goo blog サービス終了のお知らせ 

43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

フェラーリ642 完成画像

2007-04-28 | Ferrari642

またまた間が開いてしまいましたが、今更ながら完成画像集UPします。
PCの不調で滞っていました。画像をクリックすると少し大きい画像が見れるようにしてみました。まあ、大きく見せても粗が目立つだけですが…。
また、接写は私のシステムではシャープに撮るのが難しいですね。まだ修行が足りないみたいです…。

ジャン・アレジのフェラーリ・デビューとなった91年USAグランプリのマシン。前年に非力なティレルでセナとバトルを演じるなど期待の星だったアレジ。
名門フェラーリに移籍して、果たして何勝できるだろうと期待を一身に集めていた時のマシンです。
現実は厳しくこの年急速に戦闘力を失い始めたフェラーリは、この後数年に渡り低迷期に入り、不幸なアレジ、95年にようやく1勝を挙げるのみだったのです。

そんな暗い未来は全く知らないこの時の642とアレジは、まだ栄光と希望の光に包まれて輝いていました…。





いったん完成後、追加工作したのはジャッキアップ・ポイント。
後方から見ると意外と目立つパーツなのに、なぜかこの時期のタメオのキットでは無視されていました。
私も無視しようかと思いましたが、完成してみるとやっぱり物足りない。洋白と真鍮で作ってハンダで組みました。



もうね、限界ですよこんな小さいパーツを自作するのは…目立つパーツと言っても幅はたったの2ミリだし、どーやって削ったり磨いたりできるんだ?って感じです。もはや頑張ってもこれ以上の仕事は私には無理って事で。

流麗にしてシンプルなスタイル、ロゴも少なく赤の際立つボディーに対して黒い前後ウイングと張り出した両輪はスパルタンな雰囲気を漂わせ、なんともカッコイイ6系のフェラーリF1。
なにより同時期のどのマシンとも似ていない個性があっていいですねー。
時間はかかってしまいましたが比較的少ない作業量で出来ますので、またそのうち同系列のマシンも作ってみたいですね。めざせフェラーリF1コンプリート!(絶対無理)

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

やっと出来たよ、642

2007-04-20 | Ferrari642

まだ細かい修正とかタッチアップが残ってます、後日ちゃんと写真撮って公開したいですけど、ブログ更新ご無沙汰過ぎなので、とりあえずUP。

出足好調だった642製作ですが研ぎ出し失敗からすっかりモチベーションダウンしてしまって、ついでに3月4月と色々忙しかったせいもあり最後はやっつけ仕事みたいになっちゃいました。

今回は3台同時製作なんて事になったのがダメでしたね、モデルカー製作が趣味と言っても好きな作業もあればキライな工程もある。
3台作ってると好きな作業ばかり進めてしまって、気が付くと気が乗らない作業ばかり残ってしまって、何だか手を付けなくなって放置してしまって…

幸い、この642はパーツも少なくどうにかよろよろと完成に漕ぎつけましたが、248F1と、あのC4… アタマが痛いなー

今回の目標はサラッとキレイに簡単に、余計なことはせずに塗装は完璧に仕上げる!って事だったんですが、終わってみると研ぎ出しは失敗、時間はかかる、完成してみると何だか小汚い…
うーん、スマートな製作スタイルなんてまだまだ遠い道のりですな。

簡単なキットこそ、キレイに仕上げるのが難しいという事に気付いた今回の製作でした。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

ちょっとづつ進めます

2007-04-15 | Ferrari642

調子が出ない時期というのはあるもので、無理せず毎日ちょっとづつ進めてますが…
あまりにも停滞しすぎですね、理想としては1ヶ月で1台仕上げたいです。

642、一番やっかいな足回りの取り付け終わりました。仮組みしていたにも関わらず、いざ付けてみると微妙に歪みが出るんだよね~調整に時間かかりました。

タイヤレターはキットのデカールは大き過ぎるし字体もステンシル文字らしくないので、別に用意したものを使おうと思いましたが、それは小さ過ぎてイメージと違う。
90年代前半のグッドイヤーのロゴって、意外とないんですよ、80年代のだと小さ過ぎるし90年代後半になると黄色いロゴなんですよね。

仕方がないのでキットのデカールを使いました。小さ過ぎるよりは存在感あっていいし、何より自分にとって、初期の43模型のイメージがあってこれはこれで面白いw

流麗なボディーもサス、タイヤを取り付けるとぐっとスパルタンな雰囲気が漂ってきます。
あとはウイングを付ければ完成かな…あ、まだサスアーム全部つけてない。プッシュロッド、タイロッドがまだでした。
ミラーの鏡面もまだだ…コレ、小さ過ぎて無理っぽいんですけど。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

こんな感じで…

2007-04-05 | Ferrari642

形はイマイチですが、立体感があって満足。
色を塗って、最近はあまり見かけなくなった「ブレンボ」のロゴデカールをジャンクから探してきて貼りました。

この「ブレンボ」ロゴ、初めてタメオのキット買った時、何のロゴが分からなかったなあ…
虫眼鏡で見て初めて「ブレンボ」だって分かった。
こんな小さいもの、貼っても分からんだろ!って思いましたが こうやって拡大して見るとあるとないのでは大違いですね。

まあタイヤ装着したら、やっぱり見えなくなりますけど。


(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

ブレーキキャリパー

2007-04-02 | Ferrari642

最近再販されたタメオの642(モナコGP仕様)にはエッチング製のブレーキキャリパーのパーツが付いてるみたいですが、当時モノのUSA.GP仕様には何も付いてません。

どうせほとんど見えなくなるのでなくてもいいんですけど、試しに作ってみました。近年のタメオのキットに付いてるメタル製のパーツから、型想いと光硬化パテで複製を作り、丸いディスクブレーキにはまるように切り込みを入れました。
がっ、そのままの大きさではどう頑張ってもホイールに収まらないので、ガシガシ削りこんで小さくなりました。せっかく複製したディティールも全て消えてしまいましたとさ。
まあいいんです、細かいディティールなんて完成したら絶対見えないから…

いつも不思議に思ってたんですけど、90年代後半からのタメオのキットって、ホイール周辺のディティールに異常に固執してましたよねえ。
ホイールを外側まで本物同様に旋盤加工したって、タイヤはめたら見えないし、ブレーキディスクの穴だってホイール外した状態で展示しない限り見えないでしょ…
ブレーキダクトまでエッチングにしてた時期もあった。(アレは無意味だった。)

エッチング製のキャリパーはメタル製になって良くなりました。その後徐々に簡略化しつつ立体感のある方向に変わってきてるみたいで、いい傾向だと思います。まあ時々簡略化し過ぎな感もありますが…

しかし、型想いと光硬化パテでの複製作りって超簡単!早い!科学の進歩はすごいねえ~
ただしいい加減に複製してるのであとから削ったり整形が大変なんですけどね。そっちのほうがずっと時間かかる。もっと楽できる方法を開発しなければ…(違?)

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

復帰はしたものの

2007-04-01 | Ferrari642

ようやくPCが修理から戻ってきましたが、電源のトラブルは全然直ってない…
一体どんなチェックしてんだ?またクレームで修理に出してもいいけど、ハッキリ言ってもう直る気がしない。修理代返してもらって買い換えたいけど絶対修理するって言うだろうな。でももう待たされるだけ時間が無駄だから、取りあえず新しいの物色してそれからクレーム修理に出すか。サブマシンとしての余生を過ごしてもらおう。

さて模型のほうですが、いくらお気楽サラリーマンと言えどやっぱり3月は忙しい。残業はなるべく少なくしてるんですが疲れもあってあんまり製作出来てません…。いつになくスランプ?

642ですがボディーをぴかぴかに仕上げるのが目標だったんですが研ぎ出ししたら下地が出てしまいますた…キレイに塗れてたので安心してたんですけど、多分吹きつけの時にホコリが乗ったのを引っ張り上げた時に、塗装を持ち上げてしまってそこだけ盛り上がってたのではないかと。
で、部分的に吹き付けタッチアップして再びクリアーを全面吹き付けして、もう研ぎ出しはヤダって感じで吹きっぱなし仕上げにしようと思ってたんですが…
やっぱりサイドポンツーン上面の広い平地が何となく柚肌になってるのが気になって研いでみましたが、なんか擦り傷が目立ってうまく仕上がりません。そのうちまた削り過ぎそうなので、もう完璧ぴかぴかは諦めました。やっぱり場当たり的対応はダメですな。

それから再生したウインドシールドですが接着面がキレイじゃないのが気になって、どうせなら固定ピンを再現してごまかそうと(ごまかせないちゅーの)接着した状態でピンバイスで穴開けようとしたら、接着剤が剥がれてきてしまった…
で、剥ぎ取って一からやり直し。今度はストックの641/2のバキュームパーツから型を作って、ヒートプレスしました。ちなみに型を作る時に、元のバキュームパーツをお釈迦にしてしまいました…私ってどこまでダメ人間(ry

しかしこんな難しい形のパーツは切り出す時に変形させてしまうので、結局ヒートプレスしてもまたピッタリ合わなくなっちゃうんだよね…今回も接着面に隙間が出来てしまってあんまりキレイじゃない…。もうやり直す気力なし。ここまでです。

その他のパーツ類。

   

  

Fウイングのグッドイヤーロゴは、大き過ぎたのでジャンクから流用。
Rウイングは研ぎ出し後、全面つや消しクリアーを吹きましたが、黄色い部分もつや消しでいいのかな?資料写真では良く分からないんですけど。

シートは、前回のログに載せたのを穴開けを忘れてたので開けて、形も少し修正。色もちょっと濃い目に塗り直しました。でもカメラのせいか写真の色と違います。もうちょっと明るい茶色。
ベルトの金具はゼットモデル製。実際は黒みたいですが模型映えを狙って銀色のままです。ベルトはいつも通りワインのキャップシールの細切り。ショルダーパッドはこの時期使ってないように見えるので、省略しました。

オイルクーラーはエッチングを折り曲げて作る方式ですが厚みが足りないので、切り離して間にメタル板を挟みました。うーん、今更ディティール・アップしたくなってきた。

あああ、サラッと短期間に仕上げるつもりが、もう4月ですよ、12月から作ってんですよ私はホントにどこまでダメ人間orz

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

642も作ってますよ

2007-03-23 | Ferrari642

先日書きましたが、642はウインドシールド(ん?そう呼ぶんだっけ…ようするに風防ですな。)をストーブに落としてしまってお釈迦にして止まっていた642ですが、どうにか自作して復帰です。

ヒートプレスは面倒臭いので、丸めた透明素材(材質は知らない)から切り出してみました。完全にフィットしないけど透明エポキシ接着剤で無理矢理付けました。
おかげではみ出した接着剤の処理が大変だったけどね。

実際はシールドの上辺がきつく折り返されてますが、もちろんそんなのは無理です無視です。だってタメオに付いてたパーツだって無視してあったもん。

スケドーニのシートは、この時期は茶色のバックスキンです。

ほかの人が作ってるのを見ると、色々と違う色表現ですね…実戦での写真だとかなり濃い色に見えますが、これは汗や汚れが染み込んだ状態ではないでしょうか。
新しい状態だとかなり明るい色みたいなので、黄色をベースに茶色、赤、黒などを混ぜて作ってみましたが…ちょっと黄色過ぎるかも。

さて、これであとはウイングもサスアームも作ってあるし、組み立てるだけかな。あー、サイドのダクトから見えるラジエターをどうしようかな…

思うんですけど、フェラーリの6系のシリーズって、F1の歴史の中でも一番作りやすい模型の素材ですよね。エンジンは見えないし、空力デバイスなんてウイングだけだし、ボディー面も入り組んでないし。
塗装も簡単ですが、面が大きいだけに小さなミスは目立つかも知れませんけどね。これをキレイに完成させられたら、色んなタイプのF1にステップアップしていけると思います。
(私は今更ながら初めて作ってるんですけど…6系。ここからステップアップですな。)

もしこれからF1の模型を色々作ってみたいなんて思ってる人がいましたら、このあたり(640~643まで)オススメです。

間違っても、最初からC4とかには挑まないほうがいいですよ…。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

こちらは順調

2007-02-13 | Ferrari642

642は無事塗装も終わり、デカールも貼っちゃいました。

フェラーリの赤は、いつも悩むんですが自分の好みで鮮やかな赤にしたいので、いつもタミヤのブライトレッドとイタリアンレッドを混ぜて色を作ってたんですが、何しろ缶スプレーの色ですから取り出して使うのは大変だし不経済ですから、他にいいのがないかとクレオスのスーパーイタリアンレッドとガイアのブライトレッドを試してみたところ、ガイアの色が私の好みに近い鮮やかさでした。リアリティーは別にして、あくまで自分の好みです。

ちなみに前回作った250TRはクレオスのシャインレッドとレッドを混ぜた色(昔、ロッソコルサはそう作れと何かで読んで)で塗ったら全然気に入らなくて、スーパーイタリアンレッドを上塗りして仕上げました。ちょっと鮮やかさは足りませんが古いフェラーリだし、まあいいかなと。

これからはガイアのブライトレッドが私の定番になりそうです。あと、フィニッシャーズの塗料とかは試した事ないので分からないんですけど。

デカールは大きさがいい加減で、ちょっとガッカリですけどジャンク探してもちょうどいい大きさなんてないし、まあ大した問題でもないので、ほぼキットの物で済ませました。さすがカルトグラフ、15年前の物でも何の問題もなく使えます。

あとはよく乾燥させてクリアーコートですね。順調過ぎて怖いですw

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

フロント・ウイング

2007-02-07 | Ferrari642

642、ボディーはサフ吹きに入りました。しばらく修正したり下塗りしたり地味な作業が続くので違う部分を…。

形が違うと思い込んでフラップを切り取ってしまったフロント・ウイングは、どうせなので少し浮かせて付け直しました。
はじめは組み立ててからボディーと翼端板の間に挟み込もうと思ってましたが面倒な作業を後回しにするのは嫌なので、ボディー側の取り付けプレートを自作してウイング側で組み立てました。
ボディーとプレートはぴったり密着して欲しいのですが、現状では隙間ができます。塗装の厚みでちょうど埋まるといいのですが…そんなにうまくは行かないでしょうな。

そのほかのパーツといっても、もう作るものあんまりないですね。塗装が上がるまでは乾燥待ちに時間を食われるので、何か違うキットに手を付けましょうかね。ありがとう鈴鹿!関係のキット、出してきましょうか?

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

スジ彫り

2007-02-05 | Ferrari642

あとは塗るだけ、なんて言ってて塗る準備全然してなかった…
全体をヤスって表面を整えてパネルラインを彫り直しました。

43のF1模型の場合、パネルラインなどのモールドをどうするか難しいところです。ロードカーの場合、たとえばドアとボディーの隙間は実車で3~5ミリぐらいあるので、このラインは模型でも無いと不自然なんですがF1の場合パネルの継ぎ目というのはほとんど隙間がなくてピッタリ繋がっています。
本当のところ、43のモールドのほうが実車より太いんじゃないかと言うくらい。
ですから、ひと昔前は43のF1だとパネルラインは全部消してしまう、という手法もあったようです。そのほうがデカールも貼りやすいですしね。

が、不思議なことに不自然なくらいでもクッキリとしたモールドが彫られていたほうが精密感が出るんですねえ…
ですから現在では皆さんしっかりスジ彫りします。私もやっぱりモールドはしっかり彫ってあるほうが好き。
これって43のオーバー表現の最たるものですね。

キットでは表現されていませんがサイドの開口部は実車では別パーツになっているようで分割線があります。
開口部は金属板を埋め込んであるので、ギリギリのところにケガキ線を入れるのはかなり難しかったです。ちょっと大き過ぎたかな…
あと、全体に修正を行っているのであちこちモールドが消えてしまってて彫り直すだけで一日かかってしまいました。はみ出したとこや消し切れてないキズは一度サフを吹いてから修正します。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)