43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

復活!911GT1 '98

2010-11-29 | PORSCHE 911GT1

模型とは関係ありませんが、先週の土曜日に私のお気に入りJリーグチーム「名古屋グランパス」が初のリーグ優勝を遂げました。やったね!!

なにぶん遠方に住むファンなもので、応援はもっぱらTV観戦、昨年は1試合だけ見に行けましたが今年は全てTVでした。

で、優勝当日はチームは湘南とのアウェー戦、私はBONNIE PINKのライブ見に名古屋にいたのですが、まさかこんなに早く優勝が決まってくれるとは思ってなかったので、こんな歴史的な日にチームの地元にいながら、その盛り上がりに参加することも出来ず、優勝を知ったのもライブが始まる直前。ライブ終了後はすぐ高速で帰宅したんですけど、あとで聞いたらその日のうちにチームは名古屋に帰ってきて、名古屋駅で多くのファンが出迎えたとのこと…ライブ終わってすぐ名古屋駅に行けば出迎えに参加できたのに…

なんだか、つくづくダメなファンです。もう優勝してくれて嬉しいやらガッカリやら。おまけに試合の放送の録画も忘れてました;; 今年全試合見てるのに、よりによって優勝決めた試合を見逃すなんてね。

それはともかく、Jリーグ発足当時からずーっと応援したきたチームの優勝は本当嬉しいです。グランパスというチーム、トヨタがスポンサーということもあって資金は潤沢、金で代表クラスの選手を集めてきて強くなったような部分はありますけど長く見てきているとそれだけではチームは強くなれないことは良く分かります。今のグランパスの強さは一にも二にもストイコビッチ監督の存在に尽きます。

監督としての手腕以前にそのカリスマ性と人間性がチームをひとつにした結果だと思います。サッカー知ってる人なら分かると思うけど、現役時代のストイコビッチは本当にすごい選手だった。そんな男が監督になるのだから、選手は信頼するのは当たり前、今でもチームで一番フリーキックがうまいのは監督なのだw

しかも、選手時代の切れやすい性格は影を潜めて、監督になってからは常に冷静でユーモアを忘れず、選手を気づかう優しさもあり、チームがまとまらない筈がない。つくづく、組織というのはトップの人間の資質に大きく左右されるんだなあと痛感しました。

さてさて、そんなこんなでこの一週間は優勝祝いで飲んだくれたりしてて、仕事も忙しいんですがブログ更新してる余裕がないです。でも、ここんとこ模型熱もアップ気味でちょこちょこ作ってるので少しでも書いとかないと(汗

 

えー、前回のログのフェラーリのキットについては次に書くとして、とにかく今作ってるのはもうすっかり忘れられてた911GT1/98です。コレを片付けたら今年の祭りキット作ります!

顔はこんな感じになりました。レンズはキットパーツのまま、スモールライトは金属ピンの先を丸めたものを刺して、ウインカーは塗り分けました。バQのライトカバーを貼って、どうしようかと思ってた996風レンズカットのデカールですが、ほかに表現方法もないので貼っちゃいました。しかし、もうちょっと繊細な表現は出来ないものかヴィラージュ…

ヘッドライト脇にある補助ライト(?)ですが、透明レジンのカタマリです。バQのライトカバーを自作して貼ったほうが良かったんですが、モチベーション低下中の作業だったので手抜きしました。ついでに透明エポキシ接着剤で付けたんですが空気が入ってしまって、もうライトなんだか何だか分からないgdgdぶりです…;;

 

ここは何とかしたかったところです。タイヤ前の開口部、これはラジエターのエアアウトレットなんですが、

実車はルーバーが付いてます。これはなかなかカッコイイ場所なんですけど

プロバンスはここもこんなデカールで表現させようとしますよ。あんまりです。ちなみに隣はドアノブのデカールですw

仕方がないので、細切りしたアルミ板をチマチマ付けてゆきます。塗装後にする作業じゃないです。本来ならちゃんと穴を掘り下げて、ルーバー入れやすくしとくべきだった。穴が浅いので付けにくいったらない。立体感もイマイチだしね。

なんとかルーバー4枚並べて、マスキングして黒く塗りました。はみ出すやら、塗り残しあるやら…ヤレヤレ。

タイヤ&ホイールは、ミニチャンプスからの流用。このホイール、リムがあまりにも厚くて残念だったのでリューターで削って薄くしようとしたら、なんだかガタガタに…この作業のあと数ヶ月放置してました。すっかりヤル気なくなったんだけど、数ヶ月経って見てみたら、まあいいかと思えるようになった。

どうせ、アチコチダメダメだらけなのだ。今更ガタガタのリムにガッカリしてるより完成させちゃおうってことで。ミニチャンプスのタイヤはピレリだったので、逆向きにはめてミシュランのデカール貼りました。

内装は多少手を加えてますが、ほぼキットのパーツのまま。シートベルトはタメオのを使ってます。なんとこのGT1、ドアの下がトランクということになってます。無理矢理GTだからねえー…。「Mobil1」のロゴが付きますが、左右同じ向きが正解らしいです。インストは間違ってます。

デカールによるダッシュボードのカーボン表現もすざましいけど、敢えてそのまま使いました。まあどうせそんな見えなくなりますって。ステアリングはエッチングで用意されてましたけど

右のはF1用ですけど、それと比べてなんなんだこのデカさはwww

スポーク部分だけ残してグリップは金属線で自作しましたけど、あとで調べたらスポーク部分の形も実車とは全然違ってたw やるなプロバンスwww

 

ということで、おおむね難しそうなところは終わったし、ようやく完成が見えてきました。次には完成報告できるといいな!

 

では、祭りネタ発表しときます。前に一度チラ見せしましたけど、その中から選びました。

マツダ717C、通称「そら豆」ちゃんです。プロバンスの古ーいキットですけど…余計な事しなきゃ完成させるのは難しくなさそうですよ。

1983年のルマン、グループCジュニアクラスで1・2フィニッシュ、総合では12位&18位でした。

91年のルマン制覇のさきがけとなったマシンです。愛らしいスタイルも、そういう目でみるとカッコイイでしょ? さて、祭りの締め切りまで1ヶ月…間に合うかなー?

 

 

 

 

 


フェラーリ!フェラーリ!

2010-11-19 | 模型

今更ネタかも知れませんがF1最終戦、フェラーリ・アロンソがまさかの取りこぼしでベッテルの最年少チャンプ決定!

一応フェラーリのファンでアロンソにも一目置いてる自分としては、アロンソの勝利を期待して見てましたが今シーズン一番速かったのはベッテルだし、アロンソはすでに2回もチャンプ取ってるし、まあいいか、ってことで。

でもさすがにかの国のティフォシたちにとってはまあいいかなんて話ではなかったらしく、国会でもある大臣が「モンテゼロは責任を取って社長を辞任すべきだ!」と発言したとか、それを聞いたモンテゼロは「フェラーリのこの国への貢献度を考えたら、いち大臣ごときにあれこれ言われる筋合いはない」と反論しただとか、まあたかだか自動車レースの結果だけで馬鹿騒ぎしてる国の人たちにあきれかえるやら、でもちょっと羨ましかったり。

くだらない発言してイジメられる日本の大臣に比べたら、まあ微笑ましい話ですか。まあ私もレース展開に関しては色々言いたいことはあるけど個別の事案に関しては言及を控えたいと思いますw

さて、自分としてはアロンソがチャンピオンだったら、タメオのF10作らなきゃなーと思ってたのが肩透かし食らったわけなんですけど、残念記念にF430作ってみました。

祭りネタをどうにかしなきゃとか思っていながら、放ったらかしたまま違うモノ作ってますよ?

いやー、最近マジ忙しくて、全然作れなくてストレスたまっちゃうんで御気楽なヤツを…

んで、いきなり完成!これも一応、1/43プラキット…ってことでいいのかな?

余裕が出来たら、コレに関してもちゃんと記事書き直したいと思います。

 

 

 


完成!レヴェントン

2010-11-09 | Gallardo & REVENTON

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ブログの投稿方法が変わって、便利になったやら使い方分からないやら…。

滅多に更新しないもんだから、世の中に取り残されちってる感です;;

もうすっかり完成してんですが、完成画像撮影してる暇なくて、今更ながら完成報告です。

完成前に、ちょっとしたアクシデント。

このキット、シャーシとボディーを2本のビスで留めるようになってるんですが、前方のビスを締めてもボディーとシャーシにがたつきがあるので、目いっぱいグイグイ締めてたんですよ。

それで無事がたつきもなくなって落ち着いたんですが、再びビスを外して作業していたら…

 

どひゃ!ボンネットにクラック発生!!!!

表面のクリアーは割れてないみたいだけど、中の塗装が割れて、サフでなくボディーの成型色が見える感じです。ちなみに反対の角度から見ると、黒ではなく光る線となって見えます。

ちょうどこの下あたりにビス受けの穴の開いたピンが出ていて、グイグイ締めたせいでピンごと捩れて表面まで歪みが生じたのかも…

激しくモチベーション低下して、一時はボンネットの分割線内だけでも再塗装かと覚悟したんですが、運悪く数少ないデカールがある位置だしどうしたもんかと…

ところが不思議なもので、またビス締めてみるといつの間にかクラックが消えていた…

????ワケ分からないけど、とりあえずほとんど目立たないくらいになってくれたので、もうこのまま完成にしちゃいますwww

どうせ中では塗装剥離してるだろうから、いずれ問題が出てくるかも知れないけど、その時はその時です。

 

ワイパー、キットのパーツは太くて無骨なものだったので、自作や置き換えも考えましたが、薄く細く削りこんでみたらそこそこ見れるようになったので、そのまま使ってます。

最近は実車のワイパーも、こうゆう無骨な感じでもあるのだw

あとは部分的に墨入れなどしてちょこまか修正して…

 

で、完成!ってことで、ガヤルド・スーパーレジェーラと並べて記念撮影…ムフフ

こうゆうの好きなんだよね~ つい並べたくなっちゃいます、はい、ガキですよw

やはり、20インチホイールのガヤルドのほうが駿足ぽく見えますよねえ。クルマのキャラクターの違いもあるけど、レヴェントンの小さめのホイールは残念です。

特徴的なホイールだし、レヴェントンのアイデンティティーのひとつとも思えたので、自作も出来ないしそのまま使いました。

でも製作に当たって色々画像を集めたんですが、標準とは違うホイールの個体もあったし、これから作る人は足元ドレスアップ仕様も検討してみたらいいんじゃないでしょうか?

それ以外に関しては、ほぼ不満のないキットでした。もうちょっとモールドがシャープだと良かったですけど、素材がABSとのことなので、限界もあるのでしょうか。

何にしても数百円で買えるキットでこれだけ楽しめたというのは驚異ですよね。ちなみに私の購入価格は300円でしたw

あと作ってて気づいたんですが、これってモーター入れるスペースがあったり、ヘッドライトにバルブ仕込めそうになってたり、色々展開できそうな素材でもありますよ。どうゆう経緯で開発されたのか、興味深いですね。

 

では、完成画像。手抜きして部屋でコンパクトカメラで適当に撮ってます。画質の悪さはご容赦願います。

   

   

 

童友社のキットはあとGT500とGT40も控えてんですが、うっかりしてる間にもう11月も半ばじゃないですか…。童友社制覇は先に延ばして、年末恒例、祭りアイテムに取り掛かりますか。

その前に、気になってるのが昨年の祭りアイテムの作りかけ…

今年のアイテム発表と、昨年の作りかけの顛末については、次回書きたいと思います…

 

 


メッシュ・ミラー・ライト などなど

2010-11-02 | Gallardo & REVENTON
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今日は画像と簡単な説明だけ。ブログ放置しとくと画像ばっかり溜まってしまう…。





メッシュはキットのプラパーツからカタチを取って、黒塗りしてプラパーツ同様に貼り付けてます。
ただ、プラほど厚みがないので、その分奥深くなってしまいますね。単純な平面のメッシュなので、ガヤルドよりは遥かに簡単でした。
ガヤルドでは、メッシュの奥からホイールハウスの隙間が見えてしまうので、中を暗くするのが大変でしたが、このキットではちゃんと光が漏れないように前後とも中にフェンスが設置されてて、奥が見えるメッシュに置き換えても中は暗くなってます。
置き換えを念頭に置いて設計されてるのか?



ブレーキディスクは、付属のエッチングは貼らずにあえてプラパーツのまま使ってます。墨入れしてみましたが、モールドが浅くてうまく挿せませんね…。でも、これでもじゅうぷんだと思います。
むしろ、メッシュをエッチングで用意して欲しかった。上にも書いたけど、置き換えを前提にするんなら効果大なのはむしろメッシュでしょう…。

ブレーキキャリパーですが、実際は「Lamborghini」のロゴが入りますが、デカールがないので、適当な小さい文字を貼っておきました。ちなみに前輪はヒューレット社製、後輪はパッカード社製ということになってます。そんなブレーキメーカー知らない?まあ、いいじゃないですか…。
ブレンボのロゴならジャンクのデカールあったけど、どうせ良く見えないし、無理に使わなくてもいいかなと思って。



室内ミラーはキットの指示のルーフではなく、フロントガラス部分に接着。ミラー面は洋白磨きだしです。



ドアミラーにも同様に磨きだした洋白板を埋め込み。通常の43製作で必要な作業は、結局みんな盛り込みます。
ミラーのボディーはボディーカラーで塗ってます。これも実車だとないかな。
このミラー、接着剤なしでボディーに取り付けられるようしっかり差し込めるようになってるんですけど組み立て後だとなぜかうまくはまりません。結局差し込み部分をかなり削り込んで、瞬着で付けました。



フロントのヘッドライトは、メッキパーツの丸い部分を薄く削りこんで貼ってあります。ウインカーやスモールはLEDのようなので、適当に銀色を筆塗りしておきました。
これも接着剤なしでも付けられるヘッドライトカバーですが、ボディーとの接合部分、白く光ってかっこ悪い。
やはり接着剤を隙間に充填すべきか、迷ってます。


テールライトですが、実車はこんな感じ。



キットにはここまでのモールドはないので、せめてそれらしく…
ってことで、



LEDは適当なデカール、あとは筆塗り。
苦労しても報われない…orz
こうゆうとこも、デカール用意して欲しいよね。それだけでもかなり完成度上げられると思います。
このあと、透明カバーを取り付けないといけないですが、ディティールはほとんど見えなくなってしまいます。
まあ、この出来だったら見えなくなってくれてありがたいかも?




車高は、前輪が2mmほど、後輪は1mmほど落としてやらないとダメです。タイヤが小さいので、ホイールハウス内部がスカスカになるし、バランスも悪いです。
車軸がぐらつかないように、プラ用エポキシパテを車軸下に詰めてます。
さらにエポキシ接着剤でアップライトごと固定してます。

車体中央のパテは、金属用エポキシです。ナットを固定するためと重さを稼ぐためにたっぷり盛ってあります。
金属用エポキシパテはプラ用より硬く固まるので良いです。重量も結構あるように思います。
プラキットはある程度重くしてやると、何となく存在感が増すような気分になります。あくまでも気分なのは分かってますけどねw