がらくたどうBlog

自動車模型と時々その他

「コードネーム U.N.C.L.E」と「プリデスティネーション」

2016年08月07日 | 映画鑑賞

毎日暑いですな~。

一昨日なんてお隣の福岡県ではバケツ引っ繰り返したようなスコールが降ったらしく、土砂災害関連の警報まで出てたらしいですが、私の地元ではその出涸らしの雲しか来なかったようで

若干黒雲に覆われたものの一滴も降らずに天候回復。して、昨日も今日も、っつーか2週間位前からずっと猛暑です。今月に入ってからもずっと仕事が忙しく、自営だけに昼休みに一回、帰宅して一回、

そして寝る前に一回と一日に3回も4回も着替えるハメになっとりまして、洗濯物の出方がハンパ無いんですが、なんせドピーカン続きなので洗濯する端から速攻で乾くのでその点だけは楽。

 

 さて、連日の暑さのお陰で仕事終わった後は、毎晩 ホームシアター部屋に缶ビールと共に籠もって映画観て過ごしてます。

「コードネーム U.N.C.L.E」

1960年代後半に製作されアメリカのみならず日本でも大人気を博したスパイアクション「0011 ナポレオン・ソロ」のリメイク作。

60年代前半に映画化され大人気を得、いまだにシリーズ継続中の「007」シリーズの影響あっての作品化と思うのだが、どうやらこの手の比較は御法度らしい(笑

TVシリーズのナポレオンソロは、衛星放送で何度か観てるんだけど、どうにも007の二番煎じ感が個人的に否めないことと、

アメリカンテイストが一々鼻につく作風が好きになれず、本作のリメイクの決定も大して興味を惹かれなかったのだが、

監督がガイ・リッチーであると聞いては流石に観ないわけにはいかなくなった。ガイ・リッチー作で自分的にハズレたのは「スェプト・アウェイ」のみで

他は全部アタリだったので或る種の保証付き感覚なのです。

 1960年代の米ソ冷戦下。東西ドイツ分断の中、かくも悪しき「ベルリンの壁」が建てられた頃の話。

 第二次大戦末期にドイツの科学者が亡命と引き替えに核関連の技術をアメリカに持ち出したなんて話は有名なわけですが、終戦後も国外逃亡中のナチス残党が復権を賭けて

核兵器獲得に躍起になってる中、ドイツ出身の科学者を拉致って原爆作ってナチス残党に売って大儲けしようと画策した犯罪組織の存在を察知したCIAは、

エージェント ナポレオン・ソロをドイツに派遣、不本意ながらも東ドイツに暮らすハメになってる先述の拉致られた科学者の娘に

「協力するなら西側に連れてってやるよん♪」

と誘いを掛け、脳筋猛烈クソ馬鹿力KGBエージェントイリヤ(アーミーハマー)の追撃をかわし、見事に娘ギャビー/ガブリエラ(アリシア・ヴィキャンデル)を西ベルリンに連れ出します。

CIAの上司にドヤ顔で「俺ってスゲェでしょ」と報告するも、直後になんとCIAとKGBが合同で博士救出作戦をする事になり、

しかも、ソロの相方としてKGBから派遣されたのが、昨夜ターミネーターみたいに執拗に追いかけてきたイリヤだったという展開に。

このKGBのゴリライモと一緒にギャビーを使って敵組織の情報を探ろうとする事になるのだが、

ギャビーの酒癖の悪さと意外に格闘センスがあるところに惚れちゃったイリヤ。

まぁ、東ドイツの自動車整備工が西側のシャレオツなワンピースを着ちゃったらGMG(ギャビーちゃんまじギャビーちゃん)ですわな。

っつーか、このギャビー役のアリシア・ヴィキャンデルってのがモロにオッサン好みでした。早く脱がないかな~と思ってたけど脱がずじまい(殴

エロキュートっつんでしょうか、劇中では所謂"小悪魔"ポジションなんですが、Lv.99の小悪魔でしたな。本作で本格的な大作デビューとなりましたが

「エクスマキナ」「ジェイソン・ボーン」「チューリップフィーバー」等々主演作目白押し。オッサンも目が離せない存在です。

 で、イリヤのGMGっぷりはツンデレで進むのだがソロにはバレバレな訳ですけど、ソロはもっとクソエロいほうがお好みらしく、

敵ボスのエリザベス・ヴィンチグエラ(エリザベス・デビッキ)をまんまと色仕掛けで堕としてズッコンバッコンな仲になるわけですね。

この辺りは人妻とか彼氏持ちから寝とるのが大好きなボンドに通じてしまいますね~。

 さて、鑑賞してみた感想ですが、これが思いの外面白かったです。流石はガイ・リッチー。何をやっても007ボンドの二番煎じで

クールなはずの決め台詞や出で立ち、ちょっとウィットに富んだ演出なんかも二番煎じ効果でオサムイだけだったTVシリーズ(私見です)の印象とは異なり

2時間があっと言う間のスタイリッシュアクションエンターテイメントとして楽しめました。批評家の間でもウケは頗る良かったようです。

続編が作られそうな雰囲気で終わりましたんで、今後が楽しみですね。そうそう、ヒュー・グラントが意外と重要な役どころで出演してました。

グラサンや眼鏡掛けてる姿ばかりでクレジットを見るまで確信持てなかったよ(笑。ラブコメ出まくってた彼も今や55歳っすからねぇ。

The Man from U.N.C.L.E. - Official Trailer 1 [HD]

 

「プリデスティネーション」

 一風変わったヴァンパイア映画「デイブレイカー」で話題になったオーストラリア在住のドイツ人兄弟 スピエリッグ兄弟によるSFミステリー。

主演は「デイブレイカー」でも主演を担ったイーサン・ホーク。

 さて、先ず感想。面白すぎた。ちょいと前に、決して全国公開される程の話題作では無いけど玄人好みな面白さで口コミで人気が徐々に出る系の映画が

「単館系佳作群」と呼ばれていたが、本作も全国公開はされたものの当時はそれほど話題にならなかった

っつーか、日本の映画業界はクソみたいなTVスピンアウト邦画売るのに必死なので、こういう良作の宣伝がド下手だから仕方ないのだが、

ともかくも私自身も実はそれほど期待していた作品ではなく、原作がかのロバート・ハインラインってのと「デイブレイカー」の印象から博打買いした作品。

 物語は、唐突に始まる。時は1970年代、爆弾が仕掛けられた現場で爆弾を発見し解除を試みた一人の男。しかし、解除目前で犯人の急襲を受け失敗し

顔に判別不能になるほどの大火傷を負わされてしまう。どうやら男は未来の世界から来たらしく、瀕死の重傷を負いながらも何とか元の時代に戻り

顔面移植の大手術を受け九死に一生を得た。傷が癒えた男は、上司の誡めも聞かずに危険な時間移動を再度敢行し再び60年代のニューヨークへ。

そして、一件のバーでバーテンダーとして憎き爆弾魔を捉えるため潜伏する。或る日、バーに一人の青年が客としてやって来る。

彼は大きな悩みを抱えているらしく、バーテンダーに無理な注文をするのだが、その内に自分の半生を語り始めるのだった。

「私が昔少女だった頃、、、、」

ハンサムな青年が語り出した過去は、唐突にこの台詞から始まった。興味を惹かれたバーテンダーは、青年の話に耳を傾けるのだが、

聞かされたその半生は、あまりにも奇妙で尚且つ想像を遙かに超える話だったのだが、、、

 と、たったこれだけでも熟考して書くほどネタバレ回避してみなきゃならん作品です。期待してなかった分凄く面白かったっすな~。

最初、「え?これってアンドリュー・ニコル作品??」と錯覚しちゃうほどの演出センス。イーサン・ホークの演技も素晴らしかったけど、

青年/少女期と稀なる一人二役を演じたサラ・スヌークの演技が本作の全てでしたね。

性転換手術を受けて少女から青年に変貌したって点は、ネタバレとは言ってもパッケージや予告編で語られる程度の些細な話。

まぁ兎に角、こんなにも引き込まれるとは思わなかったですな~。SF時間転位物と言えば、BTTFを筆頭に数多の作品があるんですが、

登場人物が驚く程少なく、また派手なドッカボッカンズババーーン系の演出も皆無。タイムスリップという未だ実現されてないトンデモ技術を扱いながら

それを1960~1980年代のテイストに溶かし込んでまして、して溶け込んじゃってるんですね。もうオッサン諸手を挙げてベタ褒めです。

Predestination International TRAILER 1 (2014) - Ethan Hawke Sci-Fi Thriller HD

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