43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

今年最後の更新です

2014-12-31 | Ferrari 330P4

今年は夏から秋にかけてヘラってて、全然更新できなかったので罪滅ぼしに今月はなるべく更新。といっても、週一レベルじゃ大したことないんですけどね。

いちおう今年を振り返ってみますと、模型に関しては例年以上に作れなかったような・・・。
43で完成したのはプジョー206WRC一台のみ!と今気づいて愕然・・・私ゃ一年なにしてたんだか・・・

代わりに飛行機は何機が作ってるんですけどね、飛行機はクルマ模型の気分転換に作ってたつもりだったのに。

エルエス1/144 F-14Aトムキャット

この機会で晒しておきましょう。これも先月完成させました。100円時代の旧箱からそのまま作ろうと思って取り掛かりましたが、結局紛失していたエンジンノズルのパーツと使えないデカールを現行のマイクロエース製品(同金型によるもの)から拝借してしまいました。
垂直尾翼だけ片方自作したんだけどなー、途中でアホらしくなりましたw
これじゃマイクロエースのをそのまま組んだのと何ら変わりないですけど、まあどうでもいいことですわ。

空母キティホーク時代のVF-111 サンダウナーズのロービジ塗装です。ロービジとは言え派手な尾翼の模様やシャークマウスなど見栄えする機体です。
苦手だったキャノピーですが、メタルックによるマスキングと木工ボンドによる接着を覚えて、かなりうまく出来るようになりました。飛行機模型のほうの技術は、まだまだ伸びしろがありそうです。

キットは、まあ時代を感じる製品クオリティーではありますが、しかし100円でこれだけちゃんとした模型が楽しめた時代があったというのは素晴らしいことだと思います。現在は製品のクオリティーこそ飛躍的に向上しましたが、需要と供給力のアンバランスをインフレで補うという、世知辛い時代であります・・・。

 

さてさて、330P4ですが、困っていたメーターのデカールが到着。

1/20~1/43まで応用できる汎用デカールですが、こうゆうのがあると助かります。ゼツモのデカールが今入手できなくなってましたからね。

印刷のクオリティーはそこそこと言ったところです。一番小さいメーターは、白い針が消えてしまっててただの黒点になってますがw

貼ったのがこんな感じ。ハンドル正面のメーターは白デカールの上から貼って、白フチが見えるようにしてます。実車がどんなだったかは分かりませんが。

エアダクトのルーバーが分からなくなってしまった。でももういいかな。それとも、それっぽいデカールでも貼っておこうか。

なんたって、親指の爪ぐらいのパーツです、いろいろ手を加えても結局見えないんですもんねー。

 

前回のログでリアウインドーのエッチング枠の合わせについて書きましたが、そしたらほかの窓も心配になってきました。
フロント・ウインドーはバキュームによる内貼り式で、ほぼピッタリなので問題なかったですが、

サイド・ウインドーはエッチングが小さ過ぎます・・・。

ここはドアの上辺をかさ上げして修正しときました。こうゆうことも、最初にやっとかなきゃいけませんね。

修正箇所が増えたので、再びサフからやり直しです。そこで気になっていたところも直すことに。

ご存知かと思いますが、330P4のフェンダーには峰の尖がりがあります。BBRのキットではリア・フェンダーの峰はありますがフロント・フェンダーは丸くなっていて、峰の表現がありません。
それはこのキットの表現なので、そのまま受け入れようかと思っていたのですが、何だか心に引っ掛かっていました。なので、この機会に峰を作ってやろうと思い、ガシガシ削りました。

でも難しいね・・・。峰はフェンダーのふくらみの頂点にあるはずですが、実車はややいかり肩で、少し外側に峰があります。
BBRはほぼ丸いふくらみで、その頂点は当然真ん中にくるわけです。

実車のような位置に峰を作ってみても、ふくらみの頂点よりズレちゃうんですよね・・・。

まあ多少のズレは仕方ないとして、全体的に違和感のない感じになればいいやと思ってますが、サフを吹いてみないと感じが掴めないので、サフを吹いては削り、削ってはサフを吹き・・を繰り返し・・・

まあこんなところでいいかなーと言うところまで来ました。だいぶ削ったことになるので、「そぎ落とした」感はありますが・・・色塗っちゃえばそんな気にならないかと思います。

煩悩を抱えたまま、今年も暮れて行きます。もう、あれこれ悩みたくないので今夜のうちに色塗っちゃおうかな?

 

それでは皆様、良いお年を!

 

 

 


ダッシュはこうなった。がっ!

2014-12-29 | Ferrari 330P4

年末は忙しかったけど、どうにか連休に突入。今年は長期の連休になりますけど、飲み会や新年会の予定がいくつかあるだけで特に予定もないので、例年通りですが食っちゃ寝、飲んで寝、って感じで過ごしそうです。大雪にならなきゃ良いんですけどねー。

さいわい、今は模型作りたい気持ちが高まっているので、今年こそ作りまくりと行きたいんですが、酒の魅力に負けるかも・・・これも例年通りだったりしますがw

 

ダッシュは、メーターナセルを自作のものに置き換えてサフを吹きました。

あ、実車と同じというわけではありません。実車のナセルはもうちょっと小振りでやや前方に付いている感じ。メーター面ももっと奥まってると思います。
ほかも実車とは違うので、とりあえず出来たパーツでそれっぽい雰囲気になれば良いと思ってます。何度も作り直す根気はありません。

上から見ると・・・まあなんとか違和感無く付いているかなと。三つのコブをバランスよく整形するのは苦労しました。完璧じゃありませんが、こんなもんで良いです。

で、黒く塗ってトグル・スイッチを取り付けました。0.6mmのパイプを埋めて基部にして、適当な金属線をつぶしてスイッチにしてます。
黒は、クレオスのスーパーフラットブラック。この色はスーパーフラット(超艶消し)というより、表面がザラザラした感じになるので、このクルマのダッシュのように結晶塗装をしてあるっぽい面の表現に向いていると思います。少しグレーを混ぜてます。

ダッシュ上面の左側には小さなナセル(?)も追加。
本当はデフロスタの穴とかレバーなどのディティールがあるようですが、これ以上いろいろ付けてもうるさくなりそうなのでオミット。
このサイズの模型では、適度に省略することも表現方法のひとつだと思います。

メーターのデカールですが、キットのものは大きさも合わなくなったしディティールにも不満があるので使いません。ネットでメーターのデカールを探して発注しときました。

 

ダッシュパネルはまあこんなもんでいいとして、エクステリアで気になる箇所が・・・

リア・ウインドーなんですが、いわゆるBBR方式の透明シートを曲面になるように貼り付けるんですが、ご覧のように糊しろになる段差もなければ、裏から貼りこむスペースもないよ・・・。

おそらく、大きめに切り出してボディー面に貼り付けて、上からエッチングの枠を貼れと言う事なんでしょうけど・・・

枠が窓より少し大きいですよ・・・。

それに、ボディー面に透明シートとエッチングを二段に貼ったら、いくらなんでも段差が大きくなり過ぎないか?

今さらですが、段差を掘るしかないでしょう。

エッチングをテンプレートにしてやや小さめに切り込みをけがいて、その分を掘り込んでみましたが・・・

つまり、透明シートをボディーとツライチになるぐらいに貼って、エッチングの枠はボディー面に乗るように貼れば接着面もボディーと透明シートの継ぎ目も隠れていいかなと思ってたんですが、作業してるうちにエッチングの枠もボディーとツライチぐらいに埋めたくなってきた。

エッチング枠も落とし込むとなると、継ぎ目部分もあらわになるわけで、キレイに仕上げなきゃなりません。

エッチングより小さい窓の開口部も、同じ大きさになるように拡大。オマケに、いったん掘り込んだ段差をさらに大きくしようとガリガリやってたら、刃先が脱線してはみ出すわはみ出すわ・・・集中力を欠いた作業のツケは大きい。周囲を溶きパテで埋めてまた下地をやり直しだよ・・・トホホ

グダグダになりそうな予感も漂う年末であります・・・。年内にもう一回更新できるかな?

取りあえず皆様、良い年越しを。

 


ダッシュを何とかする

2014-12-22 | Ferrari 330P4

年末ということで仕事は半端なく忙しいし、年越しに向けて何かとやることはあるし、そこへ持ってきてこの雪!今年は暖冬予想だと聞いてたのに、話が違うよー。

とにかく12月に入ってから、全国的に連続して寒波に襲われてます。当地ではここまでそれほどの大雪はなかったけど、昨夜からの雪はかなり本格的に降りました。それでもまだ積雪は80cmほどですから、東北などでは2メートルに届きそうな地域もあることを考えたら大したことないんですが・・・。

せっかく、ひさびさに模型作りたいモチベーションが上がってきたところなのに、なかなか時間が取れません。まあ作るのはチマチマ作ってるんですが、ブログ書いてるヒマがないですね。画像が溜まっていくので、少しづつでも書いとかないと。

資料本到着。
資料なんていちいち見ねえよ、とお気楽な製作にするつもりでしたが、やはり素組みでは物足りない。手を加えるんだったら妄想モデリングというわけにも行かず、分からないところはどうなってるのか、気になって仕方ないので結局誘惑に屈しました。
MFHの写真集です。P4のは2冊出ていて、安くないのでどっちかだけ買おうと思い、ルマンの画像が載っているという説明に釣られてPART-2のほうを買いました。
画像はたくさんありますが、資料性という意味では微妙。なにせ1967年当時の写真のみですから、ディティールを写したものとかあんまりないですし。
それでもこれだけの当時画像を見れるだけでもありがたいです。

ゼツモさんのパーツも、ひさびさに買わせていただきました。ステアリングのスポークのエッチングです。
最近は模型作りの話題もパーツの新製品の情報も聞きませんがどうなさっているんでしょうねえ。まだパーツの販売を続けてくれているのは嬉しいですけども。

 

で早速ステアリングを作ってみたけど、高精度なゼツモのパーツも私が作るとどうしてこう小汚くなっちゃうんだろう・・・

当時のステアリングとしてはちょっと太めかなー?でもちょうど良い太さの金属線が手持ちにないので仕方がない。
3時9時の位置のスポークは一番外側の穴がハンダで埋まってますが、ここは革が巻かれるのでいいんです。6時の位置は穴が三つ開いてます。
センターの穴は少し大きく開け直してます。実車はもっと奥まったところに跳ね馬のマークが付きますが、模型だとあまり奥だとデカール貼りにくいしこんなもんで良いでしょう。

ハブとシャフトはジャンク・パーツで。100円ライターか何かをバラした時のパーツかも知れない。
最初、瞬着で付けてみたけど何とも心許ないので、ハンダで付け直した。ガッチリ接着できたけど、一発勝負で付けたのでセンターずれてるわ。画像で見ると隙間も見えるし・・・(ガックシ
でもまあ肉眼では分からないのでいいやw

 

残念なダッシュ・パネルは、残念なモールドを削り落としてプラ板を張り、ゴニョゴニョしてたら結局また残念な自作ダッシュ・パネルに。 あらららら・・・・

フジミの1/24プラモデルだとダッシュ中央にメーターが四つ横に並ぶんだけど、資料によればメーターはひとつで、あとはトグル・スイッチがズラッと並んでます。中央左下の丸いのはエア・ダクト。ルーバーになってますが、こんな小さなルーバーは作れないのでアルミ板に自分で筋をけがいたものを貼っておきました。
メーターは金属線を丸めたものだけど・・・ありゃ、ちゃんと真円になってない、と言うかズレてら。画像見て気づくスットコドッコイですw
あと、トグル・スイッチの穴、大き過ぎるだろ・・・。まあここはベースのリングを貼るつもりなのでいいです。

問題なのが、ステアリング正面のメーター・ナセル。キットのは普通の山型ですけど、実車は三連山のような形なんだよね。

どうしたもんかと考えて。

エポパテをこねて、柔らかいうちに千枚通しを横にして押し付けて、こんな型を作って。

光硬化パテをこんなカケラを型抜きしまして。

ひたすら削って、こんな形をひねり出しまして。

正面からみるとこんな形。
ちょっとイビツだなー・・・。まだ修正が必要です。
というか、削ってこんな形出せるんだったら、型から作らなくても良かったんじゃないかと・・・。

ダッシュボードに乗せてみると・・・まだデカイなー。

もうちょっと削り込んで、置き換えてみたいと思います。

 

平日はほとんど作れないので休日に作業を進めましたが、すごい時間掛かった割に大したものは出来ないし、残念な出来だし・・・

昔は、作り続ければうまく作れるようになると思ってましたが、今はもうこれ以上うまくならないな、と言うのが分かっちゃって、何だか寂しいですな。人間には限界というのがあって、自分のそれはとても低いところにあったんだなと言うのが分かっちゃって。オマケに歳をとれば目は見えなくなるし根気はなくなるし、この先は衰えていく一方なのかな。

模型を作るのは今でも大好きなので、たとえ技術は低くても衰えていっても、楽しんで作る気持ちだけは持ち続けて行きたいですね。そのためには、少し考え方を変える必要がある時期に来ているかも知れないです。

 

 


 


バルクヘッドとか、ダッシュとか・・・

2014-12-14 | Ferrari 330P4

昨日サッカー天皇杯決勝が終わり、今年のサッカーシーズンは終わってみればガンバ大阪の年間三冠達成で全て持っていかれた感じ。
昨年J2にいたチームが三冠取るなんて、日本のサッカーのレベルってどうなの?なんて思ってしまいますが・・・思えば一昨年、J2に陥落したガンバ大阪はそれでもJ1年間最多得点のチームだったんだよね。(最多失点だったけどw) 強さと雑さが同居していたチームだから、こうゆうこともありますわな。

でもねえ~やっぱり・・・天皇杯決勝はおせち料理食べながら見たいよねえ~・・・一月にアジア・カップが始まるためとは言え、恒例の年間行事を簡単に早めないで欲しい。決勝を戦う2チーム以外にはそれほど関係ない話でしょ?

さてと、私が贔屓にしてます名古屋グランパスエイトは昨年オフにベテランを放出、残ったレギュラー陣も故障がちで若手中心で戦わざるを得ず、困難なシーズンとなりました。
一時は降格圏に低迷するピンチでしたが、後半は少し盛り返し、若手が力を付けてきたのが目に見えてきたので、順位の割に光の見えたシーズンでした。

シーズン終了といえば、今さらですが今年のF1。メルセデスの成功が全てですが、フェラーリの凋落もひどかったな・・・。最近読んだ記事によると、チーム内がガタガタでもはや改善が望めない状況だったらしい。常に冷静で前向きに見えたアロンソだったけど、昨年以降はそんなチームに愛想をつかしていたようです。
アロンソの、跳ね馬でのチャンピオン見てみたかったな・・・。

アロンソは現役のドライバーの中では最も好感が持てるヤツなんで、出来れば赤い跳ね馬で勝って欲しかった。なんだかんだ言っても、跳ね馬のファンなのですよ。

 

さて、跳ね馬のかつての栄光のクルマ、330P4を作りましょう。

このキット、構造上の問題があって運転席後ろ、エンジン・ルームまでの再現度がとてもアバウト。

エンジン・フードはボディーと一体でキャストされてて、室内まで入り込んでいる運転席の後ろ部分だけ別パーツになってるんですよね。
どうせならエンジン・ルーム丸ごと別パーツにしてくれればいいのに・・・。見えにくいとはいえ、変なところに継ぎ目が出来てしまう。
メーカーが完成品を作る時に組み立てや塗装の手間が減ると思ったのかな。
どっちにしろ、室内に入り込んでる部分も赤く塗らなきゃいけないので一緒だと思うんだが。

実車はこの室内に入り込んでるエンジン・ルーム上に仕切りウインドーがあるらしいが、それも省略されている。ロール・フープと一体化しているバルクヘッドも無い。

とりあえずこんな風に、プラ板でバルクヘッドの「壁」を再現してみた。ウインドーは単なる半円形ではなく複雑な形なので、のちほど抜きます。形状出しには腹案があります。

これでシートの位置が決められるので、フロアパネル側にシートを接着。

色も塗っちゃった。赤と黒の塗り分けは、資料によってまちまちでよく分からないので、フジミの1/24キットのインストを参考にしてます。

室内はディティール・アップなんてしませんよ~と思ってたんですが、

このダッシュ・パネル・・・ち、ちょっとアバウト過ぎるわ・・・

ステアリングもどうよ?

うーむ、次々と悩ましいところが出てきます・・・。

 

 

 


ブレーキ

2014-12-12 | Ferrari 330P4

先週ですけど、映画「フューリー」観て来ました。

本格的戦車バトル・アクションだとか、ブラット・ピット最高作品だとか、本年度アカデミー最有力だとか、さんざん前宣伝で期待させられました。
何より、こんなの見たらティーガーが大活躍するものだとばかり思って、そりゃ期待しますわ。

残念ながら、ティーガーの登場はほんの数分。あとは、全てにおいて中途半端な作品でした。

本物のティーガーが出演してるとか、戦争の悲惨さを描いたとか、評価できる部分はあるものの、正直そんなのはどうでも良かった。

本物のティーガーじゃなくてもいいから、現在のデジタル技術を最大限駆使した戦車戦の映像を見たかったなー。
マニアが喜びそうなドイツ軍アイテムはティーガー以外だと冒頭にチラッと写るⅣ号G型(?)や88mmFlakとおぼしきスクラップと、75mmPak、あとはハーフトラックぐらい。どうせならⅢ突やらヘッツァーやらブルムベアやらマーダーやらどんどん出てきて大戦車戦見せて欲しかったw
ガルパンであれだけちゃんと戦車を描ける時代なのに、なぜハリウッド映画では未だにちゃんとしたドイツ軍を描いてくれないのか?

・・・てか、求めるものが間違ってる?まあミリオタの端くれなので仕方ありません。「永遠の0」でも、一番見れて良かったと思ったのはCGで頑張って描いてくれたゼロ戦や空母でしたもんw

もちろん、映画好きでもありますから、映画としてしっかりしたストーリーやら演出があれば楽しめるんですが・・・「永遠の0」にしろ、「フューリー」にしろ、どうしても脚本の段階から納得できない部分があったり、不自然な展開があったりで、映画としては評価できないんですよね。

これから観るかたもいるかも知れませんが、本格的戦争映画ではないです。どちらかと言うと、主人公無双系のアクション映画に近いですw

 

さて、330P4の製作状況をボチボチと。

ホイールの一番奥のピースはアルミのカップみたいなもので、スポークの隙間から見えると白く光って不自然だし、黒く塗ってもブレーキが無いのが残念なので、ワッシャーリングにリューターで同心円の擦り傷を付けたものをブレーキローターっぽくして貼っておきました。

ここまでするならキャリパーも無いと変かな・・・と言うことで

プラ板からそれっぽく切り出したのを貼り付けた。こんないい加減なパーツも、いざ削り出すとなると結構手間がかかる。が、しかし、やろうかやるまいか悩んでいると作業が進まないので、最近は迷ったらやってしまう。というスタンスでやってます。10分とか30分とか掛かっても、止まっているより良い。

まあしかし、完成したらほとんど見えなくなるので、無けりゃ無いで気にならない部分でもあります。

 


12月

2014-12-08 | Ferrari 330P4

まだ12月初旬だと言うのに、大雪です。びっくりですねー。

週のはじめに慌ててタイヤ交換しまして、なんとか乗り切れました。時期が早いとは言え、もともと豪雪地帯ですので準備さえ出来ていればいくら降ってもどうと言う事はありません。
でも今回は普段降らない地方でもかなりの積雪があったようで、そんな地域のかたは大変だったでしょうね・・・。

さて、油断してたら前に更新してからひと月も経ってしまったのでちょっと書いときます。

修正してサフを吹き、また修正してサフを吹きを何回か繰り返してどうにか下地作りは終わってます。

色々いじったこのあたりとか、大変だったよ。下側のカーブがうまく表現できないので、金属線を貼り付けて・・・この金属線自体はまた削ってなくなってしまうんだけど、この内側に瞬間接着剤を流し込んで土手を作ることで、自然な峰を作ることが出来ました。

パネルラインも埋め直したり掘り直したりして、シャープな感じになったと思います。

えーと、しばらく作ってなかったら、作り方忘れてしまいましたw
下地出来たら、次何するんだっけ?

いつもは下地終わるとすぐ色を乗せたくなっちゃって、色塗ると今度はデカール貼りたくなっちゃって、クリアーコートもしちゃって、それから色々やっとかなきゃいけない事がたくさんあることに気付くんだよね。

すっかりキレイに塗れちゃったボディーをこねくり回してほかの作業してるうちに、キレイなボディーもよれよれになっちゃって・・・なんて事になるので、今回は焦らずちゃんとやるべきことをやっておいてから塗ろうと思ってたんですよね。そしたら、やるべきことってなんだっけ?分からなくなって手が止まったwww

まず、何をすべきかー。
この主要構成パーツをどう組むか?考えないといけません。

ダッシュボード、シート、バルクヘッドは全てボディーの内側に接着してしまい、フロアパネルのメタルパーツは下からフタをするだけの構成です。
タイヤのシャフトもボディー側に付けるので、フロアパネルはホントどうでもいい存在ですがw

せめてシートぐらいはフロアパネルに接着したほうが、作業性やメンテナンスも考慮すると良いのではと考えまして、ではボディーとフロアパネルをビスで固定できるようにして、付け外しが何回でも出来るようにしておきたい。

インストでは特に指定されてないけど、ココをビスで固定しなさいと言う空気を感じたので、まずココに2本。

前方は、ココを1本で。真ん中やや下の穴ははじめから開いてましたが、この位置にはボディーの肉が無いので留められません。
左右の穴は、試しに開けてみましたが、やはり肉がギリギリなので止めました。とにかくビス留めする土台になる場所が狭くて、小さい穴しか開けられません。

ビスは、買っても高いものではないですけど廃品利用です。壊れた機械とかはバラして細かいネジは取っておきます。いざ必要になってもこんな極小ビスってホームセンターとかには売ってないんだよねー。

全体を台座に固定するためのボルトナットはこの位置です。
これも、ここにしなさいと言う空気を感じましたw ダイキャスト・ミニカーとかだとイモネジで留めちゃうんですけど、キットを作る人はボルトナットを使うのが普通みたいですね。イモネジは何度も付け外ししてるとだんだん利かなくなりますから。

ナットが空回りしないように、ガッチリ固定する必要がありますので、一段低く掘り下げて落とし込むようにしてます。通常のレジンだとこれくらいじゃ変形して空回りする可能性がありますから、ナットと同じ六角形の穴を開けて落とし込むぐらいの慎重さが必要かもですけど、BBRのレジンはとても堅いので幅だけ同じにしとけば大丈夫でしょう。

まあしかし、念のためパテやら接着剤でしつこく固定w
心配性なのです・・・。

 

そうそう、久々にMFHのキットを買いましたよ。

箱がロッソ・コルサです~w

C4M2はタメオからも新しいキットが出てましたけど、こうたやめた悩んでるうちにMFHからも出るって情報があったので、こっち買うことにしてたんですよねー。
タメオのはプロポーション・キットなので、多分作るならタメオのが快適に作れそうなんですけど・・・フルディティール並みの価格なんですよねー・・・。プロポーションとは言えエンジンもほぼ再現されるから仕方ないのかも知れないけど、どんどん高くなるタメオのキットに、ちょっと反感があったのかも。

MFHのはフルディティール。私はパカパカするのは好きではないのですけど、どうせこのマシンは中のほうがかなりのぞけますからね、中途半端に省略してあるより全部あるほうが割り切り出来て良いかなと。
前に、C4ベルギーGP作った際にも、どこまで作り込むか悩んだもの。全部作ってカウル固定しちゃうかもw

パーツは、例によってほぼメタル。サス・アームもホイール・スポークもブレーキ・ディスクもショック・アブソーバー&スプリングもメタル。

エッチングは厚めのと薄めの洋白の2枚。挽き物はアルミホイールのみ。

エッチングには利点もあるけど欠点もあるので、要所に絞ってエッチングというのは正解だと思います。
挽き物も、価格に跳ね返ってくることを考えるとメタルで済むものはメタルで、というのも良いと思います。
最近はタメオもエッチングの量が減ってきてますしね。

かつてはタメオのキットを作っていて、「なんでここまでエッチングなんだよ・・・」と思うこともあり、そうゆうのは改善されてきてるんだと思います。

でも、あのエッチングの折り曲げ細工みたいなタメオ・・・アレはアレで個性があって良かったかも・・・なんて、MFHのキットを見て思ってしまった。つくづく人は勝手ですなw

インストは、以前のに比べると見やすくなって何となく作りやすいような錯覚w
もしかすると、すぐ作り始めるかも。てか、P4完成させなきゃねwww