43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

うまく行かない…

2010-03-29 | PORSCHE 911GT1
何かとうまく行かない今日この頃…。

3月から、自宅改装の予定だったんですが色々あって4月からにずれこんでます。
簡単な改装の予定が、両親が業者の口車にまんまと乗せられたやら、全面改築みたいなことになってます。まあ資金の出所が親なんで好きにしてくれればいいですけど…
勝手にされてるようで、あんまり面白くないです。

おまけに、色々処分品をオクに出品してたら、子供の頃に遊んでたモデルガンが「違反商品」判定されてしまい全出品削除されるわ、出品制限扱いになるわ…
ヤケクソで久々にデイトレしてこづかい稼ぎしてたんですが、種が5倍になったわとウハウハしてたら、ちょっとした油断で全部失くした…
どうやら、貧乏神だか疫病神が憑いてるのか?まあ健康だけは保ってるので疫病神ではないかな。

そんな毎日なんで、模型も作れないしブログ更新する気力もない。
でも毎日アクセスは少なからずあるので、ちょっとは書かなきゃ申し訳ないっすね。



えー、911GT1ですが、資料画像を見ていて気が付いたことがありました。


これが96年型


こっちが98年型

気になったのは、ホイールの違いです。
98年型にも96年型と同じホイールを…と思っていたのですが、あまりに印象が違い過ぎます。


前にも貼ったこちらの画像でも分かりますが、

スポークは思いっきりリムのフチまで広がってます。オフセットも外側いっぱいですねー。
ちなみに、センターロックナットはギザギザナットですね。
これ、結構このクルマの特徴にもなってるので、なんとか再現してやりたいなと思ったんですが、リムにスポークのパーツをはめこむ方法ではどうしてもここまでフチギリギリ感は出せないんですよね…


こうゆう、以前のタイプのホイールを履いた画像もあります。
でもこれはルマン実戦仕様ではなく、どうやらプロトタイプか、後年の展示車のようです。
(あるいは、この画像は模型かも知れないw)

これだと、やっぱり全然印象が違うんですよね…

そこで探してきたのが、ミニチャンプス!
そう、いつしか紹介しました97年型のミニカーですが、99年のレースに出た仕様ですので、ホイールは新しいタイプが付いてたんです。
ただ、画像は撮り忘れましたがスポークの感じは悪くないんですが、リムが分厚過ぎてこれまた雰囲気違うので…

リムを削ってみたんですが、削り過ぎてグダグダに…あーあ、どうしよう!
それに、カタチは近いとは言え、ミニカーのパーツってやっぱり43キットに慣れてるとシャープさとか精密感が違うんですよね。
これ、正しい選択だったのだろうか…?

色も違うので塗り直したいんだけど、軸受けの部分まで一体になってるので、スポークだけに塗るには吹き付けでは無理。筆塗りですかあ…


うまく行かないのはホイールだけじゃないです…。


ウッ!



パキッ!

アアアアアー orz
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911GT1 その後

2010-03-19 | PORSCHE 911GT1


ジョーダン完成しましてひと息ついて、次は何を作ろうかと楽しく妄想しているとこです。
一応、「謎の白箱」作ってますがコレは記事に書けないしノンビリ進行です。
今はCカーとかGTとか作りたい気分になってます。昨年から作ってるポルシェとは別にね。

そう言えば、昨年96年型だけ完成させました911GT1ですがロクな完成画像も並べずに放置させてまして、そのうちちゃんとしなきゃなあと思ってるうちに2ヶ月も経っちゃってすっかり時期を逸してしまいました。
取りあえず、作るきっかけを与えてくださったポルシェ祭り事務局のほうへは簡単な画像を提出しましたが、同じ画像をこっちにも並べるのは芸がないので違う趣向で撮り直したいと思ってたんですが、完成画像もちゃんと撮ろうと思うと結構大変だしなかなか思うように撮れないんですよね。

特にここのところ落ち着かなくて、撮り直せないうちに季節も変わっちゃったので、ズルして祭りページのほうへ直リンで済ませちゃおうと思います。
ほかのかたの素晴らしい完成品も見てみて下さいね。


(画像をクリックしていただくと、祭りページの私のとこへ飛びます)





ディティールで見ていただきたいのは、やっぱりこのタイヤ&ホイールです。

キットのパーツが全然らしくなくて、どうしようかと悩んでいたところ、
プロ・フィニッシャーのStudio_Rossoさんからご提供いただいたレジン製のメッシュ・スポークです。
これがなければこのキットは作れませんでした。
ブレーキ・ディスク、キャリパーはバンダイのキットから流用、タイヤはフジヤです。
センター・ロックナットはせっかくだからZモデルのパーツを使いたかったんですが、
ちょっと大き過ぎだったので、タメオのエッチング製ですませてます。
それにしても、プロバンスのキットで使えたのはアルミのリムだけと言うのが残念…。
どのキットでも、足回りで悩まなきゃいけないと思うと、
せっかく魅力的なプロバンスのキットも作るの躊躇しちゃうよね。



リアまわりは、これぞプロバンス!って感じの「立体塗り絵」です!
カウル開口部の黒く見えるところ、実は全然開口してません!
全てタミヤエナメルの艶消し黒で筆塗りしております。
はみ出して大変…。
テールライトも塗り絵。メタルック貼った上からクリアーレッドなどで塗り分けてます。
リア・ウイングにはガーニーフラップが付いているように見える資料もあるので、取りあえず細切りした金属板で作っておいた。
翼端板のナットはデカールです。



窓は、ピッタリ貼れて嬉しかったんだけど、あとで資料と見比べたら実車と違っててガッカリ。
実物のGT1は、一般の911とは違ってフロント窓にリムはなくて完全な外貼り式、大きさも違っててフロントピラーまで回り込むような大きさで、その分ピラーが露出している部分は細くなってます。
でもまあ、こだわっても直せる場所じゃないし気にしなきゃいいか、ってところです。


今回、モールドがうまく掘れなくて塗装するとモールドに色(白)が入っちゃって白く見えて不自然なので、墨入れしました。
モールドが目立ち過ぎて、ちょっと不自然。
98年型はモールドは細く深く掘れたので墨入れの必要がなかったので、モールドをキチンと処理できる技術は重要ですね。

そんなこんなで、失敗した箇所とか気に入らないとこ正確じゃないとこいっぱいだったんですが、完成してみるとかなり満足度高いです。
細かいミスや間違いは、作ってる時は気になるし、気にするのが趣味だけど、完成してみたらもう全て過去のことですね、目の前にある模型がカッコ良ければ全て良しです。
98年型もとにかく完成させなければ!



さて、その98年型ですが、まあ色々、大変なことになってます…
続きは次回!


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完成!ジョーダン198

2010-03-10 | Jordan無限HONDA198


お正月にサクッと完成させちゃお~ってノリで作り始めた時から、多分こんなことになるんじゃないかと分かってましたが、案の定2ヶ月かかって完成ですわ。

2週間でどこまで出来るか?ってのが自分なりの実験だったのですが、2週間は無理でも正月中のペースだったら3週間あればかなり出来そうではありました。
でも、ずっと正月みたいに休みじゃないしねえ、実際は毎日模型作ってるわけにも行かない、むしろほとんど毎日作れない日々だったりして、結果こんなもんです。今年も先が思いやられるな…。

タメオの、かなり作りやすくなった頃のキットだったし大きなトラブルもなかったので、全体としてはスムーズに完成まで漕ぎ着けました。この時代のタメオは作り方が身に付いてる感じで、自分では一番ストレスなく楽しめるキットですね。それだけに新鮮味は少ないですが…。




ミラー、以前作ったBAR001では小さ過ぎて大変なので掘らなかったんですが、今回は掘ってみました。
でも、鏡面を埋め込もうとするともっと掘って広げるか、鏡面を小さくしなきゃいけないので、あまり埋めずにほぼツライチになるぐらいに貼っておきました。でも、ちょっとズレてるな…。
実車もほとんどツライチで、フチの厚みもほとんどないので、無理に埋め込み式にする必要ないかもなあと思いました。次からはやんないかも。

キットにはウインド・シールドの取り付け指定はなかったけど、実車には付いてるので透明板を丸めて貼ってます。SUっていう透明ボンドで貼っていますがあんまりキレイじゃない…。シールドの貼り付けはいつも試行錯誤です。


カメラ、この年はまだ全車にてっぺんカメラが付いていませんでしたが、公平を期するためカメラ搭載じゃないマシンにもダミーが付いてます。でも横に張り出してるカメラは付いてるマシンもあれば付いてないマシンもある…。現在でもノーズに付くカメラはあったり無かったりだけど、こうゆうのは気にしないのでしょうかね?

てっぺんのダミーはシルバー塗装、横のカメラはメタル磨き出しで質感を変えて仕上げてます。実車もそんな感じに見えるので。

あと、アンテナや小物類も付けてフィニッシュしました。
このキットは私が43を作り始めてすぐ買ったもので、ずっと持ってたんですが作る機会あるかなあと思ってましたが、今回縁あって作ることが出来て良かったです。


 

 

 
(画像をクリックすると少し大きい画像が見れます。今回、画像は一部テスト撮影ですので荒いですが今後キレイなものに入れ替えるかも知れません。)


なにせ、ジョーダンが初優勝したマシンですからね、でもこれは開幕戦仕様。
この年のジョーダンはマシン作りの方向性を間違って序盤戦は散々な成績で、シーズン途中にホイールベース延長とかサイドポンツーン小型化という大改修を行った結果、雨のベルギーでチームに初優勝&1・2フィニッシュをもたらし、シーズンをコンストラクターズ4位で終えてトップ・チームの仲間入りを果たした年でした。

モデラーとしてはベルギーGPで作りたかったんですがキットがなく、この開幕戦仕様をベルギー仕様に改造するのはおもにデカールの問題で難しいんですよね。
それがネックになってなかなか作れずにいたんですが、10年以上も経つともうそんなことどうでも良くなってました。

当時はスマートなマシンだと思っていたけど、現在のF1と比べると結構無骨で、ある意味戦うマシンらしさはこの頃のがあったなーと感慨深くもあります。
不思議なもので、F1は古くなるほどイメージが熟成してカッコ良く思えるようになりますね。
近年の羽根だらけマシンも、去年の掃除機みたいなマシンも、いつかカッコ良かったと思い返す日が来るのでしょうか?

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3月に突入!

2010-03-02 | Jordan無限HONDA198
2月はいつの間にか終わってしまった…
寒い季節、雪の季節がキライな自分にとっては2月はいらない月なので、あっと言う間に過ぎ去ってくれたのは良いことなんだけど、さすがにもう若くない、残りの人生で今ある積みキット作り切れるだろうか?と不安になってきた今日この頃ですから、いらない2月でさえ貴重な時間だったのにと思える…。

言い訳になりますが2月はいつも仕事が忙しくなる時期でして、それに加えて自宅の整理やら何やらでやる事が多くて気ぜわしく、模型やネットの余裕がなくてですね、いやヤフオクで不用品を売ったりしててネットでも忙しかったり。

ヤフオクは面倒なんで、古い雑誌(90年代のモデルカーズとか)は、ブックオフに持ち込んだんですが、雑誌は5円で買い取りってことで10冊持って行っても50円とか、内容のある雑誌なのに何だかやるせないねえ。
以前、ヤフオクで売った時は6冊で400円だったけど、出品・発送の手間やら考えるとまあ似たようなもんですか。
でもお金じゃなくて、内容もあり写真も美しい雑誌ですからゴミとして処分されずまた誰かの手に渡って楽しんでもらえたり、もしかして新しく模型趣味を始めるきっかけになってくれたりするかも知れないと思えば、安く売却処分するのも意義があることなんじゃないでしょうかね?

まあ、そんなこんなでブログ更新も滞ってたわけですが、ジョーダン198に関しては、ほぼ完成の目処がついています。



ちょっと面倒そうで後回しにしてたタイヤ内側に付く整流板。バージボードは無いんですが、サスアームが通る分こっちのほうが面倒ぽくて。
でも、パーツに任せて組んでいくと何のことはなく所定の位置に取り付きます。前方の細いステーはハンダ付けして多少の角度調整にも耐えられるようにして、あとは瞬着で組んでいます。サスアームも手順を確認して差し込めば問題なく取り付きます。


ちょっとしたディテール・アップ。
タメオのこの頃のテールライトは、エッチングパーツに透明樹脂を盛っただけのもの。


ちょっと形が違うので、ライターで炙って樹脂を焼き飛ばした。

サンドペーパーで磨くと、こうゆう感じに。
スミいれとかしなくても、溶けた樹脂が黒くなって残ってます。

これに、0.5mmぐらいの透明プラ板を透明エポキシ接着剤で貼り付けて、硬化後カタチを整えて磨いてます。

…画像で見るとLED電球の立体感は乏しくなってますが、ライトカバーが方形になってるのは悪くないんじゃないかな。
リアリティーという意味ではイマイチだけど、自分なりに満足。



タイヤは問題無しです。なぜか紛失してたリア・タイヤ1個は、ほかから融通しました。
デカール貼って、ツヤ消しクリアーを吹いています。
でも後から調べたら、黄色いリングの部分はツヤ有りなので、筆塗り(!)でクリアー塗っときましたw
この年、開幕から数戦はフロントのホイールに現在のホイールカバーのハシリのような整流カバーが付いていました。黄色いドーナツ状のカバーです。
効果が不明で、序盤戦以降はリア・ホイールと同じようにリム内側を黄色く塗っただけになってしまいました。

さて、この後タイヤ取り付けへと進みました。
この頃、タメオのアップライトは精密感がどんどん増してきた時期でした。
キャリパーに「ブレンボ」のロゴも付いて、タイヤ取り付けして見えにくくなってしまうのが惜しいぐらいです。




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