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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

BAR001、完成画像UP!

2008-10-06 | BAR001

思えばロータス56B、アルファロメオ184Tと同時に作り始めたBAR001ですが、案の定マトモに製作進んだのはこれだけ…
56Bはカウルのフィッティングで止まってますし、184Tは相変わらずイタリアGPの仕様がハッキリ分かる画像がなくて手が止まってます。

と言うわけで、BAR001を完成させてしまいました。

本来なら、完成は一番満足感が得られるんですけどねえ、今回はモノコックのフロント部分のクリアー塗装にクラックが入ってしまって…

画像では分かりにくいかも知れませんが、4本ぐらい、光の加減ではかなりクッキリ見えるヒビが入ってるんですよ。

これでモチベーション撃沈、前にトラック・ロッドのこだわりを捨てたというのも、これが原因だったりします。

塗装面にクラックが入るのって、かなりへこみますよね。もう、模型止めようかって思うくらい。
過去に作った模型にもクラックいっぱい入ってるのがあって、もしこんなになるんだったら苦労して作る努力に意味ないじゃん…って思ってしまいます。
クラックが入る原因がよく分からないというのが困る。
クレオスのスーパークリアーでもなる時とならない時があるし、ガイアでも同様。ウレタンだと大丈夫なんだろうか?確かに、ミニチャンプスのミニカーは何年経っても永遠の輝きを保ってるよね…
でも毒性の強いウレタンは、出来れば使いたくありません。
ラッカー塗装でも何年経っても全くヒビ割れが見当たらないのもあるから、何か防ぐ手立てはあるんだろうか?
ちなみに、「赤い車」はどれも大丈夫。…これって何かのヒント?

まあそうは言っても売り物じゃないんだから完成後の多少の劣化まで気にしても意味ないかも知れませんし…不安はあっても作り続けると思うけど、せめて製作中にクラック入っちゃうのだけは勘弁して欲しいなあー…

さてさて、このBAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)、名前からも分かるとおりBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)のスポンサードによって誕生したチーム。
代表的ブランドの「ラッキー・ストライク」とアジア向けブランド「555」の両方を宣伝したいという意向で、新車発表の際には2種類のカラーリングで登場しましたが1チームで異なるカラーリングのマシンで出走するのはダメだとFIAから禁止通告されて、その腹いせだか何だか知らないけど左右で別のカラーリングという暴挙で登場してきたのがBAR001。

観戦するにはマシンを見分けにくくややこしかったんですが、カラーリングそのものはどっち側も美しいし、模型としては面白い存在です。だからこそタメオからキット化されてるのですね。
作ってても面白かったですが、結構手抜きでやってます。

サイドのフィンはもっと薄いのですが、資料もロクに見ず作ってたので気づいた時には遅かった…でも、気付いててもうまく直せるかどうか、自信ないし多分そのままにしただろうから気にしません。

この時代のF1は作るのも簡単だし、気分転換にいいですね。
今のマシンを見慣れた目には、シンプルな美しささえ感じます。
毎年、少しづつ変わっているだけなのに、現在のF1はずいぶん様変わりしました…これって模型作ってる人間にはヒシヒシと感じられますね!







(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)




失くしたパーツ

2008-09-27 | BAR001

久しぶりの更新です。
こないだまで暑い暑いと思ってたら、今日なんてもうヒーターが欲しいと思っちゃうぐらいですよ寒い!
何だか季節ごとのグリーティングみたいになっちゃってますね、もう少し頻繁に書きたいんだけど、一応模型のブログですから、進捗が滞ってるとどうしても先延ばしになっちゃいます。

ここんとこ、木曽駒ケ岳まで遠征して宝剣岳登頂してきたり、先週は小松基地の航空祭に出掛けたり、遊びまわっているので模型進みません。

航空祭は朝出掛ける時には大雨で、とてもじゃないけど飛行展示は見れないだろうと諦め半分で向かったんですが、駐車場に到着した時点でも雨。これはダメだろーと思ってカメラも持たずに傘一本持ってバスに乗り込み会場入りしました。
ところが「小松の奇跡」で午前中は雨はほぼ上がって、予定されていた展示飛行はほとんど実行されたんです。あーあ、カメラ持って来れば良かった…ってことで、画像は借り物。


小松基地でのF15の飛行は、他基地に比べてかなり過激らしい。(ほかを知らないんですけど。)
実際、10年ぐらい昔に見たのに比べてもかなり派手になってる。
低空での旋回から急上昇の連続、中には離陸直後にバリバリ急上昇していくロケットみたいなのもある。こんなの昔は見れなかったよ…


退役記念の黒塗装を施したファントム大人気でした。飛行もまだまだ元気いっぱい、ファントムって改めて見るとカッコイイなあー!


午後はブルーインパルスの演技飛行、小雨の中始まりましたが奇跡もここまで、演技途中で雨が強くなり打ち切りとなってしまいました。

しかしほぼ95%の内容が見れたので大満足で、バス待ちの行列を横目にタクシーに乗り込んで駐車場まで引き上げてきました。

こんな天気だから、人も少なくガラガラだろうと予想してたんですけどね、何のことはない例年とほとんど変わらない人出でしたよ。売店とトイレの行列にはウンザリですよ何とかして下さい!
タクシーは、すぐに並んだので20分待ちぐらいで乗れたけど後ろにはすごい列が出来てたし、バスなんて絶対2時間以上は待たされる…
せっかくの楽しいイベントも、こんなんだと行く気失くす人もいるだろうなーと思ってしまいます。

富士のF1GP、今年は大丈夫ですかねえ。私は行きませんけど。


さてと、模型ですけど進まないと言いながら、さすがにここまで来るといつでも完成ってところまで出来てるんですが、迷ってる部分もあります。


えーと、仮組みしてる段階でこのパーツを片方失くしました。
このパーツはトラック・ロッドと言って、ハンドルを動かすと連動して動いてタイヤ・ホイールを左右に曲げるロッド…って、誰でも分かりますよね。
別名ステアリング・ロッドとも言います。

もう、いくら探しても出てこない…多分、削りカスと一緒にゴミ箱へ逝っちゃったのかも…
まあ、簡単なエッチング・パーツなので失くしたら自作すればいいやとか、気楽に考えてたんですが、ふとある情報を思い出した。

このパーツ、空気抵抗を考えて平べったい形をしていますが、モナコGPではビルヌーブはこの形なんですがミカサロのトラック・ロッドは丸棒になってるんです。
(資料写真でも確認できます。)
これは開幕以来クラッシュが相次いだBAR、マシンの新造が間に合わずミカサロはテストカーを流用したマシンを使っていて、パーツも間に合わなかったんでしょうね。

もちろん、キットではそこまでフォローしていませんけどね、こんなコアな情報は、当時の速報誌が残っていたおかげなんですけどこれ幸い、丸棒仕様にしてミカサロ車を再現しましょうー!ってことで、ナンバー23にしたんですよ。

しかし丸棒といってもジョイント部分とかもリアルに作ろうと思うと、小さいだけに意外と大変…昔だったら、金属線一本で済ませたんですけどねぇ、エッチングパーツのほうがそれなりに精密感あるので、それに負けないぐらいのものにはしたいと思ってしまう。
そんなこんなで作るの躊躇してここまできたんですが、床の掃除をしてたら何と絶対見つかるまいと思ってたパーツの片方を今更ハッケーン!

せっかくミカサロ車にしたのになぁ…
パーツ出てくると途端にヤル気が萎えてしまって、
「丸棒のトラック・ロッド?そんなマイナーな違いにこだわってどうすんの?」
って気分になっちゃって、結局エアロシェイプされたエッチング・パーツのほうで済ませてしまいそう…

「1999年のモナコGPで、BARのミカサロ車のトラック・ロッドは丸棒仕様だった。」

この事実は闇に葬ってしまいましょう…w


(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)

各パーツ、出来ました!/BAR001

2008-09-12 | BAR001

パーツ並べるの好きだなあ、自分w
さすがに10年近く前のマシン、パーツ少ないですねえ…
もっとも、これで全部ってわけではないんですが。

とりあえず主要パーツが出来たので並べて写真撮りましたが、後は組み立てるだけ…ってわけでもないです。
ボディーの研ぎ出しもしてないし、ウイングにはクリアー塗装すらしてません。
シートベルトも作らなきゃな…このへんの作業は私苦手なもんで、後回しになってるわけです。


このマシン、空力的にどうなの?って思えるくらいリアサス部分がむき出しになってますから、キットではチラリ見えるミッション付近から排気系まで再現されてます。
まあ実際にはこんなにコンパクトじゃなくて、ギッシリ詰まってる感じなんですけどね、43キットではボディーの厚みでこれくらいコンパクトじゃないと収まらないだけですね。そんなに見えるわけでもないので、ディティール・アップもしてません。
リアサスは、資料の写真を見るとカーボン模様が見えないので、もしかして金属製?ちょっと分からないけど、カーボン・デカールは貼りませんでした。

フロント・サスは明らかにカーボンなので、ジャンクから適当に探してきたカーボン・デカールを貼りましたが、以前のタメオのカーボン・デカールなので軟化剤で溶かし過ぎて模様が分かりにくくなってます。以前のタメオのカーボン・デカールは、立体的に印刷してあるだけなので軟化剤で溶かし過ぎるとただの黒いデカールになっちゃうんです。
そういう意味では最近のデカールのほうがいいかな。

まだ作ってない重要なパーツ…

バージボードなんですが、単純な二次曲面なのにメタル製…
エッチングを曲げる方式のが良くないか?まあ、微妙なカーブを曲げて再現するのは難しいだろうという気遣いでしょうか、でも結局メタルだと変形しやすいから一緒だと思うんだけど。


で、そのメタルのパーツにこのエッチング・パーツを付けろと。
…これ、全部エッチングだったら折り曲げるだけで済みそうなのに…
さすがにここは接着剤では強度が足りなそうなので、ハンダ付けを敢行することに。
こんな溶けやすそうなメタルパーツにハンダ付けって…緊張します。


どうにか、うまく付きました。
こういう作業は時間がかかるわけでも面倒なわけでもないですが、ちょっとしたミスでパーツをダメにしてしまいグダグダになっちゃうので、なかなか手を付けづらいです。
こうゆう作業が、意外と進行を妨げたりする。
(で、このあと余分なハンダを削り落とすのにガシガシやってたら、すっかり本来のカーブは変形してしまって、正しい形はもう分からないと。まー、取り付ければいいですね、正確な形なんて…w)

と言うわけで、あとはシートベルトを付けて、ボディーの研ぎ出し済ませたら組み立てられそう。
この先、サプライズは何もないことを祈ってます。


(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)


進捗状況/BAR001

2008-09-05 | BAR001

ボディーはデカール貼ってクリアー吹いて乾燥中。
このスキにほかのパーツの面倒な作業をやっつけちゃいます。と意気込んでみても、あんまり進まないのでボディーはすっかり乾燥してもまだチマチマやってます。


フロント・ウイングは翼端版まで一体のメタル製。
フラップの隙間は開いてなかったので、チマチマ掘って間を抜きました。
翼端版に付くフィンは、エッチングパーツを丸く反らせたもの。瞬着で付けてます。


アンダートレイにはカーボン調デカールを貼ってます。
このキット、リア・ウイングの翼端版内側以外にカーボン調デカールはありません。
99年頃のタメオのキットにはアンダートレイやサスアームのカーボン調デカールが付いているのが普通だと思いましたが、これはボディーのデカールが多かったのでカーボンは端折ったのでしょうか、まあ、無くてもいいんですが自分で切り出して貼るのもそんなに難しいことではないので、一応貼ってます。
デカールはモデラーズのものです。


アンダートレイのリア・エンドはお約束の薄々攻撃。
そんなに目立つ場所ではないので、ほどほどに済ませときます。
ディフューザーの側面は耐熱のためでしょうか、銀色になってます。


そのほか、パーツ類は塗装中。
特に工夫することもなく定番作業を進めてます。
なんだか、物足りない展開ですなあ…サラッと完成させるってのは、実はかなり退屈な作業だったりする。
もうちょっと早く進めれば、それはそれで楽しいんですけどね。

まあ今回は、進捗状況の記録のみって感じです。

(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)

カラフル!

2008-08-26 | BAR001

デカールでいきなりカラフルになりましたよ。

左半身はほぼ全面に近いデカールなので苦労するかと思いましたが、そこはタメオ&カルトグラフ、何のストレスもなく貼れちゃいました。
唯一、ヘッドレスト後方はどうしても赤で埋められなくて、タッチアップの必要がありますが。

この左側のサイケな模様が好きで、是非ともこのマシンを作りたかったんです。
70年代風と言うんでしょうか?、何を表現してるのかもよく分からないんですけど、何かパッションを感じますね。
左右で色が違うことだけでじゅうぶんサイケなんですけど、私は左側がお気に入りなんで、プレゼンテーションの時の右も同じ模様のラッキーストライク仕様にしようかと、最後まで迷いました。デカールがほかから発売されてますから。
いずれ機会があれば、作ってみたいです。

やはり自分はアートカーが好きなんですねー。また別のアートカーも作りたくなってしまいました。(また浮気か…?)

ところで右側は星空を表現してるんでしょうか、星が散りばめられてるほかに、こうゆうラインが入るんですが


…天の川?まあいいや、このライン、実車では黄色と水色の境界はハッキリしてるんですが、ボディーカラーとの境目はグラデーションで、曖昧になってるんですよね。でもデカールはフチもクッキリでグラデーションにはなっていません。

塗装で表現したいところですが、このサイズでボディーのグラデーション塗装は厳しいのはMP4/20で良く分かったので、ここはデカールに頼りますが、何とかしたいところ。


で、デカールを貼る前に、デカールそのものにグラデーション塗装っぽくメタリックブルーを吹きつけてみました。
画像じゃ分かりにくいですね。つーか、自分でもうまくいってんだかどーだか、分かりにくい。

とにかく、貼ってみた。

黄色の境界は厳しいけど、水色のほうはメタリックブルーとうまく溶け込んでてまあまあです。

…でも、何か変だぞ。

よく見ると、境界線にドットプリントによるグラデーションが見える。
ん?デカールにグラデーションはなかった筈だが…

予備デカールをよくよくチェックしてみると、なんと黄色と水色はフチまでクッキリなんですが、下地の白にグラデーション・プリントが施してあって、貼った時にこれが透けてグラデーションになるようになってるんですね!

さすがタメオ…芸が細かいわ。
苦労して難しいことしてた私の努力は…まあ、効果がなかったわけではないし、良しとしますか…。


(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)


歯が痛いのでテレビを見てたよ

2008-08-25 | BAR001

木曜日ぐらいから、歯ぐきが腫れて痛くなってきた。
夜には痛いと言うかだるいと言うか、何にも手に付かなくなっちゃって、模型もネットもデイトレもできなくなってしまった。
翌日には少し腫れは引いたんだけど、また痛くなったら模型もネットもデイトレも出来なくなるし困るので歯医者へ。
親知らずと治療した歯の間に炎症が見られるとのこと。夏バテや風邪などで体力が落ちると腫れたりすることがあるらしい。で、薬を塗ってもらって取りあえずひと安心。
確かに、最近疲れ気味だったせいか涼しくなってきたせいか、何となく体がだるかった。ちょっと体を休ませたほうが良いのかも知れない。

そんなわけで、週末は飲みにも行かず、出掛けもせず、家でテレビを見ていたのですが、お陰で結構楽しめましたよ。

まず、なんと言っても、世間ではほとんど話題にならないのだろうけど、我等が名古屋グランパスが鹿島スタジアムで歴史的な勝利を飾りました!

思えばJリーグ開幕戦でジーコにハットトリックを決められて敗戦して以来16年、リーグ戦でもカップ戦でも天皇杯でも、鹿島スタジアムでは負け続けて、もはやオカルトとまで言われていたジンクスをとうとう打ち破ってくれました!
試合内容も素晴らしいもので、テクニックや戦術を超えてサッカーとはかくあるべしというスピリットが感じられる一戦でした…
思えば、今期ストイコビッチが監督に就任して以来、グランパスは今までの悪癖をことごとく克服してきました

ちょっと待てコレは模型ブログに書く内容か?






…ではでは、少し冷静になって次の話題。
JリーグをCS放送で見ている関係で、スポーツチャンネルでスーパーGTのレースも見られるわけですが、今まで全部通してみたことはなかったんですが、今日は日曜だというのに家にいたお陰で「鈴鹿1000km」を初めから終わりまで見ることが出来ました。
(さすがに耐久レースということで、こちらも途中でピットイン(WC)したり、仮眠(居眠り)したりもしましたが…)

興味はなんと言ってもZENTのこの人たち。
なかでも、私の一番のお気に入りは、今年カルソニックからZENTに移籍してきたこの人!

いや、そーじゃなくてw
スーパーGT、GT500クラスはGTR、SC430、NSXの3車種によるガチンコ対決ながら、混走するGT300はインプレッサやRX-7、MR-Sなどのなじみ深い車種からフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニなどの高級スポーツカー、ガライヤから紫電といったプロトタイプ的マシンまで顔ぶれも豊富で、ドライバーとか知らなくても見てて楽しめますね。

それにも増して、今日のは耐久レースと言いながら、随所でテールtoノーズ、サイドbyサイドのバトルも見られるし、ピットストップでの逆転を狙うF1並みのタイム争いもあるし、本当に見てて面白かった!


1000kmも走ってなお終盤までデッドヒートが続くっていうのもすごいね…
日本人ドライバーは残念ながら知らない名前も多いんだけど、ドライバーを覚えるともっと楽しめそうですよね。これはめっけもんです!

昨年、バンダイから43のキットが発売されたこともあって、なんとなく興味も増してたんですけど、レースがこれだけ面白いのだから、模型ジャンルとしてももっと伸びしろはあるかも知れませんよね。

さて夜は、お待ちかねF1ヨーロッパGP。
初開催のバレンシア市街地コースということで興味津々でしたが、始まってみるとほとんどオーバーテイクするポイントもなく、淡々としたレース展開で何だこりゃ…って感じのコースでした。


抜けないと言われるモナコでさえ、もうちょっとバトル見れますよねえ?
安全性を考慮した結果、こんなつまらないコースになったんですか?最近のF1の方向性を如実に表した結果のような気がする…
レースの安全性の意味を取り違えているんじゃないですかね。

鈴鹿のすごいレースを見たあとで、このバレンシアで今後7年もグランプリ・レースする契約結んでるって聞くとバカバカしくなってきますね。鈴鹿のほうがよっぽど面白いレース見れると言うのに…。

スペインの人たちも、スタート直後に英雄アロンソがリタイヤしたあげくこんなつまらないレース見せられちゃたまんないだろうね。
そのアロンソのリアウイングをもぎ取ったのが日本人ってのも、申し訳ない話なんですが。

さてさて、マイナーなスポーツの話ばっかり書いてきましたが、世間で話題のオリンピックってヤツも見てましたよ。
ソフトボール、すごかったですね。金メダルおめでとう!
陸上男子400Mリレー、銅メダルよくやった!
シンクロ団体、メダルは逃したけど頑張ったね!

やきう…オワタ

一応、私中日ドラゴンズのファンなもんで、岩瀬、川上でメダル逃したのは残念なんですけど…
それ以上に、今の日本の野球界に、情けないものを感じました。
そもそもの問題は、野球界がオリンピックという世界との戦いに、本気で勝つんだという気持ちでひとつになれなかったところにあったと思います。
日本の野球界、今回の大恥を重く受け止めて欲しい。
監督や選手も、いわば犠牲者。



うーん、また話題が大きく外れてしまった…

模型!

歯の痛いのも落ち着いたので、テレビ見ながらちょこちょこ進めてます。


まずはベースホワイトで白く塗ってます。

このBAR001は、右半分が青、左半分が白、ノーズが銀色というカラーリングなんですが、キットは青く塗って左のサイドポンツーンあたりを白く塗るだけで、あとはデカールで白い部分もノーズの銀色も用意されてるんですが、一応真面目に塗り分けておくことにしました。
そのほうがデカールの透けや隙間のタッチアップの心配もなくなりますしね。

マスキングしてまず青を塗装。タミヤのマイカブルーをブラシ吹きしましたが、この塗料、乾燥が遅い…
少し時間を置いて、マスキングし直して白を吹いたのですが、マスキングテープをはがすと青の部分の表面が荒れてます…
どうやら乾燥し切っていなかったので、テープの糊に含まれる溶剤で溶けたみたいです。
幸い、ドライヤーで熱したら目立たないくらいにツヤが戻りましたが…

マスキングテープを貼っただけで表面が荒れたのは初めてでした。
誤って熱したりした時は溶けたことありますが、今回は常温だったのにです。
やはり、塗装後は一日ぐらいは乾燥させないとダメですかね。

で、ノーズの銀色も塗った状態です。


アンテナ用の穴をガイドにノーズの中心線出したのに、ちょっと青のほうが足りなかったかも。
まあ、塗り分け部分も白い部分も、結局デカールで隠れるので多少の誤差や色ムラなんて気にしません!

さあ次は楽しいデカール貼りの工程ですね!!


(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)





定番工作/BAR001

2008-08-21 | BAR001

これだけ猛暑だといつまで経っても真夏のままなんじゃないの?とか思ってましたが、お盆過ぎたらキッチリ涼しくなってきました。日中はまだ30度越えますけど風がありますし、朝晩は外の風が冷たいぐらいに感じます。
いつの間にか夜の音はコオロギやキリギリスですか、秋の虫の合唱になってます。
季節ってすごいですね。

やっぱり模型にはいい季節ですね、涼しいと言うのは。
熱中してても汗かかないし、塗装もちょうどしやすい気温。そろそろ、ちゃんと製作再開しましょう。


リア・ウイング。メイン・ウイングはメタル製でしたが、真鍮板を二つ折りにしてカーブさせたものに置き換えました。このほうが翼端版とのハンダづけが簡単ですからね。

メタルのウイングは、失敗して溶けちゃったんですけどね。

よく覚えてないけど今までのキット作りで、かなりの確率でメタルのウイング溶かしちゃってるなあ-。おかげで真鍮板でのリカバーに慣れちゃいました。
リスクはありますけど、ウイングと翼端版の接合はハンダづけがいいと思います。
接着剤でもそれなりの強度は得られますが、やはりハンダづけの強力さには敵わない。接着剤だと落としてバラバラに…なんて悲劇も聞きますが、ハンダづけならまず大丈夫。


メイン・ウイング以外は接着剤で付けてます。

言ってることとやってることが違うって?
まあ、一箇所ハンダ付けしとくだけで強度は十分なんですよ。

この頃までウイングの構成には規制がなかったので、モナコのような低速サーキットだとフラップの枚数が最大になります。
フォワード・フラップは、後で塗装するのに邪魔になりそうなので、塗装後に付けることにしました。


しかし、こうゆう溝にL字に折り曲げたフラップを後から入れるのは、物理的に無理。まあ、無理矢理グイグイねじ込めば入らない事もないんですけど、塗装やデカールが剥がれるのは目に見えてるし、下手するとフラップ曲がっちゃうね。

で、フラップの前側を少し短くしておきました。こうすれば、上から差し入れることが出来るはず。

あるいは、2枚繋がったエッチングパーツと言うのはかなりいい加減な表現ですから、もっとリアルな形状にするというのも手なんですが、このサイズの模型はあまり拘ってリアリティを追求するより、スッキリ単純に仕上げたほうが美しく表現できるって面もありますからねえ、どうしましょう。


サス・アームの表現も、エッチングのままにするか、厚みを付けてリアルな表現を目指すか、表現方法が分かれるところ。
 

エッチングのままのカッチリした仕上がりも捨てがたいんですが、私の場合昔から、ハンダを盛って厚みを表現する方法を採ってますんで、今回もそうしました。

難しい作業ではないんですが、アッパー・アーム、ロア・アーム、プッシュロッド、トラック・ロッドと4セットにハンダを乗せて、整形するというのはそれなりに面倒で、気合入れないと手を付けられないです…

また、こうゆう折り曲げて使うエッチング・パーツの場合、折り目にもハンダを流しておくと強度が保てます。
逆に、モールドなどハンダが付いて欲しくない箇所は油性ペンで塗っておくとハンダを寄せ付けません。

確か、タメオのキットはこの頃からブレーキ・キャリパーがメタル製の立体的なものになりました。それまでのエッチングを折り曲げて表現するタイプよりいいですね。
ブレーキ・ディスクはエッチングを2枚貼り合わせて、断面に冷却穴も表現できる凝ったもの。
キチンと左右を合わせないと穴がガタガタになっちゃうので、瞬着とかで付ける場合は慣れが必要です。難しいことではないけれど。

でもいつも思うんですが、この穴あきディスクは完成しちゃうと見えなくなっちゃうんですよねえ。
こうゆう細かい部分にこだわるのがタメオでした。

最近のマシンはそもそもタイヤ外してもブレーキ・ディスクが見えないので、最近のキットでは見られなくなった表現ですよね。


見えない部分のこだわりと言えば、コレも。

こうゆう実物にちかいホイールの形状も最近はなくなりました。
そりゃ、タイヤ嵌めたらもう見えないんですからねえ。


(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)




夏休み

2008-08-14 | BAR001
暑いですな…

ビールがうまい…

クーラー発明した人天才。

でも私は冷房に弱いので、部屋はクーラーなしで頑張ってますが…
最近の日本は熱帯化してますんで、そろそろやばいかも…

模型?作ってますよ…一日ひと削り…

本当はロータス56Bをとっとと仕上げたいんですが、配線とかの細かい作業にかかる気分になれなくて、BAR001のほうをいじってます。

どうしようかと思ってたポンツーン後半部の段差ですが、開口しているものとして、チマチマ削って抜きました。

結構大穴が開いて、自分でもびっくり。内部が丸見えになりますが、まあ作りこむこともないでしょうw

その後、ボディーのシェイプ・アップ、筋彫りなどして、サフまで進んでます。
こだわらなければスイスイ進めそうですが、サスアーム紛失したりしてモチベーション低下。
…まあ、何とかしましょう…


あんまり書くことないので、納涼画像でもドゾー




先月になりますが、山登りしてきました。
天上世界の気持ちいいこと!白い霧が風に乗って吹き抜けて、冷蔵庫の中にいるみたいでした!
毎年登ってる山なんですが、ニッコウキスゲのお花畑は年によって開花状況がまちまちで、満開に出会えることは稀です。
が、今年は当たり年でした。

四時間かけてたどり着いた人しか出会えない、天上の楽園。




BAR001も…

2008-06-14 | BAR001

すっかり56Bにはまってしまっていましたが、あちらはそろそろ塗装し始めないと進められなくなってきましたので、ちょっと乗り換え。

1999年に、ティレル・チームの跡を引き継ぐように誕生した新チームBAR。
名門チームの伝統、資金力のあるスポンサー、97年のチャンピオン・ドライバー、J・ビルヌーブを擁して期待されたチームでしたが、過去の栄光は武器とはならず、この年はノーポイント。
翌年からはエンジンをルノー・ベースのスーパーテックからホンダ・エンジンにチェンジして、徐々にチーム・ホンダへと生まれ変わっていくわけですが、今日に至るまで最もインパクトがあるカラーリングだったのはデビュー年のこの001でした。
ラッキーストライク・カラーが消えた今のホンダのアースカラーなんて、この001のポップさのカケラもありませんね、残念ながら。

しかし、このころのF1なんてどれも似たような形状なんで、無塗装のボディーみたところで誰にも分からないだろうと踏んでたんですが、ミカ・サロが乗ったマシンだと当てた人がいました。

もっとも、このマシンにミカ・サロが乗ったのは、リカルド・ゾンタの代役として3戦のみなんですけどね、本当に分ってたんでしょうかね?
普通に考えたらビルヌーヴのためのチームであり、ビルヌーヴのためのマシンですからねえ、でもよく考えるとミカ・サロはこの後シューマッハの代役としてフェラーリに乗って大活躍しましたから、むしろサロが注目を浴びた年のマシンとして、サロ車で作るのもいいんじゃないかって思ってしまいました。
(どうせ、キットのモナコ仕様では両方リタイヤですしw)

私自身、メタルキットを作り始めたのがこの99年頃からでしたから、ちょうどその頃のキットということでその頃の事を思い出して作ってます。


この時期のタメオのキットは、フロントセクションの下は別パーツになっています。
タメオのメタル屑を溶かしてハンダ代わりにして溶接します。
でも、こんなとこぐらいは瞬着で留めてパテで埋めたほうが10倍ラクですね、リスクも少ないし。


フロント・ウイングのステーは左右別々になっているエッチングで、ノーズ脇のくぼみに貼り付けるだけ。
ここはね、ハンダ付けのほうが確実。と言うか、こんなとこ接着剤で付けてもかなり応力受けますし、ここからの作業中に取れちゃう可能性も高いので、ハンダ付けじゃないと無理でしょう。
しかし、浅いくぼみに取り付けピンも何もないエッチング板をハンダ付けするのって、初心者には無理ですよね…しかも左右ふたつあるし。
せめて左右繋がっててコの字に曲げる方式とかじゃないとねえ。初心者は作るなってことですかね。作る人減っちゃう筈ですな…。

この時期のキットは比較的簡単なんて思ってましたが、今作って見ると結構難しいとこもありますよね。
バリや繋ぎ目も多くて目立つので、表面処理するだけでもかなり時間かかってます。

あと、どうにかしたいのがこのサイドポンツーン後方、ウイングレット下にあるエア・アウトレット。

熱対策は大変だったそうで、相当大きいスリットが開いています。モナコ仕様ですから当然ですね。
しかし、型が痛んでいたのか、かなり埋まってるし掘り込むのも難しい場所。
切り取って、金属板で作り替えですかねえ…。


(写真:タメオ1/43 BARスーパーテック001 モナコGP99)