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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

プジョー206WRC2001 完成!

2014-06-18 | PEUGEOT 206/307 WRC

好評のローアングルを詐欺画像でw

まあ色々ありましたが、完成すればうれしいもんです。

本当はWs43さんのとこの、レーシング43祭りに急きょ参加、とっとと作ろうというつもりで作り始めたんですが、どうゆうわけだか手を抜かないモデリングになってしまってだらだらと半年も作り続けることに・・・。
いや、作り続けてたというのは嘘でして、ほとんどの時間、作らずにいたんですけどね。

気分的に作れない日があったり、ほかのことで忙しかったりで、43作り始めて以来の低調な日々でしたが、作りたい気持ちは持ち続けていたので、自分でもちょっと安心できました。

最後になってクラック問題で全て台無しになるというオチでしたが、それを含めても自分的には満足できる完成度に持って来れました。いくら完璧に出来たとしたって、いつかは経年変化でどっかダメになるんだ。そう思えば多少の欠点も全部楽しんで作った思い出です。

 

前回紹介した、3ピースのフロント・グリルのエンブレムはこんな感じ。

うむ、やはり1ピースのパーツよりいい感じ。
横幅3.5mmほどのパーツにこのディティール、これこそ43の醍醐味ですな。ちょっと気合の入ったパーツさえあれば、こうゆうものが作れるんです、腕があれば自作パーツでも作れますけどね。

ワイパーは、今回は手抜き。というか、これもキットのパーツですけどね、立体感のないエッチング・パーツをそのまま使いました。

アーム部分とブレード部分を直角に曲げたんですけど、うまく曲げられなくてゴニョゴニョやってたらもげました。ハンダで付け直しました。
どうせ、そんな目立たないのでこんなもんでいいよね。

キットのパーツを出来るだけ生かすのも、今回のスタンスです。

 

ボンネット・キャッチ・ピンは、2ピースによるエッチングが用意されてましたが、立体感に乏しいのでベース部分だけキットのパーツを使い、芯棒と差込ピンとプルリングは金属線に置き換えましたが、画像で見るとグダグダですね・・・・なかなか、キャッチ・ピンを攻略できません。

そのほか、ライト・ポッド取り付け用と思われるピンも金属線を差し込んでます。
ヘッドライトの残念感は、もう痛恨の極みです。ww
今回、残念だったのはこのヘッドライトと、クラックと、あとはサイド・ウインドーの貼り付けが汚くなってしまったことかな。
あ、ハチマキデカールがデコボコしちゃったのも失敗だったけど、もうすでに気にならなくなってますw

サイド・ミラーは恒例の洋白板磨いて埋め込み。写り込みを見ると、まだまだ修行が足りません・・・。

 

ということで、完成画像。クリックで大きくなります。

 

 

 

 

 

あと、以前作ったエレールの2003年仕様とツーショット。

 

エレールのほうは、ウエイト入れてなかったらしく、10分の1の軽さにビックリしたwww
というか、レーシング43が重過ぎるんですけどね。まさに、メタルの塊って感じです。

年式やカラーリングの違いだけでなく、車体そのものの形もずいぶん違いますけど、エレールも悪くないですよね。
ヘッドライトとか頑張ってますよ。

206WRCはもうおなかいっぱい。と思ってますけど、こうやってカラーリング違いを並べたりすると、別のカラーリングも作ってみたくなったりw
まあ、機会があればそのうち・・・ですね。

 

さて次は、「世界で一番美しいレーシングカー」を作ろうかと思います。

 

 


気がつけば、ワールドカップの季節に

2014-06-16 | PEUGEOT 206/307 WRC

日本、初戦は逆転負けでしたねー。

ドログバ出てきた途端に、一気に浮き足立った日本。やはり、あれだけのオーラある選手にはびびるのか・・・。

テレビで敗因をあれこれ解説しているけど、どれも腑に落ちないなあ。前半はじゅうぶん戦えてたし、相手のスキルを考えると後半ある程度押されるのは想定内。1点リードしてれば勝算はあったのに、なぜかドログバ投入してきたあの時間だけエアポケットにはまったかのように、ドタバタしてしまったんだよね。逆転されてしまえば、相手ペースになってしまうのもしかたがない。

次のギリシャ戦、もちろん勝てる可能性はあるけれど、数学的な確率だけでなく一次リーグ突破はかなり難しいでしょうね・・・。

毎回、W杯はほとんどの試合を見てますけど、今大会は放送時間がもう絶対付き合いきれない時間帯なので、無理せず見れるぶんだけのんびり見ようと思ってます。
正直、最近はヨーロッパのリーグは見てないので注目する選手も少ないです。

totoは、相当額をつぎ込んでみましたが、日本負けるわイングランド負けるわウルグアイ負けるわで、もう風前の灯ですがなwww

 

 

さて、すっかり放置してました製作記ですが、いちおう206WRC完成しました。

完成画像は後日公開しますが、なぜこうも完成が遅れたかと言うと、まあいろいろありました。

まず、第一の要因は、アルコール依存症です。
早い時間から飲んじゃって、模型とか作れなくなってしまいました。
単なる酒好きだと油断してると、まずいことになりそうです。かと言って、酒やめる決心もつかないので、もうまずいことになってるのかな。
こんなふうにして、人間ダメになっていくのかと思うと、怖いです。

 

モチベーションが落ちてしまった本当の原因のひとつは、このヘッドライトのリフレクター。

ホワイトメタルにメッキしてあるのかと思いましたが、そのままでは全然立体感がないので削りこんでみたら、メタルと違って硬くて銀色に光る金属です。スズかな?

しっかり固定しなきゃ削れないので、金属用パテに埋め込んで削ってます。
しかしそれでも硬くてリューターでガシガシ削っても思い通りに削れない、キレイなくぼみに出来ないし、中を滑らかにして光らせるのも大変。
削り過ぎても抜けてしまって形が無くなってしまうので、妥協するしかない。こんなんだったら、パテで作り直したほうが思い通りの形に出来たかも・・・と思うけど、すでにボディーの塗装も終わってるので、パテ詰め込む作業とか出来ません。

付けてみると、こんな感じ。

ヘッドライトのレンズはバキュームですが、これも残念なパーツ。窓なら薄いバキュームにメリットもあるのですが、ヘッドライトのレンズは多少厚みがあったほうが存在感あるんですよね。薄いバキュームだと、あるのかないのか分からない感じになってしまって全然レンズっぽくない。
それでも我慢するしかないので、どうにか切り出して光硬化接着剤でつけました。

ところで、気づいたでしょうか、「TOTAL」のロゴの部分にクラックが・・・・。

実は、このクラック問題もモチベーションを激しく低下させてます。
ボンネットだけじゃなく、ルーフ、左右ドアにも目立つクラックが走っていて・・・・

最近作ってる模型全てでクラック問題が発生してます。ランチア037、S4、シトロエンC4とかです。
原因を考えると、レジンモデルでは過去クラック発生したことがない。ということで、変形しやすいプラやメタルに原因がありそうです。あと、研ぎ出しのためにクリアーを厚く塗ったこと。クリアーが薄目のGT-Rではクラック起きてません。

クラック入ってしまったら、もう完成品としては失敗作ですから、もう止めたくなっちゃうんですけどね・・・・ただ自分の趣味として作ってるものなので、自分が気にしなければそれでいい、と思うことにして、クラックには目をつぶって完成を目指すことにしました。
そう思えるまでに時間は掛かりましたけどね。

 

これも重要なパーツ、フロント・グリルのライオンのエンブレム。

エッチングで1ピースのパーツ(右)と、3ピースを合わせるパーツが選べます。
なぜかこうゆうとこだけ妙に凝ってるんだよねー、レーシング43・・・。そのわりに、大事なとこいい加減だったり。

最初、1ピースのパーツに墨入れして使おうと思ってましたが、今イチシャキッとしないので、3ピースのほうで行くことにしました。

 

細かいパーツを付ける前に、やっておきたかったこと。

窓を貼ったあとに全体をクリアーコートしなおしたので、艶消し黒の部分もテカテカになっちゃってたので、(というか、そもそもそのつもりで艶消し黒を使ってなかったんですけど) 再度マスキングして、艶消しクリアー。

ここも、分けて作業してます。

 

このあと、小物パーツを作って塗って、ちまちまと付けてまた塗って・・・・・・・・という、いつも通りの作業を繰り返してます。
毎回、同じようなことなので、画像は撮ってませんw

 

ということで、次回は完成画像集を公開したいです。
酒を控えて、ちゃんと画像用意せねば・・・・・!

 

 

 


あと一歩・・・が、遠い。

2014-05-13 | PEUGEOT 206/307 WRC

裏で飛行機いじったりしてて放置気味なんですけど、いちおう少しずつ進めてます。

箱車の車輪の接着って、意外と難しい。仮組みできっちり車軸を位置決めしとけば簡単なんだろうけど、経験上最後に4輪接地しなくなったり、フェンダーとのクリアランスが不自然になったりということがあるので、それは多分自分の作業の精度が低いせいなんだろうけれども、そんなわけで自分の場合、最後に調節できるように多少余裕を持たせてあるのです。

で、ボディーとシャーシを合体させて、台座に固定した状態で車軸/タイヤを取り付けて接着・・・と行きたいのですが、台座に固定しちゃうと接着ポイントが隠れてしまうので、あらかじめエポキシ接着剤を車軸とシャーシ、車軸とタイヤの繋ぎ目に塗っておいて組み上げて位置決め・調整して接着剤の硬化を待つ・・・という、タイトなスケジュールをスムーズにこなさなければいけないので、腹を決めないとなかなか手を付けられない。

ただ、今回は後輪の車軸がシャーシを貫通しないので、(キットは貫通させるようになっていたが、それだとタイヤがフェンダーに収まらない)
シャーシ裏に溝を掘って、そこに車軸を接着するようにしました。
考えたあげく前輪をフェンダーのアーチを合わせて位置決め、接着したのちに、ボディー/シャーシを後輪車軸に乗せる方式で仕上げることにしました。

なんか、グリコのオマケみたいな作り方w

接着剤を付けて台座に固定、硬化を待ちます。

無事、4輪接地しました。フェンダーとのクリアランスもいい感じです。もっとペッタンコにも出来るけど、資料画像見るとこれくらいで良さそうです。

ターマック仕様の場合、前後輪とも大径のブレーキ・ディスクのはずなんですが、後輪のは小さ過ぎて残念。

裏から見るとこんな感じ。後輪車軸は大量のエポキシ接着剤で張り付いてるだけですw

このキット、裏面のモールドもあるし排気管やらアンダー・ガードまで別パーツで付くのに、プロペラ・シャフトやリア・デフは再現されてません。中途半端だなあ、レーシング43・・・。

もっとも、43カーモデルではなぜかシャーシ裏は無視というのが常識になっているので、全然構いません。色も塗る必要ないでしょう・・・。
アンダー・ガードも、どうせ見えないのでいらないと思う。

 

だいたい形になりましたが、ラリー車はまだまだ取り付けるパーツあります・・・。

 

 


窓貼り完了

2014-04-21 | PEUGEOT 206/307 WRC

気持ちが次に逝っちゃってるので、とにかくコレ完成させなきゃ。

ネットで見かけるレーシング43の完成したものの印象として、どうも窓のバキュームがウィーク・ポイントのような気がしてまして。

原型が甘いのかバキュームの工程の問題か、なんだか内側からプクッとふくれたような印象でして、エッジ部分がキリッとしてなくて面が丸い感じに見える。
なので、窓は全部作り直したほうがいいんじゃないかなと当初は思ってたんですけど、このキットの場合あわせてみるとそれほど悪くないようにも思えるし、ここまできて作り直す気力も萎えてきたので、キットのバキュームのまま行くことにしました。
ただし、サイドの後方は窓の形を修正したので自作するしかありません。丸みがある透明板から切り出せば良さそうなので、今回はペットボトルから切り出しました。使えるものは何でも使いますw

窓の開口部に合わせて切り出すだけなのに、なかなかピッタリ切り出せません。もうちょっと、と思って小さくすると、なぜか小さくなり過ぎて・・・何回か作り直しました。

フロントとサイド後方は黒フチが付いているので、あらかじめ内側から塗装。黒フチの幅は勘で決めてます。

ツライチにこだわって貼り付け。キットのバキュームを使っている前席窓は、やはり少しエッジが甘いですね。

今回、窓の接着には初めてスジボリ堂の「UVクリアー」を使用しました。これは便利!
専用の紫外線ライトで照らして硬化させますが、あっという間にカチッと固まって、接着力もなかなか強力。透明度が高いので前席窓のように接着面が見えてしまう場合でも、それほど気になりません。
ライトで照らす前は緩いジェル状で糸引きもないし泡立ちもない、エナメル溶剤で拭き取りも出来るので、隙間にちょうど良い塩梅に盛れた時にライトで一気に固めれば失敗もありません。仕事が速いので何回かに分けて少しづつ進めていってもすぐに終わります。

耐久性とか経年変化に関しては分かりませんが、どうやら今のところ、この接着剤を超える窓貼り用接着剤はありませんね。
長年、窓貼りには苦労してきましたが、ようやく理想の接着剤に出会えたという思いです。

 

ただ、だからといって失敗しないわけではない・・・。

フロント・ウインドーはバキュームのフィットは良かったんですが、私のこだわりで窓枠の上辺を細く直したんです。
本来、モールドを彫りなおすべきなのに、窓の開口部を広げて枠を細くしたので、当然バキュームの窓では小さくなってしまいます。
「どうせハチマキ・デカールで隠れるから、隙間は接着剤で埋めてしまえばいいや。」ぐらいに軽く考えてましたが、思った以上に大きな隙間が出来て、接着剤だけでは大きな段差が出来てしまったので、さらにパテでツライチにする羽目になってしまい・・・

そこそこツライチになったと判断して、ハチマキ・デカールを貼ってみたところ、けっこうデコボコになってしまった・・・

ここでデカールを剥がしてやり直すのが良かったのかも知れないけど、デカールを形状にフィットさせるためにずいぶん軟化剤を使用してしまったので、デカールがヤバイと判断して、ここは諦めることにしました。黄色の塗料を筆塗りして、少しでもデコボコを目立たなくしようとしましたが、まあ無駄だったようです。

あと、黒フチはやはり幅があり過ぎたようです。これじゃ視界悪過ぎですなw

 

後ろの窓は、ウイングの取り付け部分があったりして複雑な形状でしたが、ここも「UVクリアー」のおかげでどうにかうまく貼れました。
この窓はレーシング43のプックリ窓が、ちょうど良い雰囲気になってます。

 

もう妥協だらけですが、製作はようやく最終局面へとなだれ込みます。次のキットへ進みたいという気持ちだけがモチベーションですので、多少の失敗は気にせずどんどん進みます。というか、進みたい。

 

 

 

 

 


内装

2014-02-13 | PEUGEOT 206/307 WRC

私の住んでる地域は、いわゆる「豪雪地帯」でして、昔はそれこそ2メートルとかの積雪を記録したこともあった筈なんですが、近年は温暖化の影響か、すっかり雪が少なくなりました。

特に今年は雪が少ないです。せいぜい積もっても20cmぐらいで、降り続かないのですぐになくなってしまいます。
さすがに、東京に大雪が降った日はこちらでもかなり降りましたが、それでも27cmなんていかなかったですよ。北陸の山村が東京より雪が少ないなんて、こりゃ確かに異常気象ですな。

 

停滞していた206ですが、気を取り直してまた作り始めました。

シートを取り付け、ロールケージを組んで、スペアタイヤ積んで、チマチマ筆塗り。
ケージはキットのパーツを使いました。意外とボディーとフィットするので、自作するより楽だなと。
接合点は、エポキシでガッチリと。金属線ハンダ組みには敵いませんが、そこそこ丈夫です。

スペアタイヤの搭載位置は、モンテだとスノータイヤを燃料タンク上にベルトで固定している写真がありましたが、ターマック用のタイヤはどうなのかなー?分からなかったので、2000年仕様と同じように座席後ろに裏返しに積んでいます。

完全に正確に再現とは行きませんが、ラリー車の内装をここまでひと通り実車通り作ったのは初めてかも。
垢抜けない出来ではありますが、それなりに満足感w

苦手な内装をどうにかクリアしましたので、先に進めそうです。

(あ、ヘルメット・ホルダーを付けるの忘れてた。ロールケージ組んじゃったけど今から付けられるのか?)

 


いまさらながら、謹賀新年

2014-01-09 | PEUGEOT 206/307 WRC

あけましておめでとうございます。と言っても、正月気分もそろそろ抜けてきた頃ですけど…今年もよろしくお願いいたします。

基本、模型の製作ブログですので進捗がないと更新しないんですが、正月中は飲んだくれてて製作サボっててまた間が開いちゃいました。

例年、北陸の年末年始は雪が多くて大変だったりするんですけど今年は穏やかな天気が続いて良い正月でした。雪の心配もせず、食っちゃ寝・飲んじゃ寝であっと言う間に過ぎてしまいました。後遺症のほうは良くなったわけじゃないんですが、最近は痛さに慣れたというか、飲み食いする分には以前と同じように出来るようになりまして。
おかげで、酔っ払って模型作れないという次第で…。まあ何にしろ、年々作るペースは落ちてますからねー、そういう時期なんだと、焦らずにやりたい時にやるようにしてます。

…でも罪はなぜか増えてゆく不思議。

正月のあいだ作ったのは、シートベルトだけ。
いつもシートベルトは手を抜きまくるんですが、今回は真面目にやってみました。
ゼットモデルのエッチングパーツ、いつもは部分的にしか使用しませんが、今回は全部使いました。
ベルトは薄い真鍮板です。ショルダー・パッドから上はロールケージまで組み上げてから付けようと思ってます。

しかし、シートベルトは面倒くさいし細かいし、パーツもゼットモデル製のエッチングパーツが必要だし、(そのわりに完成すると見えなくなるしw)
手を抜きたくなるところですね…。

今後、カーモデルを作る場合シートベルトにどこまで手をかけるべきか、考えてしまいます。

年齢と技術と、自分の今の気力を考慮して、ストレスにならないモデリング・ライフを考えて行きたいと思っています。

 

 


ちょっとブルーな大晦日・・・

2013-12-31 | PEUGEOT 206/307 WRC

クリスマス以降もほとんど模型できなくて、年内更新するネタもないかあと思ってたけど、ちよっとだけ更新。

まず、昨日のシューマッハのニュース。
スキー中の事故で重体だと…。あれだけF1で修羅場をくぐり抜けてきて、再チャレンジまでして引退した男が、まさかスキーを楽しんでいる時にスピードの犠牲になるなんてね。
自分にとって特別な存在ではなかったけれど、43模型を始めてから最もたくさんの乗車を作ったドライバーです。
おそらく、テレビでも最も多く走っている姿を見たドライバーでもあると思います。週末ごとに、リアルタイムでその姿を見ていた、たくさんの記録を打ち立てるのを見ていた。それだけにちょっとショックなニュースです。
なんとしても一命を取り留めて欲しいです。

 

それから、今日になって大滝詠一さんの訃報。

当時、このアルバムを全曲歌詞を覚えてしまうほど聴きまくってました。
特に音楽に詳しくなかった自分ですが、この人の影響でずいぶんと色んな音楽を聴くようになったものです。
自分にとって最も好きなアーティストのひとりでありました。冥福をお祈りします。

 

落ち込むニュースのせいで、一年の最後の日を楽しむ気分にもなれません。

思えば自分にとっても年末は病気のせいでさんざんだったな。何事もうまく行かないし、模型も順調に作れなかったし。

どうか、来年は良い年になって欲しいです。

 

今年の年越しは、ひさびさに「年越しモデリング」に参加して何か作ってみたい気持ちもありましたが、余りにも自堕落な師走だったうえにこんな気分なので、とてもエントリーする気力はありませんでした。

大掃除やら何やらしなきゃいけないんですが、ダラダラと過ごすうちに何も出来ずに終わってしまいそうです。せめて模型製作の道具の手入れぐらいしましょうということで、ピンセットの先を研いだりしてました。

細かい作業はもちろん、どんなものを掴む時でもピンセットが指先になります。いつの間にか数が増えてしまいますが、使い方によって向き不向きがあってそれぞれ使い分けてます。
DUMONTのピンセットやハセガワの精密ピンセットは高価ですが、千円以下のピンセットや100均のピンセットもあり、そうゆうのは先端を削ったりして使いやすくして使ってます。古いのはもう30年以上使ってますね。
どれも先がツンツンなので、よく滑って落として太ももに刺さります。苦楽を共にした道具たちなので憎めないですね。

 

さて、206WRCですが…

ハンドルにつく、「リングパドル・シフト」ですが、前に作った円盤が気に入らないし十字スポークによる取り付け加工も難しいので、ジャンクのエッチングパーツの中からF1用のホイールのスポークのパーツを探してきて十字スポークに加工しましたが…

うむー、元は完全な円形なのに、スポーク切り取りしてたらガタガタになってしまった…。

構わず組み付けます。

ドライバー側から見るとこんな感じ。ウワー

センターもズレてるし、ひどいな…。
こうゆうとこ、ちゃんとエッチングパーツが用意されてると何てことなく出来ちゃうんだけどな、

黒く塗って取り付けちゃいました。もう分かんないwww

シフトレバーやサイドブレーキもそれらしく作って取り付け。
このクルマ、パドルシフトですけどセミATなのでシフトレバーも3ペダルもあるんです。どうゆう操作をする仕組みかまでは知りません。

ということで、今年はここまで。

グダグタなまま年を越しますが、どうか皆さん良いお年を。今年もたくさんたくさん来ていただいてありがとうございました。

 


クリスマスってことだな

2013-12-25 | PEUGEOT 206/307 WRC

ああひさびさの更新だなー、と前回のログを見ると、サッカーのネタ書いといて全然話題回収してないなw

今さらですけど、Jリーグは横浜Fマリノス優勝逃しちゃって残念でしたね。でも横浜を負かしちゃった川崎フロンターレも今年はいいチームだったので仕方ないな。俊輔かわいそうだったけど、後日JリーグアウォードでMVPだったし、その時のスピーチも良かったな。13年ぶりで2度目のMVPを受賞した俊輔といい、ベテランで得点王を取った大久保といい、海外で頑張って戻ってきた人がJで再び活躍するというのはリーグが円熟したきた証拠だと思うし長く見てるファンには嬉しいですね。

私が応援している名古屋グランパスは、いろいろ問題があったストイコビッチ監督が退任して来季からはあの西野監督になります。以前から名古屋には日本人の実績のある監督が必要だと思ってましたが、やっと実現となりました。
代表クラスの選手を揃えながら、現代表はひとりもいなくてJリーグアウォードでも誰一人名古屋の選手が出てこない、こんな淋しいシーズンはもうごめんです。

さて来年のワールドカップ、日本はC組。コロンビア、ギリシャ、コートジボワールかあ。
優勝候補がいない楽な組のように思えるけど、コロンビア以外の3カ国は実力接近していると思うので、意外と厳しいんじゃないかな。一次リーグ突破は当たり前というような周囲の空気がプレッシャーになりそうな予感…。

ということで、今年のサッカーはあと天皇杯を残すのみ。
話題回収のサッカーネタでありましたw

 

さて、忙しく過ごしてるうちにクリスマスになってました。
といっても、自分にはまったく縁が無い行事なんですけどね、せいぜいケーキ食うぐらいですw
つくづく、日本人とクリスマスの関わり方って不思議というか理解できずにいます。

 

模型作りは相変わらず少しずつ、亀進行ですがやってますよ。

 

座面が荒れてたシートは、サフを重ね塗りしてごまかして…

背面は今は無きモデラーズのカーボンケプラー・デカールで表現。
ずいぶん古い製品ですが、何とか曲面に馴染んでくれました。
座面はクレオスのスーパーフラットブラックで塗ってみました。この塗料は塗装面の粒状性が目立つので、使い道が少ないですがシートの表現にはいいかも。少しグレーを混ぜてます。

一体成型されてるダッシュボードとセンターコンソール。
センターコンソールの部分の奥行きがなかったので、パテで延長してます。

自作した消火器、酸素タンク、フットレスト、エンジンコントロールユニット、ヒューズボックスなどを組み込んで、細部はデカールで表現。画像で見ると、いかにも描いたような安っぽいディティールですね…。でもまあ、作り込んでも小汚くなりそうなのでこんなもんでいいです。

年内に、もう一回更新できたらいいなあ。

 

 


12月

2013-12-06 | PEUGEOT 206/307 WRC

なんだか忙しいと思ったら、いつの間にかもう12月になってた。
今年もあと1ヶ月無いんですねー。年取ると一年が早くなるって言うけど本当ですね、若い頃の3ヶ月が、今の1年ですよ…。

今年は珍しく?プロ野球・楽天イーグルスの日本シリーズ優勝でずいぶんと盛り上がって、ああやっぱり日本って野球の国だなーとかしみじみ思ったんですけど、サッカーファンにとっては今週末がJリーグの大団円、優勝やら下部リーグからの昇格やらが決まる大事な時期ですよね。

実は名古屋ファンの自分ですが、今季は横浜Fマリノスの試合ぶりに感銘を受けまして、いや単純に中村俊輔の好調ぶりに惚れ直してしまってたわけで、なんとしてもマリノスに優勝させてあげたいんですが、どうでしょうかね?

一方の名古屋ですが、6年間監督を務めたピクシーことストイコビッチがラストマッチになります。Jリーグきってのスーパースターでありカリスマだったピクシーですが、監督としては一度の優勝はしたものの、あまりパッとしなかったというのが、ファンでありながらの厳しい感想であります。名選手が名監督とは限らないとよく言われますが、天才にはそうでない人を育て上げるということが出来ないんですかね…。

いずれその知名度とカリスマ性で、日本代表監督も…なんて期待をした時期もありましたが、今の時点では考えられなくなりました。

日本代表と言えば、いよいよW杯ブラジル大会の対戦相手が決まりますね。事前の組み分けで北中米組と同じグループに入って、このグループ内とは当たらないので、対戦相手はヨーロッパ組・南米組が複数入ってくる可能性高し。場合によっては優勝候補が複数入ってきたりして…抽選会は見逃せませんな。

代表にも、俊輔や大久保や闘莉王、佐藤なんかのベテランが入ったらいいのにね。海外で活躍する選手にやたらと偏っている今の選考基準は残念です。Jリーグだって、今や世界有数のハイレベルなリーグなんだけどねえ。

 

あ、模型ね。

作ってますよ、ああ締め切りは過ぎちゃったけどね、ごめんなさいね、いろいろありまして。

いまだに全快しておりません、でもまあどうにか日常は取り戻したかな。

顔の痛みは我慢できるレベルで落ち着いてますが、口の中と舌の左半分が痛い。右半分は至って正常なんですが、口は半分だけで使えないしねえ、熱いもの、冷たいもの、辛いもの、すっぱいもの、堅いもの、どれもツライ。

好きなビールも飲めなくなりました。代わりにワインや日本酒飲んでますから、そっちのほうは何とかストレス溜めなくて済んでますけどね。最近は500円以下の安いワインで満足してます。もしかしたらビールより安く済むかもw

がっつりフルメタルの内装なんで、なんとなくテンション上がります。テンション上がって手を抜きづらくて、手が止まるという…。

キットのパーツを生かして考証無視で…なんていう当初の目論見は、締め切りオーバーで意味がなくなりました。気が済むまで、出来ることをやりましょう!

キットのステアリングは型ズレしていて使えないので、洋白線とエッチングパーツのランナーの切れ端で自作、キットでは再現されていないセミATのパドルシフト、と言ってもF1のようなパドルではなく、ステアリングの表と裏にドーナツ状の円盤が付きます、それも自作。ちょうど良い輪っかのジャンクとか有れば良かったんですけどね、そんな都合良くピッタリの大きさのとか無いですよ、特に前に付くパドルは変てこな形状なので、地味に削り出すしかありません…。
ステアリングのスポーク部分の表面のみキットのエッチングパーツが使えそうです。

これをどう組み合わせてステアリング・ユニットを作るかは考え中。そうだ、ステアリング・コラムに付くレバーも作らなきゃ。

シートは、形状はともかく、ベルトを通す穴が全然違っていたのでパテで修正中。あ、腰部分の穴も開けなきゃなー。

あと、足元の消火器類もなぜか有るはずのパーツが無かったので自作したり、ロールケージもメタル製のキットのパーツを使おうと思いましたが長さが合わなかったり、足りない部分があったり…。

 

どうせ見えなくなる内装に、なぜか足掻きつつ、がんばって行きましょう。

 


ようやく、デカール

2013-11-19 | PEUGEOT 206/307 WRC

相変わらず顔の痛みが引かず、ロキソニンでごまかしながら生きてます。

いつもだったらお楽しみのデカール貼りなんだけど、顔の痛みのせいで集中できない。デカール貼りって集中力がないと出来ない作業なんだねー、初めて気付いたよ。
吹き付け塗装なんかは、色の準備したらあとは「エイヤッ!」って感じで勢いで済ませてしまうんだけど、デカール貼りは資料とにらめっこしながらチマチマとした作業の連続。なかなか作業に入れないし、一枚貼るだけで集中が切れてしまう。
おかげで、やっと貼り始めてから丸二日近く掛かってしまいましたよ。

トラブルもありました。まずはルーフのゼッケンデカールから貼ろう!と思って始めたんですが、これが最初から位置が合わない…。
ルーフのエアダクトの直後にゼッケンを貼るんですが、ゼッケンの後ろにアンテナの穴が来なけりゃいけないのに、全然アンテナの穴にかぶってしまう…。デカールが大き過ぎるのかなとも思いましたが、

資料本(当時のラリー誌です)に載ってた分解図から寸法を割り出してみると、エアダクトの大きさが大き過ぎるのが一番の原因。ルーフ全体の長さから計算すると1/43では6.2mmぐらいのはずなのに、キットのパーツは1cm近くあります。

さいわい、あとで接着しようと思っていたので、塗装を剥がして削り直すことに。

資料と比べるとカタチもずいぶん違います。

隣のドライバー専用の小型エアダクトも、同じ長さになるように整形しました。
(このパーツ2つ作って塗り直すだけで一日つぶれた。でも、ここが決まらないとデカール貼りを進める気分になれなかったのよ。)

無事、エアダクトとアンテナ穴の間にゼッケンが収まりました。デカールの黄色い部分も少し切り詰めたけどね。エアダクトは置いてあるだけで、まだ接着してません。研ぎ出しとか、窓枠塗りとか、窓貼りの時に邪魔になりそうなんで。

そのほか、まあ色々ありましたけど、おおかたのデカールを貼り終わりました。

いくつか、足りないデカールやらどこに貼っていいのか分からないデカールもありましたが、大きな問題は無さそうです。

デカールの質も問題なかったし、大きさもだいたい正確。いつもデカールでは苦労しますが、今回は久々に順調なほうです。

体調的には絶不調ですが、模型的には快調快調。このあと落とし穴とかなけりゃいいんだけどなー、レーシング43だしなー、・・・・・。

 

なんとか頑張って、続きます。