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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ボディーを磨く!/037

2012-01-23 | LANCIA RALLY 037~S4

正月以降、だいたい元気で過ごしてるんですけど、どうも風邪が抜け切らないみたいで鼻水と咳が残ってます。

おかげで、映画を見に出掛けるのも気が乗らなくて、休日の多い時期だというのに今年はまだ一本も映画観てません。
だってねえ、映画館で静かな場面で、ゲホゲホジュルジュルとかできませんもんねえ、映画館ではマナーを守りましょう!

まあお正月映画の時期は家族向け映画やアニメ、一般向けにはシリーズ物など無難な娯楽作品が多くて、ひねくれ者の私向きの作品は少ないんですけどね。

そんな中で、観に行きたいと思ってるのが、

「聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-」

「やまもとごじゅうろく?誰それ知らない」なんて言ってるそこの人! 日本の歴史を勉強しましょうw

いや、役所広司の演技が特別に好きだとか、日本の歴史を見つめ直したいだとか、山本五十六の人となりを知りたいだとか言うわけではなくて、「聯合艦隊」の映像が見たいわけですよ。
ただ、この映画はあくまで人間描写に重点をおいているらしく、そもそも邦画の特撮(CG)なんてたかが知れてますし、なので戦闘シーンが特に評判なわけでなく、たぶんビックリするような素晴らしいシーンもないだろうけどね。でも、予告編で見た長門の雄姿、海面すれすれを飛行する97艦攻、上空から見た空母赤城の回避航行を見ただけで、こりゃもう観に行かなきゃ!ってなってしまう私なのです。

観てなくて作品についてアレコレ言うのもイヤなので、いずれまた観てから書くことがあったら書こうと思いますが、早く観に行かないとそろそろ上映終わっちゃうのね。

私は、だいたい公開されてからすぐ観に行くというのは少なくて、理由は単純で混むのがイヤだからです。
そもそも、人気作品を観に行くことが少ないから、混んでて席が取れないとかはほとんどないんですけど、それでも公開直後だと半分ぐらいは席が埋まってますよね。それがイヤなんです。どうせなら、ガラガラの状態がベストです。そんなところ狙ってるから、過去にはお一人様上映してもらったことも何度か…どーも、すみませんw
まあ、お一人様はさすがに居心地悪いので、4~5人はいてくれたほうがいいですけど。
人が増えれば増えるほど、マナーを守れない人も増えるんですよ。
携帯の電源切らないなんて絶対ダメなのに、バイブどころか着メロ鳴らすわ、オマケにロビーに出てゆきもせずその場で喋り始めるなんてバカも、今まで何度も遭遇してます。

そんなわけで、「~山本五十六」は、そろそろ見頃の時期かなと思ってるんですが…私が観て、こことか他所に感想書いた頃には、それを読んだ人はもう観に行くチャンスがない、なんてことになっちゃいますのね。意味無いですな。

でも、若い人にも先の大戦について興味を持ってもらいたいですな。私は幸いというか何と言うか、プラモ少年だったので戦争について興味を持つことが出来て、色々知ることが出来ましたが、だんだんそんな人も少なくなってゆくのかなあと…。
今の日本が、大きな犠牲の上に成り立っていることを知ることで、自分の国の大切さを再認識してもらえるんじゃないかと思います。
映画でもプラモでもゲームでも何でもいいから、そうゆうきっかけにでもなってくれたらいいのにね。そのためにも、良い作品、商品がどんどん作られなきゃいけないと思います。

 

エンジンがひと区切り付いたのでボディーの下地作りにかかってますが、

前に修正した左リア・フェンダーのアーチ形状が気に入らなかった(キレイな円形でなかった)ので、再修正。
今回は真鍮線を丸めてハンダ付けしました。少しは自然な円形が出せるかなあと。

まあまあ、こんなとこかなと。
どうも、同じ作業を何度も繰り返してしまっているような…。

ヘッドライトは、レーシング43標準のメッキ円盤に透明樹脂盛りしたのを貼り付ける方式なんですけど、それは奥行き感がイマイチで使いたくないなあ…と思ってて、どうするか思案中なんですが、とにかく穴を開けてみた。
キットの説明では外側2灯のみレンズで内側2灯はカバーが付くんですけど、ランチアらしい顔にするために4灯にしたいと思ってます。出来たら、ライトポッドも付けて夜間仕様にしたいんですが…どうしよっかな。

デモさんの工作を参考に、アルミ板をボコって反射鏡を作ってみました。
少しチカラを入れ過ぎると打ち抜いてしまいます。もっと大きい球形でボコるほうがいいのかな?今回はリュータービットの後ろが丸いのを使ってます。

カタチがイビツだけど、リムを付けたら分からなくなるだろうし、いいかも。
メタルが肉厚だったら、掘り下げるだけでも良かったんだけど、レーシング43って意外と肉薄です。
さて、レンズをどうしたもんか。

最初に失敗してグダグダになってしまっていたリア・クオーター・ウインドーまわりですが、後方は真鍮板を貼り付けました。もう修正しようにもメタルの肉厚も無くなってしまっていて。前方は一段掘り下げて、ウインドー外貼りにしようかと思います。
給油口も開口させときました。中の燃料タンクは再現されているので、うまくつながるようにします。

諸問題、全て解決してから塗装に移るべきなのですが、我慢できずに塗装工程に逝っちゃいましたw
現状、捨てサフ状態です。素穴やキズがあるので、修正を繰り返します。

早くボディーカラー塗りたいですねー!

 


エンジン/037

2012-01-18 | LANCIA RALLY 037~S4

ひたすらチマチマとパーツを取り付けてました。

もう飽きたし、頑張ってもこれ以上良くできないと判断しましたので、このへんで終わりにします。

パーツの自作割合は50%ぐらいかな?特に高価な素材やアフターパーツなどは使用せず、ほとんどが真鍮線、ハンダ線、金属板、金属パイプ、プラ板からひねり出しました。

今回初めて使ってみたのが、コレ。

分かる人には分かりますね。
ギターの弦です。

冷却水のリザーバ・タンクだかオーバーフロー・タンクだかだと思いますが、エンジンルームの右前方から左後方へ伸びるホース、資料画像で見ると蛇腹ホースのようにも見えますが、よく見るとゴムホースに金属線を巻いてあるみたいです。
ともあれ、こうゆうのを43で表現するのは難しいんですが、ギターの弦が使えるということを前々から考えてました。

マーティンのライトゲージ、上が3弦、下のが4弦。43だとこのへんが使いやすそうです。

ところがいざ使おうと思うと、ギターの弦てすごく硬いんですよね…曲げてカタチを付けるにもプライヤーで曲げないと全然曲がらない。ハンダ線みたいに、ちょっと押せばクセが付いてくれるわけじゃない。
いっそ、芯線を抜いてしまえば使いやすいなーと思ったんですが、とてもきつく巻いてあるので抜けやしない…
仕方がないので、曲げては合わせて、また直しては合わせて…を繰り返し、ようやく収まりました。



すでに、ほとんどパーツを取り付けたあとの作業だったので、曲げた弦をスキマに通すだけでも大変。それを何度もやり直さなきゃいけないので、「きーっ」てなりそうな作業になっちゃいました。

作業は手順をちゃんと考えてやらなきゃ効率悪いですね。私はほとんど行き当たりばったりなので、全然ダメです。

あうっ!真後ろから見ると水平・垂直・左右対称 全部ダメですな…
一応、カウル付けた状態で不自然じゃないように調整してはあるんですが…

苦労して作ったミッション・エンドは、オイルラインやらマフラーのマウントを付けたらほとんど見えなくなりました。

オミットするつもりだったショック・アブソーバーも、後方からチラ見えしそうなので取り合えず付けておきました。(てか、曲がってるしorz)

実車はロードカーは黄色いビルシュタインですけど、コンペティショナルな車両に黄色いのが付いてるのはほとんどありません。
でも、見た目黄色いのが派手でいいかなと思って、黄色にしました。
ショックの上の基部はフェンダーとの干渉を考慮してなかったので、省略して埋め込みにしてしまいました。下の基部も、そもそもアップライトがいい加減なカタチのままなので放置ですw
まあ、当初の予定では全てオミットするつもりだった箇所なので…キタナイ出来ですが、許してね。すん

前回、どうしようかと思ってたロールケージからつながるパイプフレームですが、バルクのフレームを一段高くしてエアクリーナーとの干渉を避けました。つなぎ目は軸受け金具みたいな感じにしてます。

カウル後方を支持するサブ・フレームも作りましたが、今付けちゃうと今後の作業に邪魔になりそうなので、あとで付けます。
あと、エアクリーナーには大きなダクトが付くんですが、リア・ウインドーにフィットさせなきゃいけないので、これもあとで付けますね。

ほとんどのパーツは取り付け後に筆塗りしてますので、塗り絵テイスト丸出しでございます。あと、画像では分かりにくいですが接着剤のはみ出しもアチコチにあります。
ま、苦労したわりには手作り感いっぱいの痛いエンジンになりましたが、自分の力量からいってこの程度で満足ですわ。
今回はクローズド・モデルですんで、いい加減にしてしまったところもそのままです。色々分かったことも多かったので、今度カウル・オープン・モデル作る時には経験を生かしたいと思います。
とにかく、基本になるフレームと足回りをちゃんと作らないと、全てが辻褄合わなくなりますからね!これから作るかた、注意ですよ!

 

コメントで「これ、完成した時どれだけ見えるの?」という感想?疑問?疑惑?を受けましたので、カウル付けた状態の画像も見せますね。

037って、ほとんど丸見えですw

最近のフェラーリやスーパーカーなどのもったいぶった見せ方とは違う、補器類やらフレームまで見せちゃう、豪快な見せっぷりです。
機械式の腕時計でも裏フタがスケルトンになっててメカが見えるのが多いですよね。別に、見えたからといってそれで機械の調子を見るとか故障を発見するわけじゃなくて、何となくメカが見えると面白いとかそんな感覚で見えるようにしてるんでしょうけど、今のフェラーリとかもそんな感覚なんでしょう。
でも、そもそもフェラーリがエンジンを見せるようになったきっかけのF40とか、このランチア037は、そんな軟派な理由で見せてるわけじゃない。クーペ・ボディーを維持したままエンジンの整備性・冷却性を高めつつ、後方視界を確保するための苦肉の策なのだ。

そうゆう、硬派なところが好きなんだよねー!

とか言いつつ、この037はでっかいリア・スポイラーが付いちゃってるので後方視界は結局ほとんど無いんじゃないかと思われ…

まあそれは、勝つためのがむしゃらな追求ってことで…てへぺろ

ついでに、後方からも下のほうからかなり奥が見えますよん。ロードカーには付いているバンパー部分を取っ払っちゃってますんで。
リア・ガーニッシュにはメッシュが貼られますんで、そんな中は見えないと思いますが。

 

さて、エンジンはもういいので、ボディーとインテリアを進めなきゃですね!
ボチボチ行きますー!!

 

 


サッカーのこと/リンクの件/ヘタクソなエンジン

2012-01-11 | LANCIA RALLY 037~S4

FIFA国際サッカー連盟の表彰式で、沢選手が女子最優秀選手に、佐々木監督が女子チームの最優秀監督に、そして日本サッカー協会がFIFAフェアプレー賞に選ばれましたね!サッカーファンとして嬉しいことです!パチパチ!

昨夜は早く寝て仕事に備えなきゃと思ってたのに、寝れなくてテレビつけたら表彰式の生中継が始まっちゃって、ついつい朝4時まで見てしまいましたよ…やっぱり日本が褒められるのは日本人として嬉しいですよね。
沢選手と佐々木監督は女子W杯の優勝があったから当然といえば当然。
日本サッカー協会のフェアプレー賞は、震災へのお見舞いみたいな意味合いもあるから単純には喜べないけど、女子W杯の優勝が震災の痛みと無関係でなかったことも事実だし、「サッカーで勇気を、希望を」という言葉を実践したカタチになったことは誇りに思って良いでしょうね。

願わくば、Jリーグのファンとしては、女子でも、男子代表の活躍でも、クラブW杯の開催でもなく、肝心の国内リーグの盛り上がりが世界に認められるようになったなら、本当に嬉しいんですけどね。残念ながら、それはまだ先のことになりそうです。

 

さてさて、前回に続いて新しいお仲間さんの紹介です!
前回のまるおさんに続いて、GASさん67GTlimitedさん、それから今さらって感じなんですが、北澤志朗さんのブログを新しくリンクさせていただきました。
43を意欲的に作っておられるかたとリンクを増やしたいと以前から思っていたんですが、新年を機にリンクをお願いして受け入れていただけました。私はけっこう、ブログ放置しちゃったりするのでコチラからお付き合いをお願いしといて失礼をしちゃったら悪いなあとか考えて気が引けるんですが、ここを訪れてくださる皆さんにも見ていただきたいブログですし、リンクすることで刺激をいただけて製作意欲アップにもなるんじゃないかと思ってますんで、なにとぞよろしくお願いします。

あ、それからお断りですが、私のブックマーク欄の並び順は、ブログタイトルのあいうえお順にしてるつもりですんで、順番とか気になさらないで下さいね…平等ってことで。

あと、長く休眠状態のリンク先は一時的に削除させてもらってます。また再開されたことが分かったら貼りますので、悪しからず…。

さて、新しくリンクさせていただいたかたの製作スタイルはブログを見て楽しんでいただければと思いますが、ちなみに現在まるおさんはレーシング43のインプレッサと、よく知らないメーカーのアルファロメオ・ディスコボランテ、
GASさんはSRCのウルフWR1、
67GTlimitedさんはMERIの512BB LM、
北澤さんはレーシング43のフィアット131アバルトを、それぞれ製作中でございます。

皆さん、メタルキット!
そういえば、ここの常連さんのワタナベさんもレーシング43のT4作ってるし、かく言う私もレーシング43の037だし、メタル率高っ!

しかも、レーシング43率高っ!

ついに、レーシング43の時代が来たか?

と 言うわけではないとは思うんではありますが…

やはり、43の面白さってメタルキットにあるんではないかと再認識されてるんではないかと、思わないでもないです。
レジンももちろん、レジンの良さがあるし、私はプラキットも好きなんですけどねえ。

(余談ですが、北澤さんがブログで紹介されてた1/35AFVの民間車のプラキット…ガクブルな内容ですな…カーモデル、AFVに負けないでくれ!)

 

さて、皆さん高い技術をお持ちなのはそれぞれの製作記を見ていただければ分かると思いますが、残念ながら私は披露するような技術はなく、「ヘタクソでも模型作るのは楽しいよ!」ということを分かってもらうためにブログ書いてますんで、相変わらずヘタクソぶりを紹介していくとします。

前回からほとんど変わってないエンジン…
これでも、付けたのをまたひっぺがしてまた付け直したりとか、色々やっているんだよ…

037のエンジンは右に傾いてマウントされてるんですが、キットのタコ足マニホールドがあまりに貧弱で力強さに欠けたので、ハンダ線で作り直したら力強くはなったんだけど、空間を余計に占拠してしまって、エンジンが起き上がってしまいましたw

そのぶん、左側にあるインジェクションやオイルラインやエアクリーナーが押されてしまって、収まりきらなくなってしまったようでして。
一番左のエアクリーナーの筒が、どうしてもパイプフレームと干渉してしまって収まらないので、仕方なくパイプフレームの付け根を曲げて、当たらないようにするしかなかった…というのが現在の状況。

これでいいやと思ったんだけど、今こうやって画像をアップしてみると何かヤダなあ…。
リアリティを求めてはいないんですけど、見た目に力強い印象とか武骨な戦うクルマらしさみたいなのが欲しいんですよね…
フレームの付け根が曲がっているというのは、どうもいただけないような…。

やっぱり、やり直そうかなあ。

 

 


2012年 始動!

2012-01-09 | LANCIA RALLY 037~S4

新年明けましておめでとうございます…
って、遅すぎ!正月休みのうちに更新しようと思ってたのに、バタバタしてるうちに仕事も始まってしまってついつい今まで放置となってしまいました!

年末に体調崩して、仕事休んだまま正月休みに入ってしまったので、正月明けには去年の仕事がたまったままで、新年早々大忙しでした。年末に忙しすぎたのが体調崩した原因かなあとも思うので、年明けは仕事もぼちぼちにしようと思ってたんですけど、体調が戻って働けるようになると、忙しいのさえ気分よく楽しめるんだよね…
ホント、健康って大事だなと痛感してます。

お酒もおいしく飲めるし、模型作る気力も湧いてきます。さすがに酔っ払った時は模型は自粛しますけど…。

模型作ってても調子良くて、年末に適当に済ませてたとこもちゃんと作り直したくなって、どんどんやり直したりしちゃいます。で結局あまり進まなかったり。
あと、模型もネットも夜しか出来ないんですが、ネットを徘徊してるとつい時間を消費しちゃって模型作る時間がなくなるので、製作作業優先で寝る前にちょっとだけネット見てみようなんて思ってると睡魔に襲われるまで作業に熱中しちゃって、ネットをのぞく余裕もなく寝ちゃったり。

などなど、諸々の理由で新年の更新が今頃になっちゃってます。
体調悪いとか、模型熱冷めちゃってるとかではないので、今年も出来るだけ作ったり更新したり出来たらいいなと思ってますので、皆さん本年もよろしくお願いします。

 

さて報告が遅れましたが、最近コメント下さってる「まるお」さんのブログページをブックマークに加えさせていただきました。
私の製作ペースが超亀なのに、訪問して下さる皆さんにはホント感謝しております。私もあちこちのぞいて見ていますが、なかなか気の利いたコメントとか出来なくて仲良くしていただくきっかけが掴めませんが、縁があればもっと色んなかたと相互リンクなどで同好の輪を広げて行きたいと思ってますので、よろしければ一声コメントなど、よろしくお願いいたします。

 

さて、正月から何作ってるかと言うと、実は43じゃなかったりします。

自動車ですらなかったりします。1/144飛行機模型であります…。

昨年、アリイ(現マイクロエース)版のトム猫と同時製作しながら、あっちは完成させたままこっちは放置してあったレベル版トム猫です。とにかく作りかけを少しずつ減らさなければってことで、まずはこれを片付けました。

レベル版と言えど、コレは韓国のエースというメーカーから発売されたOEM版。そもそも、レベルの中身を製造してるのがエースの工場らしいです。

さすがに、現在では1/144のトム猫の決定版と言われる金型です、すべて問題なく組めてスタイルも良いです。すでに5年経つモデルですが、この頃から1/144飛行機模型の標準が一段と高くなりましたね。

兵装満載!フェニックスは6発付いてましたが、さすがに重そうなので外側はスパローとサイドワインダーにしてます。
実はミサイルの塗装が一番面倒だった…

資料画像を見ると、トム猫はみんなとても汚れているので、スミ入れついでに思いっきし汚してみました。筆でドライブラシしたり、綿棒でこすりつけたり、ティッシュで拭いたり…
こうゆう作業って、クルマ模型ではなかなかする機会がないので楽しいですねー!
反面、どの程度汚せばちょうど良いのかとか、汚し具合の加減が分からないので、仕事が完了したと言えるタイミングが分からない…
実は画像を撮影してて、「あーここはもうちょい、拭き取らないと…」とか思い直したりしてて、まだ出来上がった感がない。

そう言ってても進まないので、次の作りかけ…とも思ったんですが、年末に1/144の新製品が手に入ったので、早速作ってみたくなりまして。

ミグです。ミグ!

私はどちらかと言えば米機動部隊の艦載機とか、大戦機とかが好きでして、ミグって一番縁遠い機種だったんですが…
エデュアルドというメーカーから発売された、このミグ21MFのキットがたいそう評判が良いので、作ってみることとなりました。
節操ないねーw

エデュアルドというのはチェコのメーカーでして、当初はエッチングパーツなどを作ってましたがプラキットも発売するようになって10年以上になる、模型界では比較的新しいメーカーですね。
1/144も以前から発売してましたが、このたび新しいシリーズを始めたようです。

非常に精密でカリッとしたモールドは現在の144でもトップレベル。脚収納庫内部までモールドされてるのも今日的ですが、さらに胴体内部は別パーツになる懲りよう。
パーツの勘合も良く、ピタッと合わせて接着すれば、合わせ目もほとんど目立たなくなるほど。

コクピットも精密。私は1/144ではそれほど細かいとこに凝らないんですが、せっかく精密なのでシートベルトを細切デカールで表現してみたりしました。ここまで追い込んだメーカーの情熱を意気に感じたワケです。

思えば、かつての144の飛行機模型って、コクピットはこんなのが当たり前だった…

何にも無いの。穴さえ開いてません。
これでも、透明パーツでキャノピーが付くだけでもそれ以前よりは良かったのだ。
自分で穴を開けて、シートやら再現してやれば済むことだもんねえ。

その後、こんな程度の簡単なシートが付くようになった。これが15年ぐらい前かな?大戦機にシートが付くようになるのはもっとあと。スイートが精密なモールドの大戦機を発売し始めた頃も、シートはなくキャノピーも透明ですらなかったのだ!

そしてこれがミグ21MFのコクピット。メーターパネルまでモールドがあります。ここはデカールのが有難いんだが…仕方ないのでチョンチョンと筆で黒く塗ってます。サイドコンソールもちゃんとモールドがあります。操縦桿も、もちろんあります。

嬉しいのは付属デカールが豊富なこと。8カ国の機体を再現できます。旧東側各国の皆さんにとっては、オラが国のデカールが一種類だけかよ!なんて不満かも知れませんけどね、私らよそ者からみたら色んなデカールがあると選ぶ楽しみがありますねー。
ひと箱に2機分のパーツが入ってますから、作り比べも出来ます。

インストはフルカラーA5・12ページ。そのうち半分は四面図による塗装指示です。懇切丁寧。マスキング塗装用のマスクシートも付いてます。
これで価格は二千円以下。ちょっと前に比べたら安くないけど、内容の充実度からするとコスパも合格点ですよね。

ま、ミグってトム猫に比べたらこんな小っちゃいのでw
体積的には、2機入りなのは当然てことですかねwww

1/144の飛行機模型は10年ほど前に食玩に最適なサイズでもあることから、完成品・半完成品として多く発売され人気を博したわけですが、同時にキットも優秀なキットが次々と登場し、人気では完成品に押されつつもキットも成長してきました。
私が1/144に興味を持ち出したのもちょうどこの12、3年てとこですから、そんな流れを目の当たりにしてこれたように思います。
(その割に、キットを買い集めるばかりでほとんど作ってないんだけどねw)

ここへ来て日本メーカーの144新製品登場のペースは落ちてきましたが、変わって中国系やエデュアルドなど外国メーカーの優秀なキットが目立ち始めてきました。円高もあって、日本向けの商品として狙い目の市場なんですかねえ。ファンにとっては、どの国であれ良いキットが相変わらず登場してくれるのは有難い限りでありますが…。

長々と飛行機について書いてますが、43ファンとして今の43カーモデルのキットをめぐる状況を見るにつれ、1/144飛行機模型の現状と比べて見てしまうのです。
同じように、完成品市場にパイを奪われても、それでもしぶとく成長を続ける144キットたち。
何が違うんでしょうかねえ、やはり飛行機模型そのもののシェアの大きさでしょうか?

まあどうであれ、私は43模型作りもやめませんけどね、新製品キットはますます割高になってますが、良いキットならば買うこともあるでしょう、でも出来ればもっと手ごろな価格で43製作が楽しめるような方向性も考えて欲しいです、市場と言うものは作らなければ育ちませんよ…。

 

えっと、037も…
少しは進めてます。というか、時間そのものはけっこう、こっちに割いてるんだけどねえ、やり直し、作り直しが多くて、なかなか進みませんわ。

エンジンルームに手間取ってんですけど、現状こんな感じ。

タコ足排気管作り直したりして、ちょっと窮屈になってきた…
まだあるべきパーツが付いてません、トラス構造のパイプフレームやら配管、配線が複雑に入り組んでるので、順番考えながら作ってかなきゃならないので、大変ですわん。