ヤバいです。今年完成品が無いです。
お正月イベントも無くなり個人的にも色々あって、何となく模型から遠のいてるうちに半年・・・
何も作っていない訳では無いのですがね。
パパパッと作って色塗ってみたしまりんのフィギュア
海洋堂のアートプラ、ガチャで出てくるやつです。
メルカリとかで1000円ぐらいで買えます。
主要4人のキャラがありますが、しまりんが一番人気あるみたいです。
あ、ちなみに人気アニメ「ゆるキャン△」のキャラクターです。
しまりんこと志摩リン(そのままだった)は、主人公なでしこが憧れる孤高のソロキャンパー
物静かでクールなイメージですが、なでしこや仲間と仲良くなってユーモアもある一面を見せてくれます。
フィギュアと言えば顔なんですが
無塗装のパーツにデカールの目を貼るほかに顔が印刷済みのパーツもあるので
迷わず印刷済みパーツで。髪の毛と帽子の3パーツで首が構成されます。肌色は成型色です。
髪の毛にはハイライトを入れてみたが、雑なイメージ。アニメのキャラはアニメのように塗らないとダメなのですね。
あと画像では分かりにくいけど髪の毛と帽子に隙間が出来てて不自然な感じ。
溶きパテなどで隙間埋めします。
パパパっと作って、修正に長い時間を費やします・・・
ストライプのマフラーは捻じれが表現出来てなかったので塗り直し。
色は適当です。全て筆塗り。ダウンジャケットはテカテカし過ぎなので、のちほど艶を整えます。
墨入れとかで立体感付けたほうが良いのかなあ、フィギュア初心者なので分からん。
お尻がプリッとしていてカワイイ。
でも実際に椅子に座ったら柔らかいお尻はこの形を留めない筈だよね・
キャンプ用品の小物類もいっぱい付いてます。
取りあえず銀色に塗ったけど、このあと塗り分けやらデカール貼りやらあります。
薪とカップヌードルのパーツもあります。
カップヌードルは第1話でしまりんがキャンプ場で遭難?していたなでしこにご馳走したやつですね。
(いや、500円取ったんだっけ)
このパーツがあるので、第1話の場面の再現フィギュアとばかり思っていましたが後から調べたら第1話の時の服じゃなかった・・・
改めて完成画像撮ったら今年一作目完成とします。
そもそもなんでこんなフィギュアを作り始めたかというと、スケールが1/24だからです、この話には続きは次回以降、気が向いたら。
映画「さかなのこ」
昨年公開の映画ですが、観に行こうと思ってて観れなかった。公開規模がそれほど大きくなかった上に上映時間2時間半なので、タイミングが難しかった・
最近WOWOWでようやく観れました。うーん、面白かった。昨年観た映画の中でも上位の面白さ。
さかな博士のさかなクンの原作です。原作は自叙伝なのかな、でも映画は実話とは違いさかなクンをモチーフにした主人公の成長物語。さかなクンも本人役(役名はギョギョおじさん)で出演していますが映画の中ではさかな博士になれず落ちぶれた暮らしをするパラレルワールドです。トレードマークのハコフグ帽子はこの映画の主人公・ミー坊に託されます。
魚大好きの子供ミー坊、演じるのはのん(元 能年里奈)ですが、そのままの姿で男子役です。なかなかトリッキーな演出でしょ、映画の中では容姿に触れられることは無く普通に男子として扱われています。
ちょっととぼけた性格で、ヤンキーに目を付けられながらも皆に好かれてしまいます。
磯村勇斗や岡山天音が演じるヤンキー達がまた微笑ましい
さかなに関しては優れた知識があり絵も上手、行動力もあるミー坊ですが、実は発達障害があり勉強や仕事は出来ない。また異性に恋愛感情を持つことも無いようです。
そんな「普通じゃない」子が、躓きながらも皆に愛されやがて「さかな博士ミー坊」としてテレビで活躍できるようになる、ハッピーな物語でした。
年間50本ぐらい映画館で映画観ますが、それでもこんな良い作品を見逃がしたりします・・・痛恨です
昨年観た映画で、やはり普通じゃない子を描いた映画がいくつか。
「こちら、あみ子」
あみ子はかなり変わった子です。物事に集中できない、人の気持ちが分からないなど、言及はされていませんが典型的な発達障害の子ですね。
新しいお母さんは可愛がってくれますがやがて関係は破綻し、兄は不良になって家を出てしまう。お父さんは事なかれ主義と言うのでしょうか、何もしようとしない人です。
仲良くしてくれる男友達とも思春期を迎えて関係が崩れ、あみ子は祖母の田舎に預けられることになり周りの人たちが誰も居なくなってしまう。
かなり辛い話です。あみ子自身は悪気は無く、純粋な気持ちなのも分かるだけに、周りを傷つけてしまい居場所が無くなる残念さは悲しい。救いがあるとすれば、あみ子はそれすら感じていない、前向きな気持ちを持ち続けていることでしょうか?
もう一本
「そばかす」
三浦透子演じる主人公・蘇畑佳純(略してそばかす)
30歳を過ぎて親からは結婚しろと見合いをさせられるが、実は彼女恋愛が出来ない。LGBTQで言うところのQになるのかな、
友達のように仲良くしてくれる男性といい感じになるがいざ恋愛となると一線を越えられない、元AV嬢の女友達(前田敦子)と一緒に暮らそうとするが友達は元カレと結婚することになり、祝福する立場に。
妹(伊藤万理華)は結婚して妊娠中だが旦那は浮気、父親は仕事が出来ず休職中、職場の仲間はゲイ・・・
色々ある人々に囲まれて自分を見つめ直す主人公
ラストでは職場の新人くん(北村匠海)が彼女にシンパシィを感じてくれて、希望のある終わり方
普通じゃない主人公の、普通の生活と葛藤をフラットな視点で描いた面白い映画でした。
この映画に出ていた前田敦子と伊藤万理華が主演の「もっと超越した所へ。」も、別の意味で普通じゃない人を扱った映画だったな。これに関してはまたの機会に。
自分も「普通」ではない人間だと思う。LGBTQにカテゴライズされる人間でも障がい者でも無いですけど、普通とは違うだろうなあって気がします。「普通」って何なんでしょうね・・・