにくいんだよね…。
大体、この白いラインて何なの?両面テープか何かなの?模型的には省略しても良かったかも。

 

と言うことで、だいぶグダグダな作業となっちまいましたが、これで大体難しいところは済んだかな…と思いましたが、まだ一番大事な透明パーツが残っていました…。

そう、ヘッドライトです。


あー、面倒くさい…。

 


ミラーフィルム

2013-06-01 | CITROEN C4 WRC

前回からの続きです。

本当はまとめて書こうかと思ってましたが文章が長くなり過ぎるし、書くのに疲れたので「つづく」にしたんですが、その後全く作業してる間がなくて、「つづく」にした割りにはネタ不足なんですが、話の途中であんまり長く放置しとくのもアレなんで、時間あるうちに続きを書いておきます。

ミラーフィルム欲しかったら、ミラーフィルム買ってくれば済む話じゃん?ってことなんですが、もちろん最初からそれは考えてました。
前回のコメント欄にも書きましたが、実車用のミラーフィルムって使ったことなかったし、もし買ってみて透明度とか厚みとか接着面の感じとかで使えなかったらもったいないしなあと思って躊躇してたんです。
カー用品店で見てみたら千何百円かぐらいの価格で窓一枚分とか売ってるんですが、価格はともかく窓一枚分て使わなかったらゴミだしねえ、でネットでもっと安く切り売りとかしてないの?って密林を彷徨ってましたら見つけたんだよね。

Nゲージの鉄道模型用のミラーフィルムであります。
10X12cmぐらいの大きさで450円ぐらい、最近の密林はこんな安いものでも送料無料で届けてくれやがります。地方の小売店はたまってもんじゃないですわなあ、しかし消費者としてはありがたい。

さっそく試しにジャンクの透明パーツにはってみました。

いい感じでミラーになってるでしょ?

後ろに光を入れると暗くなって向こうが見えます。(反射してますのはデジカメです)

これで解決~ってことなんですが、考えてみればこれって実車用のミラーフィルムを切り売りしてるだけだよねえ?って疑惑は強まりました。
だったら結局、実車用を最初から買っとけば良かっただけの話。価格はちょっと高くなるけど100倍ぐらいの面積買えたわ。次からはそうします。

 

で、ミラーフィルムを貼るのは最後の作業。ウインドー・パーツも塗ったりデカール貼ったり済まさなきゃ。

ピラーにも黒い部分あるのに、フロント・ガラスにも枠のモールドがあるので塗っておきます。
この枠のモールドはなくても良かったと思うんだけどな…。

ワイパーもモールド。思えばエレールのキットのワイパーはほぼモールドだけどね、モールドのまま完成させるのは初めてかも。

この後、デカール貼りしてシェードとミラーフィルム貼れば山を越えた感じになるかな。

 


窓が問題だ/C4

2013-05-29 | CITROEN C4 WRC

デカール貼ってクリアー吹いて、もうすぐ完成かと思わせといて、案の定つまづいてます。前回から色々ありました…。

たわみまくってヤバイなーと思ってたボディーですけど、悪い予想通りクリアーにヒビが入りました…orz

実は、前に作ってたデルタS4でも最終的にクラックが入っていたのである程度覚悟はしてたんですよね。
ただS4の場合はシャーシにボディーをはめる時に無理が掛かる構造だったので、仕方ないなと思ったんですが、このC4は組み付け自体は無理なく出来るようにしたのであとは慎重に扱えば何とかなるかな…と期待してましたが…

ダメでした。

ショックなので画像は撮り忘れました。

でもクラックがはいったお陰で、まだまだクリアー層に余裕があることが分かったので、思い切って研ぎ出しやり直し。

ガシガシ削って平滑に出来ました。その上からさらにクリアーコートしましたが、クラックは消しきれません。でもまあ画像には写りにくいレベルだと思うのでもうOKと言うことにしました。

とにかく、ドア部分が左右に広がりやすくてその無理がフロントフェンダー後方、Aピラーの付け根あたりに集中するので、そのへんにクラックがたくさん入る。もう仕上げの研ぎ出しも怖いのでしませんw

サイドの窓枠の黒塗装。めんどくさい。

ルーフのウェザーストリップとフロント・ウインドーの枠は別に作業してます。
何箇所もいっぺんにマスキング塗装しようとすると、テープの浮き等の確認が行き届かず吹き漏れの失敗をしやすいという経験から、めんどくさくても分けて作業するようにしてます。

 

さて、最初からこのC4作成に当たってポイントになるだろうなーと思っていたのが、窓関係なんですよね。

酷暑のメキシコ仕様ということで、サイド、リア、ルーフのウインドウにはミラーフィルムが貼ってあります。フロント・ウインドウにはシェードがつきます。キットではこれらはフォローされていません。

何しろ目立つ特徴なので、ぜひ再現したいんですが…シェードはどうにでもなるとして、問題はミラーフィルムですね。

最初は外からメタルックかミラーフィニッシュ貼ってしまえばいいやと軽く考えてたんですが、サイド後方・ルーフ・リアには黒い枠があって、これはデカールがあるんですが、やっぱりこれって内側から貼らないと変ですよね。

そうすると、外側からメタルシールを貼るわけには行かなくなり、デカールを貼った後内側から貼ることに。つまり接着面を見せることになりますね。

試しにメタルックを透明プラに貼って見ましたが、裏側はつや消しのシルバーなので×

ハセガワのミラーフィニッシュは、接着面もミラーなので使えますが…

本来、窓に貼るミラーフィルムってマジックミラーになっていて、内側からは外が見えなきゃいけないですよね。
内側もミラーでピカピカというのは都合が悪い。

外側から見た場合も、光の加減によってはこんな風に半透明に見える筈でして。

さて、どうしたものかと。

続く

 

 

 


時事ネタとか デカールとか

2013-05-20 | CITROEN C4 WRC

模型界は静岡ネタで盛り上がってそうなこの時期ですが、私のほうでは特に面白いネタもないので、時事ネタでも。

 

橋下さん、終わったんじゃないのかなあ…

本音だろうと事実だろうと、言ったらいけないこともありますね。

ホンダ、F1に復帰!

なんでだろう、第3期の時のように素直に喜べない自分がいます。
ホンダだけが悪いわけじゃないけど、スーパーアグリの件といい、可夢偉の件といい、不景気を理由に世界の舞台で頑張って行こうという人たちを切り捨ててしまう日本の企業倫理に不信感…。


ベッカム、引退…。

知るかぎり、最も「持っている」サッカー選手だったなあ…。
世界のトップリーグから退いても現役を続けるんだったら、いずれはJでプレーして欲しかったなんて妄想してましたが、今の日本では無理ですわな。

そのJリーグは創設20周年を迎えました。ジーコ、リネカー、リトバルスキ、きら星のごとく世界のスーパースターが集まっていた創成期が懐かしいねえ。
当初10チームでスタートしたJリーグ・チームの中で、一度もJ2に降格せず今もJ1にとどまっているのは4チームだけ。
私がずっと応援している名古屋グランパスもそのひとつなんですが、今季は勝ち星が伸びなくて現在14位…
「降格」って言葉が、少しだけチラついてきました…。

 

初期ロットのエラーを修正して、高品質なデカールとなった改正版のC4キットなんですが、ちょっとしたエラーが残ってました。
ゼッケンの白地が一部忘れられたのか、赤牛に沈んでしまってます。

細切りデカールで修復。
ふー、手間を掛けやがります…。

何度かクリアーを重ねて、研ぎ出ししてみましたけどデカールの厚みがかなりありますのでツライチにするにはまだまだ削らないといけないようで。

このまま削り続けるとクリアー層が無くなりそうなので、もう少しクリアー重ねてみますか…。
でもラッカークリアーは時間が経つとヒケてくるので、どうせ完全にツライチには出来ないものねえ。
どこまで追い込むか、悩むところです。

昔のエレールのキットに比べたら、シャシーとボディーの隙間はほとんどなくなるのですが、ドア内張りは無いしフロントのフェンダー内部も隙間が出来るので、少しだけドア内側や隔壁を追加。
まあ、そのままでも問題ないレベルだと思いますけどね。

シートはキットのパーツのまま。
シートベルトのデカールもそのまま貼ろうと思いましたが、モールドのラインが気になったのでショルダーパッドの部分だけ金属板を貼っておきまして…

あとは、デカール貼っただけ。
じゅうぶんじゃないでしょうか?

 

週末だけの作業で、ホント情けないぐらい亀進行ですが、このあとが山場となるかもです。

 

 


デカール続き/C4

2013-05-06 | CITROEN C4 WRC

今、エレールの今んとこ一番新しいキット「シトロエンC4 WRC2010」を作っているわけですが、ずいぶん昔から細々と1/43プラキットを発売し続けているエレールは別として、それ以外のメーカーは43プラキットを発売してもシリーズとして長続きしないなー、なんて話題をここしばらくコメント欄などで続けてきたわけですが、

 

 

うっかりしてたら童友社のエクセレント・シリーズから、新製品がリリースされるという情報があるらしい。

これは、ここのブログでもガヤルド、レベントン、マスタングの製作記を書いていた1/43プラキット・シリーズの続編になります。

No.5 アウディ Q7

No.6 メルセデスベンツ MV500

No.7 ランボルギーニ・ウルス

No.8 ポルシェ・カイエン

 

うーん、先の4車種はスーパー・スポーツカーでしたが、今度の4車種は時流を反映して高級SUVですかー。
ショップ価格は600円前後と、相変わらず超リーズナブル。品質的にも前の4車種である程度のクオリティーは証明済みですので隙はなさそうです。

が、車種選択はどうなんでしょうね?
私の好みではありませんが、色んな車種が模型として発売されるのは良いことだと思います、でもセールス的にどうかなーと。

SUVとはスポーツ・ユーティリティー・ビーグル=直訳だとスポーツ用多目的車、この場合のスポーツとはモータースポーツではなく、色んなレジャースポーツを楽しむための便利なクルマ、つまり荷物が積めて大勢乗れてある程度の悪路や長距離も走れる、という性能を持ったクルマのことで、近年世界的に人気が高い車種です。

さらに、ランボルギーニやポルシェとスポーツカー・メーカーから発売される高級SUV、単なる乗用車よりも憧れ度は高いでしょうけど、果たして模型としての人気はどうだろう?非常に興味深いところではあります。

私なんかは古い人間なので、模型で作るならレースカーかスポーツカー、あとはクラシックな車かなと思うんですけど、先入観は無くして市場の反応を見てみたいですね。

個人的には、クルマ本体じゃなくてホイールのパーツに流用できるものがないかが気になりますw

 

さて、C4のほうですが、デカール貼り結構大変です。

傷めちゃった部分のタッチアップはなんとか済みましたが、ほかも大変。
グリルのメッシュ部分はロゴが入ることもあり、開口してメッシュ貼り込みというのは諦めてデカール表現のままです。
メッシュ部分の周囲は黒くなってますが、これもデカール表現。
青い部分が見えないように、下塗りとかタッチアップは必須ですね。

サイドのレッドブルの黄色部分から赤牛までは一枚のデカールですが、フェンダーとドアの境い目にはすごい段差があるので、一枚で貼るのは不可能…。
貼りながら境界線で切って、継ぎ目はタッチアップしましたが、かなり汚くなってしまった。初めから分割してくれてると助かるのになあ…。
これだったら、黄色もマスキングで塗ったほうが良かったけど、それはそれで難しいし。

塗装した赤の部分に乗るロゴは、こんな感じでザックリ切り出しておく。

貼ってみると、多少色合いが違うけど、クリアーコートしたら分からなくなるかなーと。

フェンダー下部分の赤が濃いのは、この部分がプロテクターか何かになってて実車通りデカールも色が違えてありますので、ここだけ切り出してデカールを貼っています。実車はむしろ、もっと暗い色になっているように見えます。

 

ルーフの貼り付け指定を見てたら、アンテナの穴位置が違います。ルーフのエアインテークのかなり後ろなのに、キットの穴はインテーク直後になってます。
ここへきて、穴埋めです…。

穴埋めもうまくやれば簡単なはずですけど、パテを塗って平滑にしようと思って磨いてたら塗装が剥がれてきちゃって、結局ルーフ全体を塗り直すことに…。

エア・インテークも取り付けて何とかデカール貼りまで出来ましたが、エア・インテークのトリコロール・カラーは赤と青が反対になっていて、前後逆向きに貼ってごまかしましたがなんかフィットしてません…。ここもタッチアップですね…。

デカールそのものはキレイで透けないし貼りやすくて軟化剤で柔らかくなるし問題ないですが、塗装や塗り分けと突き合わせたり、貼り込み後に修正しながらの作業でかなり難易度高いデカール貼りとなってます。
数も多くて、毎日少しずつ作業してますがまだ終わりません…。

 


塗ったり、貼ったり

2013-04-30 | CITROEN C4 WRC

ずいぶん模型さわってなかったですが、連休で暇だったのでやっとC4を進められます。

サフ吹いて~

白塗って赤塗って青塗って~

赤はデカールで用意されてますが、青との継ぎ目合わせが面倒そうだったので、塗り分けで。
一部デカールを切り抜いて貼らないといけなくなりますが、何とかなると思いまして…。

色とか、塗り分けラインとか、あんまりこだわってません、適当です。
なかなか手が動かないのに細かいことにこだわってるとまた作れなくなりますからね、
こうゆう時は勢いを大事にしてどんどん進めます。
サフから塗り分けまで一日でやってます。

いちおう記録しておくと、白はクレオスの1番、赤はクレオスの79番シャインレッド、青はクレオスの5番ブルーに65番インディーブルー、328番ブルーエンジェルズ・カラーを適当に混ぜたものです。

赤と青は重ねると黒っぽくなってしまうので、マスキングして別々に塗ってます。

…が、勢いに任せてやったせいで吹き漏れ、色ズレ、ホコリ付着など失敗だらけ。
まあどうせ完璧な作業なんて出来ないので、タッチアップしまくって修正するしかありません。

しかも、赤の面積間違えた…。
境界線はキャッチピン穴の少し前、って覚えて作業しちゃったよ、本当はキャッチピン穴の少し後ろだったOTL

やり直しとか面倒なので、ここはもう上からデカール貼っちゃうよ。
良質なデカールの隠ぺい力に期待します。

 

 

で、隠ぺい力は問題ないと思えるけど、意外と弱いデカールだった。
ソフターつけてこすったら、簡単にめくれちゃったよ…。注意が足りませんでした。

考えてみると最近デカール貼りで失敗が多い。デカール貼りは模型作りの中で一番好きな作業だけれども、デカール貼りがうまいわけじゃない。
下手くそを自覚して、慎重にやらなければ…。

デカールに限ったことじゃないけど、マスキングにしろ塗装にしろほかの作業にしろ、慎重にさえやれば防げるミスが多いんですよね。

勢いも大事だけど慎重さも大事…。