43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ポルシェ、始めたのはいいけど…

2009-08-31 | PORSCHE 911GT1
日曜は衆議院選挙、夜は選挙特番ばかりでつまんないので出掛けてたんですが、F1ベルギーGPの生放送は録画してなくて、帰ってから地上波で見よう…と思ってたら、深夜まで選挙特番…さすがにスタート見るのが精一杯でしたorz

今のF1では数少ない面白いバトルが見れるスパですから期待してたんですけどね、フィジケラがなぜだか速かったのは驚き。
フェラーリ、ライコネンはカーズの使い方が板についてきた感じでしたね、1周目。パドエルは見納めかな?一貴…


さて、ようやく取り掛かろうと始めたポルシェ祭りアイテム、911GT1なんですが、早くも頓挫の危機ですよ。

とにかくボディーは塗ってデカール貼って窓貼って、内装は基本素組み、何も問題はなかろうと思ってたんですが、落とし穴はありました…

911GT1のホイールは、この頃流行っていたBBSの10本枝分かれメッシュなんですが、GT1用の特別なもので、前後輪とも外側いっぱいのところにメッシュ面が出てます。
上の画像は97年仕様ですが、96年も同じような感じ。98年は、厳密に言うとちょっと違います。



で、キットのパーツはと言うと、



前輪は取りあえず外側に付きますが、後輪は一段落ち込んだ所にしか乗らない…
ホイールは前後とも同じ径なのに、ご丁寧に後輪用のメッシュはひとまわり小さくなってるんですよ…。
オマケに、周囲はボルト止めするためのフランジのようになってます。これって、GT2のホイールの形状だよねえ?

しかも、恐るべきことに、この間違いが96年のマシンだけじゃなく、97年のも98年のも同じパーツがエッチングになっている…
当時は毎年発売していたんでしょ?前年の間違い、気にならなかったの?










あー、またしてもフランス人の大らかなキット作りに牧歌的な気分にさせていただきました。
延々と続くブドウ畑やアルプスの雄大な風景を見ていますと、小さい事に拘っている自分が、本当にちっぽけな存在に思えてきますねー  ┐(´ー`)┌



とゆーか、プロバンス、アホじゃねーの??

…ダメだ、日本人の私はそこまで大らかになれませんわ、いくらなんでもホイールは外観上の大きなポイントだし、かと言って自作できるパーツじゃないでしょ。
こうゆう問題があったとは、果たして発売時期にはどのように対応したのだろうと、古い雑誌などを探して見てみると、さすがにこのパーツを使って作った完成品の画像はなく、他社製のパーツを使って対処していたようです。
当時BBRからもGT1のキットが出ていたようですが、そちらはどうにか使えるパーツだったみたいです。

そう言えば、私もかつて同じようなホイールのキットを作っていたぞ?
で、見てみると


私が43始めたばかりの頃に作ったプロバンスのヴァイパー。
やや深リムのタイプで、2000年の仕様なので同じではありませんが、キットのパーツも少し改善されたのかな?
立体感はイマイチですがフランジ付いてないだけマシかな。でもスキマ開いてますね…。


こっちはBBRのR391。99年のマシンなので、それまでのものより良く出来てます。
プロバンスのエッチング・パーツはレジン製の押し型が付いていて、自分でプレス加工しなきゃいけないんですが(これが結構難しい)
BBRのは確かプレス加工済みのパーツでした。
このレベルなら文句ないんだが…。

当時はフジヤなどからディティール・アップ用のパーツが発売されていたようです。現在、こうゆうアフターパーツは入手が難しいようで、あっても価格的にちょっと折り合いがつきません。なんたって、3台分必要なのだ。

さあ、困りましたよ…。もう解決方法も見つからなくて、すっかりモチベーション低下です。
一番楽な解決方法は、ユーズドで安く売られているミニチャンプスあたりのミニカーを見つけてきてドナドナってとこですけど、GT1はさすがにそんなに安くは売られていない。
ビテスとかからも出てたりしますが、これがまたカタチが許せないレベルだし…もちろんミニチャンプスでも、エッチングのような繊細さはないですけれどね。

それに、ミニカーとは言えカタチある完成品から部品だけ取って捨ててしまうという行為は、心情的にやりたくない、ってのもあります。

ああ、どうしよう、困ったぞ?逃げてもいいですかあ?



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ロータス56B、完成

2009-08-23 | Lotus 56B


思えば、昨年の6月から作り始めて、途中で投げ出してもう完成はしないんだろうか?と思う時もありましたが、完璧なものを作ろうと頑張るのを止めて完成すればいいや、って気持ちで再開しましたら、多少の失敗も気にすることもなく進められて、ようやく完成へ漕ぎ着けました。

実車は、ガスタービン・エンジンを搭載しアメリカのインディなどで一応の成功を収めたロータス56をF1向けに改造したマシンで、ノンタイトル戦を含め数レースに投入されましたがF1特有のコーナーの多いレースには不向きだったようで、目立った成果は上げられずこの年のみで消えていきF1マシンとしては失敗作だったと言える車です。

ただ、F1界へ次々と新しいアイデアを持ち込んだロータスの生みの親、コーリン・チャップマンの意欲作として様々な名車と並んで語り継がれる存在でもあります。
また、F1にはアイデアだけではなかなかチャレンジできない敷居の高さもあって決勝レースまで走った珍車は意外と少ないもの。その中でティレルの6輪車、ブラバムのファン・カーに次ぐ珍しいマシンと言えるんじゃないでしょうか?

模型として見ても、レシプロ以外のエンジンを積んだF1マシンはほかにないだけに、エンジンまで再現して作るにはもってこいの素材。ウェッジの効いたノーズ、4輪駆動のため4本とも同サイズのタイヤ、ラジエターが不要のためF1特有の張り出しのないボディーなど外観にも特徴があり面白いんですが、やはりこのマシンを作るならエンジンですよ。
普段はスキルの問題もあってフルディティール・モデルは作らない私ですが、タメオからこのキットが発売されたので初めての挑戦となりました。

フルディティールは作らないと書きましたが、F1にはエンジンむき出しのマシンもたくさんあって、そうゆうのは作ったことがあるのでそれほど苦労もしないだろう…とたかをくくっていましたが、タメオのフル・ディティールはパーツの細かさなどが一段違います。正直言って自分のスキルでは全てのパーツを生かすことは出来ませんでした。
それでもやれるところまではやって、出来ないところは放置して進めても模型は完成します。
完璧ということは絶対にないはずだし、同じように全然ダメということも、絶対にないのです。







作っている途中は、自分にはフル・ディティールは向かない、もう作らない!なんて思い始めてましたが、今完成してみて、また作ってみたいと思えるようになりました。
人間、苦労した記憶は忘れてしまうものなんですかね。

目指したのはエンジンなどの内蔵物の精密さを表現しながらも、カウルを閉めたら隙間もキッチリ、スタイルばっちりの完成品でしたが、残念ながらノーズは常に調整して隙間が開かないように気をつけたつもりでしたが、最終的には隙間が出来てしまいました。
ボディー・カウルも最初は合っていたと思ったんだけど、メーターやエア・ダクトなどを取り付けて閉めてみると合わなくなりました。調整にも限界があるので、あくまでもオープン状態が完成形だと思い直すことにして、閉めた状態での美しさは諦めました…。

画像撮影の時はなるべく隙間が目立たないようにしておきましたが、放っておくとだんだんズレてきます…ピンなどを使って、ズレないような工夫をすべきだったかも知れませんね。
それも、高いスキルが要求されそうな作業なんですが…。







エンジンには特にディティール・アップはしていません。そもそもがシンプルな外観のエンジンなもので、それほどすることもないんです。

メーター裏の配線などは、実車はかなりゴチャゴチャしてますから正確に再現しようとするとこのサイズではうるさくなり過ぎだし無理もあるので、正確さは二の次で「それなり」に見えるように適当に線を這わせてます。

フロント・セクションはディテール・アップを途中で諦めました。フレームが邪魔して、作業しずらいもんでww

実は、まだエンジンを1基作れるだけのパーツが残っていて、降ろしたエンジンだけを展示できるようになっているんですが、今回は作りませんでした。
でも、もったいないのでそのうち作ってやろうと思ってます。



今回、自然光でも撮影してみました。板の上で撮ってるのがそうです。
普段は蛍光灯で撮ってるので、ちょっと雰囲気変えてみようと思いまして。
でも陰影が強くなり過ぎるので良し悪しですね。どうでしょうか?


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最後のパーツ

2009-08-19 | Lotus 56B

長々と作ってた56Bも、いよいよ最後のパーツの取り付けです。
ヘッドレストとサイドミラーを取り付けました。

ミラー・ステーは浅い溝に差し込むだけなので、強度に不安があります。こんな細いパーツなので強力に取り付けたとしても応力が加わると今度はカウルのほうから壊れそうなので、仕方ないです。
それにしても、長いステーだ…どう考えてもそのうち引っ掛けて壊しそう…

ポロッと取れたりしないように最初はエポキシ接着剤で付けましたが、はみ出して汚くなったのでいったん外して(この時、カウルの塗装まで剥げてしまった…)結局、瞬着で付けました。はみ出さないぐらいの少量で付けるんだったら、エポキシも瞬着も強度はそれほど変わりません。


砲弾型のミラー本体はアルミの挽き物。
ただ、鏡面の掘り込みはないので、金属線をリングにして貼り付けてあります。
鏡面を貼るのは止めました。いちおう、本体のミラー面を磨いてはあるけど、アルミって磨いてもあんまりキレイに光りませんね。

さてさて、全てのパーツが取り付け終わったので完成ということです。
でも結局、カウルがキチンと閉まらないので何だか完成した気分になれないですね…。
後日、一瞬でもキレイに組み上がった完成画像を何枚か撮って完成気分を味わうこととしましょうw


さあ、何となく秋の気配も感じられるようになってきましたし、そろそろ祭りネタを進めなきゃなりませんね。


取りあえず、ボディー塗装とデカール貼りまでやってみました。
すごく進んでるように見えるけど、ほかは手付かずですからw

まあ、プロバンスの作り方なんて余計な事しなきゃ塗って貼って組み立てておしまいですから、そうゆうノリで作っちゃおうかと。

とにかく96年から98年までの3台を並べるのが目標ですからね!
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BANDAI NISSAN R35 GT-R …and more

2009-08-15 | 模型

2007年のスーパーGTシリーズのキット化は何だったんだろう。2車種をチーム違いで数種類発売したものの後発はなく、その後出てきたのがこのR35GT-Rと、ハコスカGT-Rの塗装済みキット。

スーパーGTのシリーズを細々とでも継続的に、改善しながら続けてくれるほうが良かったんだけどなあ…あまり評判良くなかったのか、今度は市販車のキットです。
当時R35(実車)が発売されたばかりでGT-Rの人気に便乗しようという企画だったのだろうけど、ダイキャストミニカーも存在するのに需要あるんだろうか?と不思議にも思えました。

まあ価格的に多少有利なのかも知れませんが、組み立てる楽しみが残っている、というのが狙いなのでもありましょう。
とは言え、塗装も含めて模型作りの楽しみだと考えている自分らにとってはむしろ楽しみを減らされてるようにしか思えないんですが、ごく一般の人にとっては「プラモデルぐらい作れるけど、塗装はちょっとなー。」と言うのが多いでしょうから、仕方ない事かも知れませんね。

今回はR35はロードバージョンのみ、ハコスカのほうはカタチがそんなに違わないこともあり、レース仕様もあります。
私は普通のロードカーというのは滅多に作らないし、ハコスカのほうも好きな2ドアじゃなくて4ドアのほうなので、どちらも買うつもりはなかったんですが、たまたま安く売りに出てるのを見つけて、つい買ってしまいました。

スーパーGTでも塗装やマーキングの仕上がりはともかく、キットのモールドや精度の高さには驚いたんですが、今回のはさらに上を行ってます。


透明プラのボディーはウィンドウもライトも一体形成、お陰で窓とボディーのフィットは問題なし(当たり前w)
この方式、自分も以前思いついたことがあって、こうすれば窓の接着で苦労することもないのになあ、と考えたんですが、飛行機のキャノピーとか、オープンカーのフロントピラーが窓と一体になってるとか、似たようなことは昔からありましたよね。
キットの低コスト化のためにも、これから主流になってもいいんじゃないかと思える方法です。ただし、塗装に際してはマスキングなど面倒になりますが。


塗装は美しいし、ライトは裏からメッキパーツがはめ込まれてなかなかリアルです。
レジンキットなどでこれだけの仕上げにしようと思ったら、そりゃもう大変な労力と神経が必要…何はともあれ、ありがたいです。


ただし、塗装はモールドの奥まで塗れていません…裏も塗ってないので、向こうが透けて見えちゃいます。まあ、裏を塗れば済むことですが。
あと、窓裏の黒枠塗りもちょっと乱れてますね、タッチアップが必要です。


各パーツのキャスティング、スーパーGTの時に比べても格段に良くなってる気がします。


ステアリングもモールドなんて…ちょっと前の1/24並みでしょ?私が知ってる43キットって、こんなんじゃないw


スーパーGTでは普段見えない部分(シャーシ裏・サスアーム等)に関しては全く無視されてましたが、こちらはちゃんと精密なモールドが施されてます。
足回りは、スーパーGTは前後シャフト固定でしたが、こちらは独立懸架で、簡単ながらWウィッシュボーン、ストラットもあります。フロントはステアも出来ます。


ブレーキ・ディスクやキャリパーも、こんだけ再現してくれてれば文句ありません。
金属パーツを使いたいところだけど、このモールドに勝てる気がしないw


タイヤは合成ゴム製、相変わらずテカテカした質感で、経年変化とか心配なんだけど造形に関しては全然リアルじゃなかったスーパーGTのよりも格段に良くなってます。
なぜかパターンが違うのが2セット入ってるんですけど、メーカーオプション?
パターン違うといっても良く見ないと区別つかないくらいだし、ここまでこだわる必要あるのかな?

という訳で、良いキットではあります。ありますが、これ作って楽しいのかな?
R35好きな人には簡単に好きなクルマの模型が作れていいかも知れないけど、模型好きには物足りないですよ。
接着剤さえ不要でパチパチ組めちゃいますから、仮組みしたらもう完成と同じですよ?
良いキットが発売されても、自分には合わないという悲しさ…

で、結局コレを素材にどう料理しようかと考えちゃう訳ですw
さて、どうしちゃってくれよう?


ところで、またまた飛行機で申し訳ないんですが、こんなのも買って見ました。


タカラトミーの「技MIX」(ギミックス)という商品、1/144のやはり塗装済組立キットです。


各パーツに丁寧な迷彩塗装・適度な墨入れが施してあります。
内装やブレーキに塗装してないバンダイのキットより、はるかに親切…


塗装済みキットというのは、飛行機模型では以前からありましたが、これのクオリティーの高さはちょっと別世界。モールドの繊細さも違うし、1/144では無視することがお約束のコーション・データまでびっしり印刷されています。
もう、こんなの見たらキットを一から作る気力なくなる…


フィギァーまで、リアルに再現…この人、背中までちゃんとモールドされてますよ…

飛行機模型はクルマ模型より需要が高いので、こういった商品もクルマ模型より先行してどんどん出てきます。
キットも上質なものがどんどん出てますが、食玩とか、半完成品のほうも進歩が著しい。
こうゆうのを見てると模型の世界の先行きというか、楽しみ方がだんだん変わってゆくのかなと想像してしまいます。
自分は相変わらず古いタイプの人間で、昔は良かったなんて思っちゃいますけど、良い商品、親切な商品が増えることは良いことなんでしょうね。

昔のキットを楽しみつつ、新しい世界も受け入れてみる。
世の中を楽しむコツなのかも知れません。






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ウインドー・シールド

2009-08-14 | Lotus 56B

風防ですね、43のお約束でバキューム・パーツになっています。

黄変している……いえ、違います、こうゆう色で正解です。ちゃんと色付きになってます。しかも2個あります。ありがたや ありがたや。

しかし、バキューム・パーツは実は苦手。貼るのも難しいけどそれ以前にキレイに切り出すのが大変。最後にこの作業があると思うだけでモチベーションが低下してしまうんですよ…。

しかし、こんなものは完璧にやろうと思うから気が重くなる。しょせん模型、付いてればいいんじゃない?ぐらいの気持ちで適当に済ませるつもりでかかれば、何ということもない。

などと気持ちを前向きに持ってハサミでサクサク切り出していく。
切り取り線は曖昧であてにならないし、カタチがこんなだとハサミも思うように切れない。

一個目は思わぬ切れ込みを入れてしまい、あえなくボツ…

(((( ;゜Д゜)))アワワワワワワワ

2個目でどうにか切り出せました。(助かった…)


接着剤は何を使おうか迷いましたが、結局いつも通り透明エポキシです。瞬着は汚れやすいし、SUなどの弾性接着剤は接着強度がイマイチ。
光硬化式の接着剤があるそうだけど、未だ買っていません…

でもまあ、箱車の窓貼るよりは簡単だったかも。すり合わせさえキッチリやっておけば、あとは外側からテープを貼っておけばフィットします…
私のはよく見ると隙間が開いてたりしてイマイチですが、とにかく貼り付けまで出来ちゃえばいいですよ。もうやり直しも出来ないし、遠目で見れば何とか見れる!


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)



 
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ドロドロ~

2009-08-12 | Lotus 56B

溶けたわけではありません。ゾル攻撃ですw

カウルオープン・モデルということで、カウル裏側は艶消し黒を吹こうと思ったんですが、穴だらけだしデコボコも多くてマスキングテープで覆うのは難しい、ってことで、全面ゾルで覆いました。
しかし、こうゆう使い方してると早くなくなる…モデラーズのマスクゾル、調達考えないといけません。


最初はエナメル塗料で塗っておこうと考えてましたが、ちゃんとマスキングしちゃえばラッカーでも問題は起きないだろ、って事で、ラッカーで艶消し黒吹き付けました。
研ぎ出しも終わって、あとはエクステリア取り付ければ完成ってとこです。


ところで、今更ですがこんなの買ってみました。


バンダイ1/43 NISSAN GT-R R35

私はスカイラインにもR35にもさほど思い入れもないんですが、バンダイがひっそりと1/43模型を展開してるのを無視するのも忍びなく、安く買えたので入手してみましたw

例によってスナップ・キットで、接着剤なしでどんどん組めます。
画像は取りあえずボディーとシャーシを合わせてタイヤ付けてみた状態。
精度は素晴らしく、スナップ方式とは言えかつてのタミヤなんかと比べたら全然違います。差込ダボも工夫してあって、はめ込むというよりも精度が高いので収まるところへ収まったらもう外れない、という感じですよ。
キットの構造も以前のスーパーGTシリーズとは一歩進んだ印象で、ほぼ1/24クラスのキットと同様の組み立て方法となっています。
画像のように、ステアリングも出来ます。

後日詳しく紹介したいと思いますが、色んな意味で嬉しくなるようなキットです。最近は飛行機のプラモ作ったりしてすっかりプラモ派になりつつありますが、近頃のプラキットのパーツ精度、高過ぎます。
これだけの精度の43カーモデルのキットが、年に数点でもいいから日本で発売されたら43の世界も賑やかになっていいと思うんですけどねえ~


しかし、塗装済みは余計w 塗り直すwww
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スピナー

2009-08-05 | Lotus 56B

先日、タイヤを取り付けたんですけどスピナーを付けるのを忘れてた;;
センターピンを差し込む前に付けて置かなければいけなかったのに、センターピンをアップライトに刺してから、そこにホイールを合わせて接着しちゃったのだ。
この方法は一番簡単にホイールを固定できると思ったんだけど、センターピンの外側からホイールを付けられるのって何だかおかしいとは思ったんだけど…
実はホイールにスピナーを取り付けて、その外側からピンを刺すのが正解でした。

センターピンの外側からスピナーは付けられないので、最初はスピナーの穴を大きくして無理矢理…とも思ってやってみたんだけど、キレイに穴を大きく出来なくて、パーツがグダグダになり始めたので、やり直すしかないってことで、接着したホイールをもぎ取って何とか直せました。

かなり無理をしたので、スピナーもピンもだいぶ痛んでしまいましたが…
もう、こんなんばっかり… (´・ω・`)


遅々として進まないカーモデルですけど、飛行機のほうは色々作ってます。


< ホーカー・ハリケーンMk-1  フィンランド空軍 >

大戦機の単発レシプロってホント小さくてカワイイ。たくさん作って並べたくなります。
ハリケーンはイギリス機ですけど、フィンランド空軍に供給された機体は独特のカラーリングでカッコイイです。
色は適当に塗ってますが。



< 流星改 魚雷搭載 >

これ、何年か前に初めて作った1/144飛行機模型。
いい加減な出来のまま放置してあって、その間にプロペラが何度も折れたりしましたが直しながら生き残っていたので、今回機銃付けたりアンテナ線張ったりビトー管付けたりして仕上げました。
ついでに魚雷を自作して、抱えさせてやりました。
逆ガルウイングの美しい機体にデカイ魚雷が迫力!って自画自賛w
考証は無視して勝手に作ってます。
お気楽なモデリングも楽しい~
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タイヤが付いてます

2009-08-02 | Lotus 56B

いつの間にか8月じゃないですか!
先月は全然模型の進捗もなく…
見た目あんまり変わってないけど、ちょこっとでも更新しなくちゃですね。

タイヤの取り付けは、F1マシンのキットを作る場合メイン・イベントになりますが、何のこともなくすんなり取り付けできました。
しかし、佇まいが何だかF1に見えませんね…
4WDですから、前後輪とも同じタイヤ径、同じグリップ力(つまり幅)でなきゃいけませんから、何だか乗用車みたいなバランスになってます。
まあ、こうゆう変わりモノF1も面白いじゃないですか。

さてさて現在のF1では、ミハエル・シューマッハの電撃復帰で大盛り上がりですね。
名ドライバーの復帰というのは過去に何度もありますけど、シューの場合はじゅうぶんやり遂げて引退したような印象がありますから、マッサのアクシデントの影響とはいえ普通3rdドライバーが控えているのにいきなりシュー御大の登場とは…
冗談で友人と話してたら翌日現実になってビックリでしたよ。

早速メタポ化した上半身裸の画像が引っ張り出されたりして疑問視する声も聞こえてきますが、結果はともかくライコネンと同じクルマでどっちが速いの?とか、ハミルトンとの新旧王者対決とか、快進撃中のかつての名コンビ、ロス・ブラウン率いるチームとの対決とか、興味は尽きませんねえ…

フェラーリも速さを取り戻してきたし、あれだけ速かったブラウンもこの先ポイントを楽に稼げる状況じゃなくなってきたので、何だか急にF1が面白くなってきた印象ですよ。

色んな時代のF1マシンを作って楽しんでる身の上ですので、なんと言っても肝心のF1レースそのものが面白くなくちゃ。
ゴタゴタ続きだったり、ブラウン独走でつまんないなんて言われてる今年のシーズンも、終わってみたら印象的なシーズンだったと思えたらまた模型も楽しくなるしいいんじゃないでしょうかね?


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)
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