43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

43を作ろう

2019-05-28 | TOYOTA TOMS86C

テレビシリーズの映画版というのはあんまり好きじゃないんだけど、ちょっと観といたほうが良いかなと思うところがあって観てきました。

「コンフィデンスマン JP ロマンス編」

白状しますと知り合いの女の子がこのドラマシリーズが好きで映画も観に行くと言っていたので、会った時に話題に出来るかなという理由です。
一緒に観に行こうとは誘えない相手なのです、そこは察してください。

まあ自分もドラマ版は嫌いじゃなくて全部ではないけど観ていたので、楽しみではあります。
あえてどんな映画版になっているのか事前情報は一切入れずに観てみました。
正直、コミカルなドラマ版とは違うテイストの本格的な犯罪ミステリーとかシリアスな展開とかだと面白いかもと期待しましたが、ファンを裏切らない、ドラマ版通りのテイストである意味安心して観れました。

ほら、自分は意外な展開のほうが興味深く観れるとしても、件の女の子の期待を裏切ると思うと気になるじゃないですか・・・
ダメだな、映画は人の感じ方まで気にしていると純粋に楽しめないですね・・・

長澤、小日向、東出+小手の詐欺師チームのほか騙す相手も豪華な面々

ほかにもテレビシリーズに登場したゲスト俳優さんもチラ見出演したりして、ファンには嬉しいでしょうね。

詐欺師チームには新しい仲間も加わって、これが若い女の子なので華やかになって良いです。
いや、長澤さんもまだまだ可愛いですけどね。姉妹の占い師を演じたりします。

今回はロマンス編ということで、長澤演じるダー子の恋が詐欺作戦を思わぬ方向に向かわせます。

テレビシリーズを観ていた人なら先の展開は読めると思いますが、まあこのドラマはネタを先読みして観るもんじゃないですね。
水戸黄門見ながら「この悪代官、最後は懲らしめられるんだぜ」なんて予想して見ても意味無いのと同じ。
なので、安心して観れるのです。

というわけで、テレビ同様の展開で意外性は楽しめませんでしたが終わってみたら何だか良かったという感想。
全編香港ロケで豪華な映像だったし、新メンバーの「モナコ」(知らない女優さんでした)が奮闘する様子が可愛くて、それだけで元が取れたな。見方によってはモナコが主人公です、これモナコ視点で描いたらすげー面白い映画になったかも!

 

さて、久々に43に戻ってます。
去年作りかけで止まっていたトムス86Cです。

フロントウインドーがどうにも合わなくて止まってたんですが、とにもかくにも窓貼っちゃいました。

塗装前に窓貼るとか、セオリーガン無視なんですが、合わせられるかどうか分からないまま塗装進めるのはどうしても嫌だったので。
バンダイのプラモみたいに透明ボディーで窓も一体化されてるパターンもあるし、飛行機模型ではキャノピー接着後にマスキング塗装する方法もアリなので、カーモデルでやっても良いかなと思いついたんだよね。

まあ、良い子は真似しないでね。

で、まあまあ段差は気にならないかなと思ってたんですが、マスキングして白く塗ってみたらやっぱり窓が少し飛び出してて何とも気分悪いので

ルーフのほうにポリパテ盛って、何とか窓とツライチにならないかとあがいてます。

実は、ピラーも窓を合わせるために少し太く加工してるんだけどね・・・

この後、マスキングし直して塗り直しです。塗装の上からパテ盛りしてまた上から塗装です。
絶対作り方間違ってるわ・・・

間違ってても、とにかく前進あるのみです。

 

つづくでしょう。

 

 


F4U-1D コルセア 完成!

2019-05-13 | 1/144飛行機模型

ということで、完成したわけですが。



デカール。色ズレ。
しかも機番に国籍マーク重なってるって何なの。
白も透け過ぎて白に見えない。
国籍マークの青も機体色と同じような色で違いが分かんないよ。
いや、デカールの印刷色はそこそこ明るい青なんだけど下地の白の隠ぺい力が弱いせいで、貼ると青も濃くなっちゃうんだな。
この時期、グラマンのF6Fは国籍マークの青部分が無いのが多かったんだけどコルセアはちゃんと青部分もあって色の違いも分かるんだよね。
まあそんな些細はどうでも良いか。


デカールの質はいわゆる飛行機デカールってやつで、すごく薄くて貼りにくい。
その代わり、モールドにも馴染みやすいし厚みも無いので段差も無くそこは良いんですが・・・
やはり、透けるのはダメですね。


ダメとか言っててもどうしようもないのでこれはこのまま完成させます。



ついでに言わせてもらうと、ネットで見つけた唯一のこの機体の画像と比べると、主翼と尾翼の「RR」の大きさがだいぶ違うな。

インストでは左翼下面にも「RR」のロゴを貼るように指示してありますけど、この画像では左翼下面には何も無いね。

まあ、画像の撮影時期も分からないし塗り直したり色々してるのでしょうということで、インスト通りに貼っておきました。


アンテナ支柱はパーツもありましたが、イモ付けだったので強度に不安あって伸ばしランナーで自作して穴開けて差し込みました。
空中線も伸ばしランナーで。
相変わらずヨレヨレです。ピシッと伸ばしたいけど、取れるのが怖くてね。


何はともあれ、カッコイイ
やっぱ逆ガルウイングは良いね。
増槽二個と、爆弾4発搭載してます。

 

以前に作った、レベルの古ーいキットと比べてみる。


意外というか当然というか、全体的には古いレベルのキットも見劣りしないな。
144なんてちっちゃいので、完成してしまうとディティールとか気にならないんですよね。
ただ機体色をやや明るめにしたのでそのせいもあるけど、それを差し引いてもデカールの青・白の発色の違いは歴然。
まあね、レベルのキットの金型は古いけどデカールは新しいし、ドイツレベルのデカールってカルトか同レベルの品質だもんね。


レベルのほうの部隊マークは塗りやすそうというだけで適当に選んだ塗り分けですけど、奇しくも今回作ったのと同じ空母ヨークタウンの搭載機。完成させてから気づいてビックリw

ヨークタウンと言ってもミッドウェー海戦で連合艦隊と激戦の末沈んだのじゃなくて、その後作られたエセックス級のほうね。

1942年から使われていた幾何学模様の部隊マークが終戦直前の1945年7月にアルファベットに変更されたのです。

 

ディティールなど、素性はとても良いAFVクラブのコルセア。1型から1D型まで全て再現出来るパーツも素晴らしいです。
車輪関係とデカールの不満で満足出来る完成品に出来ませんでしたが、これはリベンジしたいっす・・・

さいわい、2機入りのキット。
キットのダメなところは把握したので、次は使えるデカール調達してもう一機作るのです。

でもまあそろそろ、カーモデルに戻らなきゃですね・・・

 

(AFVクラブ 1/144 F4U-1Dコルセア VBF88 空母ヨークタウン搭載機 Aug.1945)
 

 


F4U-1D コルセア (2)

2019-05-06 | 1/144飛行機模型

10連休は映画観まくろうと思っていたら、観たい映画が全然無いというね、
まあキングダムもエンドゲームも観てみても良いんだけど混んでそうで躊躇。

結局観たのはこの一本でした。

「ギルティ」
デンマーク映画です。



上のチラシ見ての通り、評価高いので期待して観ました。
全編、警察署のオペレーター室内だけで進行するという斬新なスタイル。いや斬新と言いながら過去にもあったような気もするんですけどね、思い出せません。

緊急通報を受けて対応する警官が、ある通報に重大な事件の予感を感じて電話対応や同僚への指示だけで事件を解決しようと腐心しますが、やがて事件には思わぬ真相が・・・というお話です。

変化の少ない画面ながら音声による情報だけで刻々と状況が分かってきて緊張感のある映画です。
ただ、チラシにあるほど絶賛される映画かどうかは微妙ですけどね。
あえてオペレーター室以外の映像は無しにしたというのはすごいけど結果的には多少なり室内以外の映像があったほうが普通に面白く出来たと思いますけど・・

ラストは、ハッピーエンドというわけではないけどホッとする終わり方。ただ事件の深刻さやその後の展開を考えると重苦しい映画ではあります。

 

さて、前にちょっと取り上げたコルセアですが、いろいろあって完成が遅れてます。 


塗装は終わってます。


全面、グロス・シーブルーですので楽です。
前に作ったレベルの1/144コルセアも全面シーブルーに塗りましたがその際はクレオスの71番ミッドナイトブルーで塗りましたが、今見るとちょっと暗過ぎるので、今回は少し明るめに作り直して塗ってみました。
今はクレオスから新しい専用色(365番)が出ているのでそれを使えば良いのですが、この時代の色はまだまだ正解が怪しい気もするので、自分なりに納得出来れば良いかと思います。

ただこのキット、精度やモールドのキレイさは素晴らしいのに何だか納得できないパーツ構成でイライラします。

まずは何といってもこの尾輪。

尾輪と着艦フックが一体成型されているのは良いとして、取り付けタブからの距離を何とバリで繋いでます。
マジか・・・・・・・


いくらなんでもバリごと付けるわけにも行かないので、切り取れるだけ切り取りました。フックは切り捨てました。自作しましょう。
せめてタブにつながるロッド部分だけでも伸ばしてくれてたらバリなんか無くてもどうにかなるのにねえ、一体どう考えたらこういう構成になるのか。
それに、アーム間の隙間も抜いといて下さいよ・・・こんな狭い隙間をチマチマ抜くのは大変なんです。

白く塗ってあるのはインストの指示に従ったのですが、調べてみたら全面シーブルー塗装の場合は脚柱も機体色で塗られるのが普通だったみたいです。


こちらは主脚ですが、これもアームの隙間は抜いてありません。
三角アームなので別パーツにして前後方向の隙間も再現して欲しかったぐらいです・・・ここは抜こうにも厚みがあり過ぎるのでスルーです。


ホイールとタイヤの境界線はモールドも無く曖昧なのでうまく塗り分け出来ません。
ここは嘘でもモールド欲しいです。

あと、こうやって画像で見るとそうでもないんですが、主脚のタイヤから上のあたり、細過ぎます。
ランナーから切り取るだけでもここが折れそうになったし、作業中にちょっとでも力が加わると折れそうで怖い。
いちおう機体重が掛かるわけだし、リアリティーはともかく主脚が細過ぎるのはちょっと心配です。

前に作ったP-40Eでも尾輪を折ってしまったし、ここのキットは素材のせいもあってかちょっと脆い部分が多いですね・・・

白く塗ってあるのはインストに従ってですけどこの後塗り直して機体に取り付けてます。
ホイールは銀色が正しいみたいです。

機体への取り付けも、三角のくぼみに差し込む方式で向きも正確に出せるし強度もありそうで良いと思ったんですが、実際取り付けてみると三角のくぼみへの落とし込みが曖昧でちゃんと嵌っているのやら分かりにくくて無理に押し込もうとしても主脚の細さが禍して無理できない・・・

なんか、ストレスが溜まるキットです・・・

どうもここのキットは自分に相性良くない気がします。

 

実は、先のアルバトロスのキットを作り始めたのもこのキットにうんざりしてきたので乗り換えたんですね。
精度は高いしあれこれ至れり尽くせりのようでいて肝心なところで抜けている中華製キットと、昔ながらのアナログな構成ながら抑えるべきはしっかり抑えてストレス無く組めるチェコ製のキットとの違いを実感しました。

 

( AFVクラブ 1/144 F4U-1D コルセア )