43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

トムス86C完成画像集

2019-11-06 | TOYOTA TOMS86C

遅くなりましたがトムス86C完成画像集です。

先の連休、43マニア、カーモデラーの皆様は横浜で楽しい時間を過ごされたようで。

私は地元の写真クラブの展示会で忙殺されておりました。
インスタ全盛の昨今、あえてプリントで写真を鑑賞してもらおうという何とも時代錯誤なイベントですな。
かく言う自分も写真撮影活動などすっかりやらなくなってしまって、展示会の一週間前に慌ててそこらへんで写真撮りまくって間に合わせるという・・・
いいのかこれで。

一応、会長という肩書なので作品無しという訳にもいきませんからねえ
それでも県内の他クラブの同好の皆様に大勢来ていただいて、写真談義などに花を咲かせるというのは楽しいものであります。

いつかは模型の同好の皆様とも顔を合わせて模型談義などしてみたい気もしますが、下手くそが売りのブログ主では合わせる顔もありません。

 

写真もそうですが模型もさっぱり作れてなくて、カーモデルの完成は一年以上ぶりになります。

1986年のルマンに出場したトヨタのグループCマシンです。トムス86Cと童夢86Cは同型車で、どちらもリタイヤながら童夢は残り一時間まで頑張ったもののトムスのほうは夜明けまで持ちませんでした。
成績では童夢のほうが上でしたが何と言ってもトムスのレイトンブルーのカラーリングは印象が強く、ずっと作ってみたいと思っていたモデルです。

(以下、クリックで1200x900に拡大します)

オーソドックスなCカー・スタイルですが、キュッとコンパクトに纏まっていてカッコイイです

サイドビューもなかなかです。
この頃のポテンザのタイヤロゴはでっかくてF1のタイヤで見慣れたのに比べて洗練されてなくて逆にカッコイイです

エンジンは4T-T
あのグループBセリカ・ツインカムターボに積まれていたやつですね。
四気筒エンジンでグループCにも挑戦とは果敢ですねー

フロント窓が分厚いうえにボディーパーツとの合いも悪くてどうにか誤魔化したもののキレイに仕上げられなかったのは残念
バキュームで作り直すスキルも無いので仕方ありません

ありゃ?ウイングのセンター・ステーが浮いちゃってました
ウイング自体が高過ぎたのか?それともジョイント金具みたいなものが存在したのか
キットのウイングパーツは紛失してるし資料画像も無いので分からないや
気が向いたら直しておこう

塗装も雑だわ、接着剤はみ出してるわ、モールドは深くないし・・下手くそ全開
いつものことです

何はともあれ、オール・アップです。
ベストを尽くしたとは言えませんが、後半は43らしい細かい工作もやってみてどうにか見れる完成品になりました。
これぐらいのテンションで作り続けられたら、次はもう少し良い物が、もう少し速く作れるんじゃないかと期待しますが・・・・。

まあこれからもマイペースですが、年内にサクッともう一品ぐらいカーモデル作ってみたいな。

何が出るかな、何が出るかな・・・・?

 

 

(プロバンス・ムラージュ 1/43 トヨタ86C LM1986)

 

 

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気が付けば11月・・・

2019-11-01 | TOYOTA TOMS86C

 涼しくなってきたなと思ったらもう11月ですもんね。季節が進むのは速いなあー

 

昨今、映画館の上映作品の半分はアニメ作品で占められてますね。テレビシリーズの劇場版てのが多いけど最近はオリジナル作品も少なくない。
自分は映画館でアニメ作品を観ることは多くないけど、アニメ自体は好きなので特に面白そうなのは観てみます。

「ハロー・ワールド」

2027年の京都に住む男子高校生ナオミの前に、10年後の自分だと言う男が現れる。
彼曰く、この世界は記録されたデータの再現でしかない、つまりバーチャル世界だと言う。

10年後のナオミは、過去に起こったことを変えるために来た、データ上で歴史を変えても現実は変わらないが、せめて変わった世界を見てみたいと・・・

いわゆるパラレルワールド物ですね。自分の好きなやつです。


2027年の京都で繰り広げられる青春模様とか丁寧な描写で良いです。
中盤以降、物語は意外な展開になります。チラシにあるように、ラストシーンまで全容は理解できません。
いやむしろ、ラストシーンを見てもどういうことだか分かりにくい。
どこまでが現実に起こったことなのか、どこからがバーチャル世界なのか、解釈のしようはいくらでもあるんですが、どう解釈しても何だかしっくり来ない。
製作側もはっきりした答えを用意しているわけでない様子で、いろいろ考察出来る余地を残す作戦ですな。

そういう映画も嫌いじゃないんですが・・・
どうしてもこの映画を絶賛する気持ちになれないのは、登場人物に共感出来ないことかな。
少年時代の主人公やヒロインは良いんだけど、10年後のほうの主人公の行動に共感出来ない。
劇場用オリジナルアニメ作品に多い、やたらと大げさになり過ぎるクライマックスも好きじゃないし。

前半は良かったけど後半は何じゃこりゃになって終わってみたら訳分からん
そんな印象の映画でした。何だかもったいないなあーと思いました。もっと面白く出来たんじゃない?

 

もう一本、実際の事件をモチーフに作られたフィクション映画

「楽園」

原作はいくつかの別々の話からなる短編集らしいですが、映画ではひとつの町で起きた二つの事件を描いています。

未解決の少女失踪事件から10年後、最後に一緒にいたことでトラウマを抱えるツムギと、ふとしたことで知り合った青年タケシ

外国人の母子家庭のタケシは子供の頃からいじめられて育ち大人になっても住民と馴染めずにいるが、事件から10年後に少女失踪事件の疑いをかけられる。

一方、佐藤浩市演じるゼンジロウは妻に先立たれて町の外れにある限界集落に戻ってきて養蜂を営むが、村人と確執が生じて村八分に遭う。

未解決事件の真相に迫るミステリーではなく、狭いコミュニティーで疑心暗鬼が生じる中で集団心理が個人を追い詰めてゆく暴力と悲劇を描いた映画です。

重い作品でした。観てる間は引き込まれますが、正直後味の悪さしか残らない・・・最近こういう映画多いですね。面白かったけどもう一度観たいとは思えないな。


ただ、ツムギを演じた杉咲花は可愛かったし演技も良かったです。
クックドゥーのCMで子供の時からお馴染みですがもう22歳、どんどん大人顔になっていきますから今が一番可愛いんじゃないかな。
キャリアもあって演技もしっかりしているけど、まだ代表作と言える映画が無い気がします。
今のうちに、魅力を存分に引き出してくれる良い作品を残して欲しいな。

 

さて、トムス86Cです。


デカールをリカバーしてクリアーコートしたウイング、多少修正跡は残りますがもう研ぎ出しもせずそのまま取り付けました。


アンテナも取り付け。
実車は、途中で継ぎ足したようなジョイントがあるようですが再現が難しいので普通に一本です。


キルスイッチのレバーもエッチングのランナーからでっち上げ。ちょっと大きいけどもうこのまま。


ワイパーも取り付けて。


ナンバー灯も、透明プラのカケラから適当に。

てなわけで、最後はグダグダのまま完成です。

ちゃんとした画像集は後日あげますんで、しばしお待ちを・・・。

 

 

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トラブルは続く

2019-10-30 | TOYOTA TOMS86C

いつまで経っても完成しないトムス86C

前回の記事で穴開けしてた排気管、結局攻め過ぎて欠けてしまいました・・・

情けなくて、事故画像撮る余裕もありません。

前方の小さいほうの管が欠けたんですが、そこだけ修正とか出来ないので、小さいほうは管ごと除去して金属パイプに交換するしかないなと思って掘っていましたが当然というか案の定横の大きいほうの管もダメになっちゃいました。

仕方ないので全部除去・・・


塗装もクリアーも終わっているボディーのエッジも欠けてしまった・・・

まあこうなるわな。

とにかく金属パイプに交換するしかないのですが、小さいほうは1.2mm径のステンパイプでどうにかなったんですが、大きいほうは1.5mmじゃ小さい、1.8mmぐらい欲しいんだけど手持ちに無いし通販とかで買おうにもこのサイズに限ってどこにも在庫が無い・・・

見つかるまで待つ気にもなれないので、メタルの棒に穴開けて代用することにした。


これも案の定、正円にならないし厚みも揃わないな・・・情けなくて涙が出ます。もういいです。

 

気を取り直して、懸案のサイドミラーのイモ付けです。

不安定な位置に僅かな接着面積でどうやって位置決めするか?

瞬着で一発勝負でエイヤーと付けちゃうのが一番早いけどそんな勇気無い。

治具を作ってエポキシ接着剤が固まるまで固定しようかと思ったけど、治具を外す時にチカラが加わると接着した箇所が取れてしまう危険性が高い・・・。

いろいろ考えた結果、ひっつき虫で位置決め・固定することに。
ひっつき虫はブルタックと同じ貼ったり剥がせたりする柔らかいゴムです。


コレなら自由に変形させて細かい位置調整も出来るし、接着剤硬化後に外すのも変形させながら負荷をかけないようにゆっくり外せます。
とはいえ粘着力もそれなりに強力なので、手油とかハンドクリームで弱めておく必要がありますが。

この作業はどうにかうまく行きました。が、接着後にミラーの形状がどうにも気に食わないので、接着した状態でカッターで切り込んだり削ったりして修正。筆塗りで塗装し直しておきました。

この後に及んで・・・ですけど、もう仕方ありません。小さいパーツなのでどうにか誤魔化せたかな。

まったくもう行き当たりばったりでどうしようもありません。自分の下手くそ加減に情けなくなるばかりです。どうしてもっと慎重に作業進められないんだろ?

 

下手くそに降りかかる悲劇は容赦ありません。

ウイングのデカール、マスキングテープに持って行かれた・・・・・・

ガーニーリップを取り付けようと思って、養生のために極力糊を弱らせたマスキングテープを貼っておいただけなのに・・・

こうなった要因はいくつかありまして・・・ガーニーからはみ出した接着剤を硬化後に除去しようと境界線にカッターナイフで切り込みを入れたのですがデカールのニス部分が広くて境界線まであったのでデカールごと浮いちゃったんですね
その状態でマスキングテープを剥がしたもんだから・・・

とか言い訳してみても要はデカールの上からマスキングテープは怖いよーという他人様の忠告を全く聞いていないのが一番の原因ですわなー
もう自分の下手くそ加減バカさ加減に嫌になります・・・

もう涙も出ないけど泣いていてもしょうがないので


マスキングテープごと水に漬けておいて、慎重に剥がしたらどうにか返していただけました。さすがカルトグラフ。こんなことしてもバラバラになりません。まあ三分割ぐらいにはなりましたが。


慎重に貼り付け直す。
つなぎ目が気になるけどどうにかリカバー出来ました。
この後、クリアーコートし直します。

マジ、いつまで経っても完成しない・・・・・

 

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次は何作ろう・・・

2019-10-22 | TOYOTA TOMS86C

 次に何作ろうって、まだトムス86C完成させてないのにね・・・

次に掛かりたい気持ちは今作ってるのを終わらせるモチベーションにはなるんだけど本当の熱意ではない気もする。
ついでに今月末から趣味でやってる写真クラブの展示会があるのでその準備に時間を取られて、模型作る余裕がありません。
気持ちは次何作ろうってばかり考えてるんだけどね。

 

自分の街で、三年ぐらい前から古い車が集まるイベントが開催されてます。
年々参加車両が増えて、今年は180台ぐらい。


ゼットとか、二代目トレノとか、クルマ好きになった中学生の頃のアイドルだなあ
埋め込み式のヘッドライトにガラスカバーというのが好きだった。


ダックテールにも、意味も無く憧れた。これとか、セリカ・リフトバックとかね。
子供の頃はエンジンとか走行性能よりもスタイル重視だったな。今でもそうなんですが・・・

古いクルマのイベントなんですが、フェラーリやランボは新しくても特別参加って感じですかね。


モーガンの三輪車。これは珍しいですよね。


アメ車もいいなあ。


シボレー・ベルエアは次に作りたい候補です。プラモデルでね。


ライトウェイト・スポーツはオープンカーよりクーペが好き。
私は変わり者です。


普通の乗用車も古いのは味がありますね。
こういう、普通のクルマをキレイにして走らせている人は尊敬します。

 
どんなクルマでも良さがあります。


すごく古いクルマや、割と新しいクルマ。
スーパー・スポーツから普通の乗用車、軽自動車。

価格や性能や希少価値やメーカーとか関係なく、どんなクルマもそれぞれ魅力があって、誰かに愛されて走ったクルマです。

このイベント見てたら、やっぱりクルマって良いなあと再認識しました。
私は現在、特別クルマ好きな人種ではないけど、このイベントを見に来ていた街の人や観光客も特別なマニアばかりではない筈だけど、やっぱりみんな、色んなクルマを見ると思い出話したりウンチク語ったり、クルマって人のそばに寄り添って普段は気付かないけどみんなクルマのこと好きなんだよなあって感じました。

次に何作るか、まだ決まってないけど、どんな車種作ったとしてもきっとそれは魅力的なクルマだし、その魅力を再認識出来る製作になるんだと思います。

 

やはり完成に至ってませんけど、ちょっとだけ製作記。


前回のログの画像で排気管の立体感が不満だったので今更ながらドリルして穴を深くしました。
レジンなので欠けないように慎重に・・・・
もうちょっと、管が薄く見えるように攻めなきゃダメかな。

こんなとこ、ごっそり掘って金属パイプに変えときゃ簡単に見栄え良くなるんだけど、その作業をすべきタイミングで熱意が下がってるとスルーしちゃって、完成間近になって後悔するという
自分によくあるパターン。

こういうの、分かってるんだから次からは直して行かないとなあ・・・。

 

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墨入れ

2019-10-15 | TOYOTA TOMS86C

台風の被害に遭われた地域の皆様、お見舞い申し上げます。

最近の日本は災害ニュース多いですよね。公共投資するなら災害防止の施策を最優先にしてください、安倍さん。

この連休はラグビーW杯やらF1日本GPやらプロ野球のCSやら色々あったんですけど台風のニュースで取り上げにくくなっちゃいましたね。

これは拙作。


ブログ始めるずっと前に組んだものです。グロージャンのお陰で思い出しちゃったな。


今よりずっと熱心に作ってました。


エンジンとか・・・今じゃもうこんな細かいの無理かな。
ファンネルのメッシュカバーはラクーンのパーツ用意してましたが、敢えて付けてません。

 

さて現在。

トムス86Cはもう完成画像晒して終わりにしようと思ってたけど、あれこれやる事があってなかなか完成に至りません。


43では禁じ手とされる開口部の墨入れ表現を、大胆に取り入れます。
真ん中のルーバーのみならず、左右のエア・アウトレットも中を墨塗りで誤魔化してます。
43界を追放されようと構わない。多かれ少なかれ、模型なんて立体塗り絵ですよ。


メッシュも墨入れで終わらせる。実車のメッシュ部分がボディカラーなのか黒なのか銀なのかすら分からないのです。


フロント・カウルのエア・アウトレットも・・・
エナメル塗料は何度でもやり直せるので良いですね。

次こそは完成画像晒します。晒せると思います。晒せたらいいな。

 

映画「蜜蜂と遠雷」

ピアノコンクールに臨む四人のピアニストの葛藤と成長を描いた映画です。

直木賞と本屋大賞を受賞した原作の映画化。さぞかし素晴らしい原作だったんだろうな、と思いますが


映画は松岡茉優が可愛いだけだったな。

ピアノ演奏が好きな人には見ごたえあったのかな。どうも私はクラシックには疎いので、良いのか悪いのか分からなかった。
演奏家の苦悩というのもね、なかなか凡人には伝わりづらい。

特に、主人公の抱える問題というのが良く分からない上に、なぜコンクールの期間中に克服出来たのか
それぞれとの関わりで影響しあって・・・というのは分かるんだけど、妙なイメージ映像で表現されてもね、サイコホラーか?とか思ってしまう

でもまあ、松岡茉優が可愛かったので良い映画です。

 

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台座に固定 / トムス86C

2019-10-08 | TOYOTA TOMS86C

涼しくなってきましたね。
10月も半ばに差し掛かるので当然です。
むしろ10月でこの暖かさが続いてるのが不思議ですね・・・

月100km走るのを目標にしてますが、今年は4月と5月しか達成出来ませんでした。
涼しくなってきて9月こそはと思ってましたが、85kmで精いっぱいでした。
今後、どんどん日が短くなるのでもう無理です。
酒を減らして、帳尻合わせするか・・・それも多分、無理。

 

前回のトラブルはどうにか克服しました。
粘着力の落ちたマスキングテープは、横から溶剤が侵入します。フロントカウルの塗膜が荒れていましたが、コンパウンドで磨いてどうにか誤魔化せました。


再度、台座にオンしてひと安心。
改めて細部をチェックするとクリアーに埃噛んでるわ塗装はみ出してるわ散々なんですが、もう気持ちは完成になだれ込んでます、もうこのままでいいやと


良いわーこの佇まい
早く完成にしたい。
次回のログで完成画像集にする予定ですが・・・

 

この期に及んで、実車にはドア部分に矢印のマークがあるのに気付く。



キットでは無視されていて、ジャンク探しても矢印のデカールってちょうど良いのが無いので、小さな文字のデカールを分解して組み立てて

針先でチマチマ調整しなきゃいけない苦行だわ。軟化剤で塗膜は荒れるし、段差が目立つし
もう一発、上からクリアーしようかなと思ったけど、もうこれで良いや。

しかし、矢印はドアノブの作動方向の指示みたいなのでドアノブ無いのはまずいなと考えて
クリアーの上から、また穴あけ。
塗膜が割れるのが怖い・・・

どうにか穴は開けたけど、ドアノブのカタチが分からん。


うーん、よく見えん・・・

ピン立てておくだけで良いかな。

 

映画のお話。もうそろそろ公開も終了になってますが、

星野源主演「引っ越し大名!」

書庫番で本の虫の春之介は、国替え(領地移転)の仕切りを無理やり押し付けられ「引っ越し奉行」となる。
国替えは莫大な費用と労力が必要で、どうやって苦境を乗り越えるか?

コメディータッチの時代劇ですが、実は真面目な作品です。


最初は渋々役に取り組む春之介だが、本で得た知識と仲間の協力で少しづつ真剣に仕事をこなすようになり、未亡人お蘭との恋もあり人間として成長していきます。
時代劇には似合わないと思われた星野源、意外に役に合ってました。


お蘭を演じた高畑充希
以前は私には苦手な感じの女優さんだったんですが、最近はすごく気に入ってます。
顔とか声とか好きじゃなかったんですがそれが逆にクセになると言うか、CMとかに出ててもつい見ちゃいます。
特に今回の役ははまっていました。


主人公の友人で無骨者の鷹村を演じるのは高橋一生。
どちらかというと優オトコを演じることが多い高橋ですが荒っぽい男の役も出来るのね。
新鮮味があって良かった。濱田岳との掛け合いも息が合ってました。

あと、問題を起こして色んな映画にも迷惑を掛けちゃってるピエール瀧ですが良い役を演じてました。
姫路から豊後日田と格下げになる国替えなので藩士の多くをクビにしなければならないのですが、姫路に残ったピエール瀧らを、10数年後に春之介が迎えに行くシーンは感動的でした。

うーん良い映画でした。時代劇ファンにも一般のファンにも受け入れやすい良作に仕上がってました。

モデルになった松平藩ですが、藩主の松平直矩は私の住む越前大野の生まれで各地を転々とした大名です。
前に観た「3人の信長」も越前付近が舞台だったし、自分の地方が映画に絡んでくると何かと興味深いです。

越前は京都に近いこともあり戦国時代まではそれなりに重要な地域だったんですよねー今はすっかり裏日本ですけど。って死語か。

 

映画業界的には閑散期のこの時期、私には観たい映画が多くて大変です。
どんどん観るぞ。

 

 

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トラブル / トムス86C

2019-09-30 | TOYOTA TOMS86C

前回、擦り傷が目立って磨き直したくなったミラーですけど文字もちゃんと写ってミラーの役割は果たしているようなので、これで良いかなと。


アンダーシャシーのリア回り、別パーツがあったのは牽引用金具(何て呼ぶんだっけ?)だけだったので、エアジャッキとエアバルブらしきものとテール・ライトは自作して付けました。

さて、そろそろフィニッシュだよー
タイヤも付けて、上下合体するともう完成したような佇まい・・・

一杯やって、台座に固定してニヤニヤしてたんだけど・・・

朝起きて、改めて見てみたら・・・・異変に気付いた。

正直、一瞬何が起きたのか分からなかった。

フロント・カウルのエア・アウトレットのルーバーの「BRIDGESTONE」のロゴのデカールが欠けていて、塗膜も浮き上がっていて・・・

何かぶつけたっけ?
酔っ払ってて覚えてないけど落っことした?

とにかく、浮いている塗膜を剥がしてみる


何やら、粉が出てきて、取り除いてみると・・・穴が開いています。

それで思い出した。
実は、ボディーとシャーシの接続は前後二本のイモネジで留めるんですが、下穴を開ける時にドリルを深く掘り過ぎちゃって、ボディー表面まで貫通しちゃったのです。それでパテで埋めて塗装してあったのですが・・・

パテが深く入り過ぎちゃったらしく、このたび上下合体のためネジを締めたところ、おそらくネジ先端がパテまで届いてしまい、パテをネジ回してしまったのでしょうね・・・

パテとレジンの接合はそれほど強くないのでパテだけが回ってしまい、塗膜まで割ってしまった・・・というのが、事の顛末のようです・・・。

この、完成間近になっての、かなり下らない理由によるトラブル・・・
どれだけ凹んだかは想像に任せます、

ヤケクソで走ってきた

13km走った

ハンパ無い汗かいたわビールが飲みたいがしかし、飲んだくれる気分にはなれない

まあ凹んでても何も解決しない、ここまで来て投げ出すわけにも行かない、
欠けたデカールの破片は発見出来なかったけどブリジストンのデカールぐらいジャンク探せばあるだろうということで、


探してみたけど意外と無いのね・・・

F1モデルではブリジストン全盛時代が長かったから、ジャンクのデカールはあるものの大きさが合わない。それもそうでF1では左右に分けてロゴを貼ることが多いので、ひとつひとつは割と小さくなっちゃうんですよね。


どうにか見つけたのはこれだけ。フェラーリF1のリアウイング翼端板のヤツかな。
大きさはバッチリだけど、白フチが足りないが・・・もはやそんなことはどうでも良いわ


光硬化パテで穴を埋めて、ペーパーで平滑にして。
この期に及んでマスキング・・・もはや二次災害の予感しかしない。


プラサフ、白サフ、レイトンブルーx2、

デカール貼るまでビール飲まないぞと決めて塗り作業に没頭

普段は全然手が遅いのに、リカバーの時だけは手が動く動くw
やれば出来るじゃん、自分・・・

がしかし、塗装落ち着くまでデカール貼りは自重したほうが良かろうということで


ビールいただきます。

いつもは糖質ゼロの、アサヒ「贅沢ゼロ」なんですが、今日はだいぶカロリー消費したと思うので、ちょっと贅沢に「プレミアムエビス」

アテはピスタチオ。
ピスタチオって、時々殻の割れ目が小さ過ぎて、絶対割れないよー、ってヤツありますよね?
いつもはプライヤーで割ったりしてましたが、ネットで簡単に割れる方法を覚えました。
ヒントは、割った殻を使う。分かりますよねー。

 

映画「見えない目撃者」

韓国映画「ブラインド」の日本版リメイク。主演は吉岡里帆。

事故で視力を失った元警察官の主人公が、偶然拉致事件の可能性に気付くが、視力障がい者の証言を警察は取り合ってくれない。


自力で事件を解き明かして行き、やがて女子高生連続殺害事件が明るみに出るが・・・
解決したと思われた事件には、さらに深い真相が。

とにかく面白かったです。
成功した作品のリメイクですから、ストーリーや展開は保証済みってことだと思いますが主演の吉岡里帆の演技がしっかりしていたのでリメイクも成功だったみたいです。

吉岡里帆ってCMでは可愛く演じてて大好きなんですが、ドラマや映画ではどういうわけか魅力が引き出されていなくて残念だったんですけど、この映画では目が見えない、トラウマを抱えているという役どころをうまく演じていて初めて演技上手いなあと感じました。

ただこの役は特徴のある設定なので演じやすいと言えば演じやすい。吉岡さんに期待するのはこういう役ではなく、本来の可愛らしさを生かしたヒロインなんですが・・・まあこれからどう成長するのかは神のみぞ知るってとこですかね

映画は、後半が少しありきたりな展開になって残念だったけど全体的にはこういう本格的な事件ものって意外と最近無かったので楽しめました。

おススメ出来る映画です。

 

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トムス86C サイドミラー

2019-09-23 | TOYOTA TOMS86C

映画「3人の信長」

越前へ攻め込んだ織田・徳川連合軍が、信長の妹婿である浅井長政の謀反により撤退を余儀なくされた「金ヶ崎退き口」
この、信長の数少ない敗戦を題材にした映画って今まで観たことが無いので、これはちょっと興味があって観に行ってきました。

「金ヶ崎退き口」の詳細はwiki参照、この撤退戦の顛末はなかなか興味深いエピソードも多く映画のネタとしても面白いと思うんですよね

この映画は、織田信長が敗走の途中で捕らえられたという史実には無いストーリーなんですが、信長と思われる男が三人も捕らえられてどれが本物か分からない、本物を見極めるまでは首を取ることも出来ない・・というハプニングをコメディータッチで描いています。

大半は捕らえた一味(今川家の残党)が占拠した村の中でのやり取りなので、肝心の信長の逃げ切りに関してはそれほど描かれていなくて戦国物らしい場面も少なくて、正直ガッカリ・・・

コメディーと言っても笑える方向に振り切れているわけでもなく本格的な時代劇でもなくちょっと中途半端
ストーリーの発想は悪くないのでむしろシリアスに作っても面白くなったかもなあ、なんて思いながら観てました。

信長が「朽木越え」により京都まで逃げおおせたのは、朽木領主・元網の助けがあってのことであり当初は信長を殺すつもりでいた元網がなぜ信長を擁護したのかが歴史上一番興味があるところなんですが映画ではそのへんはさらっと描かれていて全然ドラマチックじゃない。

映画では朽木元網の妻・はるがそれに関与していたことになっているけど、その理由もよく分からない。
TAKAHIRO演じる信長の一人がイケメンだったから熱弁にほだされた?ぐらいにしか思えないんだよなあ・・


ただ、はるを演じた女優さんはとても清楚な感じで良かった。
あとで女優さん誰なのか調べたらE-Girlsの子かあ・・・TAKAHIROのバーターじゃんw

史実を元にしたオリジナルストーリー、しかも戦国物でコメディーに挑戦した意欲は買いますが、映画としては残念な出来でした。

「引っ越し大名」観たほうが良かったかな・・・というわけで後日そっち観に行くと思います。

 

さて、本題

なかなか完成しないトムス86C、小物パーツで苦戦中

その存在を忘れていたというか意識してなかったサイドミラーなんですが


片方紛失したのでメタルから削り出して自作します。


ざっくり削り出した。二股に分かれたステーが難しい。


実車画像見ると上から見ると「くの字」なんですが、レジンパーツのほうはステーが短いなあ
メタルから自作したほうはステーが幅広過ぎ。全体は薄すぎる。


両方自作にしようかと思ったけど、気力が湧かないのでカタチを揃えて間に合わせます。
これだけ細かいパーツだと鏡面埋め込みとか無理だわーと思っていたけど、過去に作った43キットを見てみるとどんな小さいミラーにも埋め込みやってるなあと気づいて、今回もやるしかないのかと観念

エポパテに埋め込んで固定し、リューターで鏡面部分の掘り込みしてました。
プラ用のエポパテは、多少の柔らかさもあるので変形させて取り出すのも簡単ですよね。


塗装は、鏡面部分に穴を開けて真鍮線を差し込み吹き付けしました。


塗装後、今度は「ひっつき虫」に埋め込んで鏡面合わせに備えます。

小さいパーツ、手で持つのも難しいし爪のあとが付いたりするので、いかに固定するかがポイントですな。


鏡面埋め込み完了。
ちゃんと磨いたつもりだったのに画像で見てみたら傷が消し切れてません・・・
まだまだ修行が足りません。

これをサイドの窓に接着しなきゃいけないのですが、こんな細いステーではピンを立てることも出来ないので、イモ付けするしかない。

どうやって位置決めして固定すれば良いのか・・・悩ましいです。

 

 

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小松基地航空祭

2019-09-18 | TOYOTA TOMS86C

久々に行ってきました、小松基地の航空祭。
10年ぶりぐらいかなあー色々勝手が変わってて戸惑ったわ

シャトルバスの行列に並ぶよりも徒歩で基地まで歩けば楽勝~とか思ってたら、昔みたいにノーチェックで入場出来るわけでなく手荷物検査があるので徒歩入場も1キロ近い列が出来ていて30分ぐらい並ばされた。


おかげでオープニング飛行には間に合わず。
まあ並んでても飛行機は上を飛んでくれるので見れますけどね。


湿度が高かったせいか、尾を引きまくります。
薄い雲を横切る時、水しぶきがバシャーと飛び散るのがすごかった。


黒いアグレッサーF-15
カッコ良かったけど、日陰で休んでたのであんまり写真撮れなかったや。

すごかったのが、これこれ!

小松初登場、米軍のデモンストレーションパイロット、ジェイク・インペリゼリ大尉によるF-16の曲技飛行


自衛隊機では絶対見られない、超低空からの急上昇、きりもみ上昇から反転して急降下、それも観客の真上から真下に突っ込んでくる感じ!

いやーすごかった、F-16の機動性を生かして次から次へと高難度の飛行を披露してくれました。
正直、カメラ越しに見ているのがもったいなくて、写真撮らずに肉眼で見続けてましたわ


曲技飛行の途中にも関わらず、低空飛行で観客に手を振る余裕・・・

通称「プリモ」と呼ばれているらしいインペリゼリ大尉、イタリア系なのかな?
航空祭ファンには大変な人気らしくてまだ自衛隊機が飛んでるのにF-16がタキシングし始めるとみんなそっちにカメラ向けてたよw
まああの飛行みたら人気も納得です。
うわーF-16のキット作りたくなったわ
でも144だとロクなキット無いんだよなートランぺッターのキットが良いのかな?今、手に入るのかな
最近中華キットも高騰しちゃってて・・・

話が逸れた

F-2ってF-16をベースに作られてて軽量化や高出力化されてるんでしょ
確かに機動飛行で俊敏さは見れるんですけどね、誰かプリモ並みの演技飛行出来ないのかな

いやいや、自衛隊の皆さんはくれぐれも安全第一でお願いします・・・


海洋迷彩のF-2A
これは技MIXで作ったぞ!
生で見ると、青の色合いがクレオスの色とは違いますなー


F-4ファントム、しぶとく生き残ってます。これはRF-4
写真撮り忘れたけど隣にF-4EJもありました。EJは技MIXの無塗装キットを2個積んでます。


AH-1Sコブラ
アパッチの配備が進まないので、未だにこのコブラのほうが陸自の主力攻撃ヘリなんですね。
アパッチのキットは積んでますけど、こっちは無いです。


海自の哨戒ヘリ、SH-60K
初めて見ました。キットは持ってません。

最近は海自や陸自からも色んな装備が展示されるんですねー

これは155mm榴弾砲
なかなかの迫力です。キットは持ってません。


74式戦車
戦車を見る機会はあまりなくて、こうやって間近で見たのは初めてかも。
それでも、割とコンパクトだなーとか思ってしまう。いや、でかいんですけどね。ひと昔前の戦車のカタチって印象なので小さく思えるんでしょうか。
90式や10式、16式機動車などに押されて退役して行くんでしょうね。

これのキットは積んでないし欲しくも無いんですが、10式戦車や16式機動戦闘車はアオシマから発売されてますよね欲しいです


こちらは陸自の地対空誘導弾発射機と射撃統制装置
これは両方ともキット持ってるぞ
でもトラック部分のタイヤの造形が残念過ぎて作る気しないんだよね
どうにかして欲しい


こっちは空自の地対空ミサイル・パトリオット発射機。
これは作りました!
ブログにもちょっと書いたなー懐かしいな

実物を見てみると、その雰囲気は模型で全然表現出来てないなーと感じます。
実物を見ることって大事ですね・・・

早朝から並ばされて、天気も良く炎天下で疲れちゃったのでブルーインパルスは見ないで帰路に就きました。
正直、F-16だけでもう満足しちゃったw

来年はもう少し作戦練り直して観に行きたいな。会場内ではビールは飲めなくなったので、クルマで行く手もあるけど、感覚的にはJR利用、駅から徒歩が一番ストレス無いです。
片道4km歩くのが苦にならない人だけですが・・・

 

下手くそな航空祭レポだけでは申し訳ないな。

トムス86Cの進展状況ですが

ワイパー


キットには数少ないエッチングパーツとしてこんなの付いてますが、ちょっとね。
そもそもダブルアームのワイパーじゃないし。

いつも通り、グッスマの汎用エッチングワイパーで置き換えします。
1/24用だけど、旧車用だと短いので1/43でも合うのです。

これを半田付けで組み立てるのだけは慣れたな。
駆動シャフトの部分は金属線に変えてあります。

完成間近ですが、小物パーツが色々あって足止めしてしまういつものパターンです。

つづきます。

 

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TOMS86C 内装

2019-09-09 | TOYOTA TOMS86C

86Cはボディーに仕上げクリアーを吹いてあとは組み上げるだけ。

台座固定用のナットを仕込むのを忘れていた。


空回り防止に、ナットに合わせて六角形の窪みを掘ります。


ナットは瞬着で固定するだけでじゅうぶんですけど、念のためエポキシ接着剤で浮き上がり防止します。

今回、内装に関しては「何もしない」がコンセプト。

作り込んだところで、組んだら中なんか見えないもんね。


一体成型のコクピットを黒とシルバーとシートベルトの赤に塗り分けるだけ。
この頃、というかスターターやプロバンスは基本こういう塗り絵で作らせる構成がデフォですな。
そのまま作るのが正解なのです。


ジャンクから探してきたサベルトのデカールは唯一のお節介。


メーターのデカールはキットのものです。全然リアルじゃないですがどうせ見えないので・・・

こだわりを捨てれば、43なんて簡単でござるな。

 

先々月観た映画。
今さらですがレビューを書いていなかったので。

「アルキメデスの大戦」

面白かったです。
漫画原作なので割と突飛な演出もありますが、映画としてうまくまとめていると思います。

太平洋戦争前の昭和9年ごろ、超大型戦艦を建造しようとする海軍保守派の計画を阻止するため、帝大の天才数学者が徴用される。

ドラマの主要部分は派手なアクションなどは皆無、調査と駆け引きが中心でさながら法廷劇のような緊張感です。


超大型戦艦の設計を調べていくうちに徐々にこの戦艦に夢中になっていく数学者を菅田将暉がうまく演じてます。


会議での痛快なやりとり、ツッコミどころも満載ですがそこは漫画原作だと割り切って楽しみましょう。

そういう映画の本筋はもちろん面白いのですが、ミリオタにとって嬉しいのは大和の雄姿をCGながら実写風映像で見れることですよね。

映画は大和最後の戦いの場面から始まります。
米軍機の猛攻にさらされ、ついに最後を迎える戦艦大和。


日本人として残念無念な場面ではありますが、今こうしてその姿を実際のような映像で見れるのはテクノロジーに感謝ですね。

大和のほか、三段甲板時代の空母赤城、大和以前の連合艦隊旗艦であった戦艦長門もCG映像で見ることができ、満足です。いやどうせだったらもっとたくさん見たかったですが、映画はあくまで人間ドラマですから・・・

一番良かったのは、竣工直後の大和の姿です。

左右甲板に二番・三番副砲を備えた初期の姿 なんだか新鮮
模型作るならこっちのほうがカッコイイかななんて思いながら観てました。

漫画の原作のほうは大和就役後も続いてトンデモ展開に進んでいくようですが、映画は史実に反しない時点で終わります。

もう公開も終盤かと思いますが、美しい大和の姿、ぜひスクリーンで観てほしい作品です。

 

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