43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

レヴェントン、行きます?

2010-07-28 | Gallardo & REVENTON

連日、猛暑が続きますね…私は暑いのは寒いより好きだと自認してるんですが、さすがにこんな毎日が続くと疲れます。今年の暑さはやはり異常なんでしょうね。

前回紹介したジャパン・パワーのマシンたち、そろそろ作り始めたいし、その前に昨年作ってて未完のまま放置されてる911GT1も片付けたいんですが…
あまりの暑さに、細かい作業する気になれません、全く模型に触れられないような日が続いてます。

模型作りを愛するお仲間さんたちは、さぞかしクーラーの効いた部屋で気持ちよく模型を楽しんでるんだろうなあー、羨ましいなあ、なんて思ってましたが、私と同じくクーラーなしの厳しい環境で、それでも毎日模型作り続けてる人もずいぶんいるんですね。まったく、頭が下がります。

もっとも、私も去年までは暑くても平気でクーラーなしでも模型作ってましたがね、今年は環境が変わったせいか、それともやはり異常に暑過ぎるのか、全然ダメなんです。
風呂から上がってビール飲んだら、もうダメです、でもビールおいしいしね~

まあせめて、気軽に作れるものでも、ってことでレヴェントン作りますか~




しかし最初から萎える。
なにこのタイヤ…クロスカントリー用かしらん。

おまけにホイールにはポツポツのモールドがあります。これは何かというと、カーボン柄ですね。
このクルマの純正ホイールはアルミとカーボン素材を組み合わせたもので、アピールポイントでもあるので、あえてカーボン模様の再現に挑戦したのでしょうけど、実車はそんなにカーボン柄は目立たないので、模様のモールドは余計だったかな…

このキットは多分シリーズの最初に出たものなのかな?前回作ったスーパーレジェーラと同様の構成、モールド表現ながら、より気合が入った部分があったり、逆にタイヤもそうですが表現がイマイチな部分があったりします。
カーボン表現、スーパーレジェーラでは立体的なギザギザが入ったラインのモールドでしたが、こちらはドットのモールド。広い面積だと何となくカーボン模様にも見えますが、このホイールのような狭い範囲にドットが入ると、単なるポツポツに見えてしまうんですね…。

削り取るのも難しそうだし、どうしたものか。



タイヤはショルダー部分を削り落として、どうにか見れるようになりましたが…
仮組みしてみたら、タイヤ小さい…。

画像だとそれほど気になりませんが、かなり小さいです、特に前輪。
ホイールごと入れ替えてもかまわないので、何か合うサイズはないかと手持ちのジャンク探してみても、どうにもピッタリのものが見つかりません。
画像的には見れるし、このまま行きますかね…どうしたものか。

モチベーションどんどん低下してゆくので、廉価キットの潔さで一度やってみたかった「無塗装仕上げ」に挑戦しちゃうか~?なんて思ってみたけど、画像でも分かると思いますが成型時の変な色ムラが出てて、やっぱり色塗らないわけにも行かない…
色塗る苦労するんなら、満足できる完成品に持って行きたい…というジレンマ。

色を塗るにしても、このキットはボディーの分割が多くて、サイドシル、リアエンド下部が別パーツだし

サイドウインドー後方のエアインテークのカバーまで別パーツ。

チリ合いはバッチリ精密、メタル・レジンの比ではないので別々に塗装後接着でも問題なさそうだけど、色合わせなど考えると全部接着後塗るほうが楽だし、どっちがいいのかな。
つなぎ目のモールドが接着後もちゃんと残ってくれたらいいんだけど。

あと、色を塗るなら何色か?決めかねてるのもあります。
20台しか作られていないマシンですから、色も限られてるんだけど実車通りの色に塗る気はありませんし。というか、実車はマットメタリックグレーだけ?ネットではほかの色が見つかりませんが。


そんなこんなで、全然作ってないけど、更新できないのも寂しいので現状報告まで。

 

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ジャパン・パワー

2010-07-17 | 模型

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早いもので、サッカーW杯が終わってもう一週間になるんですね。
決勝終わったら総まとめ書きますとか言っといて、逆転生活の疲れがどっと出てすっかり腑抜けになっちゃって、ブログ更新する気力もなくしてるtakでございます。

W杯に関しては各メディアで専門の人たちが色々述べてますし、今さら私がとやかく言いますまい。
あえてメディアがあまり書かないようなことだけ言っておきますと、……

その1) 決勝戦つまんなかったw

オランダ、決勝戦であんな試合しちゃダメでしょう~
ファール覚悟のきびしい守備、全て悪いとは言いません。ピンチを防ぐために時には必要でしょう。でもオランダのファールはスペインのリズムを崩すためにわざとやってたとしか思えない。
勝つための戦略かも知れないけど、お陰でつまらない試合を見せられてしまった。
オランダとスペインの力量を比べれば、素晴らしいパスサッカーの応酬を見れると期待した自分がバカでした。
結局、イエローはもらってもレッドはもらわない作戦でやってきたオランダにも最後には綻びが出て、延長戦の結果スペインが勝利したわけだけど、この結果は良かったです。

スペインのサッカーは超攻撃的でも守備的でもない、スーパースターもいない、とにかくバランスとボール支配で相手を圧倒するサッカー。こんな理想的なチームが王座に着いたことは、サッカーファンとしては嬉しい限りです。
もしオランダみたいなサッカーが頂点に立っていたら、世界のサッカーに悪い影響を与えてしまいますよ。

それでなくても今大会は守備を固めたチームが多く、正直つまらないゲームが多かった。
勝つことはもちろん大事だけど、ファンとしては面白いサッカーを見せて欲しいんです。


その2) 南アフリカ、やるじゃん

とにかく大きなトラブルもなく大会を終えたことが良かった。
チームは残念だったけど、大会中ブブゼラ以外で南アフリカでやっていると意識することすらなかったくらい、スムーズな運営だったと思います。
現地では色々たいへんなこともあっただろうけど、オリンピックとか万博とか大きなイベントやるたびに醜聞が聞こえてくるどこかの国よりよほど立派な仕事してくれたんじゃなかろうか。
南アと言う国、どうにもイメージしにくいんですけど、欧州的なキレイな部分とアパルトヘイトや格差社会といったダーティーな部分が混在していて怪しい国という印象はぬぐえませんでした。
でも今大会で、少しは国際社会の理解も深まるんじゃないでしょうかね。
サッカーが、そうゆうふうに役立ってくれれば、ファンとしては嬉しい限りです。


その3) ジャパン・パワー どうなの?

もう日本の報道は日本代表よくやったの大合唱で、まるで日本のサッカーがレベルアップしたかのように…
FIFAランキングでも一気に13位上げて32位にジャンプアップ、同様の成績だった韓国が2つ上げて44位、これって本当?

韓国はアルゼンチンに大敗したことやトーナメント1回戦で90分負けしたことが響いて、かたや日本は準優勝のオランダに0-1負け、トーナメントでは引き分けに持ち込んだことが高い評価になったんだろうけど、どう見たってそんなに強くはなってないよねえ?

結果で判断されるんだからしょうがないけど、冷静に見つめないと将来はないと思う。
グループリーグ突破は試合順からしてラッキーに恵まれたし、オランダがデンマークに2-0で勝ってくれて、カメルーンがチーム内の問題で崩れてくれた、もう千載一隅のチャンスを生かした結果ですよね。
パラグアイ戦は評価しづらい内容だったし、日本は急に強くなったわけではないと思うんですよ。そのことはちゃんと受け止めて欲しいですね。

あと、日本が強くなるためには海外でプレーする選手が増えなければ。という理論。
確かに海外のきびしい環境で揉まれて強くなるというのはあるかも知れない、今大会でも海外組が何人か活躍していました。でも国内組もじゅうぶんやっていたし、海外組でも出場できない選手もいましたよ?
私の知る限り、海外に出ていって成功した選手は中田英寿しかいない、あとは何とか通用しても代表にフィードバックできたり、ステップアップした選手はいないでしょう…。

海外と言っても、イタリア・スペイン・イングランド・ドイツの4つのリーグはレベルも高く挑戦する価値もあると思いますがそれ以外の国だったらJリーグと変わらないレベルだし、練習環境なら日本のほうが整っています。あえて出て行く意味は少ないでしょう。
アフリカ諸国からは多くのタレントが欧州のビッグクラブで活躍していますが、では代表に戻って活躍できたか?アフリカの地元開催の今大会でトーナメントへ進出できたのはガーナだけでした。
準優勝したオランダも多くの選手がイタリアやスペインで活躍していますが、オランダの国内リーグも活況で、それでもあふれ出す才能ある選手がビッグクラブに引っ張られるんです。

つまり、日本にはJリーグというちゃんとしたリーグが存在していて、そこでじゅうぶんな結果が出せなければ海外挑戦の意味は薄く、むしろJリーグを充実させることのほうが、日本のサッカー界にとって底辺拡大という意味でも大きいのではないかと考えるのです。

W杯が終わって何人かの選手が欧州チームに移籍しますが、欧州のチームが日本人を迎えるのは必ずしも戦力として期待しているわけでなく、さまざまな付加価値を求めている、ということも分かって欲しいです。


さてW杯が行われている間、F1ではひとりの日本人が素晴らしい結果を出していました。
小林可夢偉、バレンシアで7位・シルバーストーンで6位。
サッカーよりもモータースポーツに詳しいであろうここの訪問者の方なら、この順位の持つ意味の大きさが分かるでしょう。
今までも素晴らしい日本人ドライバーがF1に挑戦してきましたが、ほとんどはジャパン・パワーとのセットでシートを手に入れ、結果はまあそれなりでしたよね。
F1からジャパン・パワーが撤退した今、もはや報道もそれほど騒がなくなってしまいましたが、実力でシートを手に入れ戦力的に劣るチームで堂々と戦う可夢偉には、新しい時代の日本人を感じますね。
もはや、世界に飛び出した若者たちをナショナリズムで語る時代ではないのかも知れませんね。
逆に言えば、世界に挑戦なんて言ってるうちはまだまだ世界に通用しないのかも~。


うわ、文字ばっかになってしまった~

ここからが模型ブログの本題!   (もう誰も読んでないか)

今年もネットのお仲間さんで盛り上がる製作コンペの募集が始まってます!
お題はズバリ  「ジャパン・パワー」

世界に挑戦し続けた日本の雄、この中から選ぼうかと思ってますが…
分かりますかね?ひとつ部外者が混じってますw

自分のなかでは作りたいのは決まってますが、どれも作りたいと思い続けてたキットなんだよな~

てゆうか、前回のコンペの未完成がまだ残ってるじゃん…
どうする?自分…。
その気になればすぐ完成だから、気持ちよく片付けてから次の祭り参加表明しますかねえ…。

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スーパーレジェーラ、完成!

2010-07-11 | Gallardo & REVENTON
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この一ヶ月、すっかり楽しませてもらったW杯もいよいよ今夜決勝戦で幕を閉じます。
模型とは関係ないけど、せっかくブログやっているので色々言いたい事書かせてもらってきましたが、決勝見てから今大会の全体印象など、また書かせてもらおうかと思います。

その前に、3位決定戦すごく面白い試合だった!
ドイツもウルグアイも最後の試合だし、優勝と違って3位か4位か決める試合はプレッシャーも少ないからでしょうか、両チームとものびのびとプレー出来てたように思います。
試合内容としては失点も多く良くないゲームだったのかも知れないけど、面白さという意味で今大会でも屈指の好ゲームだったかも知れません。

こういう大きい大会になるとどうしても勝ちにこだわって守備重視の堅いゲームになりがちで、特に今大会はその傾向が強かったと思いますけど、そんなプレッシャーから解放されると、こんな面白いゲームが出来るんだといういい例ですね。

決勝戦、果たしてどんなゲームになってるんでしょうかねー??
願わくば、記憶に残るような好ゲームを期待していますが…。



さてさて、モタモタと作ってたスーパーレジェーラですが、小物パーツなど付けてようやく完成。


ワイパー、キットのパーツはかなりモッサリしていて残念なんですが、複雑な形状だし実物もそれなりにモッサリしてるので、我慢してそのまま使ってます。
かなり削り込んで細くしてますけど、どうも43にはプラパーツは限界があるみたいですね。

サイドミラーは形状は良いです。カーボン調がモールドされているので、グレーメタを入れてみましたが、やはりオーバースケールですね…


鏡面は洋白を貼り込んでます。
もうちょっとちゃんと磨かないと、磨き傷が残っちゃってますね…orz

気楽に作れるプラキットとは言え、結局は高価なキット同様のディティール・アップを施してやらないとダメだし、手を加えてやれば遜色のない完成度まで持っていけるんじゃないですかね。
ネットでもチラホラ、童友社キットの完成画像を見かけるようになりましたが、余りにもストレートに組んじゃうといかにも安物くさい仕上がりになっちゃうみたいで…
まあ、自分もかなり妥協しましたから、まだまだな出来ですけどね。

しょせん、キットは素材です。完成度の9割は作成の努力とセンスで決まりますね。
反省と希望と、少しの達成感が入り混じった今回の製作でございました。





不思議なもので、キットを作ってるうちはダメキットだ残念だ、でも安いしまあまあ出来が良いキットかな、などとキットに対する感想しか出てこないんですけど、完成した!と思った途端、カーモデルには命が宿ったみたいに、それは中国製のキットでなくランボルギーニとしてのオーラを放ち始めます。
スーパーレジェーラ、ガヤルドのハイチューン・モデルですが外観上それほど差はありません。今や、ややクラシカルとも言える外観ですが、やはりランボルギーニらしい思い切り良いカッコよさがヒシヒシ伝わってくるじゃありませんか。

今までランボルギーニというのは私は特に好きな車種でなく、古いミウラやカウンタックにはそれなりの思い入れもあるんですが、それ以降のモデルには思い入れも少なかったんです。
今回、キットが発売されたこともあり何ともなしに作ってみましたが、作ってるうちにだんだんカッコよく思えてきました。模型を作ることで知る魅力があることはどんな模型作ってても感じることですが、やはり今回もランボの魅力にはまってしまって、次も作っちゃおうかなと。



てことで、同じシリーズのレベントンも組み始めちゃってます。
まあ、キットの性格はスーパーレジェーラと共通なので作るのに悩むところはなくて済むんですが、さすがに同じ作業繰り返すのも飽きる可能性あるので、すぐ作り始めるかどうかは考え中。

完成した時の喜びって、実は次のキットへ行ける喜びでもあるんですよね。
次何作ろうか~?って考えてる時が、一番楽しかったりします。

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いよいよ、クライマックス!

2010-07-05 | Gallardo & REVENTON
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いや、完成した訳じゃなくて…(汗
この一週間、まったく模型触れませんでした。
仕事やほかの用事で忙しかったのもあるけど、とにかく蒸し暑い!
今の部屋にはエアコンがないので、とても模型作れる状態じゃないですよ…
改築中の家の工事が遅れに遅れて、この状態で夏を過ごさなきゃならないとなると絶望的ですよ…。

まあ、そんな中週末は大雨だったこともあり、多少涼しくなりました。
今日は少しだけ作れました。懸案だったマフラーまわり。

画像の通り、4本出しにしちゃいました!これならメッシュ・カバーを外しちゃってても不自然じゃないでしょ?
まあこれくらいの排気系チューン、してる場合もあるでしょ…あるかな?
何の裏付けもなく進めてますけど、模型だからいいのだ!

クライマックスはW杯のほうですな。
日本代表は残念ながら敗退・帰国してしまいましたが、準々決勝ではブラジルもアルゼンチンも敗退…。一次リーグから波乱の多い大会ですけど、本当に何が起こるか分からないですよねー。どの国もレベルが上がっている証拠だと思います。

さて、帰国した日本代表は絶賛の嵐で歓迎されているようですが、今後のためにも反省も必要でしょう。
正直言って、私はパラグアイ戦、全然満足できるものではなかったです。
一次リーグでは引き分けも勝ち点1の意味がありますが、トーナメントでは引き分けは敗退と同じになってしまう可能性もあるわけで
(ちなみに、PK戦は進出チームを決める抽選みたいなもので、公式記録上は引き分けなんです。日本のマスコミはやたらとPK戦を取り上げて、駒野が一躍有名人になっちゃったりしてますが、こんなくじ引きみたいなものはどうでもいいんです。)

やはり、こうゆう引き分けで敗退という無念な結果にならないためにもトーナメント戦だからこそ負けないサッカーでなく、勝ちに行くサッカーをして欲しかったんですよね。

短期間に3試合をこなしたレギュラー陣にはパスミスが目立つ選手もいたし、先発メンバーの起用法、選手交代の使い方や戦術を含めて、これで良かったのかと。
確かに格上のチームとの対戦なら何とか最小失点に抑えて悪くとも引き分けに持ち込んで、あわよくばPK戦で…という戦い方もアリなんですけど、パラグアイとの対戦を見ているとそれほど格の違いがあるわけではない…と見えたんですが。

でも受け身に回っているサッカーでは同等の相手であっても勝てる気がしなかったし、後半以降投入した攻撃的な選手が良い動きをしていただけに、始めから攻めるサッカーをしていればどうだっただろう…と感じたんです。

でも今の日本には、それが出来るだけの自信がまだないと言うことなんでしょうね…
日本中の人たちが見ている試合で、ああいう内容しか見せれなかったというのは、とても残念なんです。
イチかバチかなら、どうせなら攻撃的な、ファンスティックなサッカーを見せて欲しかった。
もちろん、その代償は大きくブラジルは逆転負け、アルゼンチンは大量失点…
うーん、勝ちにこだわるのが良いのか、華々しく散るのも良いのか…
難しいところではありますね。

今大会が日本のサッカー界に与えた影響は大きいと思います、これを機にもう一段上のレベルを目指して、4年後には決勝トーナメントを堂々と戦えるチーム作りをして欲しいものです。

サッカーに関しては、ファンとしてまだまだ言いたいことがありますが、なにぶん模型のブログですし、このへんにしときますね。



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