バンダイの1/43キットも、とんと続きが出てこないし童友社から発売の中国製1/43キットも当初の4車種以降出る様子がないし、ENTERBAYのもF430と599で止まっちゃってるし、なかなか1/43のプラキットって一般化しないなーとガッカリな昨今ですけど、エレールから新キット発売されるらしいです。
シトロエンC4 WRC2010
いいねえ、エレールって。1/43キットはずいぶん昔から発売してるけど、一度にたくさん出すのでなく、少しづつ、途切れることなく継続している。
前に出た一番新しいのは、クサラWRCの新金型だっけ?206WRCの新金型のほうかな?
思い出せないくらい前だけど、まあフランスのメーカーらしく押さえるべきところを押さえてる感じです。
さすが、1/43キットの王国フランスですよね。こんなふうに静かに、継続的に、長く文化を育んでゆくのは欧州的だと思います。日本って何でもすぐ食いついて、飽きたらポイみたいな国民性で、それはそれで良いところもあるんだろうけど、趣味の文化が育ちにくい土壌だと思います。
で、C4の価格ですけど、通常価格1890円
マジですかw
エレールに千円以上出す気になれんなあー。カルトグラフのデカールでも付くんですかね?(ありえない)
通販だと3割引だから、大した値段でもないですけどね、プラモデルの価格高騰の波がエレールにまでやってきたか…って感じですわ。
さて、911GT1です。
リア・ウイングの自作は定番作業になってます。
キットのパーツはステーもウイングも翼端板も薄いエッチングで、ぺらぺら感全開なので、ウイングらしい抑揚がつくようにしてます。
ルマンだし、少し反らすだけでも良いんですけど、ウイングの上面て前方はやや膨らんでて、後方が上に跳ね上がる感じなんですよね。一枚の金属板をそんなカタチに曲げるのは難しいので、下面はキットのパーツを少し反らせて、上面はアルミ板を「~」型に曲げて貼り合わせてます。
アルミ板は柔らかくて曲げやすいのが良いです。真鍮板や洋白でも薄ければ曲げやすいと思いますが、そんな薄い素材は手持ちがないので。
ただしアルミはハンダ付けできないのが残念。今回、翼端板のパーツは下側だけハンダ付けしてます。何の補強もないT字接着なので、ハンダ付け以外は考えられません。
これで、前方が膨らんでて、後方が跳ね上がったウイングの完成…。
ん?
画像見てて気がついた…
後方が跳ね上がって…いません…。
はい、前後を間違えて翼端板付けちゃいましたw
とほほ…
ハンダ付けのいいところは、すぐ外してやり直せるところですね!
というわけで、このあとやり直しました。
どうして、いつもいつも、こうゆう失敗やらかすんだろう…。
「前後は間違えちゃいけない。」って、ずっと気にしてたのに。肝心なところで、注意力を無くしてしまってるんですね…。
さて、ステーのほうはボディーに接着する予定ですので、ウイングだけで塗装しなきゃなりませんが、こんな状態だとどこにも持ち手がないのが悩む。
結果、翼端板の塗装は後回しにすることにして、
こんな風に、翼端板を挟みこむようにして塗装しました。
クリアーコートまで終わったら、マスキングして翼端板を塗る予定。手間がかかるねー。
こんなふうに、シロートの模型作りってのは、失敗とおバカなアイデアと無駄な手間の連続で、まったく面倒くさい作業の連続です。
こんな趣味、一般的には流行らないわなー、と思ってしまいますね…。