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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

やっぱりマルボロ仕様でしょ!

2008-04-23 | PEUGEOT 206/307 WRC

考えたあげく、やはりマルボロ仕様にしたくてデカール調達しました。
マルボロのロゴそのものは、以前307WRCを作った時に入手したものに付属してたのでOK。
ラリー・プレートやゼッケンは、同じエレールから発売されているシトロエン・クサラWRCの03年モンテカルロ仕様のものを流用することにしました。
とにかく田舎じゃエレールなんて売っていないので、通販でキットを探して買いましたが、キット代700円・送料800円orz

まあ、タイヤ&ホイールも流用してターマック仕様に出来るのでメリットは大きいです。


で、モンテカルロ用のデカールをそのまま使えると思ったら、

車番が違うのは当たり前として、クサラのは枠付きですが、206に貼ってあるのは真っ白なのです。さらに、白に黒いフチ付きです。
せっかくですが、使えるのは「RALLYE MONTE-CARLO」のロゴのみ。
白デカールからゼッケンを自作します。

白デカールに線を引きます。油性ペンとかだとクリアーかけた時に滲んだりするリスクがありますから、ちゃんとラッカー塗料を筆塗りです。
筆でまっすぐな細い線を引くのはそんなに難しくないですが、そんなに細くなくても後でカッターナイフで切り出す時にギリギリで切ればいいので簡単です。

サイズは、11.5mmx10.5mmと割り出しておいたのですが、貼る時にタテとヨコを間違えてしまいました。
しっかり貼り付けてしまったので、剥がす訳にもいきません…
緻密に作業してるようでいて、いっつもドジばかりです…orz


僅か1ミリの違いですから何の問題もなさそうですが、「RALLYE MONTE-CARLO」のロゴが入らなくなるので、仕方なく切り離して間を詰めました。もう、ねえ。

白デカールは、古いタメオグラフなんですが、結構透けますね。エレールよりも透けます。筆塗りで塗りつぶしておきます。(あーあ。)

それにしても、相変わらずひどい印刷ですな、エレールのデカール…


206のは、まあまあキレイでしたが、思うにエレールのデカールはロットによって出来にバラツキがかなりありますね。


何はともあれ、モンテカルロ仕様への転換完了ですかね。



206は赤くなりました。

2008-04-17 | PEUGEOT 206/307 WRC

あれこれ手をつけてますが、206も作ってますよ。

デカールで白い部分が用意されてるんですが、いちおうマスキングで塗り分けしてみました。

この206は、ラリー・ニュージーランド優勝車。
グラベル仕様はタイヤが小さく車高は高くカッコ悪いってイメージあるんですが、これはそこそこ車高が低くて、意外とカッコイイかも。

実は、別売りのマルボロ・デカールがあるので使いたいんですが、ニュージーランドはタバコ禁止なんですね。
別のラリー仕様ということにすればいいんですが、F1と違ってWRCはラリーごとに違うゼッケンとラリープレートが付くので、どこかから調達してこないといけないです。
しかし、なかなかないですよねえ、43のWRCのデカールって…。

あきらめて、ニュージーランド仕様のまま作るかどうか…考え中


(写真:1/43エレール プジョー206WRC 03)



とりあえず、ゼット組んでみた。

2008-04-15 | 模型

マッチこと近藤真彦監督率いるKONDO RACINGの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(2007スーパーGT第4戦セパン優勝車)のデカールを入手しましたので、キットがなきゃと言うことで買いました。
こちらのキットは「モチュール・オーテックZ」。

基本パチ組みで出来ちゃうキットですので、ササッと組んでみましたよ。


デカールはあんまりなくて、ほとんどがタンポ印刷になってます。


さすがに、タンポ印刷は白もあまり透けないし色ズレも少ないです。
エッジがシャープなのもいいね。


開口部分は、ほとんどちゃんと開口してます。
モールドがほとんど埋まってるのと、パーティング・ラインが残っているのが残念。


同じカラーリングのエブロと並べてみた。
スタイル、塗装、マーキングなどかなりいい勝負してます。
エブロの塗装は厚いようで、全体的にモッサリとしていて全体のシャープさを損ねてます。
タンポ印刷の質はエブロのが上ですが、バンダイも悪くない。
むしろ、一応クリアー吹いてある分、バンダイのがキレイに見える。


進化してるんだなー、バンダイ。初期のSCだけ見ててバカにしてた自分、ちょっと後悔。
さすがに、アレじゃダメだって中の人も思ったんだろうな…

ヤバイです、このゼット、シンナー風呂に入れるのは忍びない…
このままでじゅうぶん見れますから、作り直す必要性ないように思えます。
量産品とはいえ、模型の完成品というのはやはり手作りですからね、どこかの誰かがキチンと仕上げた製品を、シンナーに漬けてしまうってのは、やはり失礼なことですからね…
SCみたいにいい加減な仕上がりならともかく、これはキチンと仕上げられてるんですよ。
中国の女工さんが、工場長に叱られながら頑張って仕上げたのかなとか考えると、やっぱり粗末には扱えません。

あー、なんか何しようと思ってもみんな裏目に出るんですけど…。





(写真:バンダイ1/43 モチュール・オーテックZ スーパーGT07セパン)



SC430のデカール、キター━━(゜∀゜)━━━!!

2008-04-11 | TOYOTA SC430

デカール屋さんの「SHUNKO」から発売された1/43用スーパーGTのデカールが届きましたー!

昨年作ってたバンダイのSC430では、使えるデカールがなくて苦労してフェイク・モデルを作ったんですが、ここへ来てようやくサード・パーティーからアフターが発売されました。
「SHUNKO」は今まであんまり43用は発売してなかったと思うので期待してなかったんですが、快挙ですな!


これが、エネオスSC430用


こっちがペトロナスSC430用

もちろん高品質なシルク印刷、美しいカラープリントの貼り付け・塗装指示の説明もついて親切。
いずれも今年の開幕戦仕様で超アップトゥーデイト、昨年仕様よりもコレクションを増やしたい人にも受けそうですね。
もっとも、エブロがミニカーを発売したら存在価値が残るのかどうか超疑問。

私としては、ちゃんとしたデカールが存在してくれさえすれば、昨年のだろうがエブロがミニカー出してようが全然構わないんです、私はデカール貼って作るのが楽しみなんですから。


もうね、テカテカになってもとい、透明になって待ってましたよ(^ω^)
溝に入り込んだ塗料落とし切れてないなーまぁいいや。

でも、手放しに喜べるわけじゃありませんよ。キットはいずれも2007年仕様。
デカールは最新の2008年春仕様。



なんか、リアフェンダーの形が全然違いますよ?
なんか、フロント・フェンダーとかにもシャーク・ルーバーついてるぉ(・ω・;)
なんか、すごいディフューザーも付いてるし(・ω・;)
なんか、気のせいか、ホイールベースも長いような…(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)

ま、まあ、同じバンダイのキットでも最後に発売されたダブルオーダンロップSC430はリア・フェンダーが変更されてたし、それを使えばいいのかな?
つか、バンダイさん今年はもう新キット発売しないの(´;ω;`)?

なんだかね、なかなかうまく行かないよね。どうせならそのまま使えるデカールを発売してくれればいいものを…って、人間は与えられると更に要求が増える、なんとも浅ましい動物ですな(^ω^;)

デカールは、作れなきゃどうしようもないけど、フェンダーぐらいは切った貼ったでどうにかなるじゃないですか…はぁ。

そんな私に朗報!


こちとら、昨年のセパン仕様のウッドワンZ用デカールです!
もちろん、バンダイのキットに使えます!
ということで、とりあえずこっちから作ろうかなー
あ、キットを入手しなきゃね…
あのー、わたくし、スーパーGTのすごいファンとかじゃないですよ?
どうも、状況に流されてあれもこれも作ろうとしてるな…いいのかこんなんで??

次、なに作ろう?

2008-04-10 | PEUGEOT 206/307 WRC

いろいろ作りたいキットあるんですけどね、多分、次もタメオになるか、911GT1になるか…でも今ちょろっとエレールいじってます。でもこれは訳アリで手を付けてるだけ。

箱の山を整理してましたら、このキットの箱を踏んづけちゃいましてね、ただでさえフニャフニャなエレールのボディーは哀れペチャンコに。
フニャフニャなのをいいことに手で形を元に戻してやりましたが、横に広がってしまっているしAピラーは複雑に曲がったので(それでも折れてない)どうしてもまっすぐになりません。

もうゴミ箱行きです。と思ったんですが、一体型の窓のパーツを内側からあてがってやると、正しい形に戻ります。
そこで窓を瞬着とエポキシ接着剤を駆使して強着。これでAピラーもまっすぐになったし、窓も全てフィットしました。
調子に乗って、窓部分をマスキングしてサフ吹いたところ。
そう、図らずもバンダイと同じ塗装手順です。

ハッキリ言って、エレールみたいなフニャフニャだと、もうこの方式じゃなきゃ作る気にならないです。それくらい楽ですよ。
メタルやレジンでもやってみたいけど、いかんせん窓がバキュームとかの柔らかい素材だとメリットないしなあ。むしろマスキング剥がしでミスするリスクが大きそう。プラ限定の工法ですねー。


さて、ボディー以外のパーツはこれだけ。

エレールの206WRCのキットとしては新金型なので、シートが独立したパーツになってたり、いろいろ改善されてます。

しかし、それにしてもまったりしたキットですな。
速攻で仕上げてしまいたいけど、いくつか手を加えたい部分もあるので、これもいつ完成するか分からないです。



(写真:エレール1/43 プジョー206WRC・03)

完成しました/ティレル・フォード012

2008-04-07 | TYRRELL 012

84年、ほとんどのチームがターボ・エンジンを搭載するなか唯一NAエンジンで戦い抜いたティレル・チーム。
モナコGPでは予選最下位のベロフが雨の中で快走、もしレースが途中打ち切りにならなかったら、おそらくトールマンのセナと優勝争いをしただろうと言われるパフォーマンスを見せました。

改めてビデオでレースを見てみましたが、むしろセナよりもベロフのが速かったんじゃないかとさえ思えます。
結局レースはマクラーレンのプロストがトップのまま打ち切りとなり、あと一歩でプロストを捉えることが出来たセナは不機嫌顔で表彰台に立ち、ベロフは表彰台に姿すらなかったんですが、これってボイコットだったのでしょうか?

この後のレースではベロフは目立った活躍もなく、翌年スポーツカー・レースの事故で命を落としてしまうので、この84年のモナコでの3位が彼のF1での唯一の輝きとなってしまうのですが、この3位の成績も実はのちに取り消されてしまい(燃料違反が発覚)過去の記録にすら残らないのですが、今でも語り草として彼とこのレースの事は忘れられていないので、こうして今、私が完成させることになるわけです。

黒いクルマと言うことで、やっぱり何だか写真映えしないんですけど、一応画像集貼っときますね。







今回の製作では、ドジやったり思い通りに行かなかったりでトラブルだらけの印象ですけど、それがなければスムーズそのものの製作でした。
43にありがちな、キットそのものの出来に起因する停滞とは皆無、さすがにタメオの近年の製品です。
もっとも、エンジンなどのディティール・アップは最小限ですし資料もろくに集めてないので、考証不足によるエラーなんかもあるかも知れません。
ジャッキ・アップ・ポイントもないとおかしいんですが、結局形が分からないので放置したままです。

私は、優れた工作力や特別な技能を持っているわけではありませんし、特別な知識がある訳でもありません。
むしろ下手くそモデラーなんですけどね、そんな私でも一個づつトラブルを乗り越えていけば、43キットはちゃんと完成できます。

43キット製作は敷居が高いとか言われて、なかなか愛好者が増えない現状ですので、このブログを見ていただいて「自分も作ってみようかなー」と思ってくれる人が一人でも増えたら、まあこんなヘボブログでもやってる甲斐があると言うものです。

さてさて、次は何を作りましょうかね。作りかけがたくさんあるので、それらを進めたいんですけど、新しいキットに手を付けてしまいたい誘惑にも駆られます。
最近は、あんまり手間のかかるのは気が乗らないんで、出来るだけ簡単・スムーズに出来るのがいいんですけどね。


(写真:ティレル・フォード012 モナコGP84)