43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ササッと作りたい…

2013-07-31 | 模型

ちょっと、手ごたえがあって、しかもある程度完成が約束されているようなキットにじっくり取り組みたいと考えてるんですが、その前に何かお手軽に完成させたいなあーと思ってて。

せっかくだから、作りかけを片付けようかと色々チェックしてたんですが、

もう10年以上前ですけど、塗装失敗して塗り直しだなぁーと思いつつ放置していたF50。
今見てみると細かい擦り傷やチリが入ってるのは気になるものの、当時思ってたほどの大きな問題もない。コンパウンドで軽く磨いてみたら、そこそこ良いツヤが戻りました。

気分一新、違う色を塗ろうかなーと思ってましたが、この塗装ならこのまま完成させるのもいいんじゃないかと思い始めてます。

しかし…その他のパーツは全く手を付けてません。これじゃプリペイント・キットを新たに作り始めるのと変わらないや…。

 

これはAMT/マッチボックスから発売されてた1/43プラキット。
なかなかの良キットでして、スタイルとかモールドは古さを感じさせません。
車種にはそれほど思い入れはないので、好きな色塗ってササッと完成させるにはもってこいだと思ったんですが…

分厚いフロント・ウインドウは作り直したいし、ヘッドライトがメッキパーツと一体でモールドされてるので、これも何とかしたくて、やはりちょっと手が掛かりそう。

取りあえず、ウインカーやドアノブのモールドは切り飛ばして下地作り。車名のロゴのモールドはそのまま残して、薄塗りで埋まらないようにしたいです。

窓枠のモールは筋彫りしてシャキッとさせようとしてたら、取れてしまいました…。金属線で再生させようと思います…。ああ、やっぱり簡単には出来ないな。

 

そうだ、飛行機作ろう、と思い立って、また作りかけ引っ張り出してきたり。

ホーネットは、後は色塗ってデカール貼りだからお楽しみなんだけど、かなり難易度高い塗り分けとかありましてね…
あとの二機は、いずれも大昔のキットなので一筋縄では行かないです。

 

作りかけで止まっているキットというのは、何かしら手が止まってしまう理由があって止まっている訳でして、手軽に何か作りたいのであれば作りかけを引っ張り出してくるより、簡単に完成できるキットを新たに出してきたほうが早いんじゃないかと…。

バンダイの1/43キット、スカイライン2000GT-R '69年式

あーこれなら色も塗ってあるし、一日で出来るじゃん!

パーツも充実、モールドも精密、メッキパーツの美しさなんか最高です!

シャーシ裏までちゃんと再現されてます。ステアリング機構は可動再現。さすが、バンダイだね。

しかし…この色はどうなんだろ。シルバーというか、チタンシルバーみたいな黄色がかった色…
当時、実車にこうゆうカラーがあったのかどうか分からないけど、自分のイメージとは違うんだよなー。

しかも、残念なことに塗装の質が悪い。ホコリはいっぱい入ってるし、キズも何箇所かある。

よく見るとマスキングも甘いよね…。そもそも、ルーフ・モールはボディー同色でなく金属地のシルバーのはず。

極めつけ、ルーフとルーフ・モールの段差のモールドが埋まったようになってて、ルーフ両サイドが反り返っているようなのが許せなくて、再塗装覚悟で修正開始。

…泥沼のような気がしてきました。

ボディー上の、唯一のマーキング。なかなか精密なタンポ印刷ですが、再塗装の際にこれは失われてしまうな…。(ガックシ…)
どうやって再生させるか、今は全くアテがありません。

 

というわけで、片っ端から手を付けて、どれも何だかすんなり完成してくれないような状況になってます…。

 

 

結局、これが一番進んでたりします。
なんだかんだ言って、一番簡単に製作が進むのはタメオのF1だったりするんだよねえ。
これはタメオじゃありませんけど。

タメオだったらパーツそろってるし、デカールしっかりしてるし、考証もまず間違いないし、窓貼りとかライト類とかの透明パーツ系の面倒がないしね。
これはタメオじゃありませんけど。

これ完成したら、やっぱりまたタメオ作ろうかなあー?タメオのフルディティールとか。
これはタメオじゃありませんけど。

 

…もう4年経つし、今では堂々とキット出してますから、いいようなもんですけどねえ。

 

 


シトロエンC4 WRC2010 完成画像

2013-07-20 | CITROEN C4 WRC

遅れましたが、完成画像集であります。

キットが発売されたのは一年以上前ですが、今のところエレールの最新の1/43プラ・キット。
長年43キットを発売し続けているエレールですが、このキットは今までとは大きくグレードアップした製品です。
そのキットの素性を知るべく、なるべく余計な改造などせずキットのパーツのみで仕上げるつもりで完成させました。

実際、自作パーツはドアの内張り、ロールケージ、アンテナぐらいのもので、ほぼFrom the Boxを実現。

それで分かったキットの問題点などをまとめておきます。

一番残念だったのは、サイドのウインドーですね。構成上、多少の段差が出来るのは仕方ないと思ってましたが、段差だけでなくセンターピラー部分には隙間まで出来る合いの悪さです…。
次作るとしたら、窓は絶対切り出して窓枠にピッタリはめ込むようにしたいと思いました。

それ以外では大きな問題は見当たりませんが、ヘッドライトやグリルのメッキ表現が大変なので、メッキ部品やエッチングとかメタルシールみたいなものが付属していたらと思いますが、コストを考えるとしかたないですかね…。

何にしても、千円そこそこのキットでルネッサンスの素晴らしいデカールが付いてこのクオリティーであれば、これは素晴らしいキットであると言って間違いじゃありません。

願わくば、ほかのWRCカー、ルマン出場車やロードカーなど、もっともっと精力的にリリースして欲しいものです。

 

 

 

 

 

製作に関しては、相変わらず失敗しまくりで、デカール溶かしちゃったり、塗装にクラック入ったり、窓に貼ったミラーフィルムはゴミ噛んでて汚くなるし、まあ完成度は低いです。

実車に対する思い入れの少なさもあり、満足度も60%ぐらいかなあ…
それでも、貴重なレッドブルのデカール貼りが楽しめたし、このメーカーのキットの可能性も感じられて良かったです。

デカール替えキットとか、別売デカールが手に入ったらまた作ってみてもいいかな、と思えるキットでした。

 


作りかけがこんなにも

2013-07-17 | 模型

C4の完成画像を撮るのをさぼって、次何作ろうかと考え中。

今が旬の、ヒロのキットに手を出したい気持ちもあり。でも、ちょっと躊躇。

某所で盛り上がってますレーシング43祭りですけど、126C2がスタンバってんですけど、別の人が作るかも知れないので様子見中。
でもどっちにしろ作れないだろうなあ。キットがキットだし、時間も残り少なくなるし…。
参加表明したら墓穴を掘りそうなので、たぶんスルーになっちゃいそうです。

 

今は、素直に自分が一番好きな車種、作るのが楽しそうなキットに手を付けたい気分。

以前、エライ人が、
「わたしはフェラーリとポルシェの模型を作るのが好きで、フェラーリ、ポルシェ、フェラーリ、ポルシェと順番に作って、
飽きたらポルシェ、フェラーリ、ポルシェ、フェラーリと逆の順番で作るんです。」

てなことを書いてましたが、それいいね。

私もフェラーリかポルシェ作りたいかも。何がいいかなあ。

 

まあ本命はぼちぼち始めるとして、

片付けしてたら手を付けて放置になっちゃってるキットがこんなにも。

細かいパーツは別の容器に分けて保管してるんだけど、邪魔になってしかたがない。

この中のどれかひとつだけでも、ササッと仕上げたいんですが…どれがいいかな。

ご意見は承りますけど、期待には答えません。多分w

 

 


最後の小物たち/C4

2013-07-15 | CITROEN C4 WRC

いや~蒸し暑い日が続きますね!

毎日ビールで水分補給してまっす!

ここ数年愛用してます、サーモスの真空断熱ステンレス・タンブラー。
サーモスの製品はポッドや蓋付きマグ、アイスペール等で有名だと思いますが、このオープン・タイプのタンブラーも意外に使える代物です。
上が解放では保冷効果低いかと思われますが、なかなかどうして一時間やそこらはビールが冷たいまま飲めます。
まあビールなんてそんな時間掛けて飲むわけではないのですが、ちびちび飲んでてもぬるくなる心配がないのでノンビリ飲めますよー。
気の抜けたビール、なんて言いますけどワタシ的にはビールが残念なのは気が抜けたよりもぬるくなってしまうことなんですよね…。

お陰で飲む量が減って健康にいい…筈なんですが、最後まで冷たいまま飲めるのでおいしくてまた飲み過ぎちゃったりw
結局、相変わらず飲んだくれてますー。

本当はガラスのタンブラーが涼しげでいいんですけどね、この保冷能力には敵いませんねえ。
氷入れておくと、朝になっても溶けずに残ってますよ。

 

C4は、完成に向けて最後の小物たちを作ります。

上下合体、タイヤ取り付けまではボディーをがっつり持たないといけないので小物パーツは付けられませんが、それらの作業が終わって台座に固定、ボディーの手垢を拭き取ったらようやく小物が付けられます。

逆に、ボディーに突起物を付けてしまうと、それ以後は荒っぽい作業が出来なくなるので、ここまで来るともう後戻りはできないなーって気分になります。

これはキットのアンテナ・パーツ。
今回の製作は、キットの素性を知るべくなるべくキットのパーツを使って仕上げたい…というコンセプトがあったのですが、さすがにこのアンテナは使えないなー、ってことで

せめて、根元部分だけでもキットのパーツを生かしましょう。
ピンバイスで穴開けて…

伸ばしランナーを通します。
一番前に付くアンテナは、やや太いこん棒状のアンテナなのです。

ワイパーは今回、ウインドーにモールドされてるものを塗り分けたので必要なし。
あとはドア・ミラーと、ボンネット・キャッチ・ピンですね。

ボンネット・キャッチ・ピンにはいつも悩まされます。
自作パーツで正確に再現するには細か過ぎるパーツなので、いつもテキトーにごまかしてるんですが…

そもそも、実物がどんな形状なのか良く分かってないことに気付いて、調べてみました。

まあ要は、こうゆう製品をボンネットに付けているわけでして

取り付けた状態がこんな感じ。
ボディー側に心棒を刺して、ボンネットを閉じた時それが頭を出す場所にベースになる金具を貼り付けて、その金具にカンヌキになるピンがセットされてます。
ピンにはプルリングが付いていて、カンヌキを通したあとリングを心棒に引っ掛けておくとピンが勝手に抜けない…のかな?
振動で引っ掛けたリングは簡単に外れそうにも見えますけど…どうゆう仕組みになってるのか、実物見たことないのでイマイチ分かりませんorz

これは最近の製品で、ベースの金具からピン自体は外れないようになっていますが、昔はピンが外れて紛失しないようにリード線が付いてましたね。

で、こんなものを自作で再現しようとすると…

うーむ、どう見てもオーバースケールな上に、ヒドイ出来だわ…

ベース部分は0.3mmのハンダ線をリングにしてつぶして円盤状にしたもの。前方後円墳みたいな形には出来てません。
心棒は、細い金属線をヘアピン状にしたもの。それにちょっと太目の金属線で作ったピンを通して、細目の金属線で作ったプルリングを付けました。

あ、よく見たら実物と比べてピンとプルリングの位置関係がおかしいね。
これはピンを長くしてベース金具のシルエットをごまかしてるのと、リングをピンの上に乗るようにするとパーツが浮き上がり過ぎて不自然だからです。(そもそもオーバースケール過ぎるのが原因ですが…)

これ、ベース部分だけでもエッチングでそれらしい形のパーツがあったらいいのにねえ。ん?どっかからそんなパーツ出てるのかな?
まああったとしても、こんな細かいパーツうまく作れませんけど!

まあいいや、ヤッツケでも出来ちゃったらオッケーです。やり直す気力もないし。
こんな小汚いパーツでも、前後計4個作るのすんごい大変だったんだから…。

ヘッドライトの反射板はメタルック、グリルはハセガワのミラーフィニッシュで表現。
これらも一筋縄で行かない難しい作業になってしまって、汚い仕上がりになってますが、気力の限界であります。

もうどんだけ苦労したか、書く気力もないわ…。

反省点が山積みとなって、取りあえず完成とします。
後日、完成画像をUPしますので、しばしお待ち下さい。

 

 


七月だし

2013-07-02 | CITROEN C4 WRC

毎年、この時期はサッカーやウインブルドンなどのスポーツイベント、またテレビ番組の改編期ということもあってドラマやアニメの最終回見なきゃなんて思って、すっかりテレビっ子になっちゃってるオッサンであります。

コンフェデはブラジル優勝しましたねえ。やっぱり強い。W杯王者のスペインでも全く歯が立たなかったから、日本負けるのも仕方ない。
終わってみれば日本も健闘したと言えるんじゃないかな?イタリアとはいい点の取り合いしたし、モチベーション低下したメキシコ戦は参考にならないしね。
しかし、ブラジル・タイムの放送は辛すぎる。来年のW杯が心配です。

波乱のウインブルドン、ナダルの初戦敗退に続いてフェデラー、シャラポワなど楽しみにしてた目玉選手が早々に敗退しちゃってガッカリなんですが、日本勢、42歳伊達公子の健闘や錦織の堂々とした戦いっぷりは楽しませてもらえました。

日本のテレビですけど今期は毎週見るようなドラマは見つからなかったな…。
アニメは、「進撃の巨人」と「悪の華」を全話見てます。おもにネットで見させてもらってます。いずれも漫画原作ですけど、こうゆうダークな作品が地上波向けでアニメ化されるとか、時代も変わりましたねえ。

 

ということで、結局相変わらず模型に向き合う時間が激減しておるわけですが、7月になっちゃったし更新しとかないとね。

最初にやっておくべき作業なんですが、完成間近になってようやく気が付くというウッカリさんです。
台座固定用のボルトナットを埋め込み、ボディーシェルとシャーシを接着せず固定できるようにネジ止めにしました。
ボンネット内は空っぽなので、エポパテやジャンクのプラパーツで埋めてネジが刺せるようにしてます。

ネジ止めの位置は慎重に決めたつもりだったのに、ややシャーシが後ろ過ぎて、タイヤの位置がホイールハウスと合わなくなってしまった。

ネジの位置を変更するのは面倒なので、思い切って車軸のピンを切り取り、ピンの位置を少しずらした場所に穴を開けてシャフトを通しました。
ついでに、車高も少し落としました。

シャフトは、木製を使います。
この短いシャフトはホームセンターや百均でも安く売られていてなかなか重宝します。金属製のシャフトに比べて加工しやすく意外と丈夫なのが良いです。

なかなか良い佇まいになりましたw

でっかいリア・ウイングを付けると気分が上がります。
ファミリーカー・ベースのマシンだけに、このウイングの違和感は、逆にカッコイイですよね。

ポルシェ・ターボのリア・ウイングを初めて見た時の衝撃を思い出すなあー。

1975年の春のことでした。(遠い目)