43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

謹賀新年&完成画像

2024-01-04 | AC Cobra289

あけましておめでとうございます。旧年中は更新をさぼってしまいすみませんでした。

完成画像撮らなきゃなあと思いながら手が動かないでいるところで止まってしまってました。

昨年唯一の完成したモデルカーであります、モノグラムのACコブラ289です。

フルディティールの気合が入ったキットです。エッチングパーツも豊富にあって、要所要所を引き締めてくれてます。いろいろ振り返っておきます。

前後のエンブレムもエッチング、サイズ的には1/43で正確なのかも知れないけど模型的にはもう一回り大きくても良かったかな。ちなみにリアに貼るエンブレムは落っことしたら二度と見つかりませんでしたので丸く切り抜いたメタルシール貼っておきました。

グリルの格子もエッチング。立体感無いけど43的にはOK

ナンバープレートもエッチング。車名プレートになってますがイケてます。

ハンドルのスポーク、メーターパネルもエッチング。ダッシュ上に立つバックミラーもエッチングですが、これはペラペラ過ぎて置き換えたかったけどモチベ続きませんでした・・・

エンジンも再現。簡単ながらあるだけで満足。ボンネットのヒンジは自作しましたがラジエターを大きく切り欠かなければならなかったのは残念、でもほかに方法は無かったな。

コブラだとこんな風に広角レンズで撮影すると迫力あってそれっぽいんですけどね、ピントが浅くなり過ぎてリアルに見えないのが残念。

という訳で、以下の完成画像は望遠レンズで撮ってますが解像度が落ちるのでやはり残念画像ですが・・・

画質悪い以前に、研ぎ出しやクリーンアップが雑なのでお恥ずかしい完成ですが、画像クリックで拡大いたします。

改めて完成画像見ますと不満点だらけですが、これで良いのだの精神で次も作りますね。

PS 震災お見舞い申し上げます。私のとこもかなり揺れましたがこちらは大丈夫でした。

 


完成と再生

2023-09-25 | AC Cobra289

コブラは、ほぼ完成間近。

あとエンブレムやら、足りないものを付けたら完成です。

次回には完成画像アップできるかも。

 

そして、修理案件。

ずいぶん前に作ったマクラーレンMP4/22です。

ステアリングが取れかけていたので付け直そうと思ったら付け根(普通のクルマのダッシュボードに当たる部分)ごと取れてしまいました。

ノーズ内部に接着しなきゃいけないので上下分解したら、あちこちバラバラになりました。

リアのアップライトやウイングはシャーシ側に固定なんですがプッシュ・ロッドやウイングのセンターステーはボディー側と連結しているので、嫌でも外さないと上下分解できんのです。

ついでにフロントの左タイヤもグラグラしていたので外しました。あちこち接着が甘かったようです。

繋ぎ目とか接着の痕が傷んでしまったけど、元に戻せないことは無いでしょう。

これ、修理が済んだらどなたかに譲ろうかなと思ってます。そのつもりで引っ張り出してきた訳で。オクに出したら売れるんかな。

ぼちぼち、過去に作った完成品を整理して行こうかなと思う訳です。

大事に持っていてもいつかゴミになる日が来るし、需要があるならば・・・ですけど

もしオクとかメルカリで見覚えのあるガラクタを見かけたらよろしくお願いします。

 


ディテール / ACコブラ289

2023-08-25 | AC Cobra289

ACコブラです。

裏面終了

排気管は後方2本出しの上品なやつ。サイドマフラーなんて野蛮なクルマじゃありません、289は427に比べたらずっと上品なスポーツカーなのですよ。
(とは言え、実際にはマッチョな427より速く走れるスパルタンなクルマらしいですけどね、実車のことはよく分かりません。)

エンジンもフロントアクスルよりも後方に積んであります、これこそ本物のフロント・ミッドシップ!
オイルパンだかオイルクーラーだか分かりませんが底に取り付けました。

フロントのクロスメンバーに開けた穴は台座固定用、ここはネジではなくピンを差し込むだけです。後方のボルトで留めた時に車体が回転しないようにするためだけのもの。

せっかくの完全再現の裏面なのに、ナットやらネジ穴やらピン穴で台無し・・
まあ、43カーモデルはレジン/メタルキットのメソッドで作ってますんで私の中では全然OKなのです。

塗装が終わって上下合体、ほぼほぼ完成に近づいたと思われるかも知れませんが・・・

ここまでは序章の序章で、カーモデルはここからのディテール作業で完成度が決まってしまいます。

(実車画像)

バンパー、グリル、ライト、エンブレム、ホイール、スピナー、ボンネット・ラッチ、ワイパー、フロント・スクリーンetc・・・・
いつものことですが全て自作するか何かしら加工が必要です。

まずボンネットのラッチ。
(実車画像)

ボンネット後方に付いているレバーのことですが、上の画像だと結構高さがあります。

キットはエッチングパーツで

これをボンネットに貼り付けろと指示されてますが高さが欲しい。穴を開けて線を通そうかと思ったけど小さ過ぎて無理―、、貴重な0.1mmのドリル刃を折ってしまいました。

何かジャンクに良いパーツ無いかなと探していたら、ボンピンか何かのパーツ

ちょっと形は違うけど穴も開いていてちょうど良いので線を通してみました。使えるかな?

ボンネットはキッチリ閉まって逆さまにしても開かないので、開ける時にラッチを引っ張ることになるので強度が心配でしたが、怪我の功名と言いますか、
ボンネットのヒンジが内部のラジエターと干渉するので、ノーズをちょっと指で押すとボンネットがポコッと開いてくれるので、ラッチを引っ張る必要が無くなりましたよ。

シャーシ側とボディー側の固定はテールのネジだけで、ノーズ側は多少の遊びがあるお陰です。

ここまで、やることなすこと良い結果に、ジャンクから使えそうなパーツも見つかるし良いことばかり。

好事魔多しと申しますか、こういう時って最後に絶対悲惨な結果になるような気がするので、気を引き締めて参りましょう。

(なんか最近、文章が爺臭くなってきた気がする―、こういうのオジサン構文で言うんですかね?良く分からんけどもうオジサン通り越して爺さんなので悪しからず)

 

いにしえの自作パーツの作り方

延ばしランナーの先をライターで炙って丸めて、リベット形状に

ガンダムマーカーのメッキシルバーで頭を塗ればリベットぽくなります

別に、この車にリベット打つ箇所は無いんですが・・・・

ヘッドライトのバルブに使いましたとさ。

フロントグリルはエッチングです。ここは立体的に縦桟横桟で組みたいとこですけど私のスキルでは無理。これで良いではないですか。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 


ACコブラ /上下合体

2023-08-14 | AC Cobra289

コブラですが、

塗装を終えてボンネットを合わせてみたら、塗膜の厚みで全然はまらない~

カーモデルあるある~

仕方が無いのでボンネットの縁を削ってひと回り小さくします・・・。
ボディー側の一段低くなってるところも削ってより低くしておきます。

削ったところはタッチアップ。ボンネットを閉じた時に見える部分の塗膜は傷つけないよう注意しましたが、断面部分も少しは見えるので完璧とまでは行きません。この期に及んで塗膜を削るような荒療治は普通しません、全塗装やり直すのが正解なんですけどねー、、、

実は今回クリアーコート無し研ぎ出し無しで行こうと思っていたんですが、ソリッドカラーでなく色付きクリアーの塗膜はコンパウンドで磨くだけでも色が落ちてムラになるので、とりあえず薄くクリアーで仕上げてコンパウンドで最後の艶出しをすることにしました。

今度こそ塗装全て終わったので、内装のバスタブを接着。バスタブと言ってもドア内張りは無いんですけどね。
当たり前だけど、ピタッと合います。前後のバルクヘッドの上辺に接着剤を付けて貼るだけで簡単に固定できます。
プラモデルの精度はありがたい・・・

メタル/レジンキットばかり作っていると合わないのが当たり前なのでプラモデルの当たり前のことがとても嬉しく感じます。

ボンネットをヒンジに接着してパカパカ~

/

閉じてもピッタリ。

ヒンジとボンネットは瞬着で仮組み後、エポキシ接着剤でガッチリ固めて艶消し黒で塗り込めます。

おそらく43界で最も見苦しいヒンジの取り付けです~強度も心配です~
でも今のところスムーズに開いて止まるしキチンと閉まります。壊さないように大事に扱いましょう・・・

エンジンが入ってもちゃんと開いて閉まって干渉も無しです。ううーカッコイイ

さてエンジンが載ってるシャーシ部分ですがバスタブの底にシャーシ・フレームを接着することで固定される仕組みらしいですが・・・

普段、レジン/メタル・キットなんぞばっかり作ってますってえと、シャーシはネジ留めしたくなりますwww

レジン・キットと違ってボディーはがらんどうでネジを打つところが無いので

エポパテでテール内側を埋めてしまいます。

シャーシ側、燃料タンク?の所にネジ穴開けて

六角ナットは台座固定用です。端っこ過ぎるけど、エンジンやプロペラ・シャフトまで再現されているこのキット、燃料タンク底しかナットを埋める場所がありゃしません。

いちおう六角形の穴を開けてナットをはめ込んで、ボルトと共回りしないようにしていますが、瞬着で固定してるだけなので心配が残ります。
気休めですがエポキシ接着剤で補強しておこうかな。

いずれにしてもここまで完成に近づいてからやる作業じゃありませんなあ。何度もボディーとシャーシを付けたり外したりしてるので、エッジの塗膜が欠けたりしちゃいます。
またタッチアップだよ・・・トホホ・・・

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

映画
「リボルバー・リリー」

明治末期の伝説の殺し屋、小曽根百合(綾瀬はるか)

引退して10年以上経つが、縁あって帝国陸軍の機関に追われる少年を守ることになり、再び銃を手にする・・・

って感じですかね、まあストーリーはさほど重要でなく、ひたすら強過ぎる女ガンマンの奮闘を堪能する映画ですね。

いわゆるガンカタってやつで、ひとりで何十人ものガンマン(この映画の場合陸軍兵)と撃ち合っても絶対やられないしこっちの弾はガンガン当たる。
そりゃまあ、動き回ってればなかなか弾は当たらないものだし、正確に撃てば全ての弾が当たっても良いんですけどね、この映画はもうファンタジーレベルですね。

明治~昭和初期が舞台ですかね、そういう時代感も楽しいし軍隊が悪の組織みたいなのも良かろう、ただ映画としては物足りないなー

ガンカタ・アクションが荒唐無稽なレベルなので映画全体をもっと荒唐無稽に振り切るか、コメディー要素を入れるか
そうだな、この系統だとどうしてもタランティーノ作品ぐらい振り切ってるのを期待しちゃうんだよねー
逆に、ガンカタ要素控えめにしてシリアスに振っても良いし、ストーリーに凝るとか

面白くなる要素満載なだけに、ちょっと惜しいなと感じる映画でした。

正統派アクション映画が好きな人にはちょうど良いのかも知れません。

綾瀬はるかのほかにもシシドカフカ、古川琴音の女性陣は魅力的で良かったです。これ大事ねー


サイドルーバー再生

2023-07-30 | AC Cobra289

コブラです。

サイドのルーバーのモールドを取っ払って大穴開けちゃったので、どうにかして再生しなきゃならん。

ルーバーはいつもだけど、どうやって抜け感出すようにしたもんか悩む。
モールドを掘り下げて抜くという方法もあるけど、今回は1から再生の苦行。
今どきなら3Dプリンタで再現とか、金属板で枠を作って金属板のルーバーを並べてはんだ付けとか色々妄想はするけど、そんなスキルも無く手は止まったまま

出来ないことはいつまで逡巡してても出来るようにはならないだろうってことで、もう直接金属板をボディー裏側から貼り付けていく方法しか無理、ってことで

エポパテを内側に盛って、固まる前に金属板の羽根を差し込んで並べて行きます。

微調整をしつつ、きれいに並んだら瞬着で固定します。

ここから後はもう塗装後の画像ですが、

強度を出すため下側はさらにエポキシ接着剤で補強。

ルーバーはホント難しい。キレイに並んだと思ったのに、良く見るとガタガタ・・・・

接着剤のはみ出しも酷いが、こうやって斜め後ろから見た時の抜け感はうれしい。

なんか埃の糸くずみたいなのが・・・気にしません

羽根の角度が・・・・気にしません。

あくまでもこれは1/43スケールの模型です、離れて見れば気にならないと思いたいが・・・・

隙間も不均等だし、前傾角度も足りないような気がするし。

まあしかし、ここは上手く出来ないのは織り込み済みですわ。中が暗くなればもう少し目立たなくなるでしょうと言うことでやり直しはしません。

そこそこ満足してましたが、次の問題が・・・・

シャーシ側のバルクヘッドがルーバーの内側と干渉しそうな位置にあるやん。

試しに組んでみようと思ったけど・・・ルーバーがバキバキと壊れそうなので止めておきます。

このルーバー、エンジンルームの熱気を逃すためじゃなくてタイヤハウス内の熱気を逃すための物っぽい(ハッキリとは分かりませんが)ので、バルクヘッドで塞がれるのは変でもあります。バルクヘッドのほうを切り欠いて干渉しないようにしておきましょう。

あ、ボディーカラーですがルーバーの塗装もあって、少し研いだ後にさらに上塗りしました。クリアーレッドに黒少々で上塗りしてるんですがずいぶん濃い色になりました。もはや下地のメタリックはほとんど見えないくらい。
理想の色になりました。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

7月に観た映画

「1秒先の彼」

昨年だったか、「1秒先の彼女」という台湾映画が公開され観に行きたかったんですがタイミングが合わず観れず、その後配信とかでも観れてないんですが、これはその日本リメイクです。
男女を入れ替えてリメイクしたそうで、脚本はクドカンです。

何をやるにもみんなより1秒早いせっかち君の主人公・ハジメ。イケメンですが性格に問題があり彼女が出来ませんが、路上ミュージシャンの女の子と良い感じになります。

郵便局の窓口で働いていますが、いつも切手を1枚だけ買いに来る地味な女の子レイカ。

実はひそかにハジメくんを想っています。
レイカは何をやるにも人より1秒遅いのんびり屋さんで、写真を撮るのが趣味ですがいつもシャッターチャンスを逃します。

この二人に、ある日奇跡が起こります。

台湾版の宣伝文句だけで1秒のズレからドラマが起こるSFかと思ってましたが、そういうタイムトラベル的なSFでは無く、でも奇跡はSF的なやつが起こりますが・・・
オリジナルの男女を逆に入れ替えたのは正解だったようです。レビューによれば男が女を片恋慕してる場合、奇跡の間に起こることが割とヤバい感じになるっぽいですw

全体的にはラブコメです。京都を舞台にドタバタや恋愛模様が繰り広げられますが、クドカンの脚本が醸し出す前半のテンポ良く多めのセリフも京都弁が粋な感じで全然退屈しません。逆に後半ののんびりとした空気感も心地良いです。
今年観た映画の中でもかなり好きなほうです。

 

「交換ウソ日記」

タイトルからしてバリバリのスイーツ映画で、普通なら私はパスするところですがレビューの評判がやたらと良いので気になって観てみました。

友人宛の告白メモを勘違いして受け取った主人公が、勘違いと分かっても言い出すことが出来ず交換日記を続けるうちに、ほかの友人も巻き込みグループ交際のようになるがリアルでは別の関係性になり・・・・


と、まあ本当バリバリの恋愛スイーツ映画。行き違いから友人と仲が悪くなったりもしますがすぐ仲直りしたり基本的に悪い人は出てきませんし、驚く事件も鬱な展開も無く予定調和のようなハッピーエンドで安心して観れます。

正直、自分には物足りない映画ですがここまで徹底的にほんわかスイーツ極めてくれると逆に清々しくもあります。
映画の作りも丁寧で、ツッコミどころには事欠きませんがギリギリ納得せざるを得ない範囲で話が成立してるので不満感も無い。

あまり有名な女優さん俳優さんも出ていませんが、最初それほど魅力的でも無かった主人公たちが観終わる頃には可愛く見えてくる不思議。

さすがに60のオッサンは映画館の出入りもこっ恥ずかしくなるレベルでしたが、観て良かった映画です。

 

「セールス・ガールの考現学」

たぶん、初めて観るモンゴル映画です。

モンゴルとは言え遊牧民がテント生活するとか馬賊が闊歩するわけでなく、首都ウランバートルの現代が舞台で、アダルトショップでひょんなことでアルバイトすることになった女の子の青春映画です。

地味で親の希望通りに大学で原子力工学を学ぶ主人公ですが、アルバイト先のショップのオーナーに毎日売上金を届けるうちに、このロシア系の中年女性のオーナーとの交流で少しずつ大人として女として成長してゆきます。

ウランバートルはそれなりに都会で、映画の作りも現代的でロックミュージックの劇伴でモンゴル映画を観ているという実感は薄いです。韓国映画と言われてもそうかなと思ってしまうぐらい。
モンゴル語は中国語とは違って聞こえるし、ロシア語で話す人も多かったりするのが少し異国情緒を感じるぐらいかな、
映画は下ネタも多いですが発展国のパワーみたいなものを感じて、ああ日本はそのうちどんどん抜かされておいて行かれるんじゃないかなと、色んな意味で感じました。

主人公の女の子の成長ぶりも見事で、冴えない地味ッ子が最後はとてもチャーミングで素敵になります。初めてボーイフレンドと結ばれるシーンはアクシデントで台無しになりますが、幸福感で笑いが止まりませんでした。

是非、たくさんの人に観てもらいたい映画でした。

毎年7月は夏休み映画が増えるせいもあって観る本数減りますが、今年は良い映画に出会えました。


ACコブラ289塗装

2023-07-04 | AC Cobra289

このブログ的には本題の43模型ですが、ACコブラ289

ボディーカラーを何色にしようかと迷っていて、青以外で濃色系でと考えていて、実車画像で見かけたマルーンが良いなあと思ったんですが、クレオスのマルーンがどうもイメージと違う。

多少メタリックを入れたら良いのかなと思ってシルバーを混ぜてみまして

思った以上に明るいピンクみたいな色になっちゃって、こりゃあ、やらかしちゃった感ありありなんですが・・・

塗り重ねれば少しマシになるかなと塗り進めて、濃くはなったんだけどまだ足りないのでクリアーレッドでコートしたらどうかなとボンネットで試してみたのが下の図

これも求めていた色とは違うんだけど、いい加減どうでも良くなってきた

そんな感じで今こんな色。

途中で色々混ぜてたのでもう訳分かんないけどキャンディーレッドみたいな色になりました。

マルーンという色、マロン色つまり栗色ってことですけど赤茶から紫っぽいのまで見え方が色々で、イマイチ自分の中でもイメージが固定していないのが分かりました。

フェアレディ―240ZGのオプションカラーとして有名ですね。新型のZにもマルーンのパール色があるのですが、ソリッドのマルーンとは全然違う黒っぽい色。メタリック系を混ぜると明るくなり過ぎるので黒寄りの発色に変えてるんでしょうか。色々難しそうな色です。

さて、予定とは違うけど偶然出来たキャンディーレッドがまあまあ気に入ったので塗りは終了、と言いたいところですが

途中でサイドルーバーが塗料で埋まりかけたので思い切って抜いてしまった。
これでルーバー自作と言う高いハードル作ってしまった・・・後先考えずやっちゃうバカです。トホホ

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

6月に観た映画

「渇水」

生田斗真と磯村勇斗演じる二人の水道局員と、育児放棄された姉妹との物語。

水道料金を払えない家の水道は止めるしかない。葛藤を感じながらも何も出来ずにいる二人だが、彼女らの母親は家を出たままほとんど帰らず、頼みの綱の公園の水も渇水のため止めることに。事態が悪化するにつれやがてある行動に打って出る。

原作は80年代?ぐらいかと思いますが現代を舞台にしているもんでやや不自然なストーリー展開です。
今なら児童虐待は即通報、即対応が原則ですもんね。公務員の立場で何もできない、逆に水止めて追い詰めてしまうは有り得ないでしょう。
渇水・猛暑に見舞われた群馬県のある町を舞台にしていますが、どこか今の日本ではない、お伽話のような非現実感が漂います。
何でもかんでも水に例えて話をするのも映画だと不自然。ナレーションとかで水の話を引用するなら良いんだけどね。

でもまあ話は面白かったし姉妹役の二人も可愛かったので良かったです。

 

「波紋」

主人公の普通の家庭の普通の主婦(筒井真理子)は潔癖症。
ある日旦那が失踪し、息子(磯村勇斗)も進学で家を出て以来遠くに住んでいて一人暮らし。

新興宗教にのめり込んで清く正しく生きようとしますが、失踪していた旦那が帰ってきて家でゴロゴロ、しかもがんになったので手術代を出してくれと言う。
息子は久々に帰省したと思ったら障碍者の婚約者を連れてきて面白くない。

きれいごとを言っていても彼女の心の中はドロドロ、やがて周りの人間とぶつかり始める。

波紋というタイトルは、自らの我儘な価値観で周囲の人を不快にさせやがて自分に仇となって返ってくる、というような意味でしようか?
ブラックユーモアでもあり、愛憎劇でもあり、面白かったです。

 

「最後まで行く」

岡田准一演じる刑事はある夜、チンピラ(磯村勇斗)を自動車で撥ねてしまう。

磯村・・・出過ぎだろw

その死体を巡るドタバタ劇です。どうにか死体を処分したい刑事、その死体を必要とする監察官、本部長やヤクザの親分など裏で悪さをしている奴らが入り乱れて大騒ぎ。


韓国映画のリメイクで、フランスや中国でもリメイクされる人気コンテンツのようです。

さすがに次から次へとハラハラドキドキ、隙間無く面白いです。終盤のケンカシーン以外は大満足でした。
ただやはり韓国原作の映画のせいか、どこか日本人の価値観とはズレてるところがありそこはちょっと気になったけど。

 

あと、これは4月公開でずいぶん前に観た映画ですけど、後編はまだ観てないのでまた改めて書くつもりですが

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編・運命」

もちろん、磯村勇斗出てます!w

前作では割と重要な役どころだったのですが、今回はちょっとだけの出演です。

磯村勇斗と言えば大好きな映画「恋は雨上がりのように」で初めて認識した俳優さんだったのですが、売れっ子になったものです。好きな俳優さんです。

 

あとこれも観たのですが

これには磯村勇斗出てませんでしたので、次の機会にw

 


ディテール・アップ

2023-05-05 | AC Cobra289

前回なんだかんだと苦労してたボンネットのヒンジ、

取り付け位置を変えて最初からやり直したらボディーに干渉することなく開くようになりました。

ちょっと、持ち上がり過ぎで不自然ではありますが、まあ干渉するよりは良い。

いつまで経っても塗装に進めないので、下拵えもそこそこにサフ吹いてしまいます。

実車はセパレート式のルーフを取り付けるピンがコクピット後方にぐるっと生えているので、再現しましょう。
ディテール・アップはなるべくやらない方針でしたが目立つ特徴でもありますからね。

バランス良く穴の位置を決めるのはなかなか難しい。鉛筆で下書きしてマジックペンでチョンチョンと上書きして下書きを消しゴムで消してバランスを見てみる。バランスの狂いを修正してピンバイスで穴開け。

慎重にやったつもりだが穴を開ける時点でまた少しズレたりして、結局完璧には行かない。

ワイパーやラッチの取り付け位置も凸モールドになってるので削って穴開けておこうかな。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

今年ももう3分の1が過ぎちゃいました。

ほぼ毎週、映画を観に出掛けてるのでとりあえず観た映画のリストを。

「そばかす」「ファミリア」「バビロン」「#マンホール」「湯道」「フェイブルマンズ」「ロストケア」「シン仮面ライダー」「生きる」「AIR」「ビレッジ」「エンドロールの続き」「逆転のトライアングル」「東京リベンジャーズ2 前編」

思い出せるのはこれだけ、順不同、抜けてるのがあるかも知れない。

映画のあとは飲みに行ったりして、お店の人を相手に映画の話をしたりする。

映画の話は、話す時も書く時もネタバレは避けようと思う、円盤でも配信でも良いからぜひ観てもらって楽しんで欲しいですからね。

「#マンホール」

結婚式前日に、渋谷でマンホールに落っこちた不幸な男の話です。

気を失って気が付くと重傷を負っており、ハシゴは途中で壊れていて脱出できない。警察に電話して救出を頼むが、警察は渋谷でそのようなマンホールは発見出来ない・・・

自分の居場所はどこなのか?SNSで美女に成りすましてネットでピンチを拡散し脱出方法を模索するが・・・という、前半はシチュエーション・サスペンス、後半は一転してどんでん返しアリの真相解明ミステリーになります。

面白そうでしょ、とさわりの部分を紹介すると絶対みんなネタバレ聞きたがりますよね。
それは観てのお楽しみ、なんですけど観に行ってもらえるほどの熱意は駆り立てられないんですよね。残念なことです。

「なんか落ちる映画ばっか観てますよね。」と言われたので何かあったっけと思い出した。

「奈落のマイホーム」

年末だったか年始だったかに観た韓国映画です。

買ったばかりのマンションが、地盤沈下でいきなり地下500mまで沈下・・・ってあり得ない設定のパニック・スペクタクル・コメディーです。

なかなか面白かったけど前半はコメディーで後半は普通の脱出スペクタクル、なんか一貫性ないね。日が経ったら忘れてしまう映画でした。韓国映画はどうも肌に合わない感じが拭えません。

 

そんなわけで韓国映画はあまり観ませんが昨年もう一本観てました。

「ベイビー・ブローカー」

赤ちゃんポストに捨てられた子をさらって子供が欲しい夫婦に斡旋するという裏稼業をしている中年の主人公と共犯の若い男、赤ん坊を取り返しに来た母親や施設を抜け出した少年が連れ立って赤ん坊を幸せに育ててくれそうな夫婦を探して旅に出る・・・という、ハートフルなロードムービーです。

訳アリのグループながらやがて家族のような関係性になり、それぞれの悩みや思いを慰め合うほのぼのとした旅がちょっとビターな結末へと収束します。

韓国映画とは言っても、是枝監督作品。舞台もキャストも全て韓国だけど、相変わらずの是枝節でまあ安心して観れました。

若い母親役のイ・ジウンは「IU」の名前で活躍する歌手ですが演技も上手いしかわいくて良かったです。

もう一年前の作品ですな・・・

是枝監督と言えば、来月公開予定のこの作品

「怪物」

どんな内容かも全然情報入って来ないんだけど、何だか面白い作品かも知れない予感。

脚本家の名前にちょっと不安を感じるけれども、自分で脚本まで手掛けることが多い是枝監督が筆を任せるということはそれなりの勝算あってのことなんでしょうね。


ヒンジを作ってみた / ACコブラ289

2023-04-17 | AC Cobra289

やはり、ボンネットは開閉式にしたいなあという思いが断ち切れず

逡巡しているうちに季節は冬から春へ。

妄想していても何も変わらないのでとにかくヒンジを作ってみる。

一対のステーを強度を考えて一枚の金属板から切り出そうと妄想してましたが、無理そうなので別々に作りましょう。

適当なエッチングの残りから。上のようなのを無理矢理曲げて下のような形に。

さらに曲げて削って

エッチングを自作するスキルも金属板を正確にカットする技も無いので、原始的な作業方法です。
3Dプリントでどんなカタチでも作り出せる時代に、もはや自分は化石ですな。

こんなものが欲しかっただけ。

これはちょっと大き過ぎたので、さらに切り詰めてさらに小さくしました。

金属線にはんだ付けして、ヒンジの出来上がり。

軸受け部分はプラです。プラのボディーに固定するにはプラ同士のほうが強度があると考えました。

ボンネットに仮止めして、開閉するかやってみます。

最初は全く開きませんでした。チリ合いがピッタリだと、蓋になるパーツに厚みがあると理論上真上に平行移動以外開かないんですね。
かと言って平行移動に近いようにヒンジの回転半径を大きくしようと思うとヒンジのステーが大きくなるのでダメ。ヒンジって難しいのです。

ボンネット前端を薄々にしてようやく開くようになりました。

が、今度は大きく開けると前端がボディーに接触。塗装を傷めちゃいそうです。

もう少し、ボンネットの前端ギリギリにステーを接着すれば接触しなく出来そうだけど、ステーの形を変えないと可動範囲が狭くなります。

しかも、エンジン付きのシャーシと合体させてみたらステーがラジエターと干渉して今度は全然閉まらない。

あーあ、やっぱりダメだー、当初の予定通り差し替え式に戻そう・・・・

と言うことで失意のまま製作意欲低下、放置になってました。

 

・・・・・・・・

 

戻す作業も面倒なので、気を取り直してこのまま開閉式で行くことにしました!

干渉を避けるため、ラジエターをがっつり切り欠く。

ひどいなあー、これは無いだろ・・・と思いますよね。

なになに、ただのオモチャ作りです。これぐらいどうと言うことも無いわ。

43なんてほとんどプロポーション・モデルで、エンジンすら載せてないんだからエンジン乗っててしかも開けて見ることも出来る・・・それだけでもう偉いですよね!

自分でそう思えば良いだけのことです。

(モノグラム1/43 ACコブラ289)

 

 

昨年観た、

「すずめの戸締り」

まだ映画館でやってるんですよね。すごいな、まだ客入るんですかね?

新海作品は「君の名は。」がヒットして、「天気の子」そして今作と安定の人気ですけど私個人的には「君の名は。」が良過ぎて、あとの2作は物足りないなー。

面白さは変わらないし絵のキレイさは相変わらずですけど、SF感の強かった「君・・・からだんだんファンタジー色が強くなって、魔法や魔物や魔力なんかが出てくるの苦手なんですよねー

もちろん「君・・・もファンタジー要素ありますけどね、ある程度ルールとか法則みたいなのが存在していて嘘でも論理的な説明がつくのが好きです。

 

昨年観たアニメ作品はあと一本、

「ワンピース レッド」

こっちはストーリーは面白かったけど戦闘シーンがドタバタし過ぎて苦手。まあコレもファンタジーだしね。

Adoさんの歌とのコラボはなかなか良かったです。

 


近況と去年観た映画

2023-03-09 | AC Cobra289

また放置になっていました。

具体的には書きませんが、通院したり改装したりなんだかんだと落ち着きませんでした。

模型に関しては、作業環境が劣悪なのでちょっとスッキリさせないとますます手が動かなくなるなあと思い整理整頓しようとしてるんですが在庫キットや機材や棚など置き換えしてましたらなぜか逆に物が溢れて収拾が付かなくなるという・・・

もう決定的に片付けの才能がありません。

何がどこにあるかも分からなくなって、キット製作どころでは無くなってました。

落ち着くまで、もうちょっと掛かるかな・・・

気付けば3月も上旬を過ぎて、昨年の総括をするのも今更になってしまいました。

映画の話ですが昨年観た洋画についてはすでに書きましたが、邦画は観た数が多過ぎてもう書いてられません。映画賞の類も概ね発表が終わってあとは誉れ高い日本アカデミー賞ぐらいでしょうかw

私は何が賞を取ろうが取るまいが全く関心は無いのですが、自分なりに良かったなと思う作品は選んでおきたい。

備忘録も兼ねて、昨年の邦画を振り返っておきます。

 

● 良かった映画 (順不同)

「今夜、世界からこの恋が消えても」
「恋は光」
「さがす」
「ちょっと思い出しただけ」

 

● まあまあ面白かった映画 (順不同)

「牛首村」「とんび」「麻希のいる世界」「この子は邪悪」「ある男」「母性」「カラダ探し」「PLAN75」「メタモルフォーゼの縁側」「もっと超越したところへ」「神は見返りを求める」「こちらあみ子」リング・ワンダリング」「ウェディング・ハイ」「ハケンアニメ」「オカルトの森へようこそ」

 

● 面白かったけど期待ほどでは無かった映画

「シン・ウルトラマン」「沈黙のパレード」「流浪の月」「月の満ち欠け」「あきらとアキラ」「ラーゲリより愛をこめて」

 

● 観なくても良かった映画、またはひどかった映画

「それがいる森」「余命10年」「極道主夫」「犬も食わねどチャーリーは笑う」

 

基本的に映画館で観た映画です、全て思い出せているか分かりません。私個人の感想です、ほかの人の評価とは全く逆の場合もあります。

で、もう少し各作品について触れようと思って書きかけのまま時間が経っていたんですが、気が付けば、あの、誉れ高い、日本アカデミー賞授賞式の日が目前ではありませんか。

どういう作品がノミネート(というか、優秀作品に選ばれた)されているのかなと見てみたら案の定私が良いなと思った映画とはだいぶ違う。おかしいなあー

私が期待したけどそれほどでは無かった映画が日アカで評価されているものが多いので、私の期待が高過ぎたということか、あるいは一般の人の期待には十分応えるだけの出来栄えだったのに偏屈な私には理解出来なかったということなのか

まあどうでも良いのです。

せめて、良かった映画については色々書きたかったんだけどな、模型ネタが無い時は書かないスタイルに拘ってると逆にストレス溜まるかも。

昨年観た中で良かったのって、「さがす」を除くと恋愛ものばかり。

悲恋系ファンタジー、ラブコメ系ファンタジー、私小説風恋愛劇とそれぞれ特色は違うけど、どれもプロットが良く出来ていて面白かった。

恋愛映画って評価されにくいジャンルかも知れないけど、何だかんだ邦画にはこういう作品を作る自力みたいなものは培われているじゃないかなと思います。

アニメと韓国映画については取り上げていないので、また気が向いたら書こうかな。

 

 

 


ボンネット / ACコブラ289

2023-02-06 | AC Cobra289

また間が空いちゃったな、映画の話の続きから。模型の話は終わりのほうでちょこっとだけw

 

フランス版「キャメラを止めるな!」

日本の「カメラを止めるな!」の、まんまリメイクです。
違うとこと言えば、日本で生配信生ドラマがヒットしたのでそれをフランスでもやろうというストーリー。どんぐりさんが日本から来たプロデューサー役で出演してます。

同じ映画なので感想も同じです。日本版のが出来が良いとも思えますがこればっかりは比べられないなあ、先に観たほうが勝ちになるのは当然だし。

ラストの、ちょっとぐっと来るところはやはり日本人のほうが感動が伝わりやすいけど、フランス人が観たらフランス版のほうが良いと感じるかも知れないしね。

フランスで大ヒットと言う話も伝わって来ないけれど、日本版が先に観られてれば驚きは無いしね・・・まんまリメイクされたものの評価って難しいね。

 

「ザ・ロストシティ」

サンドラ・ブロック自身が製作にも関わっているトレジャーハンター映画。インディジョーンズとかロマンシングストーンとかハムナプトラみたいな映画を作りたかったんですかね。
スケールは小さくなってるけどコメディー要素も多めでそれなりに楽しめる映画でした。

ブラピが現地の腕利きの助っ人として出てくるけどすぐ殺されちゃうw
友情出演みたいなもんでしょうか?

そのお返しなのか、ブラピ主演の映画「ブレット・トレイン」

こちらはタランティーノばりのブラック・コメディー・アクション映画、日本が舞台なのも「キル・ビル」意識してるのは見え見えなんですが

終盤にサンドラ・ブロックがブラピの上司?役でカッコ良く出てくる。
(ついでに、先の映画でサンドラと共演したチャニング・テイタムもちらっと出てたみたい。なんだ皆仲良しこよしだな・・・)

上の2作、面白いといえば面白いけど何ともやっつけ仕事感が強いのは何故なんだろう?手を抜いているわけでも金掛けてないわけでも無いんだけどね・・・

 

最近面白い映画を連発しているジョーダン・ピール監督作品

「ノープ」

すごい期待して観に行ったけど今回は肩透かしくらったかも。

宇宙生物?かなんかの侵略に気付いた兄妹、電気屋の配達の兄ちゃんと協力して宇宙生物の撮影をして動画でバズろうと奮闘するが、やがて怪物が正体を現し対決・・・
みたいな映画ですが、なんか怪物もしょぼいし、ストーリーも驚きが無くて。

ジョーダン・ピールと言えば人種差別を逆手にとって皮肉の効いたオチで楽しませてくれる印象があったけど、今回は黒人兄妹を主役に据えながらあまり捻りが無いんだよねえ。
日系人のテレビマンが幼少期にチンパンジーがドラマ撮影中に暴れて殺人を犯す場面に遭遇するというトラウマを抱えているというエピもあるんだけど、作品全体にうまく繋がらないのね。
頭の良い人が観たらいろいろ楽しめるのかも知れないな。

 

「ザ・メニュー」

これもブラック・コメディーというか、笑える場面など無いけどシュールな犯罪を笑って楽しむべきなのかな、自分には合わなかった。

高級料理店に招かれたお金持ちが、シェフの術中に嵌り次々と殺される・・・という映画です。

出てくる料理が皆おいしそう、なんて評価もあったけど自分はチーズバーガー以外どれもおいしそうに見えなかったな。高級料理なんて食べたこと無いからね。

アニャ・テイラー・ジョイを嗜むだけの映画でした。

 

昨年公開の洋画はあんまりたくさん観てないけど、全体的にハズレが多かった気がします。「トップガン マーベリック」と「リコリス・ピザ」ぐらいだなあ、そんな中で

 

「ザリガニが鳴くところ」

コレは結構面白かったですよ。

育児放棄されノースカロライナの沼地の家で一人で暮らす少女。母親・兄弟は出て行き、父親も姿を消した。
学校へも行かず貝を取って売ることで生計を立てている。

美しい女性に成長し、沼地にやってくる若者と恋に落ちたり、また別の男と恋に落ちたり。

別れた男が死体で発見され、街の人々から元々不審視されていた主人公は犯人と見なされ裁判にかけられる・・・

ここまで読んでもらえば分かると思いますけど、割とファンタジー要素強めです。
少女が沼地の森の中でひとりで生きて行けるわけ無いし、上品できれいな女性に成長するとかね、
洋服もすごくオシャレで、文才も画力もあって沼地の生物を描いた本を出版したりもします。

リアルストーリーの体ですが童話のような都合の良さで、分かりやすく突き抜けているのでファンタジーとして楽しめるんですね。こういう映画にツッコミは野暮と言うもの。

殺人事件なのでサスペンス要素もあります、意外なオチもあります、でもこれは寓話ですね。面白かったです。

タイトルの「ザリガニ・・・」は、沼地の奥地を指す言葉で、ザリガニは鳴きませんし出ても来ません。

映画の中では描かれてませんけど、もしかして姿を消した父親は・・・いや、それは無いでしょうけどねw

 

さて、ACコブラですが、脱着式のボンネットをどうすべきか迷っていて全然進んでません。

いちおうパカパカするようにヒンジ自作を妄想してたんですけどね、

塗膜を傷めないように余裕を持って開閉するようにヒンジを作ると、ラジエターなどのパーツと干渉するので、ヒンジは諦めて差し替え式で開状態を再現できるように。

まあこんな感じ

開状態よりも、閉状態浮かないように調整が難しいかも。

やっぱりヒンジ作ろうかなあ、なんて迷ってるから全然進まない。

 

(モノグラム1/43 ACコブラ289)